木下昌輝のレビュー一覧
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ネタバレ少し前に豊臣秀次の本を読んで戦乱に巻き込まれて不遇な生涯を憂いたところで次は秀長がメインの物語。秀吉が主君であるのに対し秀長は内政に翻弄され、その内政を支えたのが謎の包丁人、大角与左衛門という実在の人物。胃をつかむことがいかに大事か世の女性諸君!いや、今はそれは差別になるかw男性諸君も、だw。うまい料理を食べさせると定着する。これはお気に入りの地元の飲食店みたいなもんだね。迷ったらあそこ行こうってなもんだ。
さて、物語は豊臣兄弟が百姓上がりの兵の時からの付き合いである謎の包丁人がやがて豊臣お抱えの包丁人となり、分け合って大阪城の庫裏を放火で焼いてしまったのが原因で大坂の陣は総崩れ。その真相が冒 -
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ネタバレ徳島藩は藍の生産が盛んだったが、大阪商人の支配に苦しめられていた。蜂須賀家の徳島藩は借金が30万両に及び財政破綻の瀬戸際にあることから、新しく領主となった蜂須賀重喜のもとに藩政改革を進めようとする。
阿波には、秘色に染めた品を友と共有すれば互いの願いが叶う、という特別な言い伝えがある。柏木忠兵衛は、藩主と約束した秘色の手拭いを身に着け支え続ける。時間はかかったが、藍大市を立ち上げ大坂の商人が支配していた阿波の藍の取引を他国の商人に開放した。
藩政改革で藩を立て直す青年家臣たちの成功物語を期待して読み進めたが、最後の展開があっさりしすぎて物足りない。亡くなった兄と巻き込んだ剣客との確執、片頬に火 -
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ようやく、、
面白かった。若くて熱いわ。
個人的に徳島というと、若い頃は毎年何度か遊びにいったりして、
和歌山と文化やら味付けやら、妙に似ているところもあって、
勝手に親近感を抱いてます。
あと、蜂須賀氏というと、鳥屋的には蜂須賀正さんが
すぐに頭に出てきます、ドードーの研究者。
藍産業も有名ですよねぇ。
重喜のころに日本国内の藍をほぼ独占してたとか
習った記憶があったんだが、
吉川本とか読んだ記憶が、、
なんか、田沼意次っぽい重喜だったような、、内容がおぼろげだが。
ともかく、本作
大変軽く読みやすく、テンポもいいし
ほんとのところはともかく、
重喜像としてはするりとはいってきた。
まあ、老 -
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史実に基づいた時代小説。30万両の借金を抱えた徳島藩。頑迷な5人の家老達と中堅若手4名の若手藩士が藩の運営で対立する。4名の固い約束が「秘色の契り」となり、これが他藩より養子に入った殿様にまで繋がる。この殿様が問題児で賢いのか馬鹿なのか、味方なのか敵なのかハッキリしない。やっと若手と動き始めたら、皆んなが反対する策を唐突に推し進める。
強引な計略で5人の家老を没落させて、若手を家老にする。ここまでは良いのだが、突然、謎の集団が現れてきたり、また反対された策を推し進めようとする。
最後は信頼で結ばれた4人にもヒビが入る。改革が実を結ぶのは100年後とか。途中からスッキリしない展開に気が重くなって -
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感想
一休さん。有名だが、意外と何をやった人なのかは詳しく分からない。アニメくらいのイメージ。
始まり方が面白く、興味をひく。
「その男は禅僧にもかかわらず、詩と酒と女をこよなく愛した。破戒に手を染めながらも、命を投げ打ち修行に身を投じた。」
禅問答は詭弁の応酬みたいに見える。。。
悟りを求める僧でさえ、栄誉や承認要求に囚われる。人はどこまで行ってもそうなのだろう。そこに抗う一休がカッコよく見える。
一休は応仁の乱の黎明期を生きた人だったんだ。
あらすじ
禅僧一休の生涯を描く。
6歳の千菊丸が安国寺で修行しているところから始まる。禅が廃れていく中、千菊丸は養叟という禅を追求するも