小松左京のレビュー一覧

  • 日本沈没 1巻

    購入済み

    話自体は壮大ですが。

    昭和に映画化された国産SF小説を漫画にしたものです。話自体は随分と大きいのですが、人物造形展開共に原作同様非常に類型的な作品で然したる出来ではありません。

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    2021年01月31日
  • 日本沈没 1巻

    購入済み

    日本沈没 1巻

    日本の独特な地理条件を考えて、実際に起こるかもしれないと思うと少し怖くなりました。何があるかわからない時代なのでやれる準備はしておこうと思いました。

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    2020年12月16日
  • 日本沈没(下)

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    自然のこととか科学のことだけでなく、社会心理、政治、国際関係、安全保障、歴史とかに渡って作者は幅広く勉強されててすごいなと思った。普段あまり読まないSFを読んでみようと思い読んだけど、小難しい記述はけっこう読み飛ばしてしまい、物語としてもそこまで引き込まれるものではなかった。災害への備えを家族と見直しておかないとと思った。

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    2020年12月06日
  • 日本沈没(上)

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    まだそこまで引き込まれていない。下巻に期待。防災の意識を持つことができた。備について家族と話しておかないとと思った。

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    2020年11月27日
  • 猫は神さまの贈り物〈小説編〉

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    古今の文学者もやっぱり猫が好き、という作品集。
    という感じかな。
    猫は出てくるものの、けっこうお文学な感じが予想外。
    猫猫らぶりぃ、なお話を期待しちゃってたわw
    星新一が、猫のでてくるショートショートを書いてたのがなんだかフフフで嬉しい。「エス氏」登場のおなじみの作風の中に猫なんだもの。
    宮沢賢治はちょっと童話っぽい雰囲気が「らしくて」いい。

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    2020年10月23日
  • 日本沈没2020

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    ネタバレ

    現実味のない話、と一笑に伏すことのできない、漠然とした不安がむくむくと頭を擡げるような、ちょっと後味の悪い展開が多い。主要人物が次々と死んでいくのは、自然災害の容赦のない猛威を示しているのかな?少しリアリティのない展開が多かったので、ちょっと方向性がよく分からなかったけど、個人的にはもう少しリアルに近い展開が、胸糞でも構わないので読みたかった。読んだ後、不安で夜も眠れなくなるような。子どものときに、ノストラダムスの大予言をテレビで見たときの、筆舌し難い感情が胸に渦巻くような。

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    2020年08月23日
  • 日本沈没 2巻

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    名作

    「日本沈没」が漫画で出ていることを知りませんでした。この名作を漫画で読めるなんて嬉しすぎます。とても面白いです。

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    2020年07月10日
  • 日本沈没(下)

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    まえに読んでから40年...
    小松左京『日本沈没』の2度目を読み終わった

    あれ、こんなに臨場感ある地震の描写だったかと驚いたけれども
    2006年一部改稿のうえ文庫化とあるから、阪神淡路地震の経験も加味されて

    いえ、こちらがこの間の東日本大震災をまのあたりにしているからでもあり
    身にしみて読んでしまうのは事実である

    日本列島が沈んで無くなってしまう設定の強烈さは変わらない
    それは比喩であって当時(1973年)も今も
    「日本はどこへ行くのか」「行けるのであろうか」というメッセージ

    古くないのであった

    さて、 昨日もTVや新聞、ネットで気になるのは
    M7の首都直下型の地震が4年以内

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    2020年06月20日
  • 日本沈没(上)

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    予約
    古い作品ですが、現代に置き換えても十分に成り立つ作品。
    理系の知識がないため、この辺りがもう少し理解できるとより楽しめる作品だと思う。

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    2020年07月03日
  • 虚無回廊

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    ネタバレ

    小松先生が書いた小難しい理屈はすべてスルーして、ストーリーのみを読んだけれど、読み終わってから思うに、小松先生が本当に言いたかったのは小難しい理屈なんだなあと思いました。
    あと人物の描き方は20世紀ですよね。未来なのに古くさい。未来で過去を見る感じです。しかたないけど。

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    2020年03月01日
  • 地には平和を

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    小松左京のSF小説である。

    戦争の苦しい経験をした著者からの、現代に対する風刺が利いているが、当然ながらSFであるので、論理の飛躍がみられる。

    後半に短編小説がいくつも乗っているが、これだけ短い文章の中にも大きく視点を変える試みがされており、面白かった。

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    2019年10月08日
  • 地には平和を

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    本作のような風刺が失われている現代。切れ味鋭い風刺は、鮮やかに世相を映し出し、人々に気付きをもたらす。薄っぺらな情報に溺れ、権力と資本に流されていては、地についた平和を手に入れることは決して叶わない。

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    2019年09月03日
  • 日本沈没 第二部(上)

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    ネタバレ

    日本列島が沈没してから25年。
    各地に移植した日本人は普通にやっていても「ゆっくり・適当・のんびり」の他国人よりもできてしまい、アイデアもあることからかつてのユダヤ人のように現地人とトラブルに。

    他国に拠点を置く日本政府は、ある程度安定してきたかつての日本の領土が沈む海上にフロート式の人工島を計画。
    しかし、竹島には韓国に代わって中国が暗躍していた。
    韓国と中国は昔から国際法を無視するので、ある意味案の定ってことみたい。

    昔から中国と朝鮮は変わらないのね。
    旧ソ連であるロシアも同じ。

    しかし、日本には各地に原発があったわけで、日本が沈没した1970年代にはどれも稼働していただろうし、汚染

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    2019年08月25日
  • 日本沈没(下)

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    ついに日本が太平洋側にひっくり返るように沈没。
    残る高台はほとんどが火山で爆発中。
    なぜか水戸の木葉下が残っていました。

    ちなみに文中では「あほっけ」とルビが打たれていたけれど、水戸っぽは「あぼっけ」と読むんだけどな…。

    ちょっと人間関係が中途半端な終わり方だったけれど、今から45年前にこの内容というのは、なかなかインパクトがあっただろうと思いました。

    自分のなかでは防災意識が高まりました。
    あと、外国移住になったときのために英語の勉強をもっと頑張ろうと思いました(笑)

    でも、自分がリアルにこの状況に遭ったら、たぶん「日本」という国、国土とともに死ぬことを選ぶかもな…。

    女性の立場が

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    2019年08月15日
  • 地には平和を

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    「100分de名著」の小松左京スペシャルの第一回テーマ。
    初の小松作品で、SFは馴染まないことが多かったが、短編だし初心者の自分には良かった。
    表題作は、戦争体験の描写がなかなかに生々しく陰鬱で、自分たちの生活がその時代の後に紛れもなく続いているのを再認識した。もしも、の掛け違いがあったなら、まだあの世が継続していたかもの想像は、何より恐ろしい。

    他は、コップ一杯の戦争がシニカルで好き。
    あれくらいの気軽さで、世界が崩壊に向かったとしても今の世界ならあり得るかも。ゾッとする。

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    2019年07月20日
  • 日本沈没(上)

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    SFというよりもシュミレーション小説に近い。
    第一章の深海のシーンが物凄く怖い…。

    泳ぎは得意なのだけれど、昔から理屈なしに海が苦手。
    大きすぎて、ずっと見ていると吸い込まれるような、どこに居るのか一瞬分からなくなる様なあの感じが堪らなく恐ろしい。

    日本の為に駆け回り、頭をフル回転させている技術者、知識人たちが格好いい。

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    2019年04月20日
  • 虚無回廊

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    ネタバレ

    さすが、小松左京と思わせる奇抜な発想と人間臭いドラマが展開される序章と、故遠藤秀夫が開発したAE(Artificial existance)がSS(Super Structure)内で複数の地球外知的生命体と遭遇する過程を描いた1~4章。いよいよSSとのコンタクトと思ったら絶筆。小松さん 死ぬ前に回収してくれ=・・・・
    AEのアイデアは、その後 他の作家さんたちが描いているが、アンジェラ インゲボルグからアンジェラ エンドウに(AIからAEに)なってほしいというプロポーズは 座布団10枚です。

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    2019年02月03日
  • 日本沈没(下)

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    とにかくその日が来る前に。
    政府は日本人全員を海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。
    田所博士は週刊誌で「日本列島は沈没する」と発言して、物議をかもしていた。
    小野寺は極秘プロジェクトからはずれて、恋人・玲子とともにスイスに旅立とうとするが、運悪く玲子は、ついに始まった富士山の大噴火に巻き込まれ行方不明となってしまう。
    そして、日本沈没のその日は予想外に早くやってきた。
    死にゆく竜のように日本列島は最後の叫びをあげていた。
    日本人は最悪の危機の中で、生き残ることができるのか。
    未来をも予見していた問題作。

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    2018年06月17日
  • 日本沈没(上)

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    伊豆諸島・鳥島の東北東で一夜にして小島が海中に没した。
    現場調査に急行した深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、地球物理学の権威・田所博士とともに日本海溝の底で起きている深刻な異変に気づく。
    折から日本各地で大地震や火山の噴火が続発。
    日本列島に驚くべき事態が起こりつつあるという田所博士の警告を受け、政府も極秘プロジェクトをスタートさせ、日本人を全員海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。
    小野寺も姿を隠して、計画に参加するが、関東地方を未曾有の大地震が襲い、東京は壊滅状態となってしまう。
    そして日本沈没の日は予想外に早くやってきた。日本人は生き残れるのか。

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    2018年06月17日
  • 日本沈没(下)

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    上下巻纏めての感想。
    まず、恐怖を感じた。
    東日本大震災以降、大きな地震が起こっている日本の状況を考えると、ありえない話ではない。
    自分だったらどうするか?
    日本を脱出しても難民として苦しい生活をしていけるか?
    そんなことを考えていると恐怖だった。
    物語としては時代が古いこともあり、ちょっとイメージがわきにくい部分もあった。

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    2017年10月05日