友井羊のレビュー一覧
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自作のマンガの映画化を巡る青春小説
以下、公式のあらすじ
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エピローグを読み終えたならば必ず、冒頭の二ページを読み返してみてほしい。 (中略) せつなさが胸の内に爆発することだろう。吉田大助氏 (解説より)
「きみのマンガ、映画化決定ね!」ナオトは同級生の天才女子高生監督・ハルから、突然そう告げられる。小学生の頃にナオトが描いた『春に君を想う』を撮らせてほしいと言うのだ。いまだにその作品を超えるマンガを描けていないナオトは、迷いながらも映画部に参加することに。だが、ハルは大きな秘密を抱えているようで……。創作への情熱と優しい〝?〟に涙が溢れる、せ -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めてすぐに、なぜ主人公をネガティブに見える書き方をするのかなと不思議だった。でも読み進めていくうちに、理由がわかった。そして、それを、ネガティブと感じた自分の中にこそ見えない差別や普通であることが正しいという固定観念が埋まっていると気づいた。非常にセンシティブで、ケースが増えているからこそ書き方も苦労しただろうけど、明るい雰囲気の小説になっているのがすごい。
個人的に、結のほうは直る、改善に近い状況(というか適応できる)になっているのに対して、夏希のほうは直るというところまで、いっていないのが切なく、特性の違いなのかなと思ったりもした。 -
Posted by ブクログ
前作のファンです。
前作の菓奈と今作の夏希。
ふたりの持つものと同じ、当事者なので首が取れそうなほどうなずきたくなるポイントが多くありました。
前の話よりこっちのほうが好きかも…。
登場人物が多すぎなくて読みやすいからです。
前回と違ってしっかり参考文献があるのでそこも勧めたいポイントです!
前作は吃音の本やお菓子の本も参考文献に入れてほしかった…
この作品、夏希の設定に力を入れすぎて社交不安障害についてはあんまりわからなかったかな…。
もちろんこの本読んで知った気になるようじゃダメだけど、もっと、そういう描写が欲しかったなぁ。
話全体はすごく良かった。