あらすじ
大人気シリーズ第4弾! 早朝にひっそりと営業しているスープ屋「しずく」には、今日もさまざまな悩みや謎が舞い込んでくる。店主の娘・露の同級生が金縛りに遭い、さらには母親に幽霊が憑いている!?「おばけがきえたあとにおやすみ」。カルガモのジビエをなぜか食べられない「野鳥の記憶は水の底に」。亡くなった大叔父が隠したらしいお宝を探す「大叔父の宝探し」。調理実習中に起きたスープ事件「まじわれば赤くなる」。理恵に転職の話が舞い込む!? 「私の選ぶ白い道」など、全5話。
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Posted by ブクログ
文の過保護な母親との過去を覗いたときに
すごく嫌悪感を感じました
忘れてしまいたい過去
忘れていたから今がある
でも彼女は新しい未来のためにその記憶に触れる
すごく感動しました
『私の選ぶ白い道』では
理恵がすごく成長したストーリーだと思いました
それにしても、周りがすごくいい
自分の希望を主張しても「こうするべき」とは言わない
あくまで理恵を主体として考えてくれている
素敵な世界だと思いました
だからこそ理恵も自分の気持ちと向き合い、考え、選ぶことができた
私もそうありたいと思いました
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印象に残ったのは第三話の"まじわれば赤くなる"。
調理実習で露ちゃんの友達が他の班のスープを破棄してしまう。
なぜ友達はそのようなことをしてしまったのか。
先生と関係性、距離感。
自分の行動が周囲に、友達に、与える影響。
子供って大人が思うよりずっとずっと考えている。
その経験を重ねて大人になっていくんだよね。
麻野の謎解きでスッキリ。
もちろんエピローグでの麻野と理恵の恋の行方も…。早く自作読みたい。
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夢乃ちゃんが安眠できるようになってよかった。
大叔父の宝はそんなところに?!
理恵の恋心はなかなか進まないけれど、なんだかほほえましい関係。伊予は若いから(?)、こういうのをじれったく思うんだろうな。いい調理道具をそろえたら理恵が料理に興味を持つ姿もいい。
読むたびに思う。こんなスープ屋が近くにあってほしい。
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スープ屋しずくシリーズ!!④
間違いなくおもしろいです。
今回は露ちゃんの同級生の話が何話かありましたね。子供心に色々と考えてるところが切ないというか、ぐっときました。
理恵さんにも転機が訪れる今回は読みどころがいっぱいでした。
麻野さんとの恋の行方が毎回気になっちゃいます(笑)
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毎日スープが美味しそう。
新しい状況に変わることは不安もあるし、期待もあるし…
自分の決めたように進んでそこで納得がいけば良いし、ダメならまた新たに状況を変えれば良い。
そんな風に思いました。
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久しぶりのシリーズ第4弾。今作も遅々として進みそうにない理恵と麻野の恋模様だったが、理恵に大きな人生の分岐点が。伊予は良い後輩だなぁ。生きていく、生活するということはままならないことだらけだと痛感する話が多かった。前作でも感じたが、なかなか重いテーマや境遇をさらっと描きすぎな点が気になる。
このシリーズのおかげで日に日に沸々とスープ専門店へ足を運びたい熱が沸き立ってきた。soup stockしか知らないが、他にも良いお店あるか探して行ってみなければ。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目?登場人物がみんな穏やかで、温かい気持ちで読める癒しのような作品。
今回、若干恋愛模様が進展するような兆しが読んでてにんまりしちゃう。初めて麻野が慌てる?照れる?ところが可愛い。
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スープしずく屋シリーズ第四弾。
今度は包丁を買い出しに。
ステンレスの三徳包丁を勧められたのに、
見た目に魅かれて鋼の包丁と砥石までも買っていた理恵。
麻野もお店の回し者のように勧めて来たのでしょうがないか。
理恵の大叔父が亡くなり、その遺産に宝物があると探しに行く、
この話が面白かった。
山師的なもうけ話に弱く、親せきから疎まれていたが、
親友が持ってきた儲け話にのって、その宝物を大事に隠していた大叔父。
だが本当に大事にしていたのは、
海外で行方不明になって戻らなかった親友との友情だったのかもしれない。
理恵が編集者を勤めていたフリーペーパーは別会社に売却され、
一緒に移籍するか、
残って他の部に異動するか、
はたまた以前に誘われていた別の職種に転職するのか、
難しい選択をせまられる。
ここで一気に麻野との関係が進展するのかと思いきや、しなかった。
がっかり。
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麻野と理恵がさらに一歩進んだよう。
ジビエをめぐる話は、ため息が出たり、ハッとさせられたり。そして調理器具が楽しいのは分かるし、それで料理が楽しくなるのも分かる。
理恵が自分の先について悩む場面は誰にでもある事だけど、麻野さんのアドバイスに大納得。
そして毎回思うのが、スープ美味しそう…。
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少し距離が近づいてきた???
不眠と怪奇現象
軽鴨の絵本と遠い記憶
調理実習のスープ
宝はすぐそこに
イルミナ問題
ホタテとパセリのミルクスープ
猪肉とひよこ豆のスープ
おかひじき入りのストラッチャラッテ
春野菜の鰤しゃぶ風スープ
ロヒ・ケイット
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前の巻から麻野と理恵の進展が緩やかにスタートしたと思ったら。
最後でまたもや、にやにやしてしまった。
今回は結構理恵の仕事にも動きがあるし、見守っていきたい。
Posted by ブクログ
毎回のように美味しそうな描写です。理恵も料理の腕が上がり、忙しそうなのに充実している感じがとても好ましいです。
周りの人に寄り添える温かい登場人物が多く、ホッとして読めます。ジビエ食べてみたいなあ。
Posted by ブクログ
スープ屋しずくシリーズ
今回は理恵中心の短編5作。
なんだかいい感じに理恵と麻野の距離が近づいてきた?!
あいかわらず美味しそうな1冊
美味しいスープが食べたくなります
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。
今回は全体的に理恵にスポットを当てた話かな。
幽霊騒動における得意先の問題。 過去のトラウマ。誤解。親族が残した友情と宝。
そして終盤は理恵のこれからと…。
スープ屋しずくを通じて彼女の恋愛、そして仕事。
様々な方向に動いた回でした。
どの未来も幸せな道へと続くように。
そう思った今回の作品でした。
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。淡々と周りの人々の謎が解明されていくだけかと思ったら、最後に理恵にとっての大きなターニングポイントの話が。まあ、粒ぞろいで読み易いのはいい
Posted by ブクログ
今回も登場したお料理どれも美味しそうでお腹空く。ジビエ料理食べたいなぁ。露のお友達がよく出てくるようになったな。理恵のお料理の腕も着実に上がっているようで、いい包丁買って、仕事終わりで魚買って下すなんて凄い。新しい選択にあたって、改めて麻野さんに感謝の言葉を伝えた理恵、それを聞いた麻野さんの反応は期待していいんだよね。次も楽しみ。
Posted by ブクログ
重い話がさり気なく入ってくるものの、そこは麻野さんと麻野さんが作る美味しいスープが包み込んでくれるそんなお話達です。そして最後でまさか理恵と麻野の関係が進展…の気配!?
Posted by ブクログ
シリーズ第四弾。
謎解きも得意な店主・麻野さんが作る日替わりスープが評判の、スープ屋〈しずく〉を巡る、連作ミステリ五話(&エピローグ)が収録されております。
・露ちゃんの同級生の女の子のお母さんが、幽霊に乗り移られた?・・(第一話「おばけが消えたあとにおやすみ」)
・伊予の友人・文さんのジビエに関する記憶が抜け落ちている理由とは・・(第二話「野鳥の記憶は水の底に」)
・調理実習で他班の作ったスープをいきなり捨ててしまった少女の真意とは・・(第三話「まじわれば赤くなる」)
・理恵の亡き大叔父が家に隠したお宝の行方は・・(第四話「大叔父の宝探し」)
・人生の岐路に立たされ、悩む理恵のデスクに柴犬の置物を置いたのは誰?そしてその理由とは・・(第五話「私の選ぶ白い道」)
何気に重いエピソードをサラっと入れてくるこのシリーズ。
今回は、第二話の”消えた記憶”の真相が結構重くて心がヒリつきました。
で、そんな”重ネタ”でヒリついた心を温めてくれるのが〈しずく〉のスープなのですが、この巻のタイトルに「ブイヤベース」と入っているだけに、いつもより魚介系が多めな印象でした。
サーモンの入ったフィンランドの「ロヒ・ケイット」、白身魚と野菜のロシア風魚介スープ「ウハー」、ブルターニュの魚介スープ「コトリアード」等々・・いや~、世界には色んなスープがあるのですねぇ。
個人的には(魚介じゃないですが)「苺のスープ」が、どんな味なのか一番気になりましたけどね。
ところで、前巻で麻野さんと”調理器具お買い物デート”ができた理恵ですが、今回も麻野さんの"調理器具好き"に付け込んで(?)"包丁買い出しデート"にこぎ着けていましたw
第四話の大叔父さんのお宝の謎も、そんな"調理器具ヲタク"の麻野さんだからこそ解明できたって感じですよね。
で、件の"お宝のおすそ分け"を貰った麻野さんが嬉しさを隠せない様子なのが可愛かったです。
てな感じで、"ええ感じ"な割にはなかなか進展していない理恵と麻野さんですが、ラストの理恵の台詞に思わぬ狼狽を見せた麻野さんの真意が気になります・・これは、いよいよ前進の予感ですかね~?
Posted by ブクログ
スープ屋を営む店主麻野と彼に想いを寄せる会社員理恵のシリーズ。麻野は優れた洞察力でお客さんの話を聞いて身近な謎を解き明かす力を持つ。初めて手に取りました。それなりに楽しめたが、刺さるような面白さは感じられませんでした。
Posted by ブクログ
4作目!
麻野と理恵に進展ありそうでなかなか進展しない感じが悩ましい。
相変わらずスープはどれも美味しそうで、栄養素のこと書かれてると、ちゃんと栄養のある食材を摂ることの大切さがわかって、ちゃんとご飯が食べたくなる
Posted by ブクログ
色んなスープがでてきて美味しそう!!私もこんなお店あったらモーニング行きたい!と思わせてくれるほっこりしたお話。シリーズ本だったらしく、なぜ麻野さんの娘が理恵と仲良いのか等分からず。。でも、麻野さんの優しさや推理力のよさがあって楽しく読めた⭐︎
Posted by ブクログ
シリーズも終盤に差し掛かってきたが、そろそろ飽き始めている自分がいるような。。。
シリーズ前半は読んでいて楽しかったが、今回の少し微妙だったかな。。。同じような話のような気が!!!泣
Posted by ブクログ
料理が得意でもないのにいきなり読んだので、話に十分付いて行けませんでした。これから自分の料理の知識や技術が伸びれば、もっと面白くなると思います。
Posted by ブクログ
露のお友達の夢乃の金縛りの巻
伊予のお友達の文のジビエを克服したいの巻
夢乃、スープを捨てるの巻
理恵の大叔父の宝探しの巻
理恵の進路の巻
この位の巻数になってくると、
登場人物が増えてきて、
どのエピソードに紐づくのかわからなくなる。笑
ジビエの話がかなりインパクトあった。
料理から引き出される記憶は、良いものも悪いものも分け隔てなく一様で、
それだけ料理は日々の記憶の一部を担っていると言っても過言ではない。
麻野と理恵の関係は遅々として進まず。
そして、登場人物たちもきっと同じように思っているんだろうな…笑
Posted by ブクログ
子供の苦しみに寄り添う主人公、そして、おそらく作家さんも。
スープというアイテムをキイに、ささやかだけどその人にとっては深刻で大事な事件を解決。
Posted by ブクログ
個人的に合わないから、キリもいいしここまででシリーズ読むのは終わりにしようと思った。
最終話は、やりたいことを見つけられない自分と重なって、ちょっと心にくるものがあった。
気になったのは第3話。理解できなかったんだけれども、重曹溶液かけたら赤になるんじゃないの?そこが飲み込めず、純粋にストーリーを楽しめなくて勿体無いことをした。
Posted by ブクログ
淡々とストーリーが進んでいくイメージがあったが、
今回は主人公理恵のターニングポイントの章がある。
吉と出るか凶と出るか‥
次回作で確かめよう!
Posted by ブクログ
次のステップですね。今回はどういうわけか、まったく読み進められず、読み終わるのに信じられないほどに時間がかかってしまいました。
結局自分の心の状態次第なのでしょうね。