木下昌輝のレビュー一覧

  • 戀童夢幻

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    ネタバレ

    出雲阿国は10代の頃から男装して各地の大名のもとを渡り歩き、信長、利休、秀次らの死にも関わっていた—-
    だったらそのタイトルなんなのよ、と思ったが女とわかったら面白くないから仕方ないのか。

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    2021年05月22日
  • 足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー

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    ネタバレ

    足利義教は時宗の阿弥を諜報網のように使っていた
    と明石散人先生が書いていた気がする(未確認)

    万寿王丸主役、自分を囮にして赤松満祐邸に義教を
    呼びつけ暗殺した
    本作において阿弥は踊念仏の集団として万寿王丸の
    潜む郷に乗りこみ、義教の手で一緒に斬殺された
    証拠隠滅らしい
    しかし、諜報網を早く手放したツケが自分の死を防
    げない事につながる

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    2021年04月24日
  • 宇喜多の楽土

    ネタバレ 購入済み

    西軍の要

    宇喜多秀家。
    謀将の父、直家の息子として生まれ
    秀吉の後見を経て、やがて大大名として名を馳せる。
    ただし、配下の派閥争いを裁くだけの手腕は無く、御家の切盛りもままならぬままに関ヶ原へと向かう。

    豊臣家に対し、忠実に仕えたイメージから
    清廉潔白で真っ直ぐな人物という描かれ方をすることが多く、本作でも地元に根付いた民の為に戦う決意を固める…といった優しい部分が描かれている。
    ただし、個人的なイメージとしては
    爽やかな振る舞いの裏で喧嘩っ早く、他者を下に見る傾向がある人物と思っている。
    (立花宗茂とのエピソード等)
    それは悪い事ではなく、誇りある武将として己の存在に一切の疑問を

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    2021年02月23日
  • 宇喜多の楽土

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    宇喜多秀家に対し、本書で、秀吉は「金将の一歩手前、と金」と称している。言い得て妙である。
    前田家の姫を奥方に迎え、秀吉の引き立てにより、豊臣政権の最有力大名となった。
    果たして秀家はどんな武将であったのか、興味は尽きない。

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    2021年02月17日
  • 戀童夢幻

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    ネタバレ

    妖艶な芸能の徒が安土桃山時代を動かしていく歴史小説。

    同時代を描いた大河ドラマ「麒麟がくる」が終わったので読みました。
    著者の作品はマイナーな実在人物を取り扱うので勉強になります。
    森仙千代(忠政)、簗田河内守に始まり、梅若太夫、瀬田掃部、蒔田淡路守、波多野図書、陶義清、不破万作、井戸宇衛門、名古屋山三郎と盛りだくさんです。
    大河ドラマで描かれなかった丹波八上攻めが描かれていてよかったです。
    物語として、はじめはTVでは描けないような念友(衆道)の話かと思いましたが、一人の人物が歴史の大きな事件に関与する伝奇ものとも取れました。
    しかし、主人公の正体がわかった後の最終章で多様性を守る人の物語

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    2021年02月11日
  • 宇喜多の楽土

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    面白く読めた方だと思うが、宇喜多の捨て嫁のインパクトが強すぎて、薄く感じてしまうかなぁというところでした。

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    2021年02月06日
  • 宇喜多の楽土

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    「宇喜多の捨て嫁」が素晴らしい作品だったので期待をして読んだが普通の出来という感想だ。
    この作家が描く「宇喜多」の作品はデビュー作が凄いので評価のハードルが高くなってしまう。

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    2021年02月04日
  • 決戦!本能寺

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    緊急事態宣言の中、令和二年のGWに読んだ歴史小説です。何も活動のできなかったGWでしたので、読書だけが楽しみでした。

    この本は有名な本能寺の変を題材にしていますが、7人の武将の立場から見た形でストーリーが展開しています。新しい歴史小説の形で楽しいです、事件現場の空から中継を見ている感じです。

    以下は気になったポイントです。

    ・源頼朝の鎌倉幕府も、足利尊氏の室町幕府も、どちらも憎悪と野心をたぎらせた親族と家臣達が互いに憎しみ合いながら敵と戦っていた。だからこそ彼らは幕府を開けた(p67)

    ・肩衝(かたつき)とは肩の部分が尖った茶入れで、楢柴は初花肩衝、新田肩衝と並び「天下三肩衝」と称され

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    2020年12月30日
  • 決戦!本能寺

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    本能寺に関わる人の話ではあるけど、なんか距離が遠い。もっと、本能寺そのものを色んな視点から描くと面白いと思う。

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    2020年12月14日
  • 戀童夢幻

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    う~ん、これは評価が難しい。思ってたのと違って面白いという部分と、思ってたのと違ってガッカリという部分が混ざりあって何とも言えない読後感。

    織田信長、森乱(蘭丸)、明智光秀、梅若太夫、千宗易(利休)、豊臣秀次、不破万作、豊臣秀吉、徳川家康…様々な武将や武士や芸能者たちがある者に惑わされ心を揺さぶられやがて破滅へ追いやられていく。その者の名は…加賀邦ノ介。

    武士の衆道の世界がベースにあるのだが、第一章、第二章では単なる恋情や芸道の上での嫉妬にかられて…というよくある話。主従や立場の違いを超えた『一対一』の関係、『たがいの心と体を共有し、一心同体になること』という、死線を共にする武士ならではの

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    2020年12月13日
  • 戀童夢幻

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    戦国時代のあらゆるifを紡げる木下さん、こんな角度もお持ちなのか。。“通好みの安土桃山エログロ傾奇ファンタジー”というかんじ。三英傑すべてにダメージを与える邦之介、、いやダメージではないのかな。その正体もだれもが知るところの人物で。うーん。こういう仮説を生み出せるってとこがまずスゴイ。
    これは映像化は難しいだろうなあ。脳内に描くのですら、邦之介が見ている色を想像するのも、能の躰捌きをイメージするにも、読み手側に器が要求されて、読み手としての力不足を感じてしまった。にしても、有名な鶴の汁の場面とか、光秀の饗応失態は実は。。みたいなのも、今更なかなか手をつけにくい場面に斬新に斬り込んでるよなあ。歌

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    2020年11月22日
  • 決戦!新選組

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    幕末ものや新撰組を描いた小説は度々読んでしまうもののひとつ。 どの本も、新撰組に対する見方や人物の性格・背景の描写が異なり、真実は定かになるものではないけれど、それゆえにどれも想像力を掻き立てられてまた他の本を探したくなる。 このアンソロジーは沖田総司、近藤勇、藤堂平助、永倉新八、斎藤一、土方歳三それぞれの視点から描かれている。 ひとつの目的に向かって、でも思いは各々の胸の中に…というのは、読んでいて歯痒くもあり美しくもあり。 そしてどうしてもNHK大河の新選組!のキャストを思い浮かべてしまうワタシ…。

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    2020年11月16日
  • 信長 空白の百三十日

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    信長公記やその他の資料の記述を元に、織田信長の人となりを推測する、織田信長の小説を書くための、小説家の資料ノートを見せてもらっているような新書となっている。タイトルの空白の130日に何か重大な秘密めいたことが起こっているわけではなかったのは拍子抜けだけど、信長の行動からその性格や心理を想像力豊かに推察しているのは、興味深くはある。

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    2020年10月31日
  • 決戦!三國志

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    決戦シリーズって、それぞれの短編が関係しているのが面白いのに、これは全く関係なし。最初の2本は短編として面白かった。

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    2025年04月13日
  • 決戦!新選組

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    ネタバレ

    戦国時代の小説は好きだが、幕末はそれ程は興味が無かった。
    正直、思想が色々とあってどれが正しいのかが分からない。
    時代が大きく変わるのであるから仕方ないとは思うが、この時代に死ななくてもいい若者を多く失ったのが何とも惜しい。

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    2020年07月02日
  • 決戦!本能寺

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    本能寺を主題に沿えた、7作家によるアンソロジー。
    実行者は明智光秀であるが、その動機あるいは黒幕については、いまだに諸説紛々。
    本作では、葉室麟著『鷹、翔ける』は、明智光秀の家臣斎藤内蔵助こそ、変を起こした随一の者としている。
    木下昌輝著『幽斎の悪采』では、細川藤孝の謀を示唆する。
    天野純希著『宗室の器』は、宗室の独白で信長への思惑が語られる。
    裁判などで分かるように、事実の裏にある真実や当事者の心理などを正確に明らかにすることは、現代の事件においてさえ困難を極める。まして、過去の歴史上の事件など。
    だからこそ、あれやこれやと、作家の想像力を刺激するのだろう。読者にとっても、歴史小説を読む楽し

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    2020年02月18日
  • 決戦!川中島

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    書きつくされたテーマだけに

    川中島の合戦はあまりにも有名で書きつくされたテーマだけに、これだけの気鋭の作家を並べても「どこかで見たこと読んだことのある視点」と思えてくるのが残念。各作者の中で乾緑郎の作品が印象に残った。

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    2019年11月16日
  • 決戦!関ヶ原

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    同時刻で起こったことが、様々な作家からの視点で、書かれている。もっと立体的になるかと期待して読んだ。新しい説での展開は良いが、ちょっとしっくりこない印象であった。

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    2019年04月06日
  • 人魚ノ肉

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    幕末の偉人と八百比丘尼伝説を上手く絡めた作品。
    幕末と怪異の融合がすごく自然に感じて、まるでこれが史実であったかのような錯覚に陥ってしまう。
    戦国時代や幕末を生きた人達は、それだけ怪異ともとれるような狂気の世界を生きてきたのだろう。
    真夏の夜に読むのにピッタリの作品。

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    2018年10月31日
  • 人魚ノ肉

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    食べると不老不死になると言われる人魚の肉。幕末の志士たちになる坂本龍馬、沖田総司、近藤勇、斎藤一が食べてしまった、その運命は?
    ただ不老不死になるといわれる人魚の肉から色々な解釈を生み出していて面白い。死のループ、吸血鬼化、分身など史実を混在させながらなので、時代背景などに詳しいとより面白く読む事が出来る。

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    2018年07月11日