木下昌輝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感想
一休さん。有名だが、意外と何をやった人なのかは詳しく分からない。アニメくらいのイメージ。
始まり方が面白く、興味をひく。
「その男は禅僧にもかかわらず、詩と酒と女をこよなく愛した。破戒に手を染めながらも、命を投げ打ち修行に身を投じた。」
禅問答は詭弁の応酬みたいに見える。。。
悟りを求める僧でさえ、栄誉や承認要求に囚われる。人はどこまで行ってもそうなのだろう。そこに抗う一休がカッコよく見える。
一休は応仁の乱の黎明期を生きた人だったんだ。
あらすじ
禅僧一休の生涯を描く。
6歳の千菊丸が安国寺で修行しているところから始まる。禅が廃れていく中、千菊丸は養叟という禅を追求するものと出会う。
17歳になり、五山の建仁寺で周建という名を与えられるようになっていた。母親が南朝の楠木の出、父親は今上帝であることを赤松から知らされ、ヤケを起こす。
建仁寺を破門になった周建は、在野の西金寺で宋純と名を改めて厳しい修行に取り組む。
その後、華叟宗曇に師事する。そこで一休の道号を得る。
やがて赤松越後州の策略により、一休は政争に巻き込まれていく。赤松が紹介した山名小次郎と禅問答をしていたが、ある日、小次郎が赤松を不義姦通の刑で誅する。
華叟が亡くなり、養叟は大徳寺を継いで、五山から離れる。一休は堺で檀家を募る。養叟と相容れなくなり、一休は堺で禅寺を開き、人気者になる。
土一揆で京が包囲される頃、山名小次郎は劣勢の中、超然としていた。一休は小次郎に宗全の名を授ける。
宗全が南主を担ぎ上げて、反乱を起こそうとしていたところを宗全に殺されそうになりながら、一休が防ぐ。
その後、大徳寺の住持となり、生涯を閉じる。