小松左京のレビュー一覧
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購入済み
話自体は壮大ですが。
昭和に映画化された国産SF小説を漫画にしたものです。話自体は随分と大きいのですが、人物造形展開共に原作同様非常に類型的な作品で然したる出来ではありません。
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購入済み
日本沈没 1巻
日本の独特な地理条件を考えて、実際に起こるかもしれないと思うと少し怖くなりました。何があるかわからない時代なのでやれる準備はしておこうと思いました。
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Posted by ブクログ
まえに読んでから40年...
小松左京『日本沈没』の2度目を読み終わった
あれ、こんなに臨場感ある地震の描写だったかと驚いたけれども
2006年一部改稿のうえ文庫化とあるから、阪神淡路地震の経験も加味されて
いえ、こちらがこの間の東日本大震災をまのあたりにしているからでもあり
身にしみて読んでしまうのは事実である
日本列島が沈んで無くなってしまう設定の強烈さは変わらない
それは比喩であって当時(1973年)も今も
「日本はどこへ行くのか」「行けるのであろうか」というメッセージ
古くないのであった
さて、 昨日もTVや新聞、ネットで気になるのは
M7の首都直下型の地震が4年以内 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本列島が沈没してから25年。
各地に移植した日本人は普通にやっていても「ゆっくり・適当・のんびり」の他国人よりもできてしまい、アイデアもあることからかつてのユダヤ人のように現地人とトラブルに。
他国に拠点を置く日本政府は、ある程度安定してきたかつての日本の領土が沈む海上にフロート式の人工島を計画。
しかし、竹島には韓国に代わって中国が暗躍していた。
韓国と中国は昔から国際法を無視するので、ある意味案の定ってことみたい。
昔から中国と朝鮮は変わらないのね。
旧ソ連であるロシアも同じ。
しかし、日本には各地に原発があったわけで、日本が沈没した1970年代にはどれも稼働していただろうし、汚染 -
Posted by ブクログ
ついに日本が太平洋側にひっくり返るように沈没。
残る高台はほとんどが火山で爆発中。
なぜか水戸の木葉下が残っていました。
ちなみに文中では「あほっけ」とルビが打たれていたけれど、水戸っぽは「あぼっけ」と読むんだけどな…。
ちょっと人間関係が中途半端な終わり方だったけれど、今から45年前にこの内容というのは、なかなかインパクトがあっただろうと思いました。
自分のなかでは防災意識が高まりました。
あと、外国移住になったときのために英語の勉強をもっと頑張ろうと思いました(笑)
でも、自分がリアルにこの状況に遭ったら、たぶん「日本」という国、国土とともに死ぬことを選ぶかもな…。
女性の立場が -
Posted by ブクログ
伊豆諸島・鳥島の東北東で一夜にして小島が海中に没した。
現場調査に急行した深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、地球物理学の権威・田所博士とともに日本海溝の底で起きている深刻な異変に気づく。
折から日本各地で大地震や火山の噴火が続発。
日本列島に驚くべき事態が起こりつつあるという田所博士の警告を受け、政府も極秘プロジェクトをスタートさせ、日本人を全員海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。
小野寺も姿を隠して、計画に参加するが、関東地方を未曾有の大地震が襲い、東京は壊滅状態となってしまう。
そして日本沈没の日は予想外に早くやってきた。日本人は生き残れるのか。