佐藤優のレビュー一覧

  • 聖書を語る

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    佐藤優と中村うさぎの対談集。キリスト教のプロテスタントであるが、カルヴァン派とバプテスト派であり、互いの考え方の違いを分析した上で、聖書について、エヴァンゲリオンについて、村上春樹について、震災について話し合う。うさぎさんが終末遅延問題を「出るはずのものが出ない、便秘」例えるのが笑えて、とても分かりやすかった。あとアダムとイブが食べた「智恵の実」は自己と他者の存在の認識なのではとか興味深い。後書きのうさぎさんのブログの引用文で泣けた^^; 続編もあるそうなので、読みたいな。

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    2017年03月20日
  • 性と国家

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    知の巨人・佐藤優とフェミニズムの開拓者・北原みのりの対談集。

    佐藤はこの対談を通して「自分自身の思考がいかに暴力性を帯びているかについて反省」したと語る。
    一方、北原は佐藤のことを「差別と暴力を、握り拳のなかで感じられる人」と。

    共鳴し合う二人の共通項は「獄中闘争」。

    凄まじい経験した二人が共通して語る。
    「拘束される恐怖と屈辱感」こそが差別の正体なのだと。執行猶予が終わった後、自由になった後こそが、恐怖で当時のことが書けないのだと。

    二人の対談を通して、気付かずに差別する側になってしまうことに愕然とする。
    でも、知ることが第一歩なのだ。

    自分自身の胸に刺さる、抜き難き一本の矢。差異

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    2017年03月10日
  • 嫉妬と自己愛 「負の感情」を制した者だけが生き残れる

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    自己愛が強い人は嫉妬はしないが。
    35歳以上の世代の自己愛は、俺の仕事がいかにすごいか
    それ以下の世代は、いかにスマートか
    そして、スマートさは求め下には行きたくないが、トップに行けるとも思えていない。
    欲求段階 4承認欲求→5自己実現 だが、自己実現しまいと思わない、

    自己愛が強い人間は〜というが、誰しもあるのでは?そこを否定しないコミュニケーションがとれるよう気をつけたい。特に、自分の自己愛を傷つけられるようなことを言われると、その何倍も相手の自己愛を傷付ける反撃をしてしまう気がするから。

    今は、みんなの前で褒めるのにも注意。嫉妬を招くかも。

    自己愛が強いかは、自己でなく他者を通して

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    2017年02月18日
  • 自壊する帝国

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    なかなかに読み応えのある本でした。
    ソ連やロシアの実情というか深いところがわかります。
    実際自分が著者ならこの時どうしたやろかと思いながら読み進めました。
    かなり感情移入することができたと思います。

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    2017年02月07日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

    購入済み

    とても面白い

    情報を新聞や雑誌、書籍からどう得たらいいのか対談形式でまとめてあり読みやすい。

    2人が実践しているやり方を身につければ誰でもこの世の中で生き残っていけると思うが、全てをすぐには実践するのは難しいなあと思う。

    2人もいきなり全てを完璧に実践しようとすると挫折して嫌になってしまうので無理せず出来る所からやってみてくださいと言っている。今後は必要な際に読み返して自分のペースで実行出来たらと思う。

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    2017年01月25日
  • 大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす

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    英米・ドイツ・ロシア・中東・中国を動かす掟について、とても分かりやすく俯瞰的にまとめられている。特に中東については宗教的背景についても説明されており、全く理解していなかっただけにとても勉強になった。より深く理解するためのブックガイドも参考になる。
    やっぱりそんなに挙げられると山川シリーズは揃えたくなってしまうな。

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    2017年01月15日
  • 大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす

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    ネタバレ

    [変と不変の狭間で]目まぐるしく国際情勢が移り変わった2016年。変転する世界を前に,いかにしてそれを読み解くかを,歴史と地理という2大要素を用いて実演して見せた作品です。著者は,現代日本を代表する論客と言っても過言ではない佐藤優。


    地政学的な見方を提示しながらも,決定論的な話に持っていかないところが魅力の1つ。あまりに多くの変化が世界で起きている中で,本作は1つの重要な指針を読者に提供してくれているように感じます。変転の激しかった2016年を振り返る意味でもオススメの作品です。

    〜地政学を単純な地理的決定論で捉えるべきではありません。地政学では,地理的制約条件のうえに,宗教,文化,国家

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    2016年12月26日
  • とりあたまJAPAN

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    大好きな両名の共著です。
    以前買って読み終わってたと思いますがレビュー書いてなかったので再読。

    時事ネタをコラム方式で書き続けるのは面白いと思います。
    次も買おうかなd(^_^o)

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    2016年12月21日
  • 私の「情報分析術」超入門 仕事に効く世界の捉え方

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    日露交渉前にだいぶ知識が入って来ましたd(^_^o)
    著者はロシアの分析についてはすごいものがあると思います。
    本当に尊敬します。
    ただ沖縄については感情移入が強いのか僕には客観性が薄く感じられました。
    この本で沖縄の血が半分入ってると書かれてましたがなるほどと思いました。
    僕も大阪人のアイデンティティがあるので軽く見られると激怒してしまいますからσ^_^;
    まだ読み終わってない著者の本がたくさんありますが少しずつ進めて行きます( ̄^ ̄)ゞ

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    2016年12月14日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

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    ■中東にイスラム教以外の共通の価値観があるとすれば,それは「部族」。中東の人々は部族を基礎単位として暮らし部族の目で世界を見ている。したがって政治的だけでなく文化的,宗教的にも国境=境界線という発想は乏しい。
    ・国境を線で規定すること自体近代欧州で生まれたここ150年程度の思想
    ・ソ連が成立する1922年まで中央アジアに国家はなかった。当然,近代的な民族意識はなく遊牧民には血縁に基づく部族意識,農耕民には定住するオアシスを中心とする地理意識があり両者に共通するのはイスラム教スンニ派という宗教意識だった。

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    2016年12月10日
  • 「ズルさ」のすすめ

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    「直感力」つまり「違和感に気づく力」がないと理屈だけではズルく生きていくことはできません。
    「違和感に気づく力」は「観察力」が必要です。
    「観察力」は切羽詰まると身につくのかもしれません。
    著書ではロシアやイスラエルといった史上大きな危機を経験した国の人は「直感力」に優れているとのことです。

    この本では僕の好きな飲食店経営の方に批判的な書き方になってました。
    根性論というか努力すれば全て上手くいくという論調が著者は好きではないのかもしれません。
    僕はどちらの著者も好きでよく読みます。
    要は休みとかバッファを入れないと息がつまるということですよね。
    バランスです。

    「受けた恩は石に刻みかけた

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    2016年11月09日
  • 世界史の極意

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    ■アナロジー(類比)とは似ている事物を結び付けて考えること。アナロジー的思考はなぜ重要なのか。道の出来事に遭遇した時でも,この思考法が身についていれば「この状況は過去に経験したあの状況とそっくりだ」と対象を冷静に分析できるから。
    ■アナロジー(類比)とメタファー(隠喩)の違い。(「キリスト教神学入門」アリスター・E・マクグラス)
    ①神には知恵がある。
    ・神の本性と人間の「知恵」の概念との間に類比の関係があることが主張されている。人間の知恵は神の知恵の類比として働く。
    ②神は獅子である。
    ・ある程度の驚きを引き起こし得る。
    ■アナロジーもメタファーも二つの事柄の間に類似性の要素と再生の要素がある

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    2016年10月28日
  • 人に強くなる極意

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    「怒らない」「びびらない」「飾らない」「侮らない」「断らない」「お金に振り回されない」「あきらめない」「先送りしない」この8つがこの本の要諦です。

    感情のコントロールが出来ていればわざと怒るのはテクニック。

    人間は限界のわからないものに対して恐れを抱く。
    だからビビらないために知ることから始める。

    お金に限界効用逓減の法則は通じない。
    お金は国の信用力なんで腐らない。
    持てば持つほど安心はできるけど必要以上に持つ必要は僕もないと思う。

    逆に返報性の原理があるので人に借りを作らない方が僕もイイと思います。
    少なくとも金で借りを作るのは面白くないと思います。

    諦めないことと諦めるべきこと

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    2016年10月28日
  • 聖書を語る

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    佐藤優と中村うさぎの対談集。

    聖書そのものを語っているのは最初だけで、宗教や哲学を中心に話はあちこちに展開する。村上春樹をけなし、エヴァンゲリオンを考察する。最後は3.11の震災の問題から、人はどうつながるか、と展開。

    中村うさぎという人は初めて知ったが、両者とも知識量とその言語化能力がすごい。


    以下は読書メモ:
    プロテスタント
    カルヴァン派 自分は神に選ばれている
    バプテスト派 人間は努力すれば報われる(清教徒)

    終末遅延問題 すでに2000年遅れている。
    クロノス 座標軸を流れる時間
    カイロス 点 事件史
    終末はカイロスの感覚では歴史、決まっている未来、だから終末は来ないのではな

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    2018年02月05日
  • 獄中記

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    塀のなかにいることを
    ある種楽しんでるよーな?

    もしくは

    せっかくの機会だから活かそうとしているのか?

    どちらにせよ
    一般人からすると奇人変人の類い


    知の巨人という渾名も分からんでもないです。

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    2016年10月05日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    「二重忠誠問題」
    この本読んでてああタイムリーやなと思うところでした。
    歴史的にアメリカでカトリック教徒のケネディが大統領になれるか大問題となりました。
    なぜならアメリカとバチカンとどちらに忠誠を誓うかわからないから。
    日本の外務省でも特定宗教団体の信徒はリストがあるとのことです。
    これもどちらに忠誠を誓うかわからないから。

    世界的に二重国籍が認められてる云々という方もいますが本当に世界を見るときにベースを合わせてますか?ということです。
    僕は少なくとも政治家はこの本に書かれてるベースで二重国籍問題を扱うべきだと思います。

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    2016年09月17日
  • 動乱のインテリジェンス

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    「インテリジェンス」
    自分まで客観視できるくらい考え抜いて答えを出さないとこのレベルに至ることは無いのだと思います。
    民主党政権時に書かれてるのですが鳩菅がいかに無能な政権やったかがわかります。
    さすがに野田さんはかなりマシやったようですがσ^_^;
    あの頃の悪夢に戻るのは嫌ですが現政権で再現されるのももっと嫌です。
    まあネットの監視が効く時代ですからあそこまで酷いことにはならないのでしょうがσ^_^;

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    2016年09月15日
  • 佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談

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    さすが佐藤さんですね、面白い!結構、下ネタが多かったが、動物の行動、人間の行動を、いろんな面から切り込んでいく。宗教への敷居が少し低くなりました。

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    2016年09月07日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    大河ドラマ、時代劇、新書等では、物足りない感じになったオッさんの私には、体系的に近現代史を学べた良書。教科書だから当たり前か。

    とくに、財閥の役割を文明開化、GHQによる財閥解体までの流れは、経済環境を踏まえて著述され理解しやすかった。
    後半は、政治経済分野に歩み寄っていくので、経済に関する基礎知識にもなり、再読間違いない。

    宣伝文句にある、新書100冊分の価値は、伊達じゃない。

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    2016年09月01日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

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    [もう1つの「日本の」物語]1941年の真珠湾攻撃の直後から放送されたラジオ講演を土台として大川周明が著した『米英東亜侵略史』。この作品を基に、当時の日米が抱いていた世界観の違い、そして右翼の大立て者という印象の強い大川周明の思想体系に迫った作品です。著者は、本書が自身初めての第三者ノンフィクションということもあり、書き進める上で苦労をしたと語る佐藤優。


    『米英東亜侵略史』の全文が、細かな脚注と共に引用されているため、取り上げられている作品をこの一冊で合わせて読み通すことができるという点が良い。大川周明の名前(そして東京裁判で東条英機の頭を叩いたこと)は知っていても、その歴史観や思想につい

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    2016年08月15日