友井羊のレビュー一覧

  • 魔法使いの願いごと

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    ネタバレ

    これまでに刊行された友井羊氏のミステリ作品を大変気に入っていたので、まさかファンタジーで来るとはと驚き(買う前に何度も著者名を確認してしまったほど)。実は私、最近ファンタジーや寓意的な話が苦手でして、楽しめるかどうか不安でした。

    結果から言えば、本作は比較的興味深く、また楽しく(ときに切ない気分にはなりますが)読み終えることができました。

    美しいものしか見えないヒカリを前に、彼女の瞳に映らなくて自分たちの外見的な醜さを露呈することを恐れる周囲の人たち。ヒトの外見はそのような人間の醜い部分を象徴しているのかな?

    ヒカリが再び視力を失ってしまったのは、玲一郎の本性を知って人間どころか世界に不

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    2017年09月23日
  • 向日葵ちゃん追跡する(新潮文庫nex)

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    話の展開は読めてしまったけれど、
    主人公の設定が面白くて好きでした。

    「ほろ苦青春ミステリー」とありました。
    青春ものが苦手な私ですが、ミステリーがメインだったので
    そこまで嫌悪せずに読めたかなーと思いました。

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    2016年10月08日
  • 僕はお父さんを訴えます

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    読んでいる途中で、こういうことなんだなと先を予想できたが、展開が良かった。
    ぐいぐい引っ張られて、読み終わった後しばらくぼーっとしてしまい、涙が止まらなかった。
    生きていく上で勉強って大切なものだとよく言う。
    この作品を読んで、ものを知っておくって大切なことだと改めて思った。
    もちろん、この作品が勉強って大事だよと書いているわけではない。でも、知っているということが自分を守るのだということが結構あるのだということを再確認した。

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    2016年03月06日
  • 僕はお父さんを訴えます

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    第10回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作。
    愛犬リクを殺された中学生男子の光一くんが、実の父親を訴えるお話。
    虐待の連鎖のお話。
    主人公にとっては最善の結末なんだろうけど、決してハッピーエンドではないよな。
    とは言え、切ないけど、暖かいラストで良かった。
    それにしても…何故に実父はあんな風になってしまったの?って事には触れてなかったのが、ちと残念。
    ま、そこまで描くと、長くなっちゃうか。

    サクサクと読めて面白かった。

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    2014年11月21日
  • 僕はお父さんを訴えます

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    愛犬のリクが死んだ。
    どんどん冷たくなってゆく血だらけの体を抱えて動物病院へ走った。
    医師は人間による傷だと行った。
    僕は訴訟の準備を始めた。
    厳格な父を相手取って。罪状は器物損壊罪。

    とまぁ、こんな出だしです。
    主人公の「ぼく」視点で描かれる未成年者の訴訟手続き。
    内容ももちろん大事なのですが、訴訟を起こす場合のハウツー本でもあると言えます。

    こういう過剰に厳格な父親の元育っていないので、すべてが父親中心であるような向井家(母はすでに他界)の心情ははかれませんが、
    めんどくさがりながらも協力してくれる継母の真季さん(すでに離婚係争中)がなかなか魅力的でした。

    素直な気持ちで読むことをオ

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    2013年10月14日
  • 僕はお父さんを訴えます

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    表紙で、ドタバタ法律コメディだと思っていましたが違いました。重いテーマを実に上手くミステリに落とし込んでいると思います。

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    2013年08月24日
  • 僕はお父さんを訴えます

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    第10回「このミステリーが凄い!」大賞受賞作.愛犬リクが何者かに殺された.父に疑念をもった中学1年の光一は,父親を訴えることを決意する.裁判を通し明らかになる光一の心の闇と傷.そして驚くべき真実にたどり着く.最後まで一気読みでした.光一の気持ちを考えると,胸が苦しくなります.あとはネタバレになりそうなので,ぜひ手に取ってみてください(*^^*)

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    2013年04月14日
  • 僕はお父さんを訴えます

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    読みやすさと読み応えで、アッという間に読み終えられました。
    表紙とか題名から、なんとなく「ライトノベル系かな?」と勝手に予想していたので(いわゆるライトノベルというのは、ほとんど読んだことがないんですがw)、最初の文体からも、もっと軽い話なのかと思っていたら、コメディではなく、意外なほどに重い話でした。
    ただし、文体も表現も読みやすいのでサクサク進めます。終盤での意外な展開は、なんとなくは想像がついていても、読み応えを感じて軽い感動を覚えw  ^^  良かったです。エピローグ、ちょっと長くないか?とは思いましたがw

    とはいえ、巻末の解説は余計だな~、と感じなくもないです。解説者は “「このミ

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    2013年03月29日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

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    伊予は、仕事の無理が生じて会社の上司に話をする。上司が理解を示し3ヶ月休むこととなった。自宅を出て鎌倉(今はいない)の祖母の家で暮らす。メンタリークリニックの医師にかかり、順調に生活もでき、まずまずの休みを乗り切ることが出来た、鎌倉にいてもスープや雫のスープで心と体を癒すこともでき、またキッチンカーのシェフとも交流が出来,少しずついろんな人と話をする機会が増える。祖母の家の片付けをし、ワインが出て事件が起こり、それも丸く収まりいよいよ仕事復帰の時が来る。このたびは鎌倉で休養する事が多く、周りの人たちもあまり無理をしないように頑張って欲しいと思った。

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    2026年03月22日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    日常ミステリー。
    何よりもスープが美味しそう❗️
    謎解きは、わかりやすいから展開も読めるけど、食事を大切にしたい私にはとても温まる良い話ばかりでした。

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    2026年03月21日
  • 100年のレシピ

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    いつもやっつけ仕事で夕飯をつくっているが、この小説で料理の楽しさを思い出す。ほのぼのする若いカップルも可愛いくて、楽しく読めた。

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    2026年03月18日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

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    ネタバレ

    【収録作品】
    第一話 ハンカチを渡す
    第二話 消失シークワーサー
    第三話 キッチンカーの死角
    第四話 幻のワインは露と消える

    第一話 ハンカチを落とした少女が消えた謎。
    第二話 シークヮーサーが消えた謎。
    第三話 SDカードの隠し場所。
    第四話 いわくつきの幻のワイン。祖母の罪とは。

    今回は伊予の話。
    ミステリ部分は軽く、祖母をめぐる話が重い。
    食を仕事にする人の責任と矜持、それを揺るがす誘惑。第四話は八神醸造所の夫婦の息子に対する話し方が禍根を残しそうでもやっとする。

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    2026年03月08日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    間違ってvol3から借りちゃいました(*^-^*)

    他の食べ物やさん系の物語とか
    食べ物屋さん+恋のお話しとか
    もっと素敵な作品を知っているので、ちょっと物足りないかな。

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    2026年03月03日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    標野凪さん
     物語の結末を濁されるタイプの話は苦手なので、最後もやっと感が残る話だった。駅で待つ以外に彼と会う方法はあるはずだし、こんなにもモヤモヤする関係ってありえない。彼も特に魅力がないのに自分勝手な感じの人だと思った。

    冬森灯さん
     闇営業のような飲食店って実際あるのかなぁ?おもしろい設定だったけど、わたしの地域では新聞屋さんにそんな場所があることが想像できない、、、新聞取ってる人も少なくなったし、コンビニと新聞屋さんと往年の歌手がつながる摩訶不思議な話だった。

    友井羊さん
     すごくおもしろかった。ラーメンの説明が的確!歩いてラーメン屋さんに行く間にいろいろなラーメン屋さんが現れて目

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    2026年03月06日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    標野 凪
    「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」
    ちょっと感情移入出来なさすぎたせいか、不完全燃焼でした。これは短編だからなのかな。もうちょっと他の角度からもストーリーが進むのを見たかった。

    冬森 灯「ひめくり小鍋」
    すごく好き。食べ物の描写も、おいしそうでした。この店連れてってほしい。新聞社探してしまいそう。

    友井 羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」
    ささっと読める。
    二人とも良い子に育ってる(親目線)

    八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」
    訳アリのワケアッテ?
    すき。天かすのおにぎり、美味しそうすぎる。
    レシピ知りたい。たぶん検索したら山ほどヒットするんだろうけど、こ

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    2026年02月27日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    抱えるものは人それぞれ。だからこそ、痛みの重さもそれぞれ違う。そのことを忘れてはいけないと思わせてくれた作品。

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    2026年02月25日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    淡々と続く生活の中には不可思議なことが多い。だからこそ、謎になるのであって、気になるのであろうと思えた作品。

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    2026年02月25日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    美味しいスープ屋さんのコック浅野さんは、わりといろんな問題を話を聞いただけで解決してしまう凄腕探偵さんである。主人公の理恵さんは浅野さんに好意を抱く客。

    はっきり言うとこのコミュニティはとても気持ち悪い。自分のプライベートな出来事が簡単にコミュニティ内に広がる世界で、どこの因習村のど田舎なんだよ、と心の中でいつもつっこんでるし、店のスタッフに好意のある客が店に入り浸ってくるというのはマジで悪夢だ。そもそも児童相談所職員、守秘義務あるに決まってるのにツルツル他人に喋るな。家族も同様だ!そもそもどこの骨とも知らんNPOにだって守秘義務あるだろ??子供食堂だか何だか知らんが。ないのか?世の中そんな

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    2026年02月23日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    ネタバレ

    スープしずく屋シリーズ第九弾。

    無くなったダイヤモンドの話と
    ビル掃除のバイトの話はなんとなく謎が判った、
    というか先が読めた。

    エスニック料理教室のフリーペーパーの配布と、
    料理教室に講師の夫のカードケースが忽然と現れた謎は、
    全然わからなかった。

    最後の禁酒運転の話は、
    アルコールと摂取すると毒になるキノコを知らなかったので、
    面白かった。

    というか、麻野と理恵は晴れて付き合うことになったはずなのに、
    全然話が進んでないのですが?

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    2026年02月21日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

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    キッチンカーのネタを思い浮いて書きたくなったのかな、と邪推してしまう展開。鎌倉という土地の魅力も。
    スープを家でも堪能できるのは羨ましい。

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    2026年02月20日