友井羊のレビュー一覧

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    シリーズ2作目

    しずくの事故の原因に追及しているけれど
    本当の原因はまだわからず

    新しい命と環奈の心配
    理恵の恋バナ
    狩猟
    姉と窃盗癖

    枝豆のヴィシソワーズ
    鮭と秋野菜のホワイトシチュー
    雉鳩の炭火ロースト
    ミネストローネ

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    2024年08月07日
  • 放課後レシピで謎解きを うつむきがちな探偵と駆け抜ける少女の秘密

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    発達障害という難しいテーマを取り扱っているが、ストーリーは明快に進んでいき、軽々しい訳ではないが決して重くないのが友井羊さんの手腕だと感じる。
    快活な女の子と繊細な女の子が主人公で、ふたりとも優しくて良い子で応援したくなる。

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    2024年07月24日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    偶然、通りかかったミステリアスなお店
    朝営業に気付いた人だけが訪れることが出来る
    心も体も癒してくれるあったかいスープ
    最終話での衝撃な真実

    理恵の作るフリーペーパー
    星乃謎の失踪と過去の秘密
    ふくちゃん38キロ
    同級生と指輪の行方
    しずくとあきら

    ジャガイモとクレソンのポタージュ
    ロードアイランド風クラムチャウダー
    小松菜と豆乳の冷製ポタージュ
    中華風の薬膳スープ中華ハム仕立て
    夏野菜のコンソメスープ

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    2024年07月19日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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     今回は春夏秋冬の季節を感じながら進んでいく4つの中編を収録。
     ですが。最後の冬では一気に時間が流れていたことにビックリ。
     なかなか進まなかった麻野と理恵の関係も一区切りで、もしかして、これで終わりかも?というラスト。
     出来れば、続いてほしいなぁと思うのですが、どうなるんだろう。とても気になります。
     

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    2024年07月09日
  • ボランティアバスで行こう!

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    ネタバレ

    非常に面白かった。
    ボランティアというテーマ、殺人もない中でなぜミステリー小説?しかも大賞?と思ったけど、読み始めると短編小説的に各ボランティア参加者の視点ごとの、ボランティアしながら起こる謎解きが始まる。
    それがミステリー小説と言われる理由と思ったが、大賞というには弱い。

    でもある物語で主人公だった人が、別の物語では脇役という風に絡み合ってるのに、ある一つの物語のみ全く別物語の主人公が一度も出てない話しが一つだけある。
    実は後の時期のボランティアの話しで、時系列が違っていた。その後の時期は、他の複数の物語の主人公が気付きあげたボランティアの恩返しから集まったメンバー達で向かうボランティア。

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    2024年06月07日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    大好きなのは麻野の人柄か、スープか、露のかわいらしさか。スープ屋しずくシリーズ、好きです。

    プロローグの最後にん?と思ったけれど、その答えが最後にきっとあると思って読んでいた。さすが『このミス』大賞シリーズ。最後にえぇーっと。確かに中ほどの物語であれ?と思うところはあったけれども。
    山菜取り、沖縄旅、弁論大会。日常に沿った感じのお話がいい。

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    2024年05月16日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    ネタバレ

    子ども食堂に通う傷を抱えた親子たち。
    その接点として、麻野の母逢子がいるが、逢子も事故により意識不明の重体。

    真相は悲しくて優しくて…
    麻野のスープはどんな時でも温かくて。

    子供の頃に見たこと、聞いたこと、
    言われたこと、されたことって忘れない。
    子供って大人が思っているほど子供じゃない。
    しっかり同じ人として接しなきゃと思った。

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    2024年05月08日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    ネタバレ

    印象に残ったのは第三話の"まじわれば赤くなる"。
    調理実習で露ちゃんの友達が他の班のスープを破棄してしまう。
    なぜ友達はそのようなことをしてしまったのか。
    先生と関係性、距離感。
    自分の行動が周囲に、友達に、与える影響。
    子供って大人が思うよりずっとずっと考えている。
    その経験を重ねて大人になっていくんだよね。
    麻野の謎解きでスッキリ。

    もちろんエピローグでの麻野と理恵の恋の行方も…。早く自作読みたい。

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    2024年04月14日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    一作目に続き、前半はスープ屋しずくでのほっこり謎解き。後半に静句さんの真実に…。
    これからの展開が気になる登場人物ばかり。引き続きしずくでの時間に浸ります。

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    2024年03月31日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ

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    ミステリだけど火曜日のサスペンス見たくそんなに殺伐とはしていないストーリー。
    スープの描写も美味しそうで、寒い日に見るとスープが読みたくなる。(たまに冷製スープの回もあります)

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    2024年03月30日
  • 100年のレシピ

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    話は1話ずつ過去の話へ遡っていくが、人と人との繋がりがどんどんわかって、100年ってすごいなと思う。
    戦時中と戦後を生き抜く強さと、生き抜いたからこその優しさがある気がする。

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    2024年03月16日
  • 映画化決定

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    自作のマンガの映画化を巡る青春小説

    以下、公式のあらすじ
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    エピローグを読み終えたならば必ず、冒頭の二ページを読み返してみてほしい。 (中略) せつなさが胸の内に爆発することだろう。吉田大助氏 (解説より)

    「きみのマンガ、映画化決定ね!」ナオトは同級生の天才女子高生監督・ハルから、突然そう告げられる。小学生の頃にナオトが描いた『春に君を想う』を撮らせてほしいと言うのだ。いまだにその作品を超えるマンガを描けていないナオトは、迷いながらも映画部に参加することに。だが、ハルは大きな秘密を抱えているようで……。創作への情熱と優しい〝?〟に涙が溢れる、せ

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    2024年03月07日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    「スープ屋しずくのレシピ集」ほしい!
    って思ってる人は自分だけじゃないはず。

    露ちゃん最強。
    露ちゃん視点のスピンオフとか出たら嬉しいかも。

    それと、これは気づいた人がニヤリと楽しめばいいのだろうけど、なくてもシンプルに楽めるかなとも思ってしまいました(^^;

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    2024年02月16日
  • 100年のレシピ

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    料理研究家 大河弘子さんの100年が詰まった料理と推理と人生の物語。
    章が進むにつれ時代を遡り、時代背景と食卓,社会情勢が感じられ、どんどん面白くなっていった。

    料理研究家の仕事って何だ?を初めて理解した。

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    2024年01月18日
  • 100年のレシピ

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    料理研究家の女性の100年の物語。
    ただの美味しいお料理が出てくるだけでなく、色んな時代の女性たちの悩みや苦しみが描かれ、ほんのりとミステリの味付けも施されていておもしろかった。

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    2024年01月13日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    ネタバレ

    時系列がミスリードで、引っかかる所がありましたが、やっと浅野と理恵が落ち着いてホッとしました。長かった!

    前妻の静句の事は超えようがないけれど、それごとまるっと受け入れた理恵が素敵でした。

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    2023年12月22日
  • 僕はお父さんを訴えます

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    たまたま立ち寄ったコンビニで買いました。まさかの展開に驚く他なかったです。僕くんが抱くお父さんへの思いや理想などが深く印象的でした。

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    2023年12月17日
  • 100年のレシピ

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    ネタバレ

    料理が苦手で彼氏に振られた理央。彼氏にもう一度振り向いて欲しくて、料理研究家・大河弘子の料理学校へ通う決心をする。そこで、弘子の曾孫・翔吾と出会い…

    現在から遡って展開するオムニバス短編集。

    ちゃらんぽらんに見えて、一番弘子の才能を引き継いでいる翔吾と料理に目覚めていく理央が良いコンビでした。

    家庭料理を簡単に美味しく手抜きに出来るなんて、今の時代の先駆けな弘子がとても格好良かったです。それが現代に受け継がれているのが感慨深かったです。

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    2023年12月12日
  • 100年のレシピ

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    出てくる料理がとにかく美味しそうでした。
    最後の参考文献を見ると小林カツ代さんや飯田深雪さん、江上トミさん栗原はるみさんなどの本を挙げられていました。

    連作短編集で料理研究家の大河弘子(現在99歳)が料理にまつわる事件を各年代ごとに推理します。
    2020年20歳の曾孫の翔吾のガールフレンドの理央と弘子の関係が最後に明らかになります。

    ストーリーも心温まるお話でした。


    「2020年のポテトサラダ」
    料理が下手だったために二カ月付き合った隆史にふられた大学二年生の理央は大河弘子99歳の開いた料理教室に入門し弘子の曾孫で料理のセンス抜群の翔吾と仲良くなります。ある日理央の家のキッチンから甘い

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    2023年12月10日
  • 100年のレシピ

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    ネットでレシピを見て調理するって、普通にしてるけど、それを時系列で繋ぐと、家庭の味になるんだって、当たり前の事に気づいた。

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    2023年12月03日