友井羊のレビュー一覧

  • 眠れぬ夜のご褒美

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    バイト帰りに読んで、コンビニに吸い込まれました。お腹空いちゃう短編集怖い。暗号を知る人だけが神社でひっそりいただくお鍋、冬森 灯「ひめくり小鍋」がお気に入り。ラーメン話が多いけれど、ラーメン食べないので深夜ファミレスの大沼紀子「夜の言い分。」方が分かる!

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    2025年09月17日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    日常にある謎を解くお話しかと思いきや、最後にとても大きな秘密が解き明かされるという驚きの展開でした。
    それにしても登場するスープがどれも美味しそう。美味しいものが出てくるお話はいいなぁ。

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    2025年09月07日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    ネタバレ

    スープしずく屋シリーズ第五弾。

    今回は初めて麻野と露のおうちにお邪魔する理恵。
    そして、子ども食堂の活動に巻き込まれ、
    麻野の母親の事件に巻き込まれる。

    事件と言っても、
    不自然に河川敷で倒れていて意識不明だということで、
    事件性があるかどうかは不明。
    麻野はその過去からお見舞いに行くのを躊躇する。

    子ども食堂というタイトルから言って予想はしていたが、
    子どもをめぐる「事件」で胸が痛い、
    中学一年生でプチ駆け落ちをするとは。

    それと、
    唐辛子の糖度がトマトより高いとは、知らなかった。

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    2025年08月30日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    ネタバレ

    なんとなく感じた違和感はなるほどね

    章のタイトルに春夏秋冬が入るとついついその流れだと思ってしまう。

    各編はそれぞれ面白く、美味しく、やっぱりいい!
    謎解きと美味しい料理のバランスがとてもいい。
    知識があれば簡単な謎解きもあるが、読ませ方が上手い。そもそもこのシリーズは、謎解きを楽しむよりもそれをきっかけに起きる人間関係を楽しむものだと思うし。

    亜子ちゃんの言葉づかいは何かの伏線かと思ったけど、何も無かった…
    さて、理恵さんと麻野さんがうまいこと行ったわけですが、次巻以降どうなるかも楽しみです。

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    2025年08月23日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん お茶会の秘密と二人だけのクラムチャウダー

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    安定の楽しさ、日常の謎シリーズ
    理恵たちは恋人になって安定したから、そこのそわそわはなくなったね。
    日常の謎だから少し推理もしながら楽しめた

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    2025年08月09日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    ネタバレ

    スープしずく屋シリーズ第四弾。

    今度は包丁を買い出しに。
    ステンレスの三徳包丁を勧められたのに、
    見た目に魅かれて鋼の包丁と砥石までも買っていた理恵。
    麻野もお店の回し者のように勧めて来たのでしょうがないか。

    理恵の大叔父が亡くなり、その遺産に宝物があると探しに行く、
    この話が面白かった。
    山師的なもうけ話に弱く、親せきから疎まれていたが、
    親友が持ってきた儲け話にのって、その宝物を大事に隠していた大叔父。
    だが本当に大事にしていたのは、
    海外で行方不明になって戻らなかった親友との友情だったのかもしれない。

    理恵が編集者を勤めていたフリーペーパーは別会社に売却され、
    一緒に移籍するか、

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    2025年08月05日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    推理小説によく出てくる密室トリックを使う縛りのアンソロジーというのが面白いなと思って読みました。
    友井羊さんと島田庄司さんのものが私は好きでした。島田庄司さんのものは長編小説の1部と書いてあったのでその長編小説の方も読んでみたいなと思いました。

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    2025年08月03日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ

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    久しぶりにシリーズを手に取りました。
    朝活したくなる1冊です。

    幕間に不穏な独白が入りますが、そんなに深刻にしなくてもよさそうな内容です。

    朝、何か小さなことから始めたくなりますね。暑いけど。

    理恵の仕事に対する真摯さが伝わってきます。麻野さんとはどうなっていくのか。

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    2025年08月02日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    読みながら辰巳芳子さんのレシピ本が読みたいな、と思った。参考文献の中に辰巳さんの本があるのをみて納得。
    暖かい優しいホッとさせてくれるような想いが、どの章にも感じられた。

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    2025年07月30日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    ネタバレ

    スープしずく屋シリーズ第三弾。

    第三弾で、理恵と浅野はようやくデートにこぎつけましたか。
    デートと言っても、調理器具を買うのにアドバイスしてもらう、
    ということだったが。
    巨大なコックのおじさんがビルの上に設置されている、とあったので、
    かっぱ橋道具街か?
    ただ、麻野は買い物中も次々知り合いに声を掛けられていたようだが、
    特に女性に。

    ミステリーの方は相変わらずの舌触りの悪さだが、
    前作でも編集長夫婦の家庭を探っていた義理の妹が、
    また通帳を勝手に見るという反省のなさ。
    高校1年生ってこんなものなのだろうか?

    だが、タワーマンションでの合コン、じゃなかったホームパーティの男性陣が、
    マッ

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    2025年07月29日
  • ボランティアバスで行こう!

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    大変失礼ながら、タイトルからは想像もつかない力強い物語でした
    少年ジャンプよろしく、希望で明日へと繋ぐ、日本に何か起きたらメディアで紹介して欲しいとても良い読書体験でした、もっと評価、売れていい
    がんばろう日本

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    2025年07月21日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ

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    今作はサブタイトルにあるように朝食フェスが舞台。
    その朝食フェスを主人公の理恵が仕切ることになり、あれやこれやテンヤワンヤ。
    出店する予定の店で急に取りやめたいところが出てきたり、大家さんとの関係で悩む店が出てきたり。
    フェスの会場が使えなくなったり、好意を持っている人の娘が事件に巻き込まれたり。
    そんな日常ミステリーと共に美味しいスープを味わえる。
    やっぱりこのシリーズ好きだな。
    どの店もフェスに参加することで、一歩前進したいと思っているし、イベントに参加するあるブロガーも自分を変えようとする。
    今作のテーマは変化を前向きに捉えることかな。
    大事な事だよなぁ。
    そして理恵も変化することを恐れ

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    2025年07月20日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー

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    許すこと、やり直すこと、そんな事を考えさせてくれる一冊でした。
    最後の話は時系列だったり場所だったり??でしたが、なるほどと。
    出てくるスープが素晴らしいのはいつもだし、やっぱりミステリー部分は面白い。
    麻野さんの過去の清算は進みそうだし、理恵との仲も進みそう。
    次が楽しみです。

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    2025年07月12日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    友井羊 深夜に二人で背脂ラーメンを

    ストーリーも好きだったけどそれ以上にめちゃくちゃ飯テロされた!

    大沼紀子 夜の言い分。

    読み始めの違和感が、終盤ではそういうことだったのか、と楽しく読めた。

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    2025年07月06日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    登場する子どもたちの境遇がとても辛い。
    それでも麻野や理恵の働きで少しは前向きに一歩踏み出せる様で、それが救い。

    そして毎度の事ながら、ミステリー部分は面白いし、スープは美味しそう。

    前巻では麻野と理恵の距離が少し縮まった様に感じたが、今作では夕月と麻野親子の関係が少し近くなったかな。
    麻野さんの未来が明るい物となって欲しいな。

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    2025年07月04日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    麻野と理恵がさらに一歩進んだよう。

    ジビエをめぐる話は、ため息が出たり、ハッとさせられたり。そして調理器具が楽しいのは分かるし、それで料理が楽しくなるのも分かる。
    理恵が自分の先について悩む場面は誰にでもある事だけど、麻野さんのアドバイスに大納得。

    そして毎回思うのが、スープ美味しそう…。

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    2025年06月22日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

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    美味しそうな手作りスープと、ちょっとした謎解きと…
    連作ミステリーで謎も重々しくなく、のほほんと気楽に読めるこういう作品は大好きです。しかもシリーズ!また読み進めるのが楽しみな本に出会えて嬉しい。
    この後、私もスープが食べたくなってポトフを作りました。

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    2025年06月20日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    麻野さんと理恵さんが一歩進んでなにより。
    どのスープも食してみたいな。

    愼哉くんがなかなかいい働きをする。

    亡くなった人が相手だとどうもできなくてもどかしいよなぁ。

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    2025年06月16日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    作家さんによって味わいが色々で楽しい。
    近藤史恵さん、冬森灯さんの作品が特別好きでした。

    「ひめくり小鍋」冬森灯
    冬森さんらしい心に小さな明かりが灯るような温かな読後感。クスリとなるシーンもあって楽しく元気をもらえました。
    私には絶大な安心感のある著者です。

    「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
    不器用なペンションオーナー夫妻が好ましい。夜食を食べるシーンは、捕らわれていた苦しさからの解放感と安心感に包まれました。ハッとするシーンや、じんわり染みるストーリーがいい。

    「正しくないラーメン」近藤史恵
    料理研究家の苦悩を描いた本作が断トツに好きでした!!食べ物描写も美味しそうだし、スト

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    2025年06月14日
  • 100年のレシピ

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    ネタバレ

    100歳で亡くなった料理研究家大河先生のこれまでを20年ごとに綴る連作短編集。

    一話目は突然の謎解きパートに違和感だったけど、どの話もコロナや、アレルギー対策などそれぞれその時代の背景を反映させた事件になっているのが面白かった。それゆえに、現代では「異物混入までして、その理由がこれ?」と思えることでも、説得力を増していたように感じる。
    各話でじゃがいものサラダにまつわる伏線も出てきて、ラストの大河先生の親友の話に繋がるのも美しい。
    異物混入の話だからか食が全面に出ている小説でもお腹があまりすかなかったのは誤算。

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    2025年06月14日