友井羊のレビュー一覧

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    美味しいスープを飲んだ時みたいなほっこり幸せな気持ちになる小説でした。
    謎解きはどれも良い方向に進むので安心するし、ご飯の描写も丁寧で美味しそうでした。
    しずくのスープ飲みたい!

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    2024年11月24日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    「謎解き」「ごはん」・・またしても“私ホイホイ”なタイトルに誘われて、つい手を出してしまった本書。

    店主の手作りスープが自慢の、スープ屋〈しずく〉を巡る、日常系ミステリ連作五話が収録されております。

    職場で起きたポーチ紛失事件(?)と対人関係で悩みを抱える理恵は、出勤途中で偶然早朝営業しているスープ屋〈しずく〉を見つけます。
    そこで出されたスープの味に癒され、通い始めますが、店主の麻野に悩みを抱えていることを見抜かれて・・(第一話「嘘つきなボン・ファム」)

    身体と心に染みわたるような、スープの描写が堪りません!
    スープって素材の旨味は勿論、栄養も凝縮されているので、本書で出てくるスープの

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    2024年11月07日
  • 無実の君が裁かれる理由

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    冤罪にまつわるストーリー

    牟田さんがストーカーの冤罪をかけられるところから、登場人物達の過去の冤罪まで解き明かされる

    良くも悪くも綺麗に終わる感じで
    後半何故かちょっぴり目が滑ってしまい
    なんとなーくで読み切ってしまった
    勿体無い

    いつか再読…するかなどうかな

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    2024年10月22日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    一話完結で読みやすい。文章などは、ところどころ気になる点がある
    露ちゃんの存在が都合良すぎる気がする。異能っぽくするか現実に寄せるかはっきりさせたほうがわたしは好き。 過去編はあまりしっくり来なかった

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    2024年10月12日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    重い作品読むは前の休息の感じでサクッと読めました!
    今まで読んでなかった作家さんの作品も読むことができ、ほっこりしたい気持ちの時には良さそうです!

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    2024年08月23日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    スープの描写でよだれが…
    わたしはミステリー初心者なので読みやすかったけど、ミステリー好きは物足りないかもしれない。

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    2024年08月23日
  • 100年のレシピ

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    高名な料理研究家・大河弘子が出遭う様々な人々、料理、そして事件。少しずつ時代を遡りながら、大河弘子がなぜ料理研究家となったのか、何故彼女は食べ物の異物混入やお酒のトラブルを嫌うのかを明らかにしていく。

    大河弘子が押しつけがましくなく、でも芯が強くて如何にもな探偵キャラなのだが、そんな彼女も遡れば間違いもあったし奔走もあった。
    また料理学校の全国展開では痛い目にもあったらしい。
    少しホッとする。

    大河弘子がなぜ料理研究家になったのか、なぜそこは語られて来なかったのか。
    その原点たる最終話1947年の話と、第一話の主人公・理央の『私の両親なんて、先生のお料理が縁で親しくなったんですよ』という言

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    2024年08月17日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    スープ屋さんならではの、あたたかミステリー。

    外は連日猛暑だが、あたたかで栄養たっぷりのスープが飲みたくなる。
    職場近くにポトフ屋さんがあり、心身の栄養補給のために度々訪れていたが、この夏の職場移転により通えなくなってしまった。あぁ残念。

    暑さによる食欲不振と、調理したくない問題のため、しずくが近所に欲しい。

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    2024年08月04日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」に
    まつわる人間ドラマを描く。冬森灯「ひめくり小鍋」、
    友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」など
    全6篇を収録。

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    2025年08月22日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    スープ屋に来る人々の人生模様を描く。

    人生に疲れた人のために朝から営業するスープ屋。

    それにしても店長はコナンくんかよ!ちょっと客に立ち入りすぎ?店長の生い立ちと謎が最後に明らかになる。

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    2024年07月30日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    ネタバレ 購入済み

    食べて話して元気になる

    ちょっとファンタジーもあって、少し予想とは違う内容でした。
    でも、どの物語も「人は食べて、話すことで元気になる」と思わせてくれました。

    #共感する

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    2024年07月27日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ネタバレ

    『ビブリオバトルの波乱』
    事件自体はそんなに魅力的ではなかったんだけど、
    何気なく訪れたはずの喫茶店の店主が探偵役だった。
    恥ずかしながらこの『珈琲店タレーラン』シリーズを知らず、
    恋人の和将が解決してくれるものだとばかり思っていたから
    意外な活躍に面食らったのと、
    『本』『喫茶店』『謎解き』と大好き三要素が詰まっていたことで
    一発でファンになってしまった。
    調べてみたら既に8巻も出ているとのこと。
    すぐ読みたい。

    『緋色の脳細胞』
    この話は以前にも読んだことがある。
    既に感想も書いてあるので今回は省略。

    『知識と薬は使いよう』
    ここまで来てようやく、
    どうやらこの本はシリーズものの一部ら

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    2024年07月16日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    シリーズの最新刊読み終えました。とうとう、理恵が麻野に告白!そして、、、今回の謎解きは、麻野の妻のお話が最後に登場。過去の妻の行動や生き様を推理で明らかに。
    なかなか読み応えがありました。どちらにしてもこのシリーズはライトな読み物なので気楽に疲れず読み進められます。文章の5分の1くらいは、料理の話題?それが楽しいし、朝からスープを食べれるこのお店、職場の近くにあったらなぁといつも感じてしまう。そのシーンだけでも、心温まるのでお勧め。次巻楽しみだ^ ^

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    2024年07月06日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ミステリー初心者で、死の描写が苦手な私にはありがたいテーマの本だった。
    色々な作者がつくる物語を順番に読んでみて、ミステリーと一言で言っても色々な形があるのだと発見があった。
    探偵のように謎を解いていくものから、日常の中の違和感に迫るもの、読者が「騙された!」と思うものまで。
    短編でミステリーとなると構成がすごく難しいと思う。
    正直、え、こんなオチ?とがっかりする話も。。
    個人的には最後の話が1番、キャラクターも立っていて文体も好きだった。短い話の中で余韻を残すのが上手だなと思った。

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    2024年07月04日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    スープ屋しずくのシェフ麻野とは彼の娘、
    彼に想いを寄せる理恵が中心のシリーズもの。
    今回は子供食堂の主催省吾や麻野の実母逢子等が登場する。

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    2024年06月29日
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

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    保健室の眠り姫こと悠姫子さん。主人公は吃音症状に悩む菓奈。それ故、大人しく過ごしていたのに、なぜかキラキラスイーツ男子の真雪と眠り姫と仲良くなる。高校生らしい謎を独特のペースで菓奈が解決。
    菓奈から人間の正直な腹黒さも出ていて、なんか、よかった。

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    2024年06月28日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    相変わらずスープが美味しそうな本だ。

    店主の控えめながら鋭い洞察力も良い感じ。

    ただ、主人公の恋心?というかなんというか…
    は、今時、幼稚園児の方がもっと積極的だよなと、イライラモヤモヤしながら読んだ。

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    2024年06月20日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    彩瀬まるさん、20作目
    アンソロジー「鍵のかかった部屋」の一作
    「神秘の彼女」
    これはミステリーなのかな
    大学寮に現れるきんきら大仏

    決められたトリック
    ー糸を使って外から鍵を閉めた密室ー
    そこから5人の作家が全く違ったミステリーを作ったアンソロジー

    似鳥鶏さんは、あの一〇一教室しか読んでいなかったので、こんなコミカルなモノも書くんだと驚き.大学サークル内のトラブル「このトリックの
    問題点」

    石井羊さんは、初めましてですが、優しい雰囲気のあるミステリーを書くなあと
    あと食べ物を折り込むのかな「大叔母のこと」

    芦沢央さんは、好きな作家さん
    この短編も短い中にしっかりトリックアイテムを仕込

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    2024年06月07日
  • 100年のレシピ

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    ネタバレ

    料理が苦手な大学生、理央。彼に料理を作ったとたん失恋。
    彼を振り向かせようと、高名な料理研究家の大河弘子が設立した「大河料理学校」に通い始める。そこで理央は弘子の曾孫・翔吾と出会い。
    弘子に実家で起きた事件を解決してもらった理央は、100歳の料理研究家、大河弘子の軌跡をたどり始める。

    コロナ禍で外出自粛、学校の対面授業はなくなり、理央の家庭内にも影響が。
    そんな中、真夜中にキッチンから砂糖とお菓子が忽然と消え、翌日、現れる。

    翔吾の父、健吾が料理をふるまった後、乳製品アレルギーの発作で倒れた少女。
    乳製品はいつ混入されたのか。

    編集者の聡子は雑誌の特集で大河弘子のフランス料理を紹介するこ

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    2024年05月23日
  • 100年のレシピ

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    戦前戦後から現代(2020年)までの100年を生きた料理研究家のお話。
    それぞれの時代の社会背景とつくられてきた料理を絡めて描く連作ミステリーでした。
    生涯現役で亡くなる直前まで謎解き。綺麗にまとまった感があります。絵に描いたような幸せなラストでした。

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    2024年05月19日