斎藤環のレビュー一覧

  • 「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか―

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    「人薬」の偉大さに深くうなずく。対面エネルギーに勝るものはない。「どう考えるか」「どうするか」が、具体的で良い。

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    2013年01月14日
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

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     読んだ後に率直に感じた感想は「重い」であった。またこのような母娘関係がどのような家庭にもレベルは違うにせよ存在すること、決して他人ごとでないこと、そしてこれらの問題の根深は深いこと、これらにため息をついた。またこの本が述べていることはあくまでも様々な情報から判断した著者の主観であり、一般論の断片であること。この本に書かれていることが絶対ではないことを忘れてはいけないと、自戒した。今回の本は母親と娘の関係性のバランスの難しさについて書かれていた。この本のメッセージは明確であり、首尾一貫している。それは「母親殺しは不可能であり、娘と母の関係は一生続く」というものだ
     まず書かれていたのは、母親と

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    2012年06月23日
  • ひきこもりはなぜ「治る」のか? ―精神分析的アプローチ―

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    ネタバレ

    理論の裏付けがありながら、温かい心を持って治療に当たっている方なのだなぁと感じた。
    一般の方向けの本、ということだけあって、とっても読みやすく、面白い。
    ひきこもりのゴールは、心が自由になること。
    自発性を大切にする。自分でやりたいと思うことは、なんでもやってみてもらう。
    悩むぐらいなら現状維持を勧める。
    などなど、共感できる言葉がたくさん見つかった。
    治療にあたる者は、心を複雑にしておくこと、そうすることで、一種の慎重さが生まれ、アイディアが生まれる土壌となる、とも。形がなく、外からは見えない「心」を決め付けないために、必要なことなんだね。

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    2013年03月29日
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

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    ネタバレ

    読んでいる時はgkbrのしどおしでした。

    色々な作品(小説、漫画など)の中の母と娘について書かれているので、理解しやすいです。

    結局は世代間の連鎖なんですねぇ。
    (と軽くまとめてみましたw

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    2014年04月09日
  • 社会的ひきこもり

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    読みやすくてわかりやすい本です。
    内容がこんなに素晴らしいのに安価で、コンパクト。

    社会的ひきこもりの本を探している専門家も、一度は目を通しておくべき良本だと思います。

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    2011年09月24日
  • 関係する女 所有する男

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    男について女について間違った考え方をしていたことに気付かされた
    また、ジェンダーのベースとなるであろうことをたたきこまされた一冊

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    2011年08月23日
  • 心理学化する社会 癒したいのは「トラウマ」か「脳」か

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    心理学ブームという社会の枠組みに気づかず、私はいつの間にか心理学を学んでいたのかもしれない。何事も現代の枠組みから逸脱して自分は選択できないのかも、と考えさせられた一冊。すべてを心の問題としがちなのもいかがなものか。

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    2010年11月24日
  • 関係する女 所有する男

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    よくある「男と女、こんなに違う!」系の本かと思ったら全く違いました。むしろそういった本を眉に唾をつけて眺めてしまう人たちにオススメ。そういった本を鵜呑みにしてしまう人も、是非これを読んでみてください。

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    2010年04月24日
  • 関係する女 所有する男

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    引用だけ読んでもらうと、嫌悪感を持つ人もいるかもしれない。
    でもそんな人にこそ、性やジェンダーや家庭やらを考えるのにとても役立つ本だと思います。

    女性と男性の異なる点、そもそも違いは本当にあるのか。なぜそう言われるのか。
    人としての目的についても考えているような気がします。「自分の役割・立場が欲しい」「キャラクター作り」
    自分のことを知り、安定が欲しいということは人の目的の一つだと思いました。

    まとまりのないレビューで申し訳ないです。
    いろいろな人に読んでほしい本です。

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    2010年04月24日
  • 心理学化する社会 癒したいのは「トラウマ」か「脳」か

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    私の考えにぴったり合った本があった! と思った。
    これから自分の考えとして洗練させていこう。

    100222

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    2010年02月23日
  • 社会的ひきこもり

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    著者はひきこもりの専門医である。引きこもりとはという定義から始まり、引きこもりは病気といえるか、など語られていく。まず、引きこもり=無気力ではない、ということ。これは一般に誤解されがちなことで、私も本書を読むまではそう思いこんでいた。最後の引きこもりからの脱出過程でインターネットが役だっている箇所が興味深かった。最近では30代以降の引きこもりが増加する傾向にあり、これは就職難から来る理由も考えられる。いずれにせよ、他人に寄生して いるわけだから、両親が年老いていくと引きこもりにも、何らかの将来設計を立てねばならなくなる。この点に現時点では対応が難しいようだ。

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    2023年02月23日
  • 思春期ポストモダン 成熟はいかにして可能か

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    著者の斉藤環氏は、ラカン派精神分析学者である。私は以前同精神分析学者である樫村愛子氏の「ネオリベラリズムの精神分析」を読んでいたが、それとは全く違い、私たちにわかりやすいように「若者」について論じている。ただ単に「若者」を論じているわけではない。斉藤氏は「最近の若者は...」と若者論を上から目線で非難して安住する大人にも、問題があるという。つまり、「若者」とレッテルを貼り付けて安住するような善悪二元論的な構図では何も解決にはならないのだ。オウムとマスコミ=大衆の時もそうだったように、何らかの関わりを若者と持とうとしない限り、解決策は見えない。本書は、若者の問題として挙げられる「ひきこもり」「不

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    2009年10月04日
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

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    母による意識的無意識的な娘に対する支配を、精神分析の手法によって明らかにした本。
    何気に、初斎藤環。

    本当に読んでよかったと思った。
    ここ数年、社会科学に傾倒していたのは自分の内面から逃げていた部分もあったのかなぁと思った。

    また、やっぱり自分は男性と同じように働くことは不可能なんだなぁ、と
    今までなかなか放棄することのできなかった可能性から、やっと解かれた気がする。

    最期に、女性として生まれてきたことを心の底から後悔した。
    そして、これからはそういうことにきちんと向き合っていく必要性があることを痛感した。
     

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    2009年10月07日
  • ひきこもりはなぜ「治る」のか? ―精神分析的アプローチ―

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    斎藤環のひきこもりの定義はどれくらい普遍性があるのかわからない。
    「社会参加をしない状態で精神障害が第一の原因ではない」というのは異論があるだろうし、「家族以外の対人関係が無ければどんなに毎日外出していてもひきこもり」というのは一般的なイメージと違うように思う。
    ひきこもりが自信を欠いているのは業績がないからではなくて、子供の頃から親に誉められた経験が少ないからではないのか。
    言葉は意味の代理物であり、意味の方が言葉より豊かであるように思う。
    言葉を語らなくても人間は人間であるように思う。
    「人間は言葉を語る存在である」という所から人間存在に他の生物と違う特権的地位を与えようとする意

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    2009年10月04日
  • 激論! ひきこもり

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    ひきこもりをライフワークにするふたりの討論。
    誰にでも使える方法を作り出そうとする斉藤環と、今目の前にいる相手を見ている工藤定次。
    どっちにも信念があって、建設的な方向に行こうとしている。
    こういう議論ならいつでも見たい。
    ふたりとも男ひきこもり(長男多し)しか考えてないのはちと不満。

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    2011年12月20日
  • 社会的ひきこもり

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    初めてこの本を読んだころは今ほどひきこもりがメジャーじゃなくて、不登校が増えているという統計は知っていても、その数字達がどんな生活をしているかなんて知る由もなかった。
    これを読んで、初めて自分だけじゃなかったんだと思えた。
    怖くてなかなか再読できないけれど、書いてくれたことに感謝している。

    てことで贔屓目の★5

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    2012年08月23日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    文化は、人の欲望、価値観を規定する。
    フロイトが言った文化の発展を促せば戦争の終焉へと歩み出すことができるは、まさにその通りだと思う。
    これからの人間の攻撃性は、内へ向かっていく。それは外的な戦争ではなく、バーチャルな戦争、デジタルなものへの攻撃性となっていく気がする。人口の減少も、それに拍車をかける。

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    2025年05月30日
  • 関係する女 所有する男

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    私は男です。所有する男については、よくわかった。不倫とかも男は人に話したくなると思う、所有した喜びは人から賞賛されて見出せる。一方、頭が硬いのか、関係する女については、捉えることができなかった。女も何らかの尺度で男を選別していると私は思っていて、それを関係のほうから説明すれば、どうなるかが知りたい。

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    2025年05月27日
  • 心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

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    やっぱり斎藤環の視点は結構腑に落ちる。
    さらに対談形式!!

    與那覇さんの視点も盛り込めて対談は色々と興味深いと思う。
    與那覇さんの本も今後読みたいと思った。

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    2025年05月05日
  • 猫社会学、はじめます ――どうして猫は私たちにとって特別な存在となったのか?

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    猫と人間の関係を社会学の観点から理論的・実証的に研究する「猫社会学」のスタートアップとして、5つの論考と1つの特別対談を収録。具体的には、猫の可愛さの理由、猫カフェでの猫たちと客・客同士の関係性、猫島に人が訪れる理由、漫画に登場する猫、猫と人が作り出す相互行為秩序といったテーマが取り上げられている。
    猫と人との関係を様々な社会学的な理論や手法で分析・考察していて、なかなか興味深い内容だった。特に、猫の可愛さ・魅力を質的統合法により抽出する「第1章 猫はなぜ可愛いのか?」、「サザエさん」全話の読込みにより「猫の家族化」の変遷の分析する「第4章 猫から見た「サザエさん」―猫が「家族」の一員になった

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    2025年03月21日