小松左京のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレロボットアニメとか児童小説とかでは、何らかの理由で大人がいないか極端に少なくなり、子どもたちだけの力で難局を乗り越える、という筋立てはよく見かけるのだけれど
その子どもたち、大概は幼くても3~4歳で、言葉は通じるし自力で食事も排泄も出来て(まあトイレの場面はないんだけどさ)、赤ちゃんとか病児への対応は考慮せずに物語は進んでいった
この作品でも、設定を近未来にすることで、エネルギーインフラが人間の手を経なくても途絶えなかったり、中高生が運転や消火活動が出来たりと、ファンタジックな側面はあるのだけれど
実際に、今この現代地球でそんなことが起こったら、とリアルに想像できてしまうところが怖い
殺人と赤 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めて読んだ作家さん。
面白い話が多く、いくつかの話は非常に良かった!
とりあえず日本沈没は読んでみないと!
・すぐそこ ★★★
遭難系の話ね。行っても行ってもたどり着かない。
見えてるのに遠い所。
絶対遭難したくないわ!
・まめつま ★★★
どんな話やっけ?あんま印象がなかったので普通!
・くだんのはは ★★★★★
評価されてるだけあって面白かった!
そう言えば戦時中の話ってあんまり読んだ事ないかも。
・秘密(タプ) ★★★★
好き好き!こーゆータブー的な呪いとか。
面白くて一気読み!
・影が重なる時 ★★★★★
今のところ1番面白い!ホラーかと思ったらSF系?
結末はある程度予 -
Posted by ブクログ
1970年代の日本に大地震と地殻変動による大事変が起ころうとしている…お話。
書かれた時代を考えると、かなり時代の先端を行ったSFだと思います。
この巻では、京都や東京で大地震が起こり、九州から関東までの火山も爆発。
ときの総理大臣と科学者たちが奔走を始めようとしている物語の前提となる設定の描写が多く、まだ人物はそれほど動いていないので、ドキドキしつつも早く先が知りたいもどかしさを感じました。
戦後の高度成長を成し遂げ、日本人に活気がある時代設定も良いと思います。
今だったら、ここまで全体のために頑張る人たちがいるのかな~と思ったりもします。
比べるのはナンだけど、いわゆる良くわからない -
Posted by ブクログ
多数巻を平行に読むシリーズ。大御所の代表作なんだけど、ちゃんと読んだことはなかったんだよね。「首都消失」を上下で読みはしたけど、なんかパッとしなかったので、ずっと避けてきた。
地震が多発する197X年の日本。島が沈んだことを調べるために海底の探査中に、1日に200mもの沈下が観測される。一方で、京都(関西)でマグニチュード8強の地震に続き、東京でも大地震に見舞われ、一度に200万人以上が死亡。田所博士の言うように、日本は海に沈んでしまうのか…。
イントロ部分に阪神大震災の引用があるため、オリジナルに加筆修正がなされている可能性のある版ではあるが、1960年代に構想して、70年代の前半に描か -
Posted by ブクログ
一日で一気に上下巻、読んでしまった。楽観的に読んでいたのに、日本が沈没してしまった。SFだけどパニック小説だった。呆然とした。
ずいぶん傍点の多い書き方で、じっくり読んでたらショックももっと重かったと思う。病んだ竜。
この本が書かれたのが50年くらい前、まだ関東大震災も戦争も記憶にある人が多かったろうけど、今同じことが起きたら、この生まれてからこのかた平和な国土で安穏としている今の日本人に同じことが起きたら…と思うとゾッとする。交通網分断、火山の噴火、原発、、、。
内閣が異常に使命を持って毅然と動いているけど、実際だったらもっと右往左往して、ほんとに一億人くらいが国土と運命を共にしそうだよね。 -
Posted by ブクログ
一昔前に一大ベストセラーだったということで。
本の題名で、日本列島が沈没する(かもしれない)という主題は明らかで、それすら上巻の終わりまではっきりとは明言されないのだけど、無気味な天変地異の連続、科学的な感じのアプローチ、そして「第二次関東大震災」とその被害のリアリティ、民衆の不安とパニック、本当にありそうなSFで、読めてしまう。
今の時代だったら、地震後の火災よりも津波の方に重点を置かれて書かれるのだろうなと思ったけど、もし、現在震度8.5が東京で起きたら、この本で書かれた被害よりも少なくなっているのでしょうか?
これがどう収束するのか、下巻に期待。
p154
「今度の場合は、何か異様だっ -
Posted by ブクログ
第二部は日本列島が沈没してから25年後の物語。国土は消失しても国は存在しているという話。地球規模の気候変動と、地球規模の事案を取り扱う場合、国民、あるいは地球人はどのような目線で活動しなければならないのか?小松左京とそのチームが来るべき真のボーダーレス社会における人類のありようを問うた作品に仕上がっている。
タイトルから本書を手に取ると、どうしても国土やマントル、マグマ、といった地殻変動方面の目線になってしまう。これは日本が地震や火山、津波に強い関心を持っているからしょうがないことではある。しかし本書が見据える視点は地球規模の地殻変動や気候変動をトリガーにした地球人としての振る舞いについて目