友井羊のレビュー一覧

  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    文の過保護な母親との過去を覗いたときに
    すごく嫌悪感を感じました
    忘れてしまいたい過去
    忘れていたから今がある
    でも彼女は新しい未来のためにその記憶に触れる
    すごく感動しました

    『私の選ぶ白い道』では
    理恵がすごく成長したストーリーだと思いました
    それにしても、周りがすごくいい
    自分の希望を主張しても「こうするべき」とは言わない
    あくまで理恵を主体として考えてくれている
    素敵な世界だと思いました
    だからこそ理恵も自分の気持ちと向き合い、考え、選ぶことができた
    私もそうありたいと思いました

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    2024年11月26日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー

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    思わずお客様の印象を口にしてしまった露ちゃんに
    「お客様の中には色々な人がいる
    お帰りになった後に好き勝手言うことは、
    飲食店としてはやってはいけないことだ」
    麻野さんが注意した言葉
    私も飲食店員として守れているかな?と振り返ることができました

    あと、物語の中で麻野さんと理恵さんが買い物デートしていたのですが
    雪平鍋やフライパンの説明も麻野さんらしく丁寧で
    私もこういう人と買い物したいなぁと思いました
    とても勉強になった回でした

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    2024年11月26日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    最初に軽いジャブを打ってから
    深く潜り込むようなストーリーの展開でした
    特に後半のストーリーは読みごたえがありました
    3巻以降の麻野さんストーリーの展開が気になります

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    2024年11月22日
  • 無実の君が裁かれる理由

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    冤罪にまつわる話。

    冤罪。
    自分がいつどこで巻き込まれるか分からない。
    無実なのだからいつかは分かってもらえれるだろう。
    という気持ちから、今この詰められる辛さから逃れたい一心で自白してしまえばその決定を覆すのは難しい。

    当然、犯罪はダメなことは当たり前である。
    しかしその上で、冤罪となった人。
    冤罪によって真犯人がうやむやになり、行き場の無い感情に暮れる被害者。
    さまざまな感情に晒され、今一度深く考えるきっかけになった。

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    2024年11月19日
  • 100年のレシピ

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    著名な料理研究家である大河弘子先生の100年の人生には、いつも料理が中心にあった。
    人が豊かに生きていくためには、何をどのように食べるかが重要で、でも日々手の込んだ料理を作るのは大変だ。
    料理には苦手意識があったけど、自分に合うレシピ本を探してみようかなという気持ちになった。

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    2024年11月02日
  • 魔法使いの願いごと

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    すごく優しい、悲しい、美しい本だった。
    理解が追いつかなかった…私の感想をうまく言語化してくれている人に出会いたい

    友井羊さんの本は数冊読んでいて、あぁこの人の本好きだったな、と思い出した。
    ミステリといえばミステリー?
    ファンタジー要素が強いけど、人の汚いところ、それでも優しい人はいて、ヒト自体を嫌いになれない簡単には切り捨てられない、そんな感じ。

    病は気からというか、美しいもの=見たいものというのはわかる気がする。
    好奇の目で見てくる他人を見たいとは思わないし、汚い言葉を投げかけてくる人の声を聞きたいとは思わない。
    お母さんは美しいし、お母さんの話に出てくる花は美しい。信じている相手は美しい。
    一般的な美醜で語ったら、自分は醜い。自分でそれを自覚していることと、人に突きつけられるのとでは訳が違う。自覚していても、抱きしめてもらえたら嬉しい。
    フルーツバスケットの恭と透を思い出した。
    槇原敬之さんの「僕のあげたものでたくさんの 人が幸せそうに笑っていて」というフレーズも浮かび上がってきた。

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    2024年10月14日
  • 100年のレシピ

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ良かった!!
    伝記ならば、その人の生い立ちから成人、そして老後、と読み進めるだろう。
    が、これは逆なのだ。

    亡くなったところで、その人の焦点が始まり、段々と時代を遡る。懐かしい単語、見慣れない単語なども出てきた。
    そして、戦争。
    私は経験がない、が、こんな風になっていたのか、と胸が軋む、が、その中で人々は生きてきたのだ。

    焦点に当てられた、大河弘子。

    謎も面白かったし、最後に繋がる終点も本当に良かった!!!!

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    2024年10月01日
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫

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    吃音の為ひっそりと学生生活を送っていた主人公が、得意の推理でお菓子にまつわる謎を解決しながらかけがえのない友情を築いていく。
    謎解きが明快で、どんどん読み進めたくなった。

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    2024年08月21日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー

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    "奏子ちゃんは学校に行かない"
    学校で起きた事件を友人に頼まれ調査する露。
    アレルギー反応、星型のクッキー、すり替えられたお弁当のおかず。
    複数の謎を解きながら真実に近づく子供たち。
    いつも通りほっこり、すっきりできるお話でした。

    "在宅勤務の苦い朝"
    大好きなどんでん返し。
    短編なのにすごい。

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    2024年08月18日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    ネタバレ

    スープ屋しずくシリーズ第8弾。
    毎度の事ながら、おいしそうなスープがたくさん登場します。

    ささいな事から始まったものがゾッとするものであったりと今回も考えようによっては最悪の結末になったことも考えられるエピソード。
    そんなゾッとすることも語り口やスープ屋しずくの店主麻野のやわらかさがマイルドにしてくれる。

    そして、少しずつ育ってきた理恵さんの気持ちがついに…!という巻です。
    これはこれで、続刊でまたじれじれしそう…笑

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    2024年08月12日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    シリーズ2作目

    しずくの事故の原因に追及しているけれど
    本当の原因はまだわからず

    新しい命と環奈の心配
    理恵の恋バナ
    狩猟
    姉と窃盗癖

    枝豆のヴィシソワーズ
    鮭と秋野菜のホワイトシチュー
    雉鳩の炭火ロースト
    ミネストローネ

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    2024年08月07日
  • 放課後レシピで謎解きを うつむきがちな探偵と駆け抜ける少女の秘密

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    発達障害という難しいテーマを取り扱っているが、ストーリーは明快に進んでいき、軽々しい訳ではないが決して重くないのが友井羊さんの手腕だと感じる。
    快活な女の子と繊細な女の子が主人公で、ふたりとも優しくて良い子で応援したくなる。

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    2024年07月24日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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     今回は春夏秋冬の季節を感じながら進んでいく4つの中編を収録。
     ですが。最後の冬では一気に時間が流れていたことにビックリ。
     なかなか進まなかった麻野と理恵の関係も一区切りで、もしかして、これで終わりかも?というラスト。
     出来れば、続いてほしいなぁと思うのですが、どうなるんだろう。とても気になります。
     

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    2024年07月09日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 巡る季節のミネストローネ

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    大好きなのは麻野の人柄か、スープか、露のかわいらしさか。スープ屋しずくシリーズ、好きです。

    プロローグの最後にん?と思ったけれど、その答えが最後にきっとあると思って読んでいた。さすが『このミス』大賞シリーズ。最後にえぇーっと。確かに中ほどの物語であれ?と思うところはあったけれども。
    山菜取り、沖縄旅、弁論大会。日常に沿った感じのお話がいい。

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    2024年05月16日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    ネタバレ

    子ども食堂に通う傷を抱えた親子たち。
    その接点として、麻野の母逢子がいるが、逢子も事故により意識不明の重体。

    真相は悲しくて優しくて…
    麻野のスープはどんな時でも温かくて。

    子供の頃に見たこと、聞いたこと、
    言われたこと、されたことって忘れない。
    子供って大人が思っているほど子供じゃない。
    しっかり同じ人として接しなきゃと思った。

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    2024年05月08日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース

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    ネタバレ

    印象に残ったのは第三話の"まじわれば赤くなる"。
    調理実習で露ちゃんの友達が他の班のスープを破棄してしまう。
    なぜ友達はそのようなことをしてしまったのか。
    先生と関係性、距離感。
    自分の行動が周囲に、友達に、与える影響。
    子供って大人が思うよりずっとずっと考えている。
    その経験を重ねて大人になっていくんだよね。
    麻野の謎解きでスッキリ。

    もちろんエピローグでの麻野と理恵の恋の行方も…。早く自作読みたい。

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    2024年04月14日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ

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    一作目に続き、前半はスープ屋しずくでのほっこり謎解き。後半に静句さんの真実に…。
    これからの展開が気になる登場人物ばかり。引き続きしずくでの時間に浸ります。

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    2024年03月31日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ

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    ミステリだけど火曜日のサスペンス見たくそんなに殺伐とはしていないストーリー。
    スープの描写も美味しそうで、寒い日に見るとスープが読みたくなる。(たまに冷製スープの回もあります)

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    2024年03月30日
  • 100年のレシピ

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    話は1話ずつ過去の話へ遡っていくが、人と人との繋がりがどんどんわかって、100年ってすごいなと思う。
    戦時中と戦後を生き抜く強さと、生き抜いたからこその優しさがある気がする。

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    2024年03月16日
  • 映画化決定

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    自作のマンガの映画化を巡る青春小説

    以下、公式のあらすじ
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    エピローグを読み終えたならば必ず、冒頭の二ページを読み返してみてほしい。 (中略) せつなさが胸の内に爆発することだろう。吉田大助氏 (解説より)

    「きみのマンガ、映画化決定ね!」ナオトは同級生の天才女子高生監督・ハルから、突然そう告げられる。小学生の頃にナオトが描いた『春に君を想う』を撮らせてほしいと言うのだ。いまだにその作品を超えるマンガを描けていないナオトは、迷いながらも映画部に参加することに。だが、ハルは大きな秘密を抱えているようで……。創作への情熱と優しい〝?〟に涙が溢れる、せつないほど眩しい青春小説。
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    「映画化決定ね!」
    高二男子ナオトは、過去に描いたマンガ『春に君を想う』のネームを、
    映研で監督を務めるハルに見られてしまう。

    学生向けの賞を受賞している天才女子からのオファーに乗り切れないナオト、
    しかしみずから映画制作にかかわるうちに、
    なぜ過去に書いたこの作品が人の胸を打つのか、徐々に気付き始める。

    果たして表現に大事なのは才能か、それとも理論か? 
    真正面から向かい合い、ぶつかり合うふたり。
    一方、ハルは重い病をひた隠しにしているようだが…。

    「スープ屋しずくの朝ごはん」シリーズが大ヒット中の著者による新境地、
    切ない『映研』の青春を描く。
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    原作ありの映像化のあれこれと、青春物語と、病気ものの合せ技

    最近のマンガ原作のドラマ化を巡るゴタゴタのせいで、この手の話の映像制作側に対しては結構厳しい目で見てしまう

    ハッピーエンドの結末を改変する監督
    そしてその意図

    正式な契約書を交わしていない以上、どんな事情であれ原作者なんだから撮影や許諾を止める権利を持っていていいと思うんだよね
    著作者人格権は譲れないものなのだから

    0から1を生む出す事をせずに、原作を搾取する行為は非難されて然るべきな風潮になってほしいものですね

    ただまぁ、「納得は全てに優先する」というのも真理
    この作中で描かれているように、映像化に際して他の人視点で物語の解釈違いや疑義によって、作者にフィードバックされて作品がスパイラルアップする事もあるわけだし

    要は、誰の納得かというのが問題だろうか?
    原作者なのか、制作側なのか、観客なのか


    特定の人物に向けられて制作された作品
    結果、広い対象層に受ける事はある
    今作は正に特定の人物の思考を誘導するために作られた映像作品ですねぇ
    まぁ、読者とししてもまんまと騙されるわけですけれども


    引用やオマージュ、その他実際に作中で言及される実際の作品の数々

    私は大ぴらに語れる程詳しいわけではないけれども
    浅野いにおはメンタルが不調ではないときに読むのが吉
    デビルマンは映画の評価がアレですけど、原作のマンガの方も永井豪だけあって結構エグい
    海街diaryはいいよなー

    映画に関してもまったく語れる程の知識はない
    でも、ショーシャンクくらいは観た

    作品名に言及されていないけど、病院から抜け出して病状が悪化して助けを求めるって展開は明らかにセカチューですなぁ

    多分、私が気づいてないオマージュがもっと他にあるでしょうね


    そう言えば、作中に登場するマンガはすべて映像化している作品なのかな?


    冒頭の描写で、後の展開について読者の思考を操る手法はよくあるけど
    それを踏まえても、最後まで読んでもう一回最初を読み返すとまた違う印象になる不思議

    それにしても、青春度とミステリとヒューマンドラマの融合とその絶妙なバランスは、流石は友井羊さんですねぇ

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    2024年03月07日