小松左京のレビュー一覧

  • 復活の日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新型コロナが流行りだした当初、中国武漢の研究所で作ったウィールスの漏洩説があった。生物兵器研究の怖さについて今から50年前に予言した名著。科学者の良心、バグウォッシュ会議の意義などが思い浮かぶ。独白部分では、地球の歴史、人類の歴史を顧みて、人間が地球でのいかにか弱い存在か、そして科学とは何か等について小松左京さん自身の哲学が語られている。

    0
    2023年01月22日
  • 日本沈没(上)

    Posted by ブクログ

    小さいころ映画のCMが恐かった覚えがあります。

    「科学者にとって、いちばん大切なことは何かな?」
    「カンです」
    ニヤっとさせられる、この発言をした博士の導く日本の未来。その行く末はどうなるのか?

    過去に起きたことがないから、は通用しないんだ。あまり考えないように生きてるけど。実際にその現実を何度も突きつけられて、その度に人間のちっぽけさを思いしる。

    続きは下巻で。

    0
    2023年01月15日
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『召集令状』がとっても良かった。一番怖いと思った。
    特に徐々に国民が戦争の雰囲気に呑まれていくところが良い。ただ最後の父親との部分は個人的にはあんまり好きではない(そこが話の核ともとれるが)

    0
    2022年12月29日
  • 日本沈没 2巻

    購入済み

    緊迫した場面が続きますね

    この巻は日本海溝の調査で終始した感じでしたね。小野寺さんは原作の第2部でも活躍しますが、この辺からしんかいのオペレーターとしての突出した技術が出てくるのが良かったですね。
    数学者の中田先生が出てくるのはもう少し先なのでしょうね。この方も割とキーパーソンです。

    0
    2022年12月14日
  • 日本沈没 1巻

    ネタバレ 購入済み

    良い出だしでしたね

    日本沈没の原作は何度も読んでいますが、映画等はあまりちゃんと見ていません。
    一色さんによるこの作品は40年ほどアップデートされていますが、基本的な登場人物は概ね一緒のようですね。玲子さんの設定はリメイク映画に近いのか、だいぶ変わっていますね。
    冒頭部分とかは結構、アレンジされていますね。
    主要登場人物の1人、田所教授と日本のフィクサー・渡老人の場面が1巻終盤に出てきますが、こちらは重要な場面なので、ほぼ原作依拠でしたね。
    科学者としての重要な資質、田所教授の言っている通りだろうと思いますね。

    0
    2022年12月14日
  • 厳選恐怖小説集 牛の首

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恐怖小説と銘打ちながら、結構SF寄りというか、ほぼSFです。共に行間から世界観を立ち昇らせ、読者の想像力を100%喚起することに心血を注ぐ、SFとホラーという両ジャンルの親和性の高さを見せつける短編集です。
    1960〜70年代に発表された古い作品ばかりですが、今読んでも本質的に古びていないのがさすが。

    どの作品も、不条理極まりない展開をしつつ、最後にちゃんと理屈をつけているのが、SFテイストを感じさせる1番の要因だと思います。まぁ、その理屈自体がとんでもない作品も多いんですけど(笑)この振れ幅の広さこそ、まさにSF。
    鴨のお気に入りは、「怨霊の国」「飢えた宇宙」「葎生の宿」。「怨霊の国」は、

    0
    2022年12月06日
  • 日本沈没 第二部(上)

    Posted by ブクログ

    小説としては、小松左京特有のペダントリーがないので第一部より読みやすいかな。第一部の登場人物も出てきます。

    0
    2022年11月28日
  • 厳選恐怖小説集 牛の首

    Posted by ブクログ

    本屋で見つけた大好きな小松左京のホラー短編第二弾

    今作も読みやすい…読みやすい…

    表題作のブラックジョーク感が本当にツボで大好きすぎる
    そのほか「ハイネックの女」の題も含めて完璧さ
    猫の首、黒いクレカ、空飛ぶ窓、夢からの脱走等々好きな話が沢山。
    SFめいた謎ホラー、大好物。

    この「恐怖小説集シリーズ」もっと増やして欲しい

    0
    2022年11月18日
  • 日本沈没(下)

    Posted by ブクログ

    富士火山帯が火を噴きまくり、中央構造線(九州東部から関東へ横断する断層)に沿って大地震が頻発、日本の国土は崩壊の一途をたどります。諸外国への避難民受け入れ交渉に各国の思惑が入り乱れ、東西世界の緊張が高まっていきます。祖国を失い難民となった日本人が自我同一性を保てるのかということが下巻の主題だと思いました。

    0
    2022年09月07日
  • 日本沈没(上)

    Posted by ブクログ

    劉慈欣が影響を受けた作家の一人、小松左京の代表作。1973年3月の作品です。
    日本が晒されている危機の正体、題名通り「日本沈没」なんですが、その一言を中々言わない田所博士にじらされます。自然災害を多く経験してきた日本の国民には、災害の度に面目一新し進んでいくというある種の楽観主義が培われているという考察は合点がいきました。

    0
    2022年09月07日
  • 日本沈没 第二部(下)

    Posted by ブクログ

    日本列島の沈没は、序章にすぎなかった…。地球寒冷化…今実際に問題になっているのは温暖化だけれども視点が変わっていて興味深く読めました。日本で手掛けた地球シュミレーターが最悪の異変を示し、大きな外交問題にも発展する。2部の上巻は、スケールの大きな内容だけれど興奮するほどの感覚は味わえませんでしたが、下巻は違いました!引きこまれるように読めました。ラストがちょっと納得いかない感はありますし、第2部より前作のほうが好きだなぁ…という思いはありますが、読み終えましたの充足感はかなりありました!

    0
    2022年08月17日
  • 地には平和を

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小松左京作品をちゃんと読んだのは初めてだと思います。ショートショート「ある生き物の記録」は「誤解」とかいくつか既読の作品があるのでアンソロジーとかで読んだのかもしれません…記憶違いでなければ。
    ハードなSFで好みでした。日本を、人を諦めたくない…何度でも戦争や災害の危険を警告する、そんな作品が多かったように感じます。地球や日本が消滅したり、消滅していたりする世界がたくさん。
    加えて、自動車の描写が印象的でした。自動車を信用していないのかな。平城京建設のお話も好き。
    長編も読みたくなりました。星新一さんのショートショートはSFなのもそうでないのもあるので実写もいけるけど、小松左京さんのショートシ

    0
    2022年08月13日
  • 日本沈没(下)

    Posted by ブクログ

    言葉を失う展開
    悲しみと絶望が錯綜する中、それでも日本人としての誇りを持って生き延びようとする者、沈みゆく大地と心中する者、様々な人間模様が垣間見れる
    それらは全て「日本人」であるからこその行動である
    アイデンティティの本質を考えさせられる気がした

    0
    2022年08月10日
  • 復活の日

    Posted by ブクログ

    人類がほとんど滅亡するけど、復活するお話。
    コロナ禍の今だから読もう!と特集されていたけど実際に読んでみたらコロナ禍なんか温い温いというくらいハードな内容でした。
    人類を救うための医学が人類を滅亡させて、人類を滅亡させるために作られた核ミサイルに救われる。面白い。
    解説を読むまで気付かなかったのですが、大層古い本だったのですね。昔を舞台にしてるのではないのだと思うとそれでも面白くてすごい。

    0
    2022年07月19日
  • 日本沈没 1巻

    購入済み

    ドラマをみて

    ドラマを見てマンガを読みました。リアルタイムでTVや映画の「日本沈没」を見ていた世代で、このコミックはKindleで初めて手に取りました。スピリッツで連載していたことは知りませんでした。たぶん作者は(少なくともリアルタイムでは)かつての作品を観てはいないでしょうから、もちろん、日本沈没に対する考え方が全く異なることは承知の上でのレビューです。
    作者の考え方を否定はしませんが、日本沈没という有名な作品を使用した上で、自分の主義主張や思想を語ることは、面白いか面白くないか以前に、忌むべき行為だと思うので★1つとさせていただきました。作品自体は、絵は上手いと思いますし、全体の構成も良いと思いますが、

    0
    2022年06月09日
  • 日本沈没(下)

    Posted by ブクログ

    第二部が書けなかった理由に納得。本だからという「傍観者」視点を持った読者に、傍観者であることの恥ずかしさをダイレクトに説くという、真っ向勝負。本の中でも本の外でも主張がすごい作品でした。

    0
    2022年05月28日
  • 日本沈没(下)

    Posted by ブクログ

    下巻は日本沈没に向かって、地殻変動から火山の噴火、地震、津波とありとあらゆる天災が起こる‥壮大なスペタクル要素がぎっしりつまった内容。多少読みにくい感はあったけど、ラストは日本人として生きてることに感謝したくなるような‥そんな作品でした。第2部、読むのが楽しみです。

    0
    2022年05月18日
  • 地には平和を

    Posted by ブクログ

    先生に勧められて、小松左京さんの本を初めて読んだ。短編集ということもあるかもだけれど、ちょっと内容の詰めた星新一さんみたい。

    0
    2022年05月10日
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集

    Posted by ブクログ

    不思議な短編集。
    「まめつま」が自分的にはなんだかすごく好きでした。
    伝承に基づいたホラーもあり、興味深く読ませていただいた。

    0
    2022年05月01日
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集

    Posted by ブクログ

    怪奇幻想小説。「くだんのはは」最恐。
    くだん〜:凶事予言する牛頭人身
    まめつま:赤ん坊夜泣と妖怪
    影が重なる時:ドッペルゲンガー
    保護鳥:ハーピー
    霧が晴れた時:人消失
    さとるの化物

    0
    2025年10月23日