友井羊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ6作目
冒頭、理恵さんが麻野さんに何か相談事や打ち明け話を決意するシーンから始まる
このシーンが時系列通りなのか、後半部分の先取りなのか特定できないまま物語は進む
それ以外はいつも通りの日常の謎もので
いつも通り、麻野さんの推理が冴えわたる
・人参リモートワープ
リモート同士の環境で、特定のアイテムが二人の間でやり取りされる謎
こんな話しは他の物語でもあるなぁ
なので、仕組みに関してはそうだと思ったけど
まさかそんな事情があったとは
まぁ、ありえるっちゃああり得る
・奏子ちゃんは学校に行かない
アレルギーの子にナッツ入りのクッキーを上げたと疑われ、学校に行かなくなった子
露ちゃんの学校でのポジションが若干伺える
本人も賢いし、いざとなったら麻野さんの頭脳があるので、何かと頼られる存在なのかもね
・ひったくりとデリバリー
コロナ禍を経て、フードデリバリーサービスが充実したなぁと思う
その反面、その仕事に従事する人達は運営の方針変更に振り回されたりね
でも、配達する余裕のない個人店もそのシステムを利用すれば販路を拡大できるメリットはあるわけで
一度社会に受け入れられたサービスはもうなかなか無くならないと思う
・在宅勤務の苦い朝
夫が作る朝食だけ苦みを感じるという妻
歯磨きした後に食べた物の味が変わるとか、普通気づかないか?
特に、果物が相性悪いもの多い気がするけど、何か理由があるのだろうか?
酸味?それとも果糖を感じにくくなるとかですかね?
それはそうとして、そんな事を上司に相談するか?
まぁ、身近な人間を疑っているならそこに助けを求めるのもなくはないか
・ビーフカレーは巡る
入居しているビルの都合で移転・代替わりする事になった洋食店の絶品ビーフカレーのレシピを教えてくれない母
お母さんの態度から、多分自分たちで考えたレシピではないのだろうなという予想はしてしまう
そしてその真相が実は麻野さんにも繋がってたとか
もう態度の悪さは完全にミスリードだよね
まぁ、収まるべきところに収まった感があってよい
途中の描写で富士山を左側?
東京に行く?というあたりで「?????」となる
なるほど、ねぇ……
そんな仕掛けでしたか
二人の距離感が、離れて暮らす娘の食生活を心配してオカン便を送るような関係になったのだなぁ
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シリーズ累計46万部突破の大人気シリーズ最新刊!
「スープ屋しずく」のシェフ・麻野がこしらえるスープにかかれば、お客の心も不思議な謎もあっという間にほぐれます!
リモート会議中に同僚がつぶやいた「人参がワープした……」という言葉の謎や、閉店を決めた洋食店「えんとつ軒」店主の真意など、
思わずスープが食べたくなる、美味しくて優しい書き下ろし連作短編全5話収録。
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Posted by ブクログ
満足感の高い素敵なアンソロジーでした。
*島本理生さん
良いなぁ。最初は朧げな印象の主人公が、いつの間にかしっかり地に足をつけて、「凛」とした雰囲気をまとうように。
『楽園には住めなくても、楽園のようなものはいつか見つけられるはずだ。私の中に』
の言葉が心に残りました。
*織守きょうやさん
あらあら、どうしましょ。こういうの好きなんです。織守さんは短編集しか読んだことがないので、長編も読んでみたい。
*友井羊さん
両親を亡くし、島に住む叔父さんの元へ引き取られた中学生の蒼。そこでの日々は穏やかで人の温もりがあって、シーンのひとつひとつが心地よくて味わい深い。こういう作品好きです!
*畑野智美さん
アイドルの密着取材ドキュメンタリーを見ているようでした。ちょっとやるせなくも爽やかな読後感。
読みながら、佐原ひかりさん「スターゲイザー」を思い出しました。
*名取佐和子さん
上京する息子とその母親。離れて暮らすことになる息子との思い出に、色々な感情が湧き上がってきて思わず涙。
『子育ての道は、こんな夢のような奇跡を拾い集めて歩けるよう広く長くなっているのだろう。』
何だか感慨深い。
*伊吹有喜さん
まさかの「なでし子物語シリーズ」!!
舞台は東京、不登校の美也が主人公です。懐かしい面々にまた会えました。彼女たちのティータイムは、まるで異国にいるみたい。爽やかで洗練された雰囲気。シリーズをまた読み返したくなりました。
短編集でこの満足感はすごいと思う。
ご褒美シリーズは好きなので、次作も読みたいなー。発売したら絶対読む!
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Posted by ブクログ
ネタバレおやつをテーマにした短編集。
6名の作家さんが1つずつお話を書いてくれていて、こういうのをアンソロジーというらしい。
タイトルに「やるせない」とついてるだけあって、どのお話にも切なさが漂うけれど、甘いおやつがそれを癒してくれたり、前を向くきっかけになったりして、読後は優しい感動に包まれる。
「楽園の代わりのカッサータ」は、映画みたいなおしゃれな雰囲気。
不倫はダメだけど、誰かや何かにすがったり、現状を変えてほしいっていう思いには共感した。
しかしこの相手の政治家はひどい男だ。
ピュアなんだけど、結局自分のことしか考えてないんだよね…。
「ファースト・アンド・オンリー」はキュンすぎてまるで少女漫画。
ラストのところ、素敵すぎて読み返しちゃった。
お弁当を差し入れるのも、ピンチを助けるのも、勇気いるのにすごいな。
結局、行動した者が人生を変えるのだ。
「春とマーマレード」のジャムを作るシーンや「ストロベリーの歌」の苺ピクニックのシーンが素敵で憧れる。
どのお話も、登場人物達のその後が気になるな〜。
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Posted by ブクログ
ボランティアについて
ただ単に「被災地にお手伝いに行く」という感覚しかなかったが、色々なルールやマナーがある事、知れて良かった。何より、参加するにはお金がかかるという事(長靴等の購入代は当然の事、参加費が発生する事)全く無知でした。
過去の大震災も
たまたま自分の周りに被災した方もいないし、自分の住まいも影響の無い場所なので、どこか遠くの出来事のように感じていたし。
この本により多くのことを学び、知り、
長く生きてきてもまだまだ知らない事が多いんだなぁ、、、、しみじみ感じてしまったし、今の幸せを大事にしたいと思う。
と、、しんみりしてしまったが、物語自体はそんなに重くはない。サクサク読めて良かった。