あらすじ
シリーズ累計52万部突破! 謎も心もほっこりほぐす、美味しいスープミステリー、最新刊です。 会社主催の朝食フェスの運営に急遽理恵が加わることに。理恵は麻野に声をかけ、スープ屋しずくも出店することになる。けれど突如、目玉の朝食店ブーランジェリー・キヌムラが出店を考え直したいと言い出す。説得に行くと、店主の絹村はとある悩みを抱えていて……。ほか、朝活トークショーに出演予定の人気ブロガーの謎の体調不良や、開催予定地が使用禁止になるほどトラブルが続く。理恵たちは無事に当日を迎えることができるのか! ?
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この作品からは理恵の頑張りがすごく伝わってきて
推理小説としてだけでなく、お仕事小説としても楽しめました
フェスがどのように開催されているのか
そういった舞台裏を見ることができます
もちろん謎もあります
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ミステリだけど火曜日のサスペンス見たくそんなに殺伐とはしていないストーリー。
スープの描写も美味しそうで、寒い日に見るとスープが読みたくなる。(たまに冷製スープの回もあります)
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シリーズもここまで来ると、もう「安定感」みたいなものが出てきて(^ ^ このシリーズで、もちろん「ハズレ」があろう訳はないし、浅野と理絵の「好き合うてるくせに踏み出さないもどかしさ」も健在(?)だし(^ ^ まるで「美味しんぼ」のように、単純ですぐ改心する登場人物も相変わらず(^ ^; いや、ほめてるんですよ?(^ ^;
全体的に、とてもゆっくりした時間が流れていて、だからこそ「いざ事件」の時の緊迫感がいや増して。「読み手のリズムを誘導する」手練れ感。これこそが「筆力」というものなのでせう(^ ^
ミステリなので、何を書いてもネタバレになりそうなので、ホントに単なる感想文のみでした(^ ^
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今回は、理恵が担当する朝食フェスに向けて準備のお話。イルミナの仕事ではないイベントの担当。会社を替わって勝手が違うこともあるけれど、できる人だと見込まれたんだろう。出店者の抱える問題だったり、イベントの会場問題だったり。無事にフェスが開催できてよかった。
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今回は特に気になるスープが多かったような気がしたこともあって★5つ。
サブタイトルの「決意の…」をみて完結するかも?と思ったけど、もう少し続きそうかな。
2021読みおさめ。
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シリーズものだけど1話1話が完結しているので読みやすいし、理恵の働く独身女性のリアル感がほっこりする。麻野の推理と距離感を見届けたい気持ちで読み進めている。
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スープしずく屋シリーズ第七弾。
今回は、理恵がフリーペーパーの編集ではなく、
食フェスの運営を任されていろいろなお店に参加をお願いする。
その過程で、麻野が謎を解いていく。
全体として無理のない一つの流れになっていたし、
最後の食フェスの現場でも現在進行的で事件が起きて面白かった。
謎解きがらみでお寺で開催されることになった食フェスは
朝活をテーマにしていて、
都内でも屈指の人気ののパン屋、
おにぎりが人気の弁当屋、パンケーキや中華粥の専門店、
スペイン出身のシェフのスペインバル、ヨガ教室と盛りだくさんで
とても楽しそうだった。
朝活かー。
理恵と浅野の間柄は遅々として進まないが、
食フェスで麻野が騒ぎを起こした犯人を追いかけたのは理恵のだめだったと
露にばらされて赤面していたのが進展のようだ。
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久しぶりにシリーズを手に取りました。
朝活したくなる1冊です。
幕間に不穏な独白が入りますが、そんなに深刻にしなくてもよさそうな内容です。
朝、何か小さなことから始めたくなりますね。暑いけど。
理恵の仕事に対する真摯さが伝わってきます。麻野さんとはどうなっていくのか。
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今作はサブタイトルにあるように朝食フェスが舞台。
その朝食フェスを主人公の理恵が仕切ることになり、あれやこれやテンヤワンヤ。
出店する予定の店で急に取りやめたいところが出てきたり、大家さんとの関係で悩む店が出てきたり。
フェスの会場が使えなくなったり、好意を持っている人の娘が事件に巻き込まれたり。
そんな日常ミステリーと共に美味しいスープを味わえる。
やっぱりこのシリーズ好きだな。
どの店もフェスに参加することで、一歩前進したいと思っているし、イベントに参加するあるブロガーも自分を変えようとする。
今作のテーマは変化を前向きに捉えることかな。
大事な事だよなぁ。
そして理恵も変化することを恐れずに、麻野との関係を一歩踏みだそうとしていたけど、さぁどうなるかというところで以下次巻。
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ブーランジェリーキヌムラ
鶏を庭で飼う
ブロガーいわくつき調理器具
調べもしないで子どもを疑う店員って
不穏な空気の朝活フェス
旬の春菊とベーコンのトマトスープ
ヒオウギガイのチャウダー
紫小松菜と鶏団子のスープ
インドのバラクショルバ
ハンガリーの国民的スープのグヤーシュ
完結編?
今までの登場人物が出てきましたが
まだ続くようです
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朝フェスを題材とした今回の謎解き。
麻野さんは今回もたくさん謎を解決してくれましたね。
パンやおにぎり、美味しそうなスープなどなど読んでるだけで、お腹すきます。
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今回は朝フェスがメインで話が進んで行きます。
そこで事件が起こるんだけど、朝フェスはとても魅力的。
食べ物以外も朝に活動するのはいいよね。
そろそろ理恵と麻野の関係も変化するのかなってところでまた次巻
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今回は朝活フェスに関わることになった理恵に様々なトラブルが起こり麻野とともに解決していく話。失敗や罪を犯してしまった人がしっかりと悔い改めてまた前向きにしっかり生きていく。罪を糾弾するだけでなく赦す勇気も必要だと言う事も教えられた。
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朝活フェスの運営に抜擢されて開催に向けて走り回る理恵。出店者やトークショーのゲスト出演交渉、会場の選定や当日の運営などイベントの開催て大変ですよね。露と二人でお出かけしたりトラブルに見舞われた理恵を麻野が助けたり、麻野と理恵の関係も深まっている様子。理恵が告白する決意を固めたみたいだけどそれは次回に持ち越しなのね。なんでこの二人が付き合わないのか、何故躊躇するのかわからん。
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久しぶりのスープ屋しずくシリーズ。
朝活フェスの準備と開催を軸に進む5話プラス1話の形式。
それぞれの章の事件をシェフ・麻野の明快な分析で解決に向かうスタイルは変わらず。
第5話のフェス当日の事件が結構深刻な展開ではあったけど。
基本本当の悪人がいないこの物語。
心温まるものを感じました。
次のシリーズも楽しみにしています。
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シリーズ7作目だけど、相変わらず完結しそうにない。朝フェスの話、第1話だけかと思ったら最後までやったね。でも、各話のミステリーは、なかなかええトコ付いてて良かった。でも、そろそろうまくまとめて欲しいものだ
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朝食フェスに奔走する理恵。一つ一つに真摯に取り組んでいる姿が凄く良い。そして、変化を恐れないってとても大事だなって感じた。朝活がしたくなる一冊。そして理恵と麻野さんの関係は進むのか!?
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シリーズ第七弾。
店主・麻野さんが作る日替わりスープが評判のスープ屋〈しずく〉を巡る、連作ミステリ五話&オマケの特別掌篇が収録されております。
ここ数巻、理恵のお仕事小説的な要素が増してきた感がある当シリーズ。
本作では、「朝活フェス」の運営に携わることになった理恵の奮闘と、その準備の過程且つ当日に起こったトラブルや謎を麻野さんが解決していく展開となっております。
・フェスの目玉出店店舗だった人気パン屋が急に出店を迷いだしたり(第一話「優柔不断なブーランジェリー」)
・同じくフェスの出店予定店舗のおにぎり屋の地主さんが飼っている鶏が消えてしまったり(第二話「鶏の鳴き声が消えた朝」)
・フェスでトークショーをしてもらう予定の人気ブロガーが骨董市で買った調理器具で作った料理で謎の体調不良になったり(第三話「骨董市のひとめぼれ」)
・麻野さんの娘・露ちゃんが、とあるカフェに飾れていたオブジェを壊した疑いをかけられてしまったり(第四話「壊れたオブジェ」)
・さらに、フェス当日も会場の案内版への悪戯が多発し、挙句窃盗犯の乱入まで・・(第五話「壊れたオブジェ」)
・・と、準備段階から当日に至るまで次々と起こる問題への対応にてんてこ舞いの理恵でしたが、麻野さんの助けもあり、なんとかフェスが無事終了して何よりでした。
本当、理恵には“お疲れ様~!”と、労いの言葉をかけたくなった私です。
ま、〈しずく〉のスープが理恵にとって一番の元気と癒しの素なんでしょうけどね~。
・・という訳で、色々ありすぎた本作でしたが、毎度の事ながら麻野さんの名探偵っぷりには感心しますね。
オマケの掌編「麻野と理恵の謎解きカフェごはん」でも亜麻仁油に関する詐欺を鮮やかに見抜いておりました。
そして勿論、今回も美味しそうなスープが沢山登場しましたが、個人的に気になったのはこの巻のタイトルにもなっている、ハンガリーの国民的スープ「グヤーシュ」ですね。
牛肉のコクと野菜の風味が溶けあった旨味たっぷりのスープのようで、是非味わってみたくなりました。
で、肝心の(?)理恵と麻野さんの関係も少しずつですが親密さを増してきている様子ですので、このまま見守っていきたい所存でございます~。
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美味しいスープミステリーシリーズの新刊。今回は”朝活フェス”のイベントに関わる謎を解いていく。実際にこんなに美味しそうな朝活フェスがあれば行きたい。
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日替わりの朝食セットを出しているスープ屋さんの主人、麻野が、いろいろな事件を解決するシリーズもののようで、いきなり7巻目を手に取ってしまった。事件と言っても身近な出来事が中心で、主人公っぽく麻野に接する理恵、娘?のつゆとか登場人物も魅力的で、ほんわか系のお話で悪くはない。
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スープやの娘露が事件に巻き込まれそこの従業員と経営者がちょっとした事を隠していた,父親の麻野さんが冷静に判断し解決する,緩やかに流れる時間がこのスープ屋にある。ホットする時がゆっくり流れる。
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朝食フェスのイベントに携わることになった理恵。
出店先でそれぞれ抱えている問題に直面し、
麻野の推理で解決していく。
いつもと違い、今回は朝食フェスに出店予定の店という括りで物語は展開されていく。
なんだかちょっと新鮮。
次から次へ起こる問題とフェスで起こる珍事が多いこと…。
毎度のことながら、出てくるスープがどれも美味しそう。
そして、新しい店主たちと生まれる交流から、麻野の料理技術はグレードアップするおまけつき。
二人の関係性にもそろそろ変化が欲しいところ。
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【収録作品】優柔不断なブーランジェリー/鶏の鳴き声が消えた朝/骨董市のひとめぼれ/壊れたオブジェ/朝活フェス当日-理恵の忙しすぎる日/麻野と理恵の謎解きカフェごはん
ともかく食べ物がおいしそうで、お腹が鳴る。
それにしても麻野さんは安定の安楽椅子探偵で優秀すぎ。
「優柔不断な…」ブーランジェリー・キヌムラの主人が一度引き受けた出店をためらう理由とは。
「鶏の…」出店予定の弁当屋・いなだやの店の地主宅から鶏がいなくなった。犯人は。
「骨董市の…」フェスのトークイベントのゲスト、人気ブロガー・メイ。骨董市で買った調理器具がいわくつきと小耳に挟んで不安になる。
「壊れた…」雑貨屋に行く露につきあう理恵。待ち合わせた店で、露に置物を壊したという疑いがかけられる。
「朝活フェス…」当日、フェス会場に宝石窃盗犯が紛れ込んで騒動が起きる。
「麻野と…」大量の亜麻仁油の取引の話を聞いた麻野の推理。
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人気シリーズ第7弾。
今回は丸ごと1冊、「朝食フェス」。
事前運営からフェス当日まで、スムーズとは言えない状況を、スープ屋店主のキレで解決していくのは鉄板だ。
冬場の早朝開始のフェス‥すごく寒そうだが、朝活にものすごく興味があるから是非行ってみたいな。
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理恵が朝活フェスの企画をまかされることに。
スープやしずくはもちろん、おにぎりや、パンやなど集まる。そこで怒る日常生活な謎を麻野が解決する。
あいかわらず、スープおいしそう。
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理恵が朝活イベントに関わることになり、スープ屋しずくも出店することになる。
出店候補者に交渉に行き、それぞれが抱える問題を、麻野と共に解決していく。
朝活イベント開催までは面白かった。
初日に起こった、駅からの案内板、駐車場の案内板、トイレの案内板のトラブル。
二つはイベントを楽しむ前のことで、これから楽しもうという気持ちが萎えて、げんなりしてしまう。
一つは生理現象に伴うことなので、イライラしてしまう。
現実世界なら、このことがSNSであっという間に広がり、大成功とは言えなかったのではないか。
(現に、イベント初日の行列整理のトラブルがあっという間に広がって、ニュースになったこともあった)
まぁ、それ以上にイベントが良かったという解釈もありだが、なんとなく、小説とはいえ、無理があるように感じた。
この件に関する麻野の推理は読者には丸分かりだし、このトラブルのくだりは無かった方が良かったかも。