木下昌輝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感想
一休さん。有名だが、意外と何をやった人なのかは詳しく分からない。アニメくらいのイメージ。
始まり方が面白く、興味をひく。
「その男は禅僧にもかかわらず、詩と酒と女をこよなく愛した。破戒に手を染めながらも、命を投げ打ち修行に身を投じた。」
禅問答は詭弁の応酬みたいに見える。。。
悟りを求める僧でさえ、栄誉や承認要求に囚われる。人はどこまで行ってもそうなのだろう。そこに抗う一休がカッコよく見える。
一休は応仁の乱の黎明期を生きた人だったんだ。
あらすじ
禅僧一休の生涯を描く。
6歳の千菊丸が安国寺で修行しているところから始まる。禅が廃れていく中、千菊丸は養叟という禅を追求するも -
Posted by ブクログ
ネタバレ宮本武蔵と同時代の剣豪雲林院弥四郎を描く剣豪歴史時代小説。
雲林院と書いて「うじい」と読むことすら知らなかった主人公の弥四郎が実在の人物であることも驚きました。
もちろん、歴史資料に残っている記述があるとはいえ詳細はわからないと思うので、エンタメ的小説が作りやすかったのだろうとは思います。
新当流も新陰流も実在の流派だし、大名の細川忠利が副主人公格でその兄興次や後に召し抱える足利道鑑や息子の左京、商人の浜田弥兵衛なども実在の人物で、タイオワン事件なんて知らなかったので勉強になりました。
著者の博識ぶりには驚愕です。
キリスト教関連だと最近読んだ伊藤潤の「デウスの城」にもつながるものがありまし