スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

高校生の菓奈は人前で喋るのが苦手。だって、言葉がうまく言えない「吃音」があるから。そんな菓奈が密かに好意を寄せる真雪は、お菓子作りが得意な究極のスイーツ男子。ある日、真雪が保健室登校を続ける「保健室の眠り姫」こと悠姫子のために作ったチョコが紛失して……。鋭い推理を、つまりながらも懸命に伝える菓奈。次第に彼女は、大切なものを手に入れていく。スイートな連作ミステリー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫
  • タイトルID
    :
    442863
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年06月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お菓子が導く、本格青春科学ミステリー

    吃音の少女・菓奈が、お菓子作りを通じて日常の謎に挑む。
    ラノベみたいな表紙で油断していたけど、中身は本格科学ミステリーだ。例えばお菓子の状態や失敗の原因を、調理実験や科学的見地から解き明かしていく展開はとても読み応えがある。最後に明かされる仕掛けは驚くべきもので、誰もがあっと言わされるだろう。
    また、本作は菓奈の成長物語でもある。吃音で人との関わりを避けていた菓奈が、事件を通じて人間関係を作り、自分の心(良い思いも、悪い思いも)と向き合っていく様子は温かく読める。
    ちなみに、タイトルでは「推理が言えない」となっているけど、作中の菓奈は頑張って推理を口に出してるのでご安心を。
    本作は、いじめ・からかい・不登校といった学校内の問題に、本格的なお菓子作りと謎解きが絶妙に組み合わさった、非常にクオリティの高い作品だと思う。

    0
    2026年07月29日

    Posted by ブクログ

    別の短編集めた本に載ってたのが面白かったので、読んでみたよ。
    面白かったけど、私には製菓に対する知識がなさすぎるな…。そして化学も苦手なのだよ。説明されたら理解はできるのでまあ。
    推理要素とお菓子、おいしくてよいね。推理は難しくなさそうに見えるのだが知識ないのでふんふん聞いてる感じでした。ただ最後の話は絶対これだろ、と思っていたのにまんまと手のひらの上だったのに驚かされた。そして前に戻る羽目になる展開。

    少しずつ、本当に少しずつ、前に向かっていく主人公は応援したくなる。おいしいけれど、それだけではない。一歩を踏み出す勇気を褒めてあげたいお話。

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    吃音の為ひっそりと学生生活を送っていた主人公が、得意の推理でお菓子にまつわる謎を解決しながらかけがえのない友情を築いていく。
    謎解きが明快で、どんどん読み進めたくなった。

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    放課後レシピも読みましたがそれと同じように面白かったです。スイーツを例えたりするのが上手いなとそれと友井さんの本は読みやすいと思います。

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    中学校のときから吃音で悩んで、高校に入っても友達がいなかった菓奈が、ある事件をきっかけにスイーツ男子の真雪と親しくなり、スイーツに関した幾つかの事件を解くことで、友達の輪を広げ、自分でも一歩二歩と踏み出そうとする姿を描く、とても心に響く連作ミステリーだ。(おおっと、長い文になっちまった)主人公の吃音というのを物語の柱に据えていて、単なる面白いミステリーにおわっていないし、イジメや主人公のちょっとえぐい所にも触れていて、いろいろ考えさせられた。最後のおまけの話にも捻りがあってよかった。

    0
    2022年04月20日

    購入済み

    甘くて苦いお菓子な謎解き

    もう、目次を見ただけで早く読みたいって楽しくなる感じ。
    菓奈は吃音という病気を抱えているけど誰かのために真っすぐがんばる子。
    気づきと推理力がすごい。
    読んでいると登場するお菓子を食べたくなっちゃうから困る。
    真雪と悠姫子の関係にはびっくりです。

    #胸キュン #ほのぼの #癒やされる

    0
    2022年01月12日

    Posted by ブクログ

    8つのスイーツを巡る日常の謎を解き明かし、一歩ずつ成長していく吃音症の名探偵、沢村菓奈。

    スイーツの様な読後感と言うとありきたりだけど…優しく甘く、時にほろ苦く、次の一口が楽しみになる様な素敵な物語でした

    0
    2020年03月28日

    Posted by ブクログ

    吃音の女の子が探偵役の、お菓子に関する日常ミステリ
    読書会で紹介するために再読

    お菓子作りの失敗の謎を探るんだけど、その理由には大抵の場合は人の悪意によるものだったりする
    なのに、決して悪い気分になるわけでもない
    その辺は探偵役の菓奈が断罪する事に葛藤を抱えているからかね
    リスクを負わずに好き勝手に推理を披露してドヤ顔する輩よりははるかに好感が持てる


    あと、料理は科学というのがよくわかる
    なぜ膨らむのか、固まるのか、色がつくのかというのは科学的な理由があって
    似たようなもので代用できたりできなかったり、ほんの少しの違いで結果が全く変わってしまう
    おおざっぱでも何とかなる総菜と違って、特に製菓はそれが顕著
    「僅かでも違えれば……、死!ぞ!」というレシピはあるからなぁ
    ま、初心者向けの失敗しにくいものもあるっちゃぁあるんだけどね、やはり敷居は高いよね

    そして、お菓子狂の真雪くん
    女の子の手作りお菓子に「これは食べられないよ」と事細かにダメ出ししたうえで、「今度おいしいフォンダンショコラを……」という様は一体何しんぼの何岡だお前は(笑)
    でもまぁ単なるお菓子狂でもなく、菓奈にも悠姫子にも気遣いのできるいいこなんだけどね

    悠姫子さんはな~
    美人で高飛車なお姫様だけど、実は照れてるのを誤魔化しているだけって、どのラノベのツンデレヒロインだよ
    それでいて、保健室登校になった理由もやはり彼女の繊細な精神によるものというのもよい



    今回は再読のため、例の仕掛けというか、特定の人物の発言に注意して読み進めたわけだけれども
    違和感なく条件を満たしていてすごい
    やはり、作家さんって言葉を操る魔術師のようだと思った


    吃音のイメージと言えば、「裸の大将」の山下清とか、月9ドラマの「ラヴソング」なんだけど
    世間の認識としてはどうなんだろうね
    焦ってそうなっているわけではないというのは、知識としては知っているけど、どうしても「落ち着いて」と声をかけてしまいたくなるわなぁ
    作中で、教師ですらそんな対応をしてまったく理解されていないというシーンがある
    ってか、教師なんて元々そんなもんだと僕は割り切ってはいるけど、理解されにくいマイノリティな特徴を持つ人にとっては期待してしまいますよねぇ
    ましてや世間の人たちの理解なんてねぇ

    0
    2020年02月17日

    Posted by ブクログ

    友井羊さんは好きな作家だったので、
    よく中身を確かめずに購入。

    読み始めてしばらくは、
    「これは女子どもが読むスイーツな本でねぇか!!
     表紙見て気づけよ、自分!!」
    と思いながら読んでおりましたが...(^ ^;

    これが中々どうして、
    尻上がりにミステリ色が深まっていく。
    さらにいじめだの、保健室登校だのと言った、
    今日的な「学校の問題」も絡まってきて(^ ^;

    さらにメインキャラの意外な事実が明かされ(^ ^;
    「いや、まさか、そんなはずは」と、思わず
    何十ページも遡って確かめたくなったり(^ ^;

    頭から読み進めて、少しでも「あれ?」と思うことは
    すべてが伏線となり、最後にきちんと回収され...

    何だこの「周到さ」は(^ ^;
    スイーツな(笑)衣に身を隠していても、
    やはり侮れん、友井 羊(^ ^;

    0
    2017年06月28日

    Posted by ブクログ

    タイトルからのイメージ通りの印象と、ベースにあるちょっと深いものの印象が心に残りました。
    様々なスイーツが登場して、その作り方が化学的解説で面白いのと、そこから謎解きしてしまう主人公の菓奈の推理。
    でもミステリーというよりは、菓奈を取り巻く群像劇かな。吃音で人と話すのに一歩引いてしまう華奈が、スイーツの謎解きを通して、少しずつ友だちと心を通わせていく、その自分の変化に自分でも驚いて、そして嬉しくなる。そんな移り変わりが、7つの連作短編に連なっています。吃音への理解も深まりました。ミステリーの他のところもステキな物語でした。

    0
    2026年09月16日

スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫
  • タイトルID
    :
    442863
  • ページ数
    :
    360ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年06月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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