友井羊のレビュー一覧

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ3作目は、個人的に重い話もなく…ふたりの関係がどう進むのか気になる一心ですぐ読んでしまった!

    やっぱりスープが飲みたくなるし、今作は料理を作る意欲も湧いてきた!

    『窓から見えない庭』は今までで1番暖かく、でも悲しい話だったな。愛情深い話で特に好きだった。

    想い人の今は亡き奥さんに、会いたかった・関わりが持てなかったのが悔しい、と思える主人公が凄い。まだまだこのシリーズ長いけど、ゆっくり進んでくふたりの関係を見守りたいな。

    0
    2026年04月10日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ2作目!
    相変わらずスープの描写が最高だし、スープの知識・食材の効能なども詳しく書かれているのが読んでて楽しい!

    1作目に出てきた人物のその後のお話だったり友人のお話だったり、スープ屋しずくを中心として関係が広がっていくの面白い。

    前作と同じく後半にかけて重い話で、1作目でこの話終わってなかったの!?って思ったけど、これは必要不可欠だな…と思える内容だった。エピローグはちょっと泣きそうに。

    0
    2026年04月09日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この前読んだアンソロジーで気になった
    スープ屋しずくの謎解き朝ごはんシリーズ読み始め。

    出てくるどのスープも美味しそうで
    実際に、近所にあったら通いたかったなと思うほど。
    やっぱりご飯系の小説好きだな〜!

    第5話は予想しながら読み進めたけど、全て的外れ…!
    麻野さんの悲しい過去に驚かされ、慎也くんにも驚かされた。

    麻野親子と家族になる理恵さんの姿が早く見たい!!

    0
    2026年04月04日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

     1913年8月13日の夜、愛知県の千種町今池で起こった強盗殺人。逮捕されたふたりの男のうちの片方が警察の取り調べの際中、事件の首謀者として名前を挙げたのは、岩田松之助だった。岩田にとっては身に覚えのない罪で、ほんのすこしの間、同じ硝子工場で働いていただけの人間が何故そんなことを言うのかも分からなかった。無実を訴えるものの聞く耳は持ってもらえず、一度は死刑を求刑され、そして監獄生活の中でも自身の無実を訴え続けた男は、出所後、周囲の協力も得て、デュマの『巌窟王』にもなぞらえられる存在となっていくが、彼の前には分厚い壁が立ちふさがっていて――。

     急に身に覚えのない罪を糾弾されたら、自分自身をど

    0
    2026年03月31日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    ものすごく理不尽な境遇にも関わらず、信念を持って行動する主人公にただただ感銘を受けました。その行動が、人を動かし奇跡を起こしていく。本当に素晴らしい作品でした。

    0
    2026年03月28日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    冤罪という酷く悲しい出来事を非常に丁寧に書き上げている。何も罪を犯していない人間が冤罪によってめちゃくちゃな人生を歩む事となった悲惨さをこれでもかというくらい不幸が襲う。
    なんでこんなに真っ当な人間がこんな人生を歩まなければならないのか?もし自分が同じ事になったらこんなに強く生きられただろうか?
    そんな思いにさせられた一冊。とにかく凄かった。

    0
    2026年03月26日
  • やるせない昼下がりのご褒美

    Posted by ブクログ

    どの短編も読んだ人を前向きな気持ちにさせてくれるお話でした。程度の差こそあれどの主人公も悩みを抱えているのですが、魅力的なおやつのおかげで読んでるこちらも重苦しい気持ちにならずに読むことできました。欠点は読んでる途中からすごくお腹が空いてくることでしょうか。
    個人的にはいちばん「ドーナツ息子」が印象深かったです。街中で誰もが見かけたことのある子育ての苦労を、その当事者目線で語られいるため胸に深く突き刺さるものがありました。
    この短編をきっかけにそれぞれの作家さんの長編作も読んでみたくなりました!

    0
    2026年03月19日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    圧巻。実際にあった冤罪事件を元にしたフィクション。昭和の岩窟王と呼ばれた吉田石松氏の事件を元にしている。こんなことが現実にあったのか……あきらめなかった主人公(モデルとなった吉田さんも)はすごい精神力の持ち主だ。

    0
    2026年03月12日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

    Posted by ブクログ

    伊予ちゃん編。
    前巻読後に第二シーズン始まりかな、と書いたような気がするけど、新たなレギュラー候補も出てきて、謎も良くて、スープ美味しそうで、ますます乗っていきそうな期待感のある10巻目でした。

    0
    2026年03月10日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    行動することには何かしら意味があることを教えてくれる小説。

    大正2年(1913年)の名古屋で強盗殺人事件が起き、ぬれぎぬの”昭和の岩窟王事件”を題材にしている小説。

    21年もの歳月を残虐な拷問や理不尽な懲罰の繰り返す姿があまりにも辛く。
    読むのが辛かったです。今の時代はいかに人権が守られているのか尊く感じました。

    また、雪冤のために行動する岩田氏の姿に心が震える感じがありました。
    一つの行動が人生を変える可能性があると思うと「無理」、「できない」はあまりにも恥ずかしいことだと感じました。

    内容は重いですが、先が気になってどんどん世界に引き込まれる魅力的な小説です。
    この小説はあまりにも

    0
    2026年03月05日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    50年冤罪と戦ってきた男の人生がギュッと詰まった話。ノンフィクションとは思えないほどドラマティックな展開に本当にびっくりする。主人公を支える周りの人達がとても魅力的に描かれています。まあ、それも主人公の人柄があってこそなのでしょうが、とにかく諦めない主人公の信念には頭が下がります。
    そしてとにかく読みやすい!50年分の内容とは思えないほど。

    0
    2026年02月19日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    大正〜の冤罪ストーリー。
    なんと、実話をもとに構成されているとのこと。
    昭和巌窟王令和8年の現在で還暦過ぎ方なら覚えがあるのでしょうか。

    当時の無茶苦茶な取り調べ、不充分な証拠にも関わらない有罪判決、獄中での二十年余りの生活、そして出所後の生き方。
    30歳過ぎで罪を背負わされ、そこから50年に渡り、一貫して無罪を主張し、不屈の精神で汚名を返上それた人生。そこには、本人の熱意と人柄はもとより、潔白を証明しようとされた周りの方々の想像を絶する尽力がありました。
    戦中戦後の混乱も相まって、証拠焼失等の極めて不利な状況において罪を晴らしたことは、全ての関係者の力があってこそのものでした。

    最後に、

    0
    2026年02月19日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

    Posted by ブクログ

    すごく共感の高いストーリーに没頭しました。
    私自身も忘れそうになる時があります。
    自分を大切にするということ。
    時々、この本を開いて思い出しながら過ごしたいと
    思います。

    0
    2026年02月07日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    これが実話なのがすごいと思った
    普通の人間ならもう途中であきらめてしまうだろう
    この主人公の意志の強さに感服してしまう
    この事実を知れてよかった

    0
    2026年02月07日
  • 巌窟の王

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025/12/09 3
    昭和岩窟王の岩田松之助をモデルにした話。この事件を全く知らず土地勘のある場所だったため驚いた。会えばみんながファンになってしまう岩田、反対に誰からも嘘つきと思われる沼澤。無実を証明するとは何か、戦前のずさんな調べにも刑務所内の暴行もあきれ返る。岩田が生涯やってない、と訴え続けた事はいろいろなカタチで種がまかれた。生きている間に無罪判決を得られてどんなに嬉しかっただろう。
    でもガラス工場で窯と付き合う人生もあったはず、気の毒な人生としか思えなかった。
    岩田が出所した昭和10年は小林多喜二の拷問死と同時期だったらしくその頃の警察には驚きしかない。
    坂角のゆかりが出てくるの

    0
    2026年01月28日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

    Posted by ブクログ

    スープ屋しずくシリーズ。

    第1話 露の小学校のクラスメイトである夢乃が、最近寝不足であるらしく授業中にも寝てしまうという。心配して状況を尋ねたところ、金縛りにあうし幽霊もみるし怖くて眠れないらしい。

    第2話 友達の文が婚約するらしい。正式にはまだ婚約していないのだが、秒読みだという。しかし文は戸惑っていた。ジビエが怖くて仕方ないらしい。ジビエの苦手感を克服するためにスープ屋しずくにやってきた。食べてみて思い出したのは、おばあちゃんが狩猟をやっていたということだった。

    第3話 夢乃が調理実習の隣の班の鍋いっぱいのスープを捨ててしまった。しかも訳を訊いても口を割らない。友達たちの後をつけたり

    0
    2026年01月11日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

    Posted by ブクログ

    店主の麻野がお客さんの話からなどを解いていく話の第4弾。


    5話収録されている中で、わたしが心に残っていることを深堀して行く。

    5話目の『私の選ぶ白い道』。
    主人公理恵が所属しているイルミナが売却されると聞き、移籍か、部署異動か転職かで今後の生き方を迷っていた。
    その時に麻野が「ストレスを感じないという基準で選択する手もある」という提案をする。

    そして、以下の言葉が続く。
    「どんな仕事でも困難には必ず遭遇するでしょう。
    それを乗り越えるときに負担が少なければ、より大きな仕事にも取り組めるはずです。
    それはさらなる成長や達成感の獲得に繋がると思います。
    それにストレスが減ればプライベートも

    0
    2025年12月26日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー

    Posted by ブクログ

    今回も麻野さんの推理がすごかった。
    社内恋愛の話は、彼女の誤解だろうなとは思えたけど、真相までは全く辿り着けず。
    あの情報だけで推理できちゃう麻野さんの思考はすごい。

    不登校になっちゃった小学生の話は、なんとも言えない気分になりましたね。
    悪気がなくても人を傷つけてしまうことがあるし、一度ついた嘘を訂正するのは勇気がいること。
    最終的にめでたしというか、良い方向に収まってよかったです。

    そしてタイトルにも入ってるカレーのお話。
    麻野さんの過去が少し入ってので、どこかで繋がるんだろうなとは思いましたが、結果は予想外。
    与えられた先入観って怖い。
    この短い話の中でも、先入観を持って見てしまうも

    0
    2025年12月08日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

    Posted by ブクログ

    スープ屋しずくシリーズの第三弾

    主人公の理恵としずくのオーナーが店以外の場所でも出かけるという、2人の関係が少しづつ近くなってきたように感じた本作。


    本作の中で印象深かったのは、第四話。
    妻を亡くした六朗が突然娘の前から姿を消す。
    しばらく連絡はとっていたものの、どんな生活をしていたのか知らなかった娘のもとに、六朗が亡くなった知らせが届いた。
    姿を消したあと、六朗がどんな生活をしていたのかを娘と常連客と一緒に巡る。
    というストーリー。

    わたしはまだ大事な人を亡くしたという出来事がないので、想像が甘くなるところだと思うが、もし大切な人が亡くなったらあなたはどんな行動をとるのだろうか?

    0
    2025年11月30日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

    Posted by ブクログ

    シチューやポトフ、クラムチャウダーなど、あったかい料理が多くて、今は11月の終わりなんだけど
    ぴったりだなーと思いながら読んだ。

    「悔しい」という気持ちが沸き起こった時、一瞬波乱の予感がしたんだけど、
    最後にその理由がわかって
    主人公のことがまた一つ好きになった。

    0
    2025年11月29日