冤罪で人生を奪われた男が真実と対峙し続ける。大正時代、硝子職人の岩田は身に覚えのない強盗殺人事件の犯人として突然逮捕される。警察の強引な取り調べと不正な裁判によって有罪とされ、無期懲役となり、長期にわたる獄中生活を強いられる。やがて出所を果たすものの社会には「殺人犯」という烙印が残り続け、彼の人生は奪われたままだった。それでも岩田は無実の証明をあきらめず、自らの力で真実を追い続ける。その行動力は凄まじく、やがて名誉回復のため、国家権力の歪みにも立ち向かっていく。彼を陥れた者たちへの強い感情が燃え続けた。④