斎藤環のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2012年の書籍の文庫化。書籍の中で芸能方面に触れることが多いのでギリギリのタイミングでの文庫化かな。DJ OZUMAとか、懐かしいと思ってしまう。
個人的には嫌悪と憧れ、愛憎半ばするヤンキーという人種とその文化圏に対する興味から読んだ。日本ではヤンキー的な要素が無いものは売れないっていうのが本当に、なんなんだろうなー……って疎外感を感じるほどだったんだけど、この本を読むと昔からの日本人もそうみたいだからもうしょうがないんだなーと。祭で踊りの輪に入れない人間のひがみである。今は各地で盛んなYOSAKOIなんか完璧にヤンキー文化。ハレの日の彼らはいつだってとても楽しそうだ。
白洲次郎も坂本龍 -
Posted by ブクログ
不登校やひきこもりといった、思春期を中心に若者に広がる心の病理の原因を、個人の心理か周囲の環境のどちらか一方に求めるのではなく、それらの「関係」のなかで生じる出来事としてとらえようとする著者の立場が示されている本です。
著者は、こうした立場から、現代という時代においてどのような病理が生まれているのかを考察しています。とくに、個人の性質や能力に病理の原因を求める「心理主義」を批判しながら、そのような「心理主義」が求められる社会と、それに(過剰に)適応しようとすることで「病理」に陥っていく個人のありように迫っている箇所は、興味深く読みました。
ただ、著者のスタンスが示されているだけで、やや具体 -
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結果オーライ 人の多様性に近づける学問 不自由さを通じて人の多様性を肯定 読字障害トムクルーズ ラーニングディスオーダ=LD=学習障害=IQが70未満 アテンションディフェクトハイパラクティビティディスオーダー=注意欠如多動性障害 自閉症、アスペルガー障害=自閉症スペクトラム障害 レインマン ダスティホフマン 直観像 サヴァン症候群 アイデンティティの拡散 モラトリアム猶予期間 社会が成熟化していくと個人はどんどん未成熟化していく モノが満たされると心が貧しくなる 家出文化と同居文化の違い プライドは高いけど自信がない 自信のないひきこもり状態人達は一発逆転の夢を見がち 家族以外の人間関係を持
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精神科医の斎藤環氏と5人の女性達による対談集。
テーマは母と娘。
対談相手の中に角田光代さんがいたので読んでみたくなった。
いやー、色々あるんだなと言うのが正直なところ。
私自身母との関係性は取り立てて問題もないと思うし、自分の子供も息子だけだからこれからも悩むこともない。
それでも母と娘が特別な関係だというのはよく分かる。
良くも悪くもその結びつきの強さだとか。
そうそう、母に対して罪悪感を抱くって感覚は私にもあるなぁ。
自分が母より幸せになってしまったら後ろめたい気分になったり。
いわゆる毒親だったり、母から抑圧や過干渉を受けている人にはこの本、絶対お勧めですね。
あー、私だけじゃない -
Posted by ブクログ
冷静さと情熱,理性と情念,合理と非合理,といった異質な要素の何らかの結合によって生み出された行為への一定の傾向性。エートスを,人間と社会の相互規定性をとらえる戦略概念として最初に用いたのはアリストテレスであり,社会認識の基軸として再びとらえたのがM.ウェーバーである。ウェーバーによれば,この行為性向は次の三つの性質をあわせもつ。(1)ギリシア語の〈習慣(エトス)〉に名称が由来していることからうかがえるように,エートスは,それにふさわしい行為を実践するなかで体得される〈習慣によって形作られた〉行為性向である。
アマルガム (amalgam) 水銀と他の金属との合金の総称。 広義では、混合物 一般 -
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ヤンキーという言葉であらわされるもの。気合という名の「エア資源」、バッドテイスト、そしてポエジーな表現でまたエア資源を消費(?)する。
なんといっても僕らが(誰のだ)海猫沢めろんも対談に名を連ねているし、めろん先生のあとには隈研吾が登場する。めろん先生はヤンキーとオタクのハイブリッドな実体験から生々しい語をする一方で、隈研吾はバッドテイスト建築のことを語り、また丹下健三の「美しいものは機能的である」という言葉からヤンキー思想を、そしてマンションポエムさえ語っている。僕がヤンキー嫌いなわけも再確認し、そして我が中にあるヤンキー成分にゲンナリするのである。