木下昌輝のレビュー一覧

  • 決戦!関ヶ原

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    ありえないとも言い切れない設定、前提が面白い連作だった。冲方丁目当てで読んだが、どれも読み応え十分だった。

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    2017年09月19日
  • 決戦!関ヶ原

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    それぞれの関ヶ原。勝つものがいれば、当然負けるものもいる。領土への野心のため。天下のため。家を守るため。戦う理由はひとそれぞれ。

    怪僧恵瓊の毛利に対する態度。家康と三成との結託。面白かったけど、人間的に好きになったのは小早川秀秋。徳川と豊臣との間で揺れながら米のことを考える姿がよい。幼少より秀秋のことを考える家臣がいたなら世間の評価はまた変わったものになったかもと思う。

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    2017年07月26日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    徳島の藍の商いを巡るお話。読んでると実際に徳島に行ってみたくなりました。
    今回も無難に面白かったです。

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    2026年02月27日
  • 豊臣家の包丁人

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    豊臣秀吉と弟の秀長を中心に、包丁人を交えて戦国の世を描く。包丁人という題材はとてもよいと思うが、なんとなく中途半端な印象。

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    2026年02月26日
  • 豊臣家の包丁人

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    歴史物をまったく読まないのですが、大河ドラマも始まってなんとなく読んでみました。わりとさらさら読めて、その時代の台所仕事を軸に話を展開するって面白い!と感じました。

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    2026年01月26日
  • 宇喜多の捨て嫁

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    ネタバレ

    宇喜多直家を題材にした小説ははじめて読んだ。表題作の『宇喜多の捨て嫁』での直家の様子や娘たちを道具にした謀略の数々の話がその後の話に上手く効いていた。「梟雄」と言うイメージにぴったりな人物。どちらかと言うと息子の秀家に興味があったんだけど、直家やこの時代の中国地方の事ももっと知りたくなる。

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    2026年01月24日
  • 愚道一休

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    いわゆる「一休さん」禅僧・一休宗純の一生を描いた作品。良くも悪くも、まあ~よく真正面から書いたな~と言う感想です。
    片や一休の禅、公案(禅宗における問答、または問題)、悟り、片やその時代背景~五山(禅宗寺院で最上の寺格を示す五つの官寺)の腐敗、後南朝、最終的には応仁の乱。これらを全て描こうとするので大部(440p)です。
    もともと難しい禅の公案や悟りを正面から描くので無理がある。いくら書いても悟りが無い読者(=私)には上手く伝わってこない。さらに一休の廻りの人物達のキャラが濃すぎて・・・。
    木下さんは『宇喜多の楽土』以来の2作目。ひょっとしたら真面目過ぎて面白みが少し足らない作風なのかもしれま

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    2026年01月20日
  • 豊臣家の包丁人

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    豊臣秀吉と秀長が若かりし頃から、節目となる出来事の裏には「豊臣家の料理人」の料理が大きな役割を果たしていた、という美味しんぼさながらの展開がなんだか微妙。主人公というかストーリーを動かしていくのは秀長、秀吉、秀頼でそこにかの料理人が現れるんだけど、その歴史上の出来事に料理が関わっていたというのは面白くもあり、いやいやそんな、というのもあり、後半どんどん現実味があまりになくなってしまい、物語として楽しめたら良かったんだけど、私は楽しめなかった。

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    2026年01月18日
  • 豊臣家の包丁人

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    ネタバレ

    少し前に豊臣秀次の本を読んで戦乱に巻き込まれて不遇な生涯を憂いたところで次は秀長がメインの物語。秀吉が主君であるのに対し秀長は内政に翻弄され、その内政を支えたのが謎の包丁人、大角与左衛門という実在の人物。胃をつかむことがいかに大事か世の女性諸君!いや、今はそれは差別になるかw男性諸君も、だw。うまい料理を食べさせると定着する。これはお気に入りの地元の飲食店みたいなもんだね。迷ったらあそこ行こうってなもんだ。
    さて、物語は豊臣兄弟が百姓上がりの兵の時からの付き合いである謎の包丁人がやがて豊臣お抱えの包丁人となり、分け合って大阪城の庫裏を放火で焼いてしまったのが原因で大坂の陣は総崩れ。その真相が冒

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    2025年12月25日
  • 豊臣家の包丁人

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    個人的には、立身出世の為に戦場で取る人の生命と、食事の為に取る食材の生命が同じ平面上で肉や骨を断つ手触りとともにあった序盤の方が興味深くはあったのですが、どう作るかではなく、誰が、あるいは誰と食べるかという料理の積み増し部分や家族に焦点が当てられた全体も、与えられることや共有することでしか得られないあたたかさがあって良かったと思います。料理を小説に置き換えてみると、最後の与左衛門の台詞はそのまま木下さんの作家としての宣言のようにも取れるのですが、それはちょっと考えすぎでしょうか。

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    2025年12月13日
  • 豊臣家の包丁人

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    豊臣家の包丁人(料理人)がここぞという時に出てきて、人と人とを繋ぐ料理を振る舞う。苦手な日本史なので半分は勉強だが、料理という切り口があるので何とか読めた。戦国時代は本当に戦ばかりやっていたのだなと改めて思った。末端の命は、いつの時代も軽すぎる。来年の大河、見ようかな。醍醐は、バター、ヨーグルト、チーズ??


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    2025年12月11日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    ネタバレ

    徳島藩は藍の生産が盛んだったが、大阪商人の支配に苦しめられていた。蜂須賀家の徳島藩は借金が30万両に及び財政破綻の瀬戸際にあることから、新しく領主となった蜂須賀重喜のもとに藩政改革を進めようとする。
    阿波には、秘色に染めた品を友と共有すれば互いの願いが叶う、という特別な言い伝えがある。柏木忠兵衛は、藩主と約束した秘色の手拭いを身に着け支え続ける。時間はかかったが、藍大市を立ち上げ大坂の商人が支配していた阿波の藍の取引を他国の商人に開放した。
    藩政改革で藩を立て直す青年家臣たちの成功物語を期待して読み進めたが、最後の展開があっさりしすぎて物足りない。亡くなった兄と巻き込んだ剣客との確執、片頬に火

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    2025年11月09日
  • プロの小説家が教える 歴史作家のマル秘ネタ帳

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    宇喜多の捨て嫁での私の勝手なイメージとは大違いで、何とも面白い小ネタがたっぷりで、気持ち良く予想が裏切られた。知ったからどうってないトリビアだが愉快だった。

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    2025年07月17日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    なんというか、こう話の展開がやけに早いというか。ちょっとした場面展開でさらっと数年が過ぎたりして読んでいて面食らうことも。こういう書き方されるのって大体史実が元になった感じで年表通りに進んでるからってのが多いんだよなあ・・と思ったらホントにそうだった。まあ日本藩だとか人斬りとかはフィクションでしょうけど。
    だからこう、藩政の改革という現代でいう会社小説っぽい感じかと思いきや金蔵みたいな悪党との大立ち回りなんてのまであって・・・話のバリエーションに富んでいるようなどっちつかずなような。

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    2025年07月09日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    教科書に載ってないけど、どこの藩もいろいろあったのだろう。
    それぞれの地方では詳しく教えているのかな。

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    2025年05月25日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    財政難の徳島藩を救うべく、改革を進める新藩主の重喜。
    途中、家臣の誰が敵か味方か入り乱れてわからなくなってしまったり、重喜が多くの人が反対する政策を打ち出したり…と、なかなか荒れた展開だなと思いながら読んだ。
    でも、史実に基づいた小説だということで調べてみると、内容とほぼ一致している。
    江戸時代って実際にこんな感じだったの?と改めて驚いてしまった。
    急展開に戸惑いつつもテンポよく物語が進んでいくので、どっぷり浸かりながら読んだ。

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    2025年04月19日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    ようやく、、
    面白かった。若くて熱いわ。
    個人的に徳島というと、若い頃は毎年何度か遊びにいったりして、
    和歌山と文化やら味付けやら、妙に似ているところもあって、
    勝手に親近感を抱いてます。
    あと、蜂須賀氏というと、鳥屋的には蜂須賀正さんが
    すぐに頭に出てきます、ドードーの研究者。
    藍産業も有名ですよねぇ。
    重喜のころに日本国内の藍をほぼ独占してたとか
    習った記憶があったんだが、
    吉川本とか読んだ記憶が、、
    なんか、田沼意次っぽい重喜だったような、、内容がおぼろげだが。
    ともかく、本作
    大変軽く読みやすく、テンポもいいし
    ほんとのところはともかく、
    重喜像としてはするりとはいってきた。
    まあ、老

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    2025年04月16日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    先ず、カバーイラストで損をしているような…、初手から軽く見えてしまっています。「まぁ、古き良き時代のチャンバラ映画のイメージか?」と良い方に捉えて読み始めましたが……。
    ストーリーも色々と詰め込み過ぎに感じ、ボヤけた印象でした

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    2025年03月11日
  • 秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚

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    史実に基づいた時代小説。30万両の借金を抱えた徳島藩。頑迷な5人の家老達と中堅若手4名の若手藩士が藩の運営で対立する。4名の固い約束が「秘色の契り」となり、これが他藩より養子に入った殿様にまで繋がる。この殿様が問題児で賢いのか馬鹿なのか、味方なのか敵なのかハッキリしない。やっと若手と動き始めたら、皆んなが反対する策を唐突に推し進める。
    強引な計略で5人の家老を没落させて、若手を家老にする。ここまでは良いのだが、突然、謎の集団が現れてきたり、また反対された策を推し進めようとする。
    最後は信頼で結ばれた4人にもヒビが入る。改革が実を結ぶのは100年後とか。途中からスッキリしない展開に気が重くなって

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    2025年03月04日
  • 愚道一休

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    アニメで有名な一休さんが肉を食べ女と遊んでいたというのは知っていたが、こんなに母上に執着してたのかなぁ…

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    2025年02月05日