友井羊のレビュー一覧

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    お料理とミステリーと心の触れ合い。
    読みやすくて、美味しそうでとてもよい。
    麻野さんの生い立ちにはびっくりしたけど…続編も読んでみたい。

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    2025年02月21日
  • 100年のレシピ

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    料理研究家、大河弘子の人生を辿る物語。

    美味しそうな料理と謎。かなり好みだった!時代を遡って明らかになる事実も楽しい。
    出来過ぎの偶然も、個人的には好きだな。

    毎日の家庭の料理では柔軟性も大事という弘子の方針に、料理に対する苦手意識が取り払われ、家でビーフシチューまで作るようになる理央が、頼もしい。
    若干ふらふらしている翔吾も、曾祖母の歴史を辿って、これからきっと自分の料理の道に進むのだろうと思うと、ちょっとにんまり。

    戦後から現代まで、逞しく生きる弘子さんと、彼女に関わる人たち。素敵な人生だなぁ。

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    2025年02月18日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    第2シーズン開幕編かな?
    露ちゃんの成長が印象的。
    謎も構成もシンプルで読みやすさ◎。
    そしてやっぱり、悉く美味しそうなのが罪。

    おっと、2025年10冊目。

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    2025年02月12日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    今回も,優しく切ない話。
    スープが飲みたくなる。

    狩猟の話,とっても興味深かった。
    命の大切さ,それをいただいているありがたみ。
    作ってくれている人への感謝、いろんなものを忘れずにいたいと思う。

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    2025年01月08日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    待ちに待った大好きなシリーズの最新作!
    期待通りの面白さ。そして文章が読みやすい。朝でも夜でも頭にスッと入ってくる。
    あと、個人的には露ちゃんの成長が感慨深い。

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    2024年12月27日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    ネタバレ

    麻野さんと理恵さんの関係性に一つの決着がついてからの短編集。
    最近は長編の話、短編ながら最後に一つに纏まる話などが印象的だった中、今回は原点回帰と言うか、一編一編が完全独立の物語で、各話の主人公も入れ替わり制。
    懐かしい雰囲気を感じた。
    第三者から見る今の麻野さんと理恵さんを見られたのもよかったし、今回はスープ屋しずくのスープがたくさん出てきたのが本当によかった!
    久し振りにスープをしっかり堪能させていただき大満足。
    読者は一口だって食べられないんだけれども、それでも満足度が高い。

    今回はちょっと切なかったり、やるせない気持ちになってしまう結末の事件が多めか。
    ある夫婦の話は明るい結末でよか

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    2024年12月12日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    これ一冊で春、夏、秋、冬と時間が過ぎます
    最新刊の発売を待つだけとなったのですが
    作者さんの言葉や世界観が優しくて
    基本的に人付き合いが苦手とする私にとっては
    この距離感がいいという目安になっています
    大切な人の気持ちを尊重できる私になりたい
    と読後毎回思っています

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    2024年12月03日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ

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    この作品からは理恵の頑張りがすごく伝わってきて
    推理小説としてだけでなく、お仕事小説としても楽しめました
    フェスがどのように開催されているのか
    そういった舞台裏を見ることができます
    もちろん謎もあります

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    2024年12月03日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー

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    短編が5つ入っていて
    謎解きが面白い角度で入っているなぁと
    感じた作品でした
    私が気に入ったのは4話目の「在宅勤務の苦い朝」
    そして理恵と麻野さんの会話がくすぐったい
    かなりお気に入りです

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    2024年12月03日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    子ども食堂を舞台にしているだけあって
    親子関係にクローズアップされているなぁと感じました
    ありきたりにも思えるストーリーの中にも
    作者さんの言葉のセンスが私に響いてとても楽しめました
    母親との再会、そして距離感がとてもリアルで
    作者さんに感謝してしまいました

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    2024年12月03日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    文の過保護な母親との過去を覗いたときに
    すごく嫌悪感を感じました
    忘れてしまいたい過去
    忘れていたから今がある
    でも彼女は新しい未来のためにその記憶に触れる
    すごく感動しました

    『私の選ぶ白い道』では
    理恵がすごく成長したストーリーだと思いました
    それにしても、周りがすごくいい
    自分の希望を主張しても「こうするべき」とは言わない
    あくまで理恵を主体として考えてくれている
    素敵な世界だと思いました
    だからこそ理恵も自分の気持ちと向き合い、考え、選ぶことができた
    私もそうありたいと思いました

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    2024年11月26日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    思わずお客様の印象を口にしてしまった露ちゃんに
    「お客様の中には色々な人がいる
    お帰りになった後に好き勝手言うことは、
    飲食店としてはやってはいけないことだ」
    麻野さんが注意した言葉
    私も飲食店員として守れているかな?と振り返ることができました

    あと、物語の中で麻野さんと理恵さんが買い物デートしていたのですが
    雪平鍋やフライパンの説明も麻野さんらしく丁寧で
    私もこういう人と買い物したいなぁと思いました
    とても勉強になった回でした

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    2024年11月26日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    スープ屋しずくシリーズの第一弾
    店長さんとその娘、女性の常連さん
    登場人物は多いけれど、この三名を中心に物語が進みます
    名づけ方が上手いので、他の登場人物も覚えやすいです
    謎解き要素に娘の露ちゃんが可愛いエッセンスをプラスしてくれます

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    2024年11月22日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    最初に軽いジャブを打ってから
    深く潜り込むようなストーリーの展開でした
    特に後半のストーリーは読みごたえがありました
    3巻以降の麻野さんストーリーの展開が気になります

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    2024年11月22日
  • 無実の君が裁かれる理由

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    冤罪にまつわる話。

    冤罪。
    自分がいつどこで巻き込まれるか分からない。
    無実なのだからいつかは分かってもらえれるだろう。
    という気持ちから、今この詰められる辛さから逃れたい一心で自白してしまえばその決定を覆すのは難しい。

    当然、犯罪はダメなことは当たり前である。
    しかしその上で、冤罪となった人。
    冤罪によって真犯人がうやむやになり、行き場の無い感情に暮れる被害者。
    さまざまな感情に晒され、今一度深く考えるきっかけになった。

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    2024年11月19日
  • 100年のレシピ

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    著名な料理研究家である大河弘子先生の100年の人生には、いつも料理が中心にあった。
    人が豊かに生きていくためには、何をどのように食べるかが重要で、でも日々手の込んだ料理を作るのは大変だ。
    料理には苦手意識があったけど、自分に合うレシピ本を探してみようかなという気持ちになった。

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    2024年11月02日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    最初に密室トリックが明示される、変わった作品集。トリックが分かっているからこそ使える謎や伏線、どんでん返しが魅力的だった。特に、「薄着の女」は最後の一行で物語の真相が明かされて驚いた。

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    2024年10月18日
  • 魔法使いの願いごと

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    すごく優しい、悲しい、美しい本だった。
    理解が追いつかなかった…私の感想をうまく言語化してくれている人に出会いたい

    友井羊さんの本は数冊読んでいて、あぁこの人の本好きだったな、と思い出した。
    ミステリといえばミステリー?
    ファンタジー要素が強いけど、人の汚いところ、それでも優しい人はいて、ヒト自体を嫌いになれない簡単には切り捨てられない、そんな感じ。

    病は気からというか、美しいもの=見たいものというのはわかる気がする。
    好奇の目で見てくる他人を見たいとは思わないし、汚い言葉を投げかけてくる人の声を聞きたいとは思わない。
    お母さんは美しいし、お母さんの話に出てくる花は美しい。信じている相手は

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    2024年10月14日
  • 100年のレシピ

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ良かった!!
    伝記ならば、その人の生い立ちから成人、そして老後、と読み進めるだろう。
    が、これは逆なのだ。

    亡くなったところで、その人の焦点が始まり、段々と時代を遡る。懐かしい単語、見慣れない単語なども出てきた。
    そして、戦争。
    私は経験がない、が、こんな風になっていたのか、と胸が軋む、が、その中で人々は生きてきたのだ。

    焦点に当てられた、大河弘子。

    謎も面白かったし、最後に繋がる終点も本当に良かった!!!!

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    2024年10月01日
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

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    吃音の為ひっそりと学生生活を送っていた主人公が、得意の推理でお菓子にまつわる謎を解決しながらかけがえのない友情を築いていく。
    謎解きが明快で、どんどん読み進めたくなった。

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    2024年08月21日