木下昌輝のレビュー一覧

  • 愚道一休

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    一休さんの生涯。とんちはほとんど出てこない。こんな破天荒な人だったんだ。日日是好日など、禅の考え方は素晴らしいと思えるものがたくさんあった。

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    2024年12月23日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    第172回直木賞候補。

    借財に悩む阿波の国で末期養子で藩主となった蜂須賀重喜と彼を支える若い(身分の低い)藩士たちの奮闘を描いた時代小説です。

    藩政を憂う主人公たちは、既得権益を守ろうとする家老たちと対立し、新たな「名君」を求めて重喜を藩主として迎え入れます。
    藩内の反発を受けながら、少しずつ改革を進めてゆく様子や、藩内外の反対勢力に一つずつ打ち勝ってゆく過程は見ごたえがありますし、韓国ドラマを見ているようなワクワク感もあります。
    お互いに策をぶつけ合う頭脳戦や経済をめぐる対立は「半沢直樹」シリーズを彷彿とさせるでしょうか。

    「誰の味方か」という旧来の武士らしい考え方から離れて、藩主と家

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    2024年12月18日
  • 決戦!大坂城

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    舞台は、冬の陣、夏の陣の大坂城。7人の作家が7人の武将を描くシリーズ。同じ人物でも書き手によって、まるで異なる人物のように感じるのも小説の面白さだ。太閤さんこと秀吉贔屓の関西人だからか冲方丁氏の「黄金児」は、家康をも翻弄させ対等に渡り合った秀頼が魅力的に描かれていてよかった。伊藤潤氏の「男が立たぬ」も、男が立たぬと筋を通した男たち、特に福島正則の弟・正守のカッコ良さが際立った作品だった。

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    2024年12月08日
  • 宇喜多の捨て嫁

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    読み進めるうちに、宇喜多の人々に愛着が湧きてきました。
    信長の少し前の時代に関心があります。
    高校生直木賞ってはじめてしりました。


    関ヶ原から落ち延び、八丈島で天寿を全うされる秀家さんのお父さんにまつわるお話。

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    2024年11月12日
  • 愚道一休

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    一休さんの幼少期からの生涯を著わした長編ものであった。沢山の仏教用語が出て来て難解の部分があった。当時の世は南北朝あい荒そう時代で仏教界は苦難だったろう。我が家の宗派は臨済宗なので小生も座禅の経験もある。結跏趺坐とはどんな座り方かはわかるな。

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    2024年07月13日
  • つわもの

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    一貫して描かれる謀略に、武士の正々堂々のイメージとはまたちょっと違った感じを得ると共にそこにリアリティを感じさせるテクニック。
    細川さんと加藤さんのお話がよかった。

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    2024年06月09日
  • 戦国十二刻 始まりのとき

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    短編集だけあってどれも淡々とした描写で粛々と進んでいくなぁなんて読んでいたら、最後に終わりのときに繋がって因果!!ってなった。木下さん流石すぎる。

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    2024年06月02日
  • 足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー

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    古河公方 足利家と、忍び さくら一族を描いた歴史小説 アンソロジー、連作短編集

    史実の裏側では、こういった暗躍もあったかも知れない。時代に想いを馳せました。
    巻末の系図が有難いです。

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    2024年02月18日
  • 決戦!三國志

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    面白かったです!ついに日本を超えて海外を舞台に!この本を読んで三國志に興味を持ちました。決戦!三國志TOP3は①木下昌輝の「姦雄遊戯」②吉川永青の「応報の士」③天野純希の「天を分かつ川」です。

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    2024年02月15日
  • まむし三代記

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    序盤 なかなか面白い
    中盤 ギリギリ面白い
    終盤 なんとか面白く終えた!

    暗めな作風ですが、楽しめました。

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    2024年02月06日
  • まむし三代記

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    私にとって時代小説は、人物名や地名、時代背景、難読漢字など、前提知識がないとつまづくことが多いジャンルという認識だが、本著は更に時系列が複雑であるために、構成含めて読みにくい小説となっている。
    さらには「国盗り物語」の内容と沿わない部分もあり、前提知識が覆されたりもした。

    フィクションについての意図はあとがきにて著者により記されており、史実とフィクションの判別はきっちりしておく必要がある。

    ストーリーとしては、「国滅ぼし」という核をベースに斎藤家が3代に渡り国を盗る様を主人公の源太が共にするというもの。
    国主になるための謀略だけでなく、親子や仲間たちとの人間ドラマ、垣間見える人間の欲望など

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    2023年12月30日
  • 宇喜多の楽土

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    宇喜多の捨て嫁を読んで、木下作品のファンになった。その続編とも言われる宇喜多の楽土は、前作の主人公である父直家を早く亡くし、豊臣秀吉に預けられながら、大大名に出世して行く秀家が主人公である。
    豊臣家の興亡、宇喜多家の興亡、関ヶ原の戦いを経て、八丈島で余生を過ごすストーリーは、流転の生涯である。
    戦国時代に生まれてしまった秀家の楽土はどこにあったのか考えさせられる。

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    2023年08月14日
  • 戦国十二刻 終わりのとき

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    ネタバレ

    それぞれの人物の最後の1日を、作者独自の解釈で描かれており、もしかしたらこのような想いを抱いていたのかなと思わされた。
    また、同じ作者の「始まりのとき」を読むと、より面白さが増すだろうなと感じた。

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    2023年08月12日
  • つわもの

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    6人の人物について、作者独自の解釈を交えて描かれており、こういった裏側もありえたのかもしれないと思わされる作品だった。

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    2023年08月12日
  • まむし三代記

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    斎藤道三。有名な武将ですが、織田信長との関係において語られるくらいで、この斎藤道三を中心にした本は読んだことがなく、すごく興味が湧きました。また、出だしの書き方からワクワクさせられました。斎藤道三を中心にその父と子の3代にわたるストーリー。と思いきや、実は4代にわたるストーリー。史実とフィクションを組み合わせながらの構成は、この著者の得意とするところで、この本でもそれが如何なく発揮されていて、お見事でした。そしてなんといっても、この物語の見どころは貨幣。源太の妻のお景が、源太が戦場から帰って持ち帰る貨幣を巡るやり取りの変化に思わずニヤリ。最後のシーンも、戻ってきた感があって良かったです。

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    2023年08月05日
  • 敵の名は、宮本武蔵

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    刀剣家だけ集めたバキみたい。強者がどんどん出てくる感じがたまらない。飛刀の間やら、二刀流やら中二心をくすぐられる描写も多くもう一度読みたい。途中ストーリーがよく分からなくなる部分があるが、ラストで全て察されて驚かされる。

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    2023年06月15日
  • 秀吉の活

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    豊臣秀吉が別にそんなに好きでもなくても、なんだか好きになってしまいそうな秀吉が描かれた一冊。活きるという言葉をテーマに就活から終活まで、それぞれの活に合わせて功名心から孤独など秀吉の感情がよく伝わってきた。

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    2023年05月27日
  • 絵金、闇を塗る

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    面白くはある。鬼才絵師に関わり、異彩を放つ絵に影響される人々。市川團十郎のエピソードが一番好き。前村洞和、武市半平太、河田小龍に坂本龍馬まで。覚悟と狂気を秘めた夢うつつな場面も、この絵師を描くのに効果的だと思う。ただ、他者目線の絵金演出や理解ではなく、どんな感情で何を描こうとしていたのか、絵金視点で描いて欲しかった。

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    2023年05月26日
  • 宇喜多の捨て嫁

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    高校生直木賞に選ばれたという一作、
    けっこうきつめのがっつり時代小説で、驚いた。読みやすい本ではないよなあ。。


    短編集で、戦国の三大悪人と呼ばれた宇喜多直家を描く。
    一話目こそイメージ通りの話だったけれど、先に進むにつれ、直家に情が湧いてくる。いろんな理由があったんだろうな、と。
    いろんな視点が入るのがとてもよかった。

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    2023年03月24日
  • 風雲 戦国アンソロジー

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    それぞれの作家特有の語り口で、戦国時代の様々な時期や場所で生きてきた人物の姿が描かれており、とても読み応えがあった。

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    2023年03月14日