小松左京のレビュー一覧
-
購入済み
なんだかな
私には合わない小説でした。
面白かった!と満足できる短編が1つもなくて、本書も後半になるとあと何ページで終わるのかしらと考えながら、買った手前、最後まで読みました。
話が怖いとか怖くない以前に、まず面白くない。
魅力的なテーマはいくつかあるのに、どうしてこう料理したの?と思うばかりです…
前編通して安っぽいSFくずれのストーリー展開にシラケます。
時代背景やテーマの、下敷きとなる文献資料は色々調べて書かれているようですが、主軸となる話がとにかくつまらないので台無しです。
-
購入済み
首都消失?
少し期待はズラな感がある。
ラストのシーン以降の読者の想像に任せるって事なんだろう。
確か小松さんの作品で『首都消失』タイトルの小説があったが、本『アメリカの壁』と似た様な感じですね。
『首都消失』では確かラストのシーンは勝手に雲が消えるで終わる。
結末が何なのか、もどかしさを感じます。