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自国の国益のためには手段を選ばぬ帝国主義の時代の再来だ。アメリカ、EU、ロシアの対立構図、日中韓の国境問題等、世界に戦争の臭気が広がる中、生き抜くためには情報分析の力は全国民にも不可欠だ。世界のパワーバランスが最も安定を欠く2013年~2014年、日本外交の歴史に残る最強外交官の目はその時代をどう捉えるか。メディア、各国の公式見解等の勘所の押さえ方を具体的な時事分析によって展開。ビジネスパーソンが今日から使える、超実践的な情報分析術。
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Posted by ブクログ
日露交渉前にだいぶ知識が入って来ましたd(^_^o) 著者はロシアの分析についてはすごいものがあると思います。 本当に尊敬します。 ただ沖縄については感情移入が強いのか僕には客観性が薄く感じられました。 この本で沖縄の血が半分入ってると書かれてましたがなるほどと思いました。 僕も大阪人のアイデンティ...続きを読むティがあるので軽く見られると激怒してしまいますからσ^_^; まだ読み終わってない著者の本がたくさんありますが少しずつ進めて行きます( ̄^ ̄)ゞ
"一般的な情報分析術については、第一章にまとめてある。 2章以降は、筆者の実践的な分析をアウトプットしたもの。 読み物としても面白いし、情報の読み解くヒントを得られるかは、読み手次第のところもあるかと思った。"
「おい、外務省のなんとか課長の何某、陰嚢のシワを伸ばしてよく聞け!」ってな具合で分析術というより、名指しの個人攻撃を含んだ熱いメッセージ集、あるいは暴露話集という印象。失うものがなく怖いもの知らずとなった著者は、権力者から見ればとっても危険。これじゃあ得体の知れない奴らが自宅のゴミの中を調べるのも無...続きを読む理はない。この本も例によってロシア関係が半分。あとは沖縄が3〜4割と、その他はおまけ。勉強になったのは「迷ったら読まない」という姿勢。ダラダラと手当たり次第に読んでいたらキリがないし、時間の無駄だものね。
佐藤優さんのエッセイ集といった感じでしょうか、 内容的には、他の著作などとも結構被っています。 題名通りに、佐藤優さんの入門書といった感も。 “国際情勢を分析し、それを血肉とするには、 現在起こっていることを多元的に 「つなげる力」が必要となってくる。” 軸になるのはあくまで自分の“...続きを読むつなげる力”、 情報分析力(リテラシー)といったところでしょうか。 情報に踊らされず、かといって軽視もせず、 うまく使いこなしていくには何が必要なのか、 そんなヒントを見出すこともできるのかな、なんて。
1章を除き、雑誌のコラムをまとめたもの。 書下ろしの1章において情報分析のやり方や効用について説いているが、後の章は日本、ロシア、アメリカ等についての著者の分析が載っているだけであり、内容はともかく超入門というタイトルとは一致していないと感じた。 分析の内容もいつもどおりの外務省批判と沖縄の左翼...続きを読む寄りの言論の擁護であり、後者について著者は自信があるようだが、根拠が示されていないのであまり同意はできない。
連載されていたものを書籍化するのは、どうも苦手みたいだ。項目のつながりに欠けるし、連載の紙面の都合上、どうしても突っ込んだ内容が書きづらい。情報の導入としてはいいかもしれないけど、自分の感覚とは合わないなと思った。 「情報分析力が優れている人の意見を追う」という指摘には納得だった。情報が溢れているか...続きを読むらこそ、ちゃんと自分の情報源を確保すること。
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