佐藤優のレビュー一覧
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「直感力」つまり「違和感に気づく力」がないと理屈だけではズルく生きていくことはできません。
「違和感に気づく力」は「観察力」が必要です。
「観察力」は切羽詰まると身につくのかもしれません。
著書ではロシアやイスラエルといった史上大きな危機を経験した国の人は「直感力」に優れているとのことです。
この本では僕の好きな飲食店経営の方に批判的な書き方になってました。
根性論というか努力すれば全て上手くいくという論調が著者は好きではないのかもしれません。
僕はどちらの著者も好きでよく読みます。
要は休みとかバッファを入れないと息がつまるということですよね。
バランスです。
「受けた恩は石に刻みかけた -
Posted by ブクログ
■アナロジー(類比)とは似ている事物を結び付けて考えること。アナロジー的思考はなぜ重要なのか。道の出来事に遭遇した時でも,この思考法が身についていれば「この状況は過去に経験したあの状況とそっくりだ」と対象を冷静に分析できるから。
■アナロジー(類比)とメタファー(隠喩)の違い。(「キリスト教神学入門」アリスター・E・マクグラス)
①神には知恵がある。
・神の本性と人間の「知恵」の概念との間に類比の関係があることが主張されている。人間の知恵は神の知恵の類比として働く。
②神は獅子である。
・ある程度の驚きを引き起こし得る。
■アナロジーもメタファーも二つの事柄の間に類似性の要素と再生の要素がある -
Posted by ブクログ
「怒らない」「びびらない」「飾らない」「侮らない」「断らない」「お金に振り回されない」「あきらめない」「先送りしない」この8つがこの本の要諦です。
感情のコントロールが出来ていればわざと怒るのはテクニック。
人間は限界のわからないものに対して恐れを抱く。
だからビビらないために知ることから始める。
お金に限界効用逓減の法則は通じない。
お金は国の信用力なんで腐らない。
持てば持つほど安心はできるけど必要以上に持つ必要は僕もないと思う。
逆に返報性の原理があるので人に借りを作らない方が僕もイイと思います。
少なくとも金で借りを作るのは面白くないと思います。
諦めないことと諦めるべきこと -
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佐藤優と中村うさぎの対談集。
聖書そのものを語っているのは最初だけで、宗教や哲学を中心に話はあちこちに展開する。村上春樹をけなし、エヴァンゲリオンを考察する。最後は3.11の震災の問題から、人はどうつながるか、と展開。
中村うさぎという人は初めて知ったが、両者とも知識量とその言語化能力がすごい。
以下は読書メモ:
プロテスタント
カルヴァン派 自分は神に選ばれている
バプテスト派 人間は努力すれば報われる(清教徒)
終末遅延問題 すでに2000年遅れている。
クロノス 座標軸を流れる時間
カイロス 点 事件史
終末はカイロスの感覚では歴史、決まっている未来、だから終末は来ないのではな -
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[もう1つの「日本の」物語]1941年の真珠湾攻撃の直後から放送されたラジオ講演を土台として大川周明が著した『米英東亜侵略史』。この作品を基に、当時の日米が抱いていた世界観の違い、そして右翼の大立て者という印象の強い大川周明の思想体系に迫った作品です。著者は、本書が自身初めての第三者ノンフィクションということもあり、書き進める上で苦労をしたと語る佐藤優。
『米英東亜侵略史』の全文が、細かな脚注と共に引用されているため、取り上げられている作品をこの一冊で合わせて読み通すことができるという点が良い。大川周明の名前(そして東京裁判で東条英機の頭を叩いたこと)は知っていても、その歴史観や思想につい -
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ネタバレ世界を知る最強コンビが、国際問題を解説する1冊!
テレビなどで多くの信頼を得ている池上彰氏。
ソ連・ロシアの元外交官である佐藤優氏。
世界を知るからこそ読み解ける、世界の紛争、国際関係、歴史問題、民族、宗教、イスラム国など様々な国際情勢を学ぶことができる。
予想をはるかに超える情報量!!
新聞やニュースなどで知る国際情勢をもう1歩深いところまで知ることができました。
本書を読んでいると、わからない言葉や、疑問に思うことがあるので、インターネットなどで調べながら読み進めると、より深く理解することができます。
本書は池上氏と佐藤氏の対談形式。
内容は「深すぎず浅すぎず広く」書かれているので -
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「何千年も変わっていない」地形のような要素を前提に、「政治の動き」を考えるというのが“地政学”と呼ばれるモノである。ここで言う「政治の動き」には、「“歴史”が造られて行く際に作用する何か」というようなモノが色濃く入り込んで行くことになる。それは「紛争の種」、「文化」というようなモノということになる。最近は、それらに「情報インフラの発達がもたらす、質的な変化」というようなことも含まれるのかもしれない。
本書では、1980年代後半から1990年代初頭に旧ソ連諸国や諸地域の行方を考える中、各地の地理と歴史を慮る“地政学的”な考え方を見出したとする筆者が、最近の様々な問題を考えている内容が綴られている