友井羊のレビュー一覧

  • やるせない昼下がりのご褒美

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    満足感の高い素敵なアンソロジーでした。

    *島本理生さん
    良いなぁ。最初は朧げな印象の主人公が、いつの間にかしっかり地に足をつけて、「凛」とした雰囲気をまとうように。
    『楽園には住めなくても、楽園のようなものはいつか見つけられるはずだ。私の中に』
    の言葉が心に残りました。

    *織守きょうやさん
    あらあら、どうしましょ。こういうの好きなんです。織守さんは短編集しか読んだことがないので、長編も読んでみたい。

    *友井羊さん
    両親を亡くし、島に住む叔父さんの元へ引き取られた中学生の蒼。そこでの日々は穏やかで人の温もりがあって、シーンのひとつひとつが心地よくて味わい深い。こういう作品好きです!

    *畑

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    2026年08月07日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    クレセント錠を開けるという共通トリックを題材にした作者別々の短編アンソロジー

    同じトリックを題材にしても作者それぞれに特色があり、叙述的なものや人情話、完全な技巧派と読んでいて飽きないのはいい
    まあただ一部それでいいの?と思う作品はあったが…
    そしてやはり島田荘司が群を抜いて秀逸である

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    2026年08月06日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    私はこういう不意な胸キュンに弱いのかもしれない。堂々たる愛を語るみたいな恋愛ではなくて、小学生の恋愛のような知らず知らずの間に一緒にいる、一緒に何かを食べる、一緒に帰るとか、そういうちょっとした当たり前を共有しているという好きを大事にしたいなと改めて思った。駆け引きなんてない小学生の頃の純粋な恋愛に少しだけ懐かしく少しだけ羨ましく感じた。

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    2026年08月02日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    おやつをテーマにした短編集。
    6名の作家さんが1つずつお話を書いてくれていて、こういうのをアンソロジーというらしい。

    タイトルに「やるせない」とついてるだけあって、どのお話にも切なさが漂うけれど、甘いおやつがそれを癒してくれたり、前を向くきっかけになったりして、読後は優しい感動に包まれる。

    「楽園の代わりのカッサータ」は、映画みたいなおしゃれな雰囲気。
    不倫はダメだけど、誰かや何かにすがったり、現状を変えてほしいっていう思いには共感した。
    しかしこの相手の政治家はひどい男だ。
    ピュアなんだけど、結局自分のことしか考えてないんだよね…。

    「ファースト・アンド・オンリー」はキュンすぎてまるで

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    2026年07月27日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    大好きなアンソロジーシリーズ。
    今回は、初読の作家さんも多かったけど
    タイトル通りやるせないんだけど
    暗さはなくて、読後感がすっきり。

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    2026年07月23日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    どのお話も読み終わった時には少し元気が出てくるような、まさにご褒美のお菓子と似た味わいでした。「ファースト・アンド・オンリー」がお気に入りです。

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    2026年07月17日
  • 巌窟の王

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    日本の冤罪事件の草分け「吉田石松事件(吉田巌窟王事件)」をベースにした小説。事件概要は既知だったが、事件捜査の杜撰さと私刑当たり前の人権無視取調の数々、再審を取り下げ続ける誤った正義に凝り固まった裁判所・検察の前例主義は憤りを抑えられない。小説の出来としては今二つぐらいだが、扱っているテーマの熱量と事件の風化防止という点では良書。

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    2026年07月12日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    どのお話もとても素敵でした。
    それぞれの登場人物が抱えている陰を、おやつたちが彩り、背中を押してくれる。
    ほっこりするし、こんなおやつが食べたいなと思える作品でした。

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    2026年07月08日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    ほっこり短編集。
    一番最初の島本さんのだけ不倫ネタで、好きなジャンルじゃなかったけれど…他の話はほっこり読めた。
    織守さん、友井さん、名取さんの話が好き。

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    2026年06月23日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ

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    伊予さんのお話。


    忙しさと祖母の死でパニック障害発症。
    祖母の家で療養する。
    その地が鎌倉。キッチンカーの友達も出来て、復興のワイナリーも出てくる。
    おいしいスープと麻野さんももちろん登場。

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    2026年06月23日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    今回も美味しそうなスープがたくさん登場して、お腹が空きました。酒粕のスープ、食べてみたい。
    子ども食堂に関わるお話が4つ、小学生の露がしっかりしてきて、活躍するのが嬉しい。子ども食堂と児童相談所についても、知らなかったことがたくさんありました。麻野の母が登場して過去の確執に進展が出てくるのかな。

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    2026年06月20日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    色々な物語があって真相に至るまでの経緯や思いがとても暖かく描かれていました。色々な絆を感じれる素敵なミステリーでした

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    2026年06月18日
  • 新装版 ボランティアバスで行こう!

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    ボランティアについて
    ただ単に「被災地にお手伝いに行く」という感覚しかなかったが、色々なルールやマナーがある事、知れて良かった。何より、参加するにはお金がかかるという事(長靴等の購入代は当然の事、参加費が発生する事)全く無知でした。

    過去の大震災も
    たまたま自分の周りに被災した方もいないし、自分の住まいも影響の無い場所なので、どこか遠くの出来事のように感じていたし。
    この本により多くのことを学び、知り、
    長く生きてきてもまだまだ知らない事が多いんだなぁ、、、、しみじみ感じてしまったし、今の幸せを大事にしたいと思う。

    と、、しんみりしてしまったが、物語自体はそんなに重くはない。サクサク読めて

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    2026年06月16日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    ネタバレ

    やっぱりスープが美味しそうーーー
    登場人物増えてきて、
    スープ屋しずくのお客が増えて、ちょっと人気店になりすぎないといいなーなんて、勝手に思いました〜

    理恵と働く女性課長?と、元同僚の新居での事件の話、あと最後の亡き妻しずくさんの過去に迫る話がよかった。
    続きも読みたい

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    2026年06月09日
  • お夜食には謎解きを 5品の美味しいアンソロジー

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    5つの別の物語の世界線。

    大好きな『珈琲店タレーランの事件簿』と『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』の世界線の別の謎解きを読めて満足?

    麻野さんはやっぱり子どものことになると鋭くて厳しい。その姿が印象的だった。

    口コミでも書かれている人が多かったけれど、たしかに元の作品を知らないと少し入り込みにくいかも?

    逆に言うと、本編を読んでいる人にはうれしい短編集。

    他の謎解きシリーズの世界線ものぞいてみたくなった✨

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    2026年06月07日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    ネタバレ

    主人公の恋は実るのかしらーー

    朝食にこんなスープを飲みたい。読んでるだけで香りがしてきそうだった。

    摂食障害のふくちゃんの話が衝撃だった。
    38キロもある!と痩せようとする病気のこわさ、毒親の影響力!おそろしい。

    わたしがバカなのか、最後の店主麻野さんの幼少時代のエピソードから、ちょっとこんがらがってしまった。
    夕月さんの息子が麻野暁で、で? 娘の露ちゃんの友達の蓮花ちゃんも夕月の娘なの??
    だれか助けて

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    2026年06月05日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    あの人と過ごす「おやつ」の時間が、
    今日を乗り切る力をくれる。
    おいしいものを愛する作家陣が、
    心とおなかの空腹をあたたかく満たす短編小説集。

    ●作品紹介
    妻子ある政治家と逢瀬を重ねる画家の朱莉。
    マスコミを避けるため延泊した伊豆の山奥のホテルで回想する、
    これまでのこと。
    ――島本理生「楽園の代わりのカッサータ」 

    なりゆきから、派手めギャルとして高校生活を送る陽子。
    クラス替えで再会した関優征は、かつて放課後をともにした相手だった。
    ――織守きょうや「ファースト・アンド・オンリー」

    両親の交通事故がきっかけで瀬戸内海の島に住む叔父に引き取られた碧。
    果樹が茂る庭の手入

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    2026年05月28日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    サクッとミステリーを読みたいならオススメです!
    登場人物の設定由来の何かがあるかというとあまりありません。
    世界観が統一された、短い謎解き短編集という感じです。

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    2026年05月28日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    正直2作目を読み終わって3作目読んだら、とりあえず、シリーズ全部読まずこのままフェードアウトでいいかな、と思っていましたがこの終わり方、次も読まないと、となってしまいました。

    常連さんが徐々に増えてきて、誰か誰やらどんどん分からなくなってきてしまうところが悩ましいけど、まだしばらくは読み続けることになりそう。

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    2026年05月20日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どの話も良かったです!

    「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」標野凪
    「ひめくり小鍋」冬森灯
    「深夜に二人で背脂ラーメンを」友井羊
    「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
    「夜の言い分。」大沼紀子
    「正しくないラーメン」近藤史恵

    ひめくり小鍋とペンション・ワケアッテが特に好き。
    冬森さんは初読み作家さんなので追いかけてみます。

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    2026年05月15日