あらすじ
「スープ屋しずく」のシェフ・麻野がこしらえるスープにかかれば、お客の心も不思議な謎もあっという間にほぐれます! リモート会議中に同僚がつぶやいた「人参がワープした……」という言葉の謎や、閉店を決めた洋食店「えんとつ軒」店主の真意など、思わずスープが食べたくなる、美味しくて優しい書き下ろし連作短編全4話収録。
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Posted by ブクログ
短編が5つ入っていて
謎解きが面白い角度で入っているなぁと
感じた作品でした
私が気に入ったのは4話目の「在宅勤務の苦い朝」
そして理恵と麻野さんの会話がくすぐったい
かなりお気に入りです
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"奏子ちゃんは学校に行かない"
学校で起きた事件を友人に頼まれ調査する露。
アレルギー反応、星型のクッキー、すり替えられたお弁当のおかず。
複数の謎を解きながら真実に近づく子供たち。
いつも通りほっこり、すっきりできるお話でした。
"在宅勤務の苦い朝"
大好きなどんでん返し。
短編なのにすごい。
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スープ屋しずくシリーズ第6弾 久しぶりにこのシリーズ読んだけど、やっぱりほっこりしますね。味が想像できないような具材でも、何だかわかるような気がする表現の仕方、上手いなぁ。
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スープしずく屋シリーズ第六弾。
短編を連ねるミステリーは、
短い中で謎を作り謎を解かなければいけないので、難しいのはわかる。
でもこのシリーズ、たまにちょっと無理があるような。
ストーカーから職場の若い女性を守るために、
上司がリモートワークを開始したり、出勤日を合わせたり、
引越しのための不動産屋につきあうまではまだわかる、
だが、カフェ巡りの趣味に付き合うのは、
奥さんに内緒でやるにはやりすぎ。
もはや朝食に毒を盛られているのか?という謎解きの要が、
どこかに飛んで行ってしまうほど。
麻野の師匠である洋食屋の店主がからんだ、
ビーフカレーの味を引き継ぐお話で、
煉瓦の積み方の話が出てきたのには驚いた。
フランス積みとイギリス積みは知っていたが、
アメリカ積みは知らなかった。
ビーフカレーの味が引き継がれることになって、良かった。
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許すこと、やり直すこと、そんな事を考えさせてくれる一冊でした。
最後の話は時系列だったり場所だったり??でしたが、なるほどと。
出てくるスープが素晴らしいのはいつもだし、やっぱりミステリー部分は面白い。
麻野さんの過去の清算は進みそうだし、理恵との仲も進みそう。
次が楽しみです。
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麻野と理恵また一歩接近?
リモートワーク誤解とまさかの親子
そんなものにもアレルギー反応
麻野さんの名推理
歯磨き粉
引出しのからくりビーフカレーレシピノート
レンズ豆とソーセージのスープ
葡萄の冷製スープ
秋野菜とハムのスープ
里芋のポタージュ
リコピン人参のポタージュ
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シリーズが気に入ったので別作品もということでこれを購入。順番とかは気にせず読んでます。
相変わらずの飯テロな本。コーンスープ飲みたくなった。あとパンも食べたい。
所謂日常謎にありがちなんだけど、みんなもっとコミニュケーション取ろうよと。会話不足で拗れるよね〜と思いながら読んでた。
最後のビーフカレーはもう感動。まさかこの短さで泣くとは思わなかった。すごい良かった。
他のもどんどん読もうと思います。
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今回は読みながら場所とか距離感がいまいちわかりにくく、?と思っていたら最後になるほどとなりました。
理恵と麻野さんとの距離が近づいてきたようで、今後のお話も楽しみです。
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スープ屋しずくの第6弾。今回も大きな事件ではない(ストーカーは事件か・・)けれど、日々の悩みをさくっと解決してくれる麻野さんのスマートさにほれぼれ。
奏子ちゃんの意志も強かったけれど、周りを許す心の広さも素晴らしかった。
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なんか違和感、と思いながら読んでいたら最終章で種明かし。はっきり口に出さないけどわざわざリモートで話をするんだから麻野さんにとっても理恵は特別な存在でしょ。露ちゃん成長したなー、と思ったらもうすぐ中学生なのね。子供の身体を心配して食材に気を使うのはいいけど自然のものだからいいものだ!と思い込むのは怖い。アレルギー症状くらいで済んだからいいけど取り返しのつかないことになったらどうする。ストーカーに狙われてるからって既婚者が妻以外の女性とデートみたいな行動して誤解されて当たり前、信頼できる女性いないの?
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毎度大好きなスープ屋しずくシリーズ!!⑥
また読んでしまいました。
今回も面白かったです。
露ちゃんのお友達の謎を解いたり、理恵さんの同僚の話や取材先のお店の謎などなど盛り沢山でした。
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コロナと関係ない世界で、でも現実的に広まったリモートや宅配など絡めてくる事に優しい世界観のままで広まったらとても良いサービスなんだろうなぁと思いました。
相変わらずさりげないカッコ良さの麻野さん、最終話のやりとりはとても良かったです。途中感じた違和感を見事に回収し、本当に少しだけ関係が進んだのかなぁと思いました。
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久しぶりの「スープ屋しずく」シリーズ。
今回も安定の読みやすさ。
スープを通しての心温まる短編物語が綴られています。
麻野の料理の師匠と最後の物語と意外な繋がりでビックリ。
根本的な悪い人はここにはいないので読んでいて救われます。
また次作も楽しみにしています。
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ちょっといつもと違う人も出ていたので、???と思いながら読み進めていたら…でしたね。
今らしいです。
どこにいても素敵な雰囲気で謎解きが進みます。
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シリーズ6作目。多くの方が書かれてるが、いつもと変わりないような話ではあるけど、なんか違和感が・・・ そして、最後になるほどって納得。そして、次くらいにはいよいよ大きな進展ありで大詰めかしら?
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美味しい料理、サラリと時代を反映させて、という“らしさ”が本シリーズの中でも特に感じられた気がします。このシリーズ、読んだ日や翌日は普段よりスープ作り頑張ってしまいます(笑)
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シリーズ6弾。
これまでと少し違う展開や、矛盾?に、??となり、エピローグを読んで、スッキリ!
再度読み返して、ナルホド!そういうことねー!と普段と違った感想もなかなか新鮮でした。
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シリーズで安定の美味しそうなスープと料理人麻野、理恵のゆるいゆるい推理小説。ちょい恋愛が進んだ感じの2人が温かい感じで可愛い。サスペンスとかの要素はなくて、でもその分日常に近い感じで読んでニコニコしちゃう。
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理恵の時系列や居場所で?って思ったが最後まで読んで理解。前巻とは違ってほっこり路線に戻って一安心。そして麻野さんと理恵の関係が焦ったく。二人だからの空気でほっこり。
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シリーズ第六弾。
謎解きも得意な店主・麻野さんが作る、日替わりスープが評判のスープ屋〈しずく〉を巡る、連作ミステリ五話(プロローグ&エピローグ)が収録されております。
今回も、麻野さんが悩める人々を栄養たっぷりのスープで癒しつつ、持ち前の洞察力で様々な謎を見事に解決していく、安定の流れでございます。
個人的には、第四話「在宅勤務の苦い朝」が、謎解き的に面白かったかなと。
規子さんの感じた"苦み"の原因は私にも予想できましたが、ストーカーのくだりは意外な展開でした・・うーん、さすが麻野さん!
今回は叙述トリックのような仕掛けがあって、理恵と麻野さんの絡みに違和感というか、特に第五話「ビーフカレーは巡る」で、"あれ?"と思っていたら、エピローグで「そういうことだったの?!」と、つい前の話を読みなおしちゃいました。
そして、この巻の個人的"気になる"スープは「鶏団子のすだちスープ」ですね~。
さらに、スープではないですが〈えんとつ軒〉のビーフカレーも食べてみたくなりました。
という事で、謎解きと美味しそうなメニューの絶妙な塩梅を楽しませて頂きました。
理恵と麻野さんの関係の進展具合も気になりますね~。
Posted by ブクログ
途中で引っかかるところがいくつかあったけど、最後まで読んだらそういうことか〜ってなった。引っかかりが若干ストレスにはなるかも……。 あと150ページ後ろから3行目「映奈の料理にだけ〜」は誤植?映奈じゃなくて規子じゃない?って思ったんだけどどうなのかな。前にもこのシリーズで誤植あったし、前巻では似たような文が重複してたのも気になり、校閲仕事して〜!という気持ち。
Posted by ブクログ
読み慣れているはずのシリーズなのに、「あれ⁈」と違和感が。
混乱してページを戻ったりもした(笑)
そういうこともあり、この巻は今までとは違う感じで読むことができ、より楽しめた。
今後の2人の進展は如何に‼︎
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スープ屋しずくシリーズ
相変わらず美味しそうなスープがたくさんで
読んでるとお腹がすいてくる(笑)
ラストの1作を読んで「あ!そういうことか!!」ってなる。
麻野と理恵の関係は、半歩くらい進んだのか?
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【収録作品】プロローグ/第一話 人参リモートワープ/第二話 奏子ちゃんは学校に行かない/第三話 ひったくりとデリバリー/第四話 在宅勤務の苦い朝/第五話 ビーフカレーは巡る/エピローグ
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安定のスープ屋しずく。いちいちおいしそうなスープ。
「人参リモートワーク」うちの会社はZoomカメラなしなので関係ない。
「奏子ちゃんは学校に行かない」アレルギーと不登校。露ちゃんの同級生。
「ひったくりとデリバリー」冤罪。
「在宅勤務の苦い朝」
「ビーフカレーは巡る」えんとつ亭のビーフカレー。蝋燭亭と、改心した三代目と麻野の修行時代。
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シェフの真野はいつも落ち着いて人の話をよく聞き適切に助言してくれる今のこの世の中こんな人がいるんだろうか会ってみたいものである少し娘の旦那を思い出した