斎藤環のレビュー一覧

  • ヤンキー化する日本

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    対談は與那覇潤、溝口敦、デーブ・スペクターを読んだ。興味深い分析だが、ヤンキーの定義が感覚的で、しっくりしない感もある。小泉政権が用いた「B層」とどう関係するかも興味ある。

    著者は、ヤンキーをバッドセンスな装いや美学と、気合や絆といった理念の下に家族や仲間を大切にするという倫理観が融合した文化と定義する。コミュニケーションが巧みで、キャラが立っている。

    気合を入れれば限界を超えられるという発想は、戦争では「大和魂があれば資源がなくても勝てる」という根性主義につながった。気合で勝てるなら兵站のことなど考える必要がない。インパール作戦では、10万人の歩兵が武器や食料の補給もないまま敵地へと送り

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    2019年01月31日
  • 社会的ひきこもり

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    ○本の概要

    社会的ひきもりという新しい現象について、その原因や実態について解説しつつ、対処法についても紹介。現在の日本の教育システムにも疑問を呈し、今後、社会的ひきこもりを巡ってある医療や教育のあるべき姿についても一考する。


    *社会的ひきこもりの原因は複雑に絡み合っており、シンプルに捉えることが難しい。そこで、「引きこもりシステム」という捉え方を行う。個人、家族、社会という3つの観点から、原因を考え、対処していくことが大事

    *引きこもりの当事者への対処は、非常にアドラー心理学と近いような信条に基づくものである。まずそこに居ることを認めることが大事。引きこもっている現状を否定せず、そこに

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    2018年11月24日
  • フェイクの時代に隠されていること 【分冊版 3 】

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    ネタバレ

     
     フェイクだからといってそれらをすべて否定することは間違いなのではないか。

     問題があれば何でもフェイクという事は簡単だがその問題の当事者にならなければ本当の真実が分からないことも数多くある。

     フェイクという言葉をむやみやたらに使うことができるのはそういった両極の問題を完璧に熟知した人だけだろう。

     したがって我々はそう多くの問題に対して文句を言える立場になり得ない。ただ、誰かがそれに対しての反論をしなければいけないのもまた事実であり、それが有効に作用されることが一番の幸せなのだと常々感じる。

     

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    2018年11月14日
  • フェイクの時代に隠されていること 【分冊版 5 】

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    ネタバレ

     
     フェイクだからといってそれらをすべて否定することは間違いなのではないか。

     問題があれば何でもフェイクという事は簡単だがその問題の当事者にならなければ本当の真実が分からないことも数多くある。

     フェイクという言葉をむやみやたらに使うことができるのはそういった両極の問題を完璧に熟知した人だけだろう。

     したがって我々はそう多くの問題に対して文句を言える立場になり得ない。ただ、誰かがそれに対しての反論をしなければいけないのもまた事実であり、それが有効に作用されることが一番の幸せなのだと常々感じる。

     

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    2018年11月14日
  • フェイクの時代に隠されていること 【分冊版 1 】

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    ネタバレ

     
     フェイクだからといってそれらをすべて否定することは間違いなのではないか。

     問題があれば何でもフェイクという事は簡単だがその問題の当事者にならなければ本当の真実が分からないことも数多くある。

     フェイクという言葉をむやみやたらに使うことができるのはそういった両極の問題を完璧に熟知した人だけだろう。

     したがって我々はそう多くの問題に対して文句を言える立場になり得ない。ただ、誰かがそれに対しての反論をしなければいけないのもまた事実であり、それが有効に作用されることが一番の幸せなのだと常々感じる。

     

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    2018年11月14日
  • フェイクの時代に隠されていること 【分冊版 4 】

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    ネタバレ

     
     フェイクだからといってそれらをすべて否定することは間違いなのではないか。

     問題があれば何でもフェイクという事は簡単だがその問題の当事者にならなければ本当の真実が分からないことも数多くある。

     フェイクという言葉をむやみやたらに使うことができるのはそういった両極の問題を完璧に熟知した人だけだろう。

     したがって我々はそう多くの問題に対して文句を言える立場になり得ない。ただ、誰かがそれに対しての反論をしなければいけないのもまた事実であり、それが有効に作用されることが一番の幸せなのだと常々感じる。

     

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    2018年11月14日
  • フェイクの時代に隠されていること 【分冊版 2 】

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    ネタバレ

     
     フェイクだからといってそれらをすべて否定することは間違いなのではないか。

     問題があれば何でもフェイクという事は簡単だがその問題の当事者にならなければ本当の真実が分からないことも数多くある。

     フェイクという言葉をむやみやたらに使うことができるのはそういった両極の問題を完璧に熟知した人だけだろう。

     したがって我々はそう多くの問題に対して文句を言える立場になり得ない。ただ、誰かがそれに対しての反論をしなければいけないのもまた事実であり、それが有効に作用されることが一番の幸せなのだと常々感じる。

     

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    2018年11月14日
  • 社会的ひきこもり

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    長年臨床の場で「ひきこもり」問題の事例を見つめ、また解決に向かっていた医師が著者。

    1998年が第一版。

    「ひきこもり」の症状などに関する理解が第一部で理論編となっており、第二部では具体的にどう向き合っていくかという実践編という構成になっている。

    最近(2009年)では、あまりひきこもりが社会的問題として取り上げられることは少なくなった様に思う。
    それはそういった事例が減ってきた、ということなのかそれとも単に社会がそう言ったことに興味を失ったのか、はわからない。
    しかし現在ニートと呼ばれる人々の中には、ある程度このひきこもりと置かれている状況が似通っている人もいるだろう。

    この本の中で

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    2018年10月09日
  • 世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析

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    わたしは自分とはあまりにかけ離れた存在としてヤンキーに異常に興味があるので読んだ。が、なんていうかぬるぬるした文章ですね。主張はあるのだけれど、それがポンと上がるかと思えば裏付けがするりと躱されていくような。というか最初から自明の結論が頭の中にあって、一応解説しようという気持ちはあるのだけれど、自明すぎて語りが中断されるような?何にしろ、もちろん平易で読みやすいんだけれども、ぬるぬるとすべっていくような気がしてあまり熱中できなかった。
    そして何より読んでいてキツかったのは、父性/母性と男らしさ/女らしさを使ったくだりです。非常に明快なよくある二項対立のもと、母性には反知性主義のすべてが押し付け

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    2018年09月01日
  • 人間にとって健康とは何か

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    SOC/センス・オブ・コヒーレンス(首尾一貫の感覚)という健康という尺度は、目の前の患者に優先度をつけて切り捨てるある意味の「非情さ」、自分の身体を忙しさから守るために問題にならない範囲で手を抜く「怠惰さ」などが支えてるのも事実。倫理観とは必ずしも相いれない。というのはビックリした。

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    2017年06月12日
  • 人間にとって健康とは何か

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    雑誌『Voice』に「健康は生成する」というタイトルで連載したコラムを加筆修正してまとめた本。
    コラムの、そして本書のタイトルからは「人の健康」についての本だと思ったが、もちろんその部分はあるものの、人が健康を生成する資源となっているSOC(センス・オブ・コヒーレンス:首尾一貫性)とレジリエンスにまつわる文化論や社会論、著名な政治家の病跡学など、要は著者の興味を他の文献からつまみ食いしたような内容。
    人間の健康に関しては、「健康=病気ではない状態」ではなく、放っておくと常に病気・死へと向かおうとする圧に抗しながら、より健康に近づこうとする(生成する)プロセスであるとする観点や、いい意味での鈍感

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    2017年01月29日
  • 心理学化する社会 癒したいのは「トラウマ」か「脳」か

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    ドラマも映画もトラウマ大安売り。ワイドショーも専門家気取りが精神分析。もはや心理学は一種のブームでありエンタメである。トラウマ・AC大いに結構。でも、そうした現象に尾ひれがついて、誤解を受けやすくなっているのもたしか。。人は、不安定な状況も、説明さえできれば安心するし、媒介されることに快楽を覚える。なんでも可視化したい世代なのですかね。PSYCHO-PASSみたいな世界も、社会は(ひとりひとりの個人ではない)少し望んでるのかも。

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    2016年07月19日
  • 人間にとって健康とは何か

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    第5章くらいまでは内容についていけたけど、後半になるにつれわからない部分が出てきた。
    とはいえ、心の健康の尺度について今まで知らなかった概念が概説的に学べて良かったー。

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    2016年06月19日
  • 思春期ポストモダン 成熟はいかにして可能か

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    「若者論」への懐疑から不登校・ひきこもりまで。なんだか情報が古いと思ったら2007年の本だった。著者の本は他に『キャラクター精神分析』を読んでわ、わからない……! となっただけなのだが(知性が足りない)、この『思春期ポストモダン』を読めば著者のスタンスは概ね把握できると思う。と、いうか、著者のスタンスはわかるけど客観的な事象はこの本ではあまりわからない。先に言ったとおり情報も古いし。

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    2016年05月15日
  • ヤンキー化する日本

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    ヤンキーの特徴とはバッドセンス、ツヨクてチャラくて、オラオラ。気合いとアゲアゲのノリ。コミュニケーション力(場を読む力)。

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    2016年03月24日
  • なぜ人類のIQは上がり続けているのか? 人種、性別、老化と知能指数

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    IQテストの結果が過去数十年先進国では一本調子で上がってきている。50年で15ポイントくらい上がってきている。
    知能テストが知性をあらゆる側面から測れるものではないが、現代社会ではより抽象的なものを分析的に扱うようになり、それがテストの点数に反映されていると考えられる。また人種や性別で結果が違うが、それらは環境や統計的操作で説明がつく。とにかく統計的処理の話が多い。

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    2016年01月13日
  • なぜ人類のIQは上がり続けているのか? 人種、性別、老化と知能指数

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    フリン効果が生じる理由。思考習慣の変化、すなわち、分類、論理的抽象概念、仮定の使用。教育とマスメディアの功績。感覚的に納得できるこれらの結論のため、本書はほとんどの内容を研究事例の定量的検討に費やすので、本文は専門家でもない限り少し退屈。

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    2016年01月12日
  • ヤンキー化する日本

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    ヤンキー文化の特徴は、バッドセンス、キャラとコミュニケーション、アゲアゲのノリと気合い、リアリズムとロマンティシズム、角栄的リアリズム、ポエムな美意識と女性性。対談相手は、村上隆、溝口敦、デーブ・スペクター、與那覇潤、海猫沢めろん、隅研吾。

    ヤンキーの定義をそのようにされると、日本の昔からの文化の片鱗に普通に見られること、になってしまう。今、新たなヤンキー現象、ではなく。

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    2016年05月07日
  • おたく神経サナトリウム

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     精神科医とオタク違った存在にあり互いをどう評価しあい話が進むのか。

     単なる駿オタクかよ。ある意味精神科というジャンルであれば強いだろうな。雑誌掲載時のいいとこどりであるわけでこの本から入るのはちときつい。

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    2016年01月07日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    精神学てきには男性は身体を持っていないというのは驚き。女性の母と娘の関係は、女性は身体を持っているので、身体性を通じて支配・被支配が起こるという視点。

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    2015年10月18日