小松左京のレビュー一覧

  • 小松左京“21世紀”セレクション3 継ぐのは誰か?/ヴォミーサ 【技術革新~さらに彼方の明日】編

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    待望の第3集。静寂の通路、牙の時代、飢えなかった男というラインナップは強力だ。そして風と、雲と、夕映えの彼方が余韻を残す。
    継ぐのは誰かは何度も読んでいて今回は遠慮しました。すみません。

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    2023年03月05日
  • 復活の日

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    ネタバレ

    新型コロナウィルスが広まって3年経ってしまったがようやく読めた。今だからまだよいが、3年前に読んでいたらもっと怖かったと思う。
    兵器利用しようと開発した細菌(ウィルス?核酸?)が事故により漏れ出し、「ただの風邪」とそれに併発する心臓発作で人がばたばたと死んでいく。完全なる人災。原因が特定できないまま医療関係者や研究者も次々と命を落とし、社会機能があっという間に麻痺をし、そこからは雪崩を打って人類が激減していく。
    本文中にも書かれているが、いくつかの偶然が起こったか起こらなかったかの違いだけで、現実のコロナ禍もこの作品のようになりえたのではないかと思わせるリアリティがある。
    作品中盤の大学教授の

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    2023年01月11日
  • 日本アパッチ族【電子特典付き】

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    戦後以降の変身ヒーローもしくは異形変態もの、仮面ライダー、デビルマン、AKIRA、東京グール。
    これらの力への憧れと人間性の喪失を抱えたヒーロー達、この作品に登場するアパッチは正にこの系列に入るべき存在だろう。
    社会から追い出され、極貧の中で屑鉄を食らい、アパッチへと変貌した人間たちは集団を作る。もちろん日本社会との摩擦が生まれ、やがて戦争へと発展する。
    この話をお笑い話として大阪弁満載で書いてしまうのが何とも素晴らしい。
    アパッチの生態についてとても詳しく科学的に説明している場面も怪獣図鑑みたいで面白い。特撮好きにも読んでほしい一冊。

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    2023年01月10日
  • 復活の日

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    ネタバレ

    パンデミックものと聞いて読み始めたんですが、到底そこだけには収まらない凄い話でした。ラジオ講義のシーンが悲痛。

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    2022年08月19日
  • 日本沈没(上)

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    すごい表現力!
    切迫が伝わってくる
    難しい理論とかもあったりとかしたけれど、それ抜きにしても楽しめる!
    後半が楽しみ

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    2022年08月08日
  • 日本沈没2020

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    ネタバレ

    ある日突然起こった大地震で、少しづつ日本が沈んでいくお話。
    主人公の両親や先輩、助け合った人達までどんどん死んでいき、読んでて辛かった。
    ただただ絶望。でも続きが気になってどんどん読んでしまった。
    非現実的だとも言い切れず、実際に大きい地震がきたらこんな風になるのかな、と少しばかり不安になった。
    ただ、助け合いの絆など、涙を誘うシーンもあり、情緒が不安定になった。

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    2022年07月23日
  • 日本沈没(下)

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    日本という島が沈む時、「日本」は消え去ってしまうのか。この作品を通して、歴史や文化という側面から改めて日本を見つめ直したと思う。
    私はこの作品は地震という自然災害をテーマにした科学ドラマのように思えるが、この作品が描くのは、日本人の内面に焦点を当てた、文化的要素が強いと思う。
    科学的根拠に基づいて描き出される地震のリアリティはもちろん圧倒されるが、それ以上に主人公を含めた様々日本人の心が生み出す描写に、自分自身の心境を重ねてみたくなる。

    ・もし、日本が沈むとしたら、あなたはどうしますか?

    作品を通して、骨格にあるのは、この問いかけなのではないか、と私は思う。

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    2022年06月19日
  • 復活の日

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    この時期にだからこそ、もう一度手に触れるべき作品。
    小松左京は未来を予言していたのか、そう思わせるほど、緻密な調査によって固められた科学的根拠で説明されるこの世界が、レンズとなって現実世界を映し出してるかもしれない。

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    2022年06月19日
  • 日本沈没(下)

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     1973(昭和48)年刊。
     何度も映画化・テレビドラマ化・劇画化され頗る有名な作品。小松左京さんの本は数冊読んだこともあって嫌いな作家ではなかったが、これは初めて読んだ。
     私はいわゆるパニック映画が好きで、「ポセイドン・アドベンチャー」「タワーリング・インフェルノ」新しいものでは「デイ・アフター・トゥモロウ」など、何度も観た。建物等が大がかりに破壊され、大勢の人びとが叫び、逃げまどうの様子、そのカタストロフに一種の痛快さを感じてしまう。
     小松左京さんは群衆が驚き逃げまどうようなパニックものが得意であったようだが、本作はまさにこの路線の究極のものである。なにしろ一国が消滅するというレベル

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    2022年05月07日
  • 霧が晴れた時 自選恐怖小説集

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    本当に良いものは古臭くならない事を証明する一冊。
    「黄色い泉」とか、「保護鳥」とかの古典や伝説へのオマージュに中ニっぽさがないどこも好き。(当然のことながら)、最近のオマージュによくある知識ひけらかし系、読者に教養求め系とは一線を画している。
    「骨」は何回読んでもすごい。好き。

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    2022年04月17日
  • 復活の日

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    ウイルスにより次々と地球上の人類が死んでいく様子がものすごくインパクトあった。コロナ禍が始まった時に真っ先に思い浮かべた作品。

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    2022年03月18日
  • 復活の日

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    映画も大好きで何度も観ています。
    小説はさらに現実味を帯び、東西冷戦の時期でもありましたから、本当にこんなことが起きたらどうなってしまうんだろうと怖くなりました。
    当時、ノストラダムスの大予言も流行っていましたし。(まったく関連する内容ではないですけど)
    全て人災と言え、人類滅亡してしまいそうになるのですが、それでも未来があると信じて生きていくことはすごいと言わざるを得ません。
    私なら絶望してしまいそうです。

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    2022年03月13日
  • 日本沈没(下)

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    日本が沈むという設定はぶっ飛んでますが、それに対して描かれている日本人の心情や政治や国際情勢などは、とてもリアルでした。読んでいてどんどん引き込まれる作品でした。色褪せない名作の力強さを感じた。

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    2022年02月19日
  • 日本沈没(上)

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    設定や背景がとてもリアルで本当にあったことを読んでるような気分になり、とても引き込まれた。
    下巻を早速読み始めた。

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    2022年02月13日
  • 小松左京“21世紀”セレクション1 見知らぬ明日/アメリカの壁 【グローバル化・混迷する世界】編

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    国際情勢から環境問題まで、現代を透視したかのような作品集。現代の閉塞感はより強いが、希望を語る極冠作戦が最後なのは救い。

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    2022年01月30日
  • 日本沈没(下)

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    今またテレビドラマもやっている名作を読みました。
    1973年の作品ですが、その後の阪神淡路大震災、東日本大震災を予知したかのような地震の描写がとても生々しく感じられます。プレートテクトニクス理論をもとにした日本沈没の理屈もリアルに感じられて怖くなります。また、島国の中で長い歴史を保ち、独自の文化を形成してきた日本人が、国を失い、難民となり、そしてその先に待ち受ける苦難を予感させるストーリーにはハッとさせられました。日本にいると、ユダヤの人々の歴史や、世界各地の難民の問題は、遠い世界の出来事に感じてしまいがちですが、こういうストーリーで語られると、難民となることの恐ろしさをゾクっと疑似体験した気

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    2021年12月03日
  • 日本沈没(上)

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    今またテレビドラマもやっている名作を読みました。
    1973年の作品ですが、その後の阪神淡路大震災、東日本大震災を予知したかのような地震の描写がとても生々しく感じられます。プレートテクトニクス理論をもとにした日本沈没の理屈もリアルに感じられて怖くなります。また、島国の中で長い歴史を保ち、独自の文化を形成してきた日本人が、国を失い、難民となり、そしてその先に待ち受ける苦難を予感させるストーリーにはハッとさせられました。日本にいると、ユダヤの人々の歴史や、世界各地の難民の問題は、遠い世界の出来事に感じてしまいがちですが、こういうストーリーで語られると、難民となることの恐ろしさをゾクっと疑似体験した気

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    2021年12月03日
  • 日本沈没 14巻

    購入済み

    人とのつながり

    人とのつながりに、場所は意味を持たなくなってきている。同じ国、同じ町、おなじ家にいたところでつながりをもてるとは限らない。地球の反対にいる人と分かり合えることもあるだろう。筆者の大胆な設定は、読み手に様々な思考を促す。名作とはそういうものを指すのだと思った。

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    2021年12月01日
  • 日本沈没(上)

    ネタバレ 購入済み

    震える、、、。

    阪神淡路大震災、そして未曾有の被害を出した東日本大震災。それらが現実に起こる何十年も前に、これだけ地震や津波の被害を詳細に描き出していた、小松左京という人の凄さを感じる作品。もし現実に日本がこの世界から消えてしまったらと想像すると、読み終わった後に震えます。現実と物語の境目を見失ってしまうほど、世界観に引き込まれてしまう。今の日本人に是非、読んで欲しい作品。

    #深い #怖い

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    2021年10月23日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクション第二弾。全部読んだことがあるので再読かな。しかし何度読もうと、どれもこれも文句なしの名作です。
    何度読んでも恐ろしいのは坂東眞砂子「正月女」です。どこからどこまで全部怖い。柱時計の音が怖い。登場する人たちもみんな怖い。可哀想に思えるヒロインのキャラも、実はなかなかの恐ろしさなんですよね……。
    久しぶりに読んだ服部まゆみ「雛」も、再読でさらに恐ろしくなったかも。そしてラスト、小林泰三「人獣細工」で締めるとは!

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    2021年10月16日