【感想・ネタバレ】やぶれかぶれ青春記・大阪万博奮闘記(新潮文庫)のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年01月16日

筆者である小松左京の、エネルギッシュで熱量溢れる書きっぷりが感じられます。
戦中時代を生き抜いた筆者による回顧録と体験談で、万博の裏事情がよく分かった。

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Posted by ブクログ 2019年01月02日

前半は、戦中期を中心とした学生時代の話。正直あまり愉快な話ではないが、旧制中学時代のエピソードなどからは、著者の怪物ぶりが伝わってくる。漫画家としてのエピソードが一切出てこないことは、ご子息の解説にもあるが、ブルドーザーとも称される著者の意外な屈託が感じられ、興味深い。後半の万博の話は、大阪万博の影...続きを読むの部分とも言え、後世に残す意義は大きい。著者の感じた万博の難しさは、次の大阪博にも生きるものと思う。これを機に、著者のノンフィクションを含む膨大な著作が、もっと入手しやすくなることを切に願います。

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Posted by ブクログ 2018年10月11日

巨人、スーパーマン小松左京の肉声の雰囲気があふれでる。北杜夫『どくとるマンボウ青春期』に通じる終戦直後の高校生のドタバタ青臭さと、高度成長期に京都学派の重鎮たちと未来を刻印しようとするコーディネーターあるいはプロデューサーもしくはエバンゲリストとしての顔。SF小説家という括りにいれるには大きすぎる小...続きを読む松左京に圧倒され、共感する。

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Posted by ブクログ 2020年03月12日

小松左京。「日本沈没」があまりにも有名なSF作家。漫画を描いたり、サブテーマ委員等で1970年大阪万博に深い関わりを持った万能の人だった。万博を単なる国際見本市にするのでなく、理念を大切にした。2025年開催が決まった大阪万博を進めるにあたっての遺産となった。多忙な中で、著者含め仲間たちがエネルギッ...続きを読むシュに活動する様子に疲れや倦怠感は感じられない。義務でなく興味本位で取り組んだ由縁である。その器質は、青春時代に培われたこともわかった。2020.3.12

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