友井羊のレビュー一覧
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10巻の主人公は長谷部伊予。理恵の元同僚で今はしずくの朝の常連仲間だ。一度に沢山の会社の広告業務を担当していたので、やる事はいくらでもあった。ここのところミスが目立つSNSをチェックしていたはずなのに何も頭に残っていない。急に不安が押し寄せてきて鼓動が速くなる。1.ベンチで休んでいると女子高生にパニック発作ですかと声をかけられる。彼女のお父さんと症状が似ているという、専門医に診てもらった方がいいと言われハンカチを借りる。2.休業して鎌倉の祖母の遺品整理を始める。近くにキッチンカーを見つけてピザを食べる。同じ様によく食べに来ている婦人は娘夫婦からのお土産だとシークワーサーを持って来る。3.会社の
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お菓子が導く、本格青春科学ミステリー
吃音の少女・菓奈が、お菓子作りを通じて日常の謎に挑む。
ラノベみたいな表紙で油断していたけど、中身は本格科学ミステリーだ。例えばお菓子の状態や失敗の原因を、調理実験や科学的見地から解き明かしていく展開はとても読み応えがある。最後に明かされる仕掛けは驚くべきもので、誰もがあっと言わされるだろう。
また、本作は菓奈の成長物語でもある。吃音で人との関わりを避けていた菓奈が、事件を通じて人間関係を作り、自分の心(良い思いも、悪い思いも)と向き合っていく様子は温かく読める。
ちなみに、タイトルでは「推理が言えない」となっているけど、作中の菓奈は頑張って推理を口に出 -
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9巻。今までは探し物だったりちょっとした謎だったのに、今回のは犯罪行為が含まれてて重い。なーんだそういう事だったのかくらいの軽い謎の方が読んでいて楽しくて好きです。1.朝の常連さんの中にマダムがいてホームパーティに誘われる。お茶をしながらダイヤのルースを見せてもらう2.理恵はタイ料理教室に通う。教室の前にフリーペーパーのラックがあるのだが、ここのところ減りが早いという3.大学生のマリアは早朝オフィス清掃のバイトをしている。ゴミを回収するとお金が入っている先輩に報告し手渡すが何度も起こるので疑問に思う。4.理恵の友人澄佳としずくで朝食を取る澄佳の彼氏の悟と宣之も一緒だった。男2人はこれから登山に
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ご褒美シリーズ第1弾。
先に2弾、3弾を読んでしまったのだけど、この第1弾が一番癒されました。
やっぱり私、疲れてるんやな。
私なりに頑張ってきたけど、頑張ったけど、意味があったのかなあーと思ってふと悩んでしまうことってあるから、心が満たされました。
あとは、ラーメンが無性に食べたくなって、次の日ラーメンを食べましたよ!!お店じゃなくて、インスタントだけど。
でも近いうちにラーメン屋さんにも行こうと思う!!夜のラーメンは最高だ!
あとは、標野凪さんのお話がね、昔の自分と今の自分とで重なってしまって、読み終わってから少しぼんやりしてしまった。ぼんやりしたあと、あの頃の私ががっかりしないよう -
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別の短編集めた本に載ってたのが面白かったので、読んでみたよ。
面白かったけど、私には製菓に対する知識がなさすぎるな…。そして化学も苦手なのだよ。説明されたら理解はできるのでまあ。
推理要素とお菓子、おいしくてよいね。推理は難しくなさそうに見えるのだが知識ないのでふんふん聞いてる感じでした。ただ最後の話は絶対これだろ、と思っていたのにまんまと手のひらの上だったのに驚かされた。そして前に戻る羽目になる展開。
少しずつ、本当に少しずつ、前に向かっていく主人公は応援したくなる。おいしいけれど、それだけではない。一歩を踏み出す勇気を褒めてあげたいお話。 -
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おもしろかった。料理、とくに家庭料理が時代の影響を受けて変化していることが良くわかったし、推理的な要素もあって読みやすかった。昭和生まれの私としては、インスタント食品が悪く言われていたのも知っているし、それぞれの時代に起きた食品偽装などの象徴的な事件なども織り込まれていて想像しやすかった。女性、専業主婦ってこういう位置づけだったんだなあとあらためて驚く。
一番最後の話では戦争が深くかかわっていて、その苦しい時代だからこそ起きてしまった悲しい話、でも最後に色んな人がうまくつながってすっきりした感じになった。花央の人生がどうだったのか読みたいと思った。 -
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1913年8月13日の夜、愛知県の千種町今池で起こった強盗殺人。逮捕されたふたりの男のうちの片方が警察の取り調べの際中、事件の首謀者として名前を挙げたのは、岩田松之助だった。岩田にとっては身に覚えのない罪で、ほんのすこしの間、同じ硝子工場で働いていただけの人間が何故そんなことを言うのかも分からなかった。無実を訴えるものの聞く耳は持ってもらえず、一度は死刑を求刑され、そして監獄生活の中でも自身の無実を訴え続けた男は、出所後、周囲の協力も得て、デュマの『巌窟王』にもなぞらえられる存在となっていくが、彼の前には分厚い壁が立ちふさがっていて――。
急に身に覚えのない罪を糾弾されたら、自分自身をど