小松左京のレビュー一覧

  • 日本沈没(下)
    名著だと目にはしていたけれど…エンタメだろうと高を括っていた頭に鉄槌を受けた。映像作品に落とし込まれたものを一切目にしてこなかった私は「日本沈没をなんとか止める物語」だと、ハリウッド映画的な内容予測をしていたから。
    これほどの微に入り細を穿ったシュミレーションが50年もの昔に書かれていたとは。書かれ...続きを読む
  • 日本沈没(上)
    「日本沈没」小松左京 氏
    ~自然の脅威と人間心理の深層~

    【災害の深刻さと自然の不可解さ】
    小松佐京氏の「日本沈没」は、科学の限界と自然災害の深刻な影響を描いた作品です。この小説は、読者に災害時のパニック状態や人間の不合理な行動をリアルに感じさせます。

    【1970年代の日本を舞台に】
    物語は、1...続きを読む
  • 日本沈没 超合本版 1巻
    クセが強い絵柄ですが、ストーリーが面白くて読む手が止まりません。徐々に被害の規模が大きくなっていってて、国や学者達がどう動くのか興味深いです。
  • 日本沈没 超合本版 1巻
    大災害が起きた時の様子がリアルで怖かったです。こういう時人間に出来ることなんて逃げること以外ないんだと思い知らされます。
  • 日本沈没 2巻

    日本海溝

    知識なくても色々説明してくれるから有難いです。日本海溝での光景が不気味すぎて怖いですね。成果の分析結果が気になります
  • 日本沈没 1巻
    数年前にやったドラマを見ましたが、原作やコミカライズは読んだことがなかったので登場人物が違くて驚きました。コミカライズとても面白いです!原作も読んでみたいと思います
  • 日本沈没(下)
    容赦ない、冷徹な結末、よろしかろうて。
    ところどころ時代の制約による違和感を覚えますが、基本的な問題はございません。
    自然との対峙がゆくゆく政治課題になっていく見通しを述べるくだりなど、社会への視線も一級品。
    ところでよく分かっておらず恐縮ですが、第一部完とのこと、第二部はあるのでしょうか?
  • 厳選恐怖小説集 牛の首
    ホラー短編集。かの有名な「牛の首」が収録されているのですが、それ以外にも名作盛りだくさんです。じわじわホラーあり激しいホラーありSFホラーあり。とことん楽しめました。
    お気に入りは「猫の首」。これ、猫好きからすると酷い話……と思いきや、実はとんでもなく猫愛に溢れまくった作品だったのです。ホラーとして...続きを読む
  • 日本沈没(上)
    展開が遅く感じる人もいるかもしれないが、そのジワジワとヤバさが露呈してくる感じがめちゃくちゃ怖い
    終盤は死体蹴りをしている感覚です
  • 日本沈没 1巻

    初の 日本沈没

    有名作品なのでいつかはと思っていたのをコミック版ですが初めてやっと読んでみました。(合わせて原作も試し読み分だけ)
    おお面白い読めそう、ということにまず安心。冒頭の今どきの虚無感は原作からあるのどうなの、は違うようですね。けれど冒頭から小野寺さん登場なのは同じく。この1巻は新宿ビルの倒壊現象に3分の...続きを読む
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集
    はい!牛の首が面白すぎたので
    前作である本作『霧が晴れた時』!
    すかさず読んでみました!٩( 'ω' )وよいしょ〜
    今回も
    ホラー強めの奇妙で壮大な話で面白かったです!
    ٩(๑ᵒ̴̶̷͈̀ ᗜ ᵒ̴̶̷͈́)و ̑̑ ✧わぁ~ぃ

    『すぐそこ』
    山登りに慣れてるからって調子に乗ると
    こうなるぞ!!...続きを読む
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集
    どの話もべらぼうに面白い短編集(≧∇≦)!!



    小松左京天才や…⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝♡
    めちゃめちゃおもしろい話ばかり!
    SFとホラーが私のツボだからかな。
    なんだこの安心感は…。
    もうひとつの短編集『牛の首』と共に、超お勧めです!!


    【すぐそこ】

    男が山の脇道を行き、県...続きを読む
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集
    ⚫︎感想
    やっぱり小松左京おもしろい!


    ⚫︎あらすじ(※ネタバレ注意!)


    「保護鳥」
    日本から遠く離れた異国で、ニッポニアニッポン(トキ)に異様なまでの興味を抱く村人たち。村でも貴重な鳥を飼っている。最後にその鳥がギリシャ神話にでてくる「ハーピー(半人半鳥)」だとわかる。食われる。

    「影が...続きを読む
  • 厳選恐怖小説集 牛の首
    なんてこった…こ、こんな…怖い話は聞いた事が

    ……ないッッ!!!(°∀°)ヒィィィィ

    本作のタイトルにもなっている
    表題作『牛の首』の話がヤバい!!
    小松左京先生…恐るべしッッ!!ヒィィィΣ(๑꒪⃙⃚᷄ꑣ꒪⃚⃙᷅๑۶)۶

    ホラーな内容なのだが、SF作家というだけあって
    ホラーSFを織り交ぜてい...続きを読む
  • 厳選恐怖小説集 牛の首
    めちゃめちゃおもしろい!!

    レベルの高い短編集やで(*゚∀゚*)!!
    好きだわ〜♡




    小松左京さんはSF作家らしい。

    なるほど、ホラー以外の短編も収録されている訳だ。

    どこかで聞いた事ある展開の話も、結末が予測できない。
    すごい。

    ショートショートが特に良い。
    天才だ‎߹ㅁ‎߹)♡

    ...続きを読む
  • ゴルディアスの結び目
    今読んだも新鮮な名作四篇。表題作は1番かっこいい日本SFだと思う。あと小松左京の文章力はすごいと思う。
  • 日本沈没 超合本版 1巻

    期待以上の仕上がり

    日本沈没が一色登希彦によってどのように生まれ変わるのか
    期待しながら読み進めましたが
    期待以上の仕上がりです
  • 日本沈没(下)
    地殻変動により日本列島で地震や火山の噴火が相次ぎ、最後には海面下に沈没してしまうというシナリオに突き進んでいく。

    ・不確定な未来に向き合うリーダーシップ
    ・社会情勢に興味を持たず、日常の延長が続くと信じたい心理
    ・国が何とかしてくれるだろうという無知な人達の環境依存
    ・有事の際における優先順位(命...続きを読む
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集
    恐怖小説の短編集。
    一篇は短いものの、様々な形の恐怖が凝縮されている。
    言わずと知れた「くだんのはは」の後味の悪さはたまらない。
  • 日本沈没(下)
    当たり前のようにある大地が無くなってしまうという現実がきた時、自分だったらどうするか。
    準備する間もなく選択を迫られる日がいきなりやってくる。考えただけでも恐ろしい。
    けれど沈没しないにしても地震や災害で住む場所が無くなったり、戦争などで、故郷が無くなり移民する人達など、今同じ時代にたくさんいる。
    ...続きを読む