友井羊のレビュー一覧

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    ネタバレ

    麻野と理恵のお付き合いがはじまってからのお話。

    マダムのダイヤの盗難や、ゴミ箱に捨てられていた現金など。
    いつものほのぼのミステリに比べると、犯罪が絡む話もあって、しっかりめのミステリが多かった印象。

    中でも印象深かったのは、お友達夫婦の不倫疑惑の話。
    どこにでもああいう女はいるし、それに応えちゃう男もいるのよね笑

    次作も発売されてるので、早く読みたい。

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    2026年08月10日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

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    10巻の主人公は長谷部伊予。理恵の元同僚で今はしずくの朝の常連仲間だ。一度に沢山の会社の広告業務を担当していたので、やる事はいくらでもあった。ここのところミスが目立つSNSをチェックしていたはずなのに何も頭に残っていない。急に不安が押し寄せてきて鼓動が速くなる。1.ベンチで休んでいると女子高生にパニック発作ですかと声をかけられる。彼女のお父さんと症状が似ているという、専門医に診てもらった方がいいと言われハンカチを借りる。2.休業して鎌倉の祖母の遺品整理を始める。近くにキッチンカーを見つけてピザを食べる。同じ様によく食べに来ている婦人は娘夫婦からのお土産だとシークワーサーを持って来る。3.会社の

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    2026年07月30日
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

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    お菓子が導く、本格青春科学ミステリー

    吃音の少女・菓奈が、お菓子作りを通じて日常の謎に挑む。
    ラノベみたいな表紙で油断していたけど、中身は本格科学ミステリーだ。例えばお菓子の状態や失敗の原因を、調理実験や科学的見地から解き明かしていく展開はとても読み応えがある。最後に明かされる仕掛けは驚くべきもので、誰もがあっと言わされるだろう。
    また、本作は菓奈の成長物語でもある。吃音で人との関わりを避けていた菓奈が、事件を通じて人間関係を作り、自分の心(良い思いも、悪い思いも)と向き合っていく様子は温かく読める。
    ちなみに、タイトルでは「推理が言えない」となっているけど、作中の菓奈は頑張って推理を口に出

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    2026年07月29日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    9巻。今までは探し物だったりちょっとした謎だったのに、今回のは犯罪行為が含まれてて重い。なーんだそういう事だったのかくらいの軽い謎の方が読んでいて楽しくて好きです。1.朝の常連さんの中にマダムがいてホームパーティに誘われる。お茶をしながらダイヤのルースを見せてもらう2.理恵はタイ料理教室に通う。教室の前にフリーペーパーのラックがあるのだが、ここのところ減りが早いという3.大学生のマリアは早朝オフィス清掃のバイトをしている。ゴミを回収するとお金が入っている先輩に報告し手渡すが何度も起こるので疑問に思う。4.理恵の友人澄佳としずくで朝食を取る澄佳の彼氏の悟と宣之も一緒だった。男2人はこれから登山に

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    2026年07月27日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ご褒美シリーズ第1弾。
    先に2弾、3弾を読んでしまったのだけど、この第1弾が一番癒されました。
    やっぱり私、疲れてるんやな。

    私なりに頑張ってきたけど、頑張ったけど、意味があったのかなあーと思ってふと悩んでしまうことってあるから、心が満たされました。
    あとは、ラーメンが無性に食べたくなって、次の日ラーメンを食べましたよ!!お店じゃなくて、インスタントだけど。
    でも近いうちにラーメン屋さんにも行こうと思う!!夜のラーメンは最高だ!


    あとは、標野凪さんのお話がね、昔の自分と今の自分とで重なってしまって、読み終わってから少しぼんやりしてしまった。ぼんやりしたあと、あの頃の私ががっかりしないよう

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    2026年07月08日
  • 巌窟の王

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    良かった。実際の冤罪事件を元にした小説。こんなことがあったなんて。冤罪の事実より、冤罪を証明するための50年という歳月がとてつもなく重く苦しい。やってないものをやってないと証明することがこんなにも難しいなんて。不屈の精神というけれど、それこそが動かぬ証拠。
    最後に、強烈な輝きを放つ岩田と、嘘で塗り固められ誰からも手を差し伸べられない沼澤、両者を比較している。何より、沼澤みたいな人を生んではいけない。「沼澤みたいな人にも手を差し伸べることが、司法のあるべき姿なのだよ」、これが一番、心に残った。

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    2026年06月28日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    表紙がプリンアラモードだったので、どうしても甘いものたちが出てくるのかなと思ったけれど、甘いものももちろん食欲をそそるラーメン、お弁当、たくさんの食べ物。眠れない夜は、不安や寂しさに覆われようともふとした時に食べたいものがほんのり明かりを灯していく、そんな一冊でした。私も、眠れない夜は辛さに打ちのめされるのではなく、好きなものを食べて次の日の自分へ送り出したい。

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    2026年06月02日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    とにかく、登場してくるスイーツが美味しそうで気持ちがあたたかくなり前を向けるような言葉が添えられていて、素敵な一品だなと感じた。「ファースト・アンド・オンリー」が特に大好きだった。甘酸っぱくて心にふわっと優しさがじんわりと広がる、青春も感じるとても素敵なお話でした。私もスイーツとともに、自分に甘い時間をプレゼントしたいと思った。

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    2026年05月18日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    ネタバレ

    シリーズ5作目!
    またまた変わったスープが登場!!

    今回は、子ども食堂・児童相談所など重く心が痛む話が多かった。
    どんなに酷い親でも一緒にいたいと思う子ども、大人に振り回されて辛い思いをする子ども、現実にもたくさんいるよね…といろんな事を考えた5作目だった。

    麻野さんと母親の関係にも進展があり、1作目に出てきた麻野さんの過去を鮮明に覚えていたからこそ、最後には涙。

    麻野さんと理恵さんの関係も、少しずつゆっくり進んでいるのが微笑ましい!続きの6~10作目を早めに買いたいな!

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    2026年05月04日
  • 巌窟の王

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    事実の話題を、フィクションで使うことの良し悪しはあると思う。どこが真実で、どこが作り物かが分からなくなるから、、
    でも、それでも、
    とても面白かった。面白いと言っていいのか、、は、あるけど、面白かった。楽しかったではなく、面白かった。
    一人、いや、多くの人の人生をここまで変えてしまう、司法って、、

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    2026年05月02日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    ネタバレ

    シリーズ4作目!
    スープだけでなく、他の料理の描写にもヨダレが出そうになる。
    苺のスープが特に気になったし、ジビエにも興味が出てきた。

    このシリーズ読み始めてから、スープを作ることや食べることが増えてなんだか嬉しい!

    さりげなく重い話があったり…
    人生の分岐点で悩む話があったり…
    スープのように温かな話ばかりじゃないけど
    2人の関係にまた少し変化が見られた最後で終わるのが、個人的に好きな部分だった!

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    2026年04月21日
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

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    別の短編集めた本に載ってたのが面白かったので、読んでみたよ。
    面白かったけど、私には製菓に対する知識がなさすぎるな…。そして化学も苦手なのだよ。説明されたら理解はできるのでまあ。
    推理要素とお菓子、おいしくてよいね。推理は難しくなさそうに見えるのだが知識ないのでふんふん聞いてる感じでした。ただ最後の話は絶対これだろ、と思っていたのにまんまと手のひらの上だったのに驚かされた。そして前に戻る羽目になる展開。

    少しずつ、本当に少しずつ、前に向かっていく主人公は応援したくなる。おいしいけれど、それだけではない。一歩を踏み出す勇気を褒めてあげたいお話。

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    2026年04月17日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    どれも違う感じで楽しめた!
    神秘の彼女が1番好きかな〜。大叔母のこともよかった。
    最後のやつはクレセント錠のトリック使ってる?分かんなかった。話は良かった。

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    2026年04月15日
  • 100年のレシピ

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    おもしろかった。料理、とくに家庭料理が時代の影響を受けて変化していることが良くわかったし、推理的な要素もあって読みやすかった。昭和生まれの私としては、インスタント食品が悪く言われていたのも知っているし、それぞれの時代に起きた食品偽装などの象徴的な事件なども織り込まれていて想像しやすかった。女性、専業主婦ってこういう位置づけだったんだなあとあらためて驚く。
    一番最後の話では戦争が深くかかわっていて、その苦しい時代だからこそ起きてしまった悲しい話、でも最後に色んな人がうまくつながってすっきりした感じになった。花央の人生がどうだったのか読みたいと思った。

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    2026年04月15日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

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    ネタバレ

    シリーズ全て読んでる。今回もあたたかくて優しい世界を感じられる。全てのスープを食べてみたくなってお腹が空く。各話で謎もありながら、伊予の回復過程をなぞることができた。やはり、この作家さん好きだな〜

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    2026年04月13日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    ネタバレ

    シリーズ3作目は、個人的に重い話もなく…ふたりの関係がどう進むのか気になる一心ですぐ読んでしまった!

    やっぱりスープが飲みたくなるし、今作は料理を作る意欲も湧いてきた!

    『窓から見えない庭』は今までで1番暖かく、でも悲しい話だったな。愛情深い話で特に好きだった。

    想い人の今は亡き奥さんに、会いたかった・関わりが持てなかったのが悔しい、と思える主人公が凄い。まだまだこのシリーズ長いけど、ゆっくり進んでくふたりの関係を見守りたいな。

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    2026年04月10日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    ネタバレ

    シリーズ2作目!
    相変わらずスープの描写が最高だし、スープの知識・食材の効能なども詳しく書かれているのが読んでて楽しい!

    1作目に出てきた人物のその後のお話だったり友人のお話だったり、スープ屋しずくを中心として関係が広がっていくの面白い。

    前作と同じく後半にかけて重い話で、1作目でこの話終わってなかったの!?って思ったけど、これは必要不可欠だな…と思える内容だった。エピローグはちょっと泣きそうに。

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    2026年04月09日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    ネタバレ

    この前読んだアンソロジーで気になった
    スープ屋しずくの謎解き朝ごはんシリーズ読み始め。

    出てくるどのスープも美味しそうで
    実際に、近所にあったら通いたかったなと思うほど。
    やっぱりご飯系の小説好きだな〜!

    第5話は予想しながら読み進めたけど、全て的外れ…!
    麻野さんの悲しい過去に驚かされ、慎也くんにも驚かされた。

    麻野親子と家族になる理恵さんの姿が早く見たい!!

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    2026年04月04日
  • 巌窟の王

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     1913年8月13日の夜、愛知県の千種町今池で起こった強盗殺人。逮捕されたふたりの男のうちの片方が警察の取り調べの際中、事件の首謀者として名前を挙げたのは、岩田松之助だった。岩田にとっては身に覚えのない罪で、ほんのすこしの間、同じ硝子工場で働いていただけの人間が何故そんなことを言うのかも分からなかった。無実を訴えるものの聞く耳は持ってもらえず、一度は死刑を求刑され、そして監獄生活の中でも自身の無実を訴え続けた男は、出所後、周囲の協力も得て、デュマの『巌窟王』にもなぞらえられる存在となっていくが、彼の前には分厚い壁が立ちふさがっていて――。

     急に身に覚えのない罪を糾弾されたら、自分自身をど

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    2026年03月31日
  • 巌窟の王

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    ものすごく理不尽な境遇にも関わらず、信念を持って行動する主人公にただただ感銘を受けました。その行動が、人を動かし奇跡を起こしていく。本当に素晴らしい作品でした。

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    2026年03月28日