小松左京のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さあー下巻で巻き返しをはかるぞー
ついに「全国民必読」というのは
本当だった!と実感するのか?
なんせいよいよ動き出した日本列島
ディザスター好きをうならせてくれるに
決まってるぜ!
うならなかった
ほぼほぼ政治の話だった
いやそれはそれでアツかったけど
もとめてたの、ソレジャナイ
そして上巻で感じたままに
まわりくどくてしつこかった
1つを描写するのに
何ページかけとんやって
説明ながっ!てなった
そして申し訳ないことに
ラストだけ確認!って飛ばし読みして
最後の最後で
なんて?!って衝撃をうけて
まじか?!ってググったのは
自分だけではないと思う
そのちょっと違う衝撃により
星はギリギリ3つ -
Posted by ブクログ
ネタバレさすがだなあというのが、まず第一。ホラーというより、SFだったり民俗学っぽかったり。
読み終えた感じは柳田国男の遠野物語と近かったです。
くだんのははが読みたくて購入したのですが、印象に残ったのは、その他のお話でした。
ここでいくつか挙げようかと思いましたが、あれもこれもとなってとりとめなくなりそうなのでやめておきます。
一篇一編が長編にしてもさしつかえないのでは?と思えるほど重厚で、通勤時間にサクッと読むには疲れました。
すぐそこ 道迷い
まめつま 赤ちゃんが泣く時は米をまく
くだんのはは 予言する怪物とその継承
秘密〈タプ〉 人を食べた秘密を共有する
影が重なる時 未来のスーパーノヴァで時が止まった影
召集令状 召集令状が来たら消える
悪霊 歴史の闇に取り憑かれた友人
消された女 思念の実在化
黄色い泉 現代のイザナギとイザナミ
逃ける 売春斡旋
蟻の園 団地で行方不明の子供を探す刑事
骨 地層を掘ると歴史の逆順で出てくる遺物
保護鳥 外国で伝承されている怪物(ハーピー)
霧が晴れた時 ハイキング中の茶屋で人が消える
さとるの化物 人の思考を読む人の進化
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Posted by ブクログ
ネタバレ角川ホラー文庫ベストセレクションの第二弾。今回も8名の作家の8作品だった。特に印象に残ったのは以下の3作品。
「骨」小松左京
なにかに突き動かされるように庭を掘り続ける主人公の姿が最後に悲しみを誘った。何かを思い出しかけているという描写がよかった。
「或るはぐれ者の死」平山夢明
こんなにも悲しい話だとは思わなかった。自分だけでも死者を埋葬しようとしたその清らかな心は悪意に踏み躙られる。
「人獣細工」小林泰三
この作品が最も衝撃だった。自分と父の秘密を探らずにはいられない、そのはやる気持ちが痛いほど伝わってくる。凄まじいラストだった。 -
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ついに読み切った。
上巻に比べ、地政学的な話や現場の臨場感を伝える描写がリアルでだいぶ、引き込まれた。
特に印象に残っているシーンが、小野寺の奥さんのシーンだった。
なんども作中で語られてるが、日本という国、自分たちの国を失った日本人の末路を考えると、本当に恐ろしい。流浪に流浪を重ねたユダヤ人の気持ちが少しわかる気がした。
たとえ、外国に住んだとしても、帰る場所というのがあるのは、そうとうな心の支えになると思う。
作中でも、日本列島を竜や母親の様に擬人化していたが、まさに母なる大地だという事を感じた。
また、作者のあとがきにあった本作を書いた動機で、太平洋戦争後の、弛緩した日本人への警鐘。それと、ラストに日本人を助けすぎたという想い。
続編を書くに書けない小松左京氏の葛藤が伝わってくるようだった。 -
Posted by ブクログ
なぜこの本を予約したのかさっぱり思い出せません。ともかく読んでしまう。
1993年角川ホラー文庫創設。そこから30年あまりの作品の中から精選収録のアンソロジー。
竹本建治「恐怖」1983
小松左京「骨」1972
SFっぽさあり
宇佐美まこと「夏休みの計画」2017
新しいなって思う
坂東眞砂子「正月女」1994
女の嫉妬の怖さ
恒川光太郎「ニョラ穴」2013
平山夢明「或るはぐれ者の死」2007
都会の隅で見過ごされる悲しさ
服部まゆみ「雛」1994
雛人形の怖さと女の情念の怖さのダブル
小林泰三「人獣細工」1997
ありえなくもない豚と人間の相互移植
坂東さんの正月女は、言い伝えにまつわる話。死期が近い若い妻が死んだ後の夫への嫉妬。諦めきれない思いや、優しげだけど裏がありそうな家庭の状況等、怖いより上手し。
たぶん、坂東さん読みたかったのだと思う。
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小松左京文学忌 1931.1.28〜2011.7.26
沈没忌 良い文学忌名だあ。
日本沈没!復活の日‼︎ 名作多いです。
「日本以外全部沈没」は、筒井康隆氏です。大丈夫なのこれ?と心配してましたが、小松左京氏の許可は取っていたそうです。日本以外が沈没して、日本がぎゅうぎゅうになっていく話ですよ。
厳選恐怖小説集。短編16編。都市伝説「牛の首」を活字で読みたくて、今回はこの作品集を。
ほんと、この話を知ってしまうと生命の危機が。誰も知らないほどの恐ろしさです。誰も知らない実体のない恐怖ですね。
他は、文豪ホラーというより、世にも奇妙な物語風昭和的な怪談。
「安置所の碁打ち」
心臓が止まって、死んだのに身体が動く男。家族も医者も本人も困る。親戚は怒る。居場所がなくなって、病院の安置所で碁を打ち続ける。
これは、ホラー仕立てだけど、読みようによっては、仕事だけして、家庭を顧みなかった頃の父親の家庭内存在感みたいな感じにも。
そんなに怖くない恐怖小説集。