佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【極点化する世界で】「インテリジェンス」という言葉を巷間に広めるきっかけを作った2名が,北朝鮮やトランプ政権等,最新の国際情勢を語り尽くした作品。著者は,外交ジャーナリストとして特に米国に詳しい手嶋龍一と,元外交官の佐藤優。
国際社会が目まぐるしく動いた2017年を概観する上でオススメしたい一冊。また,幅広いテーマに関して深い対談が行われているため,知的刺激と好奇心を受けること間違いなしです。
〜「あいつらのやることは,わけが分からない」のだとしたら,我々の従来型の切り口のほうがどこかで間違っているのではないかと考えてみる必要があるのです。(佐藤)大変恐ろしいことではありますが,それくらい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書の目的は「現下の国際情勢を正確に把握する力を身につける」ことにある。そのためには国際情勢を規定している「歴史」と「地理」を掛け合わせて思考する必要があるという観点から、英米、ドイツ、ロシア、中東、中国といった「大国の掟」を分析している。
第1章(英米)
トランプ大統領への支持は、新自由主義がもたらした経済格差の拡大、社会的流動性の低下、庶民生活レベルの低下という土壌から生まれたもので、かつてのアメリカ外交の基調であった「孤立主義」への回帰を主張している。
アメリカは、太平洋戦争まで「孤立主義」を基調としていた(モンロー主義)。太平洋戦争開始後はラインホールド・ニーバーによる「光の子」と -
Posted by ブクログ
『交渉に絶対勝利することができる確実な技法を身につけることはできないが、交渉術のある種の原則と具体的な事例を研究すれば、交渉に勝利する可能性はかなり高くなる。
この点について、これからアルコール、セックス、カネ、ポストなど人間がもつ欲望を分析して、交渉能力を強化する方策について考えてみたい。』
交渉術を「交渉をしないための交渉術」、「暴力で相手を押さえつける交渉術」、「取り引きによる交渉術」に分類して、特に取り引きによる交渉術について分かりやすく説明している。綺麗事やロジカルな話ではなく、人間の感性に働きかける視点での説明は興味深く面白い。