社会問題作品一覧

  • 未来への手紙
    完結
    5.0
    普通に彼がいて、普通に幸せだった、16歳の夏――。そんなとき、私は妊娠した。うれしかった。産みたいと思った。なのに、彼が私にかけた言葉は、「おろせよ」。……どうして!? 中絶・虐待・中退――真実がゆえの迫力の物語。10代の女の子の“今”をリアルに描く、感動ラブストーリー傑作集!!
  • 民意と政治の断絶はなぜ起きた 官僚支配の民主主義
    4.0
    ■民主主義後進国・日本のリアル なぜ私たちの声は届かないのか。 なぜ政治とカネの問題はなくならないのか。 「ロビイスト」と「請願権」。 これまで語られてこなかった切り口から、日本の民主主義の構造上の問題点と「二重の遅れ」を指摘する。 権力の腐敗と民意伝達をめぐる壮絶な過去、そして新たな潮流とはいったい何なのか。 歴史と各国の制度比較から、民主主義の原点と限界を暴く衝撃の一冊。 「この国は変わらない」と絶望する全ての人が知るべき正しい民意の伝え方を、元朝日新聞記者にしてロシア経済専門家が提言! ■目次ダイジェスト はじめに――民意はどのように伝わってきたか 序章 民意の伝達をめぐる潮流 どこの国にも存在するロビイスト/カネに歪められる民主主義/ハーバード大学大学院での授業/グローバル・ガバナンスに対応した意思決定メカニズム 等  第1章 米国のロビイストとその規制 「腐敗」をめぐる規制の歴史/フランクリン・ルーズベルトの責任/賄賂に関する国際的な取り決め/オバマ大統領によるロビイスト規制 等  第2章 世界中に広がるロビイスト規制 自主か強制か/英国のジャーナリスト利害リスト/OECD加盟をめざすロシアの動き/制度は市民が「鍛えていく」もの/国家活動の意思決定を主導するのはだれか 等  第3章 日本のロビイスト事情 元祖ロビイスト、総合政策研究会/民主党への政権交代が変えた日本のロビイスト事情/官僚=ロビイスト?/日本にスパイはいるか? 等  第4章 電子請願への道 政府は自動販売機/IT先進国・エストニアの「電子投票」/お願いは「誠実に処理」されているか/「議員の紹介により」という悪弊 等  第5章 「ウェブ2.0」に対応する「ガバメント2.0」へ 「官僚なんかいらない」?/「スーパーフラット」というアイデア/クラウド・コンピューティングのもたらすもの/衆愚政治への留意 等  終章「おかみ意識」から「正しい民意」へ 1300年以上つづく日本の官僚支配/官僚の腐敗を糺せなかったわけ/「日本死ね!!!」はなぜ鮮烈だったのか/「エヴォリューション」の重要性 等
  • みんなが聞きたい 安倍総理への質問(集英社インターナショナル)
    4.5
    「パフォーマンス」? いいえ、この漢(オトコ)、まっとうすぎます。国会史上、最強にして、前代未聞の鋭鋒!! 強行採決に至るまでの質疑の全貌。2015年夏。12万人を超す市民たちによる国会前抗議行動の声を背負い、議場でたったひとり、牛歩と抗議の叫びを放ったあの〈漢〉の全貌にがっつりと迫る! 誰が読んでもわかりやすい、参議院議員山本太郎氏による国会「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会(安全保障特別委員会)」質疑全文に、ジャーナリスト・志葉玲氏、雨宮処凛氏ほかへの新たな取材を加え、慶應義塾大学名誉教授・小林節氏による解説を付し、満を持して刊行!!
  • 娘のために…~2014年千葉県シングルマザー愛娘殺害事件~(単話版)
    完結
    -
    シングルマザーが貧困の果てに中学生の娘を殺害した。周りから姉妹のように見られていた仲良し母娘に何が? 「父親のいない肩身の狭さを感じさせたくなかった」「将来に向けて娘のあらゆる可能性を伸ばしてやりたかった」。母の思いはどこから狂い始めたのか? 2014年に実際にあった事件をまんが化!! ※この作品は『ストーリーな女たち ブラック Vol.3』に掲載されています。重複購入にご注意ください。
  • ムダ嫌いの女 【単話売】
    完結
    -
    社員旅行?後輩の披露宴?ありえない!無駄な出費は絶対回避しなきゃ。お金のかかる人付き合いよりも、合理的に生きることの方が大事でしょ?そんな「合理化」に取りつかれたドライ主婦の末路は…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 無敵の毒親~私は母のサンドバッグ~1巻
    完結
    5.0
    全4巻220円 (税込)
    「アンタが悪い子だからこうなるんだよ」母は、私を『娘』と思っていなかった。--彼氏がいるのに浮気、部内に穴兄弟20人、楽器も弾けないのに音研所属のサークルクラッシャー…主人公・はるなは、どうしてメンヘラビッチになってしまったのか?原因は毒親の母だった…!妹だけを可愛がり、言葉の暴力ではるなをサンドバッグのように滅多打ちする毎日…何故母は実の娘をイジメるのか…その意外な理由とは!--『うちの母は大丈夫』『私は娘を愛している』本当ですか?もしかしてあなたの母やあなた自身も毒親かもしれない…
  • 胸と子宮と心のしこり~婦人科系の病気から見えること~
    完結
    -
    もし、しこりが発見されたら、胸や子宮はどうなるの……? 胸に痛みを感じ、しこりを発見。結果は良性だったが、その後出産した際も母乳はうまく出ず、「なさけないおっぱい」という姑の言葉が重くのしかかる。そのうち、しこりが再発し――。【私の胸はダメなおっぱいですか?~Case.1 乳ガンと乳腺症~】。 昔、叔母さんは子宮を失って離婚した。そして自分も子宮筋腫が発覚。彼氏はいるけれど、婦人病を抱えた女と結婚する気はありますか…?【宇宙のひとかけら~Case.2 子宮頸ガンと子宮筋腫~】。 初潮の時から激しい生理痛に悩まされていたが、母は分かってくれない。次第に、母に女として引け目を感じるようになり…。【強い光濃い影~Case.3 生理痛と子宮内膜症~】。 婦人科系の病気にかかった女性たちの苦悩と葛藤を大原レインが丁寧に描ききる。 女性の病気オムニバス3選。 ※本作は「家庭サスペンス」等に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
  • めがねちがい 【単話売】
    完結
    -
    子供のいない老夫婦が養子縁組。最初はおとなしくしていた養子夫婦だったが養父が亡くなった途端、本性を現して…!? 誰か、誰か助けて! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 女神の棲む家
    完結
    -
    「私の役目は、人を導くこと!」 50歳を過ぎても輝く美貌を誇る、私のママは女神みたいな人。ある日、児童養護施設から子供を引き取ってきたのだけれど、この子供、誰かに虐待されているのでは!? でも、私じゃない―――まさかママが!? 自身のプライド故に周囲を見下すサイコパス良妻賢母の抑圧の恐怖を描いた表題作「女神の棲む家」のほか、母親世代の男尊女卑に反発し、男に頼らず仕事に邁進してきた美里がマイペースに生きる喜びを知るまでを描いた「マイナスハート」、社内で真面目に仕事をする面々を邪魔するバブル入社のお局&ゆとり世代の新入社員を羨みつつも受け入れられない、就職氷河期世代の美保が人生どん詰まりになった時、様々な多様性を受け入れる幸福な瞬間を描いた「楽園世代」、女子大生ブームに乗っかり企業して時代の寵児だった紀美子はお見合い結婚で凡庸なお飾り夫をゲット。自由奔放に過ごしてきた彼女を不況の荒波が襲って…。急遽、夫にぶら下がって生きていこうとシフトチェンジするために奔走する彼女の現実を描いた「落日」を収録。身近にいそうな女性像の描写に定評のある長崎さゆりが贈る、心が温かくなる4作品を収録。
  • 女神の棲む家(単話版)
    完結
    -
    社長令嬢として生まれ、人目を引く美貌と明晰な頭脳を併せ持った完璧な母親が里子を迎えることに。不幸な生い立ちの子供を愛情いっぱいに育てているかに思われたが、なぜか養女には新しい傷跡が! そんな中、父親が急死してしまい事態が急変。女神のような母親の本当の姿とはいったい…!? ※この作品は『ストーリーな女たち ブラック Vol.9』に掲載されています。重複購入にご注意ください。
  • 滅亡へのカウントダウン(上)
    4.4
    4日半ごとに100万人の割合で増加し続ける人口は、地球環境にいかなる影響を及ぼすのか? 少子高齢化のなかで繁栄を保つ日本を始め20余カ国で徹底取材。『人類が消えた世界』を超える傑作 福岡伸一氏絶賛! 「地球が扶養できる生物の数には限界がある。こと人間の数に関しては、すでに、はるかに限界を超えている。過剰な水素が一気に爆発するように、カタストロフの日は近い。そのとき地球に何が起きるのか。そうならないため今できることは? 本書の中にその答がある」 人口が地球の収容限界を超えるとき、いったい何が起きるのか? 世界的ベストセラー『人類が消えた世界』の著者が放つ衝撃のレポート。 すでに70億人に達し、今世紀中には100億人を超えると予想される世界人口。4日半ごとに100万人の割合で増え続ける人類は、地球環境にいかなる影響を及ぼしているのか?   加速する温暖化、続発する異常気象、生物多様性の喪失――こうした環境問題の根本に過剰な人口があるのだとしたら、すべての文化圏に属する人が納得できる人口抑制の方法はあるのだろうか? さらに、絶え間ない人口拡大と成長に依存しない新しい経済システムを設計することは可能なのか? 果たしてわれわれは、今後も存続していくことができるのだろうか?   世界的な環境ジャーナリストが中国、ニジェール、インド、ヴァチカン、日本など20余カ国を旅しながら考える。人口学者、生態学者、経済学者、宗教指導者ら、あらゆる人々の肉声から見えてくる未来とは? 人類が直面する今世紀最大の問題に迫る必読のノンフィクション。 (序文「日本の読者へ」を特別収録)
  • メディアの苦悩~28人の証言~
    3.7
    「マスゴミ」「オワコン」と言われる新聞・テレビと、炎上などさまざまな社会問題をたびたび引き起こすネットメディア。これからメディアは、知の進化に貢献するのか、はたまた混乱の発生源となるのか――? 亀山千広フジテレビ社長、木村伊量朝日新聞社社長、川上量生ドワンゴ会長、アリアナ・ハフィントン、中川淳一郎、津田大介、東浩紀――さまざまなメディア人の「苦悩」を、元電通ビジネス・デジタル局長がインタビュー。
  • メディアの大罪 テレビ、新聞はなぜ「TPP戦争」を伝えないのか
    3.9
    1巻1,300円 (税込)
    「土日、連休の新聞には『印象操作』や『世論誘導』の記事が載る」「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を実行しても失業者は出ない」。こんなウソのような出来事や記事が、新聞、テレビの世界ではまかり通っている。とくに「TPPへの参加」に関して、メディアではあからさまに情報操作と捏造が繰り返されてきた。何しろ『朝日新聞』から『産経新聞』まで諸手を挙げて「TPPは平成の開国であり、日本は国を開くべきだ」との論調で一致し、各紙の個性や自負などみじんも感じられなかった。なぜTPPが無条件に「必要」なのか? なぜ、増税がいつの間に「決まったこと」にされているのか? 国民に概要すら知らせず、抽象的なスローガンによって政策を推進するやり方は「共産独裁国と何ら変わりがない」と著者は記す。それを宣伝・実行しているのがメディアだ。「1を取り上げて99を見せない」矛盾と傲慢を、いま最も鋭利な経済評論家がバッサリ。

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  • メフィストフェレスは誰? 1
    完結
    4.3
    結婚式直前に彼氏の浮気発覚! 傷心の奈々子に、復讐の甘い囁きが…。不敵な牧師さんの正体は神の代理人か、それとも…? そして教会に足を踏み入れた奈々子に対し、牧師さんが要求した禁断の“ご奉仕”とは…!? その男、神の使い?  そのご託宣、悪魔の囁き? はたして、信じる者は救われる…のか? 謎に包まれたヒーロー(=胡散臭い牧師)が暗躍(???)する、未だかつてない異色の「福音」ラブ・コメディー、いよいよスタートです!
  • めまい プチデザ(1)
    完結
    4.7
    シリーズ累計600万部突破! ゼロ年代女子高生のリアルを描いた「問題提起シリーズ」。ドラッグの恐怖に警鐘を鳴らす『めまい』【めまい前編 収録】。女子高生のキョウは、受験や父親からのプレッシャー、ダイエットなど、何もかもうまくいかない毎日にストレスを抱えていた。ある日、クラスメイトのアヤから「簡単にやせられる」とすすめられ、ドラッグに手を出してしまったことで、日常が少しずつ壊れていく・・・。ドラッグの甘い誘惑に、あなたは耐えられますか――?
  • めんどくさい人 【単話売】
    完結
    -
    子供の教育はすべて学校にまかせて、気楽にのんきにゆる~く暮らしていた私たち。ところが熱血ママさんが転入してきて学校改革を始めて…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • もうダマされない! 歯医者の裏側
    -
    【歯医者にだまされるな!】 歯医者数が10万人を突破した。 明らかな供給過剰であるため患者争奪は激化している。 技術も知識もないまま新しい治療法に手を出したり、 過度なもうけ主義に走る者も存在する。 だまされずに、いい歯医者と治療法へたどり着けるよう、 歯医者と業界の見えざる真実、各治療法のメリット、デメリットに迫った。 (おもな内容) 【Prologue】 歯医者の泥沼 【Part 1】 治療費のカラクリ 患者争奪で値下げ合戦が激化 歯医者過剰で荒れる医療現場 【Part 2】 インプラントにだまされない [トラブルの実態] 診療所の6割が経験 ずさんな歯医者も存在 [抜歯後の選択肢] インプラント満足度は98% ネックは費用と体への負担 [正しい治療法] 標準的な流れを知って大きなトラブルを避ける [資格・認定制度] 患者集めのハリボテ肩書 乱立する資格にだまされない [Interview] 瀬戸日本顎顔面インプラント学会理事長 [入れ歯] 適合すればステーキも可能 見た目を向上させる新技術も [Column] 密着タイプの入れ歯安定剤 使い過ぎはマイナス効果も [Column] 肩凝り解消やゴルフ上達も 大人も受けられる矯正治療 【Part 3】 歯を守る技術 最新事情 [虫歯治療] 自由診療が中心となる削らない、抜かない治療 [Q&A] キシリトールは有効か ウワサの真実 [歯周病] 選べる保険診療と自由診療 安易な抜歯誘導に乗らない [Column] 死因第3位の肺炎を防ぐ 口腔ケアの誤解と効果 [セルフケア] 進化するホームケア商品 電動歯ブラシは頂上決戦 [Column] 自然な白い歯になった! ホワイトニング体験記 【Part 4】 いい歯医者 悪い歯医者 儲け主義で腕も信用できない危ない医者を見分ける7カ条 ≪インプラント対応医療機関一覧≫ 【Part 5】 歯医者・歯科大の末路 [経営・業界] 診療所の6%は赤字経営 歯医者サバイバル時代 [Interview] 大久保満男●日本歯科医師会会長 [Column] 20代の8割が離職 歯科技工士たちの憂い [歯科大・歯学部] 留学生集めに学費大幅値下げ なりふり構わぬ歯学部の罪 週刊ダイヤモンド(2013年6月15日号)の第1特集を電子化しました。 雑誌のほかのコンテンツは含まれず、特集だけを電子化したものです。
  • もうひとつの核なき世界
    4.0
    原爆、帰還兵、原発。核をめぐる真実のルポ。  2011年3月。福島第一原発事故により、それまで原発依存の生活を送ってきた日本人は、改めて生活のあり方を問われるようになった。事故から3年以上経つ現在も、故郷に帰れない人々がたくさんいるという現実。それほど、「放射能汚染」の被害が甚大であることを、私たちは日々実感させられている。  本書は、2009年のオバマ大統領の「核なき世界」という演説に端を発した「核」をめぐるルポルタージュ。この演説後もアメリカ政府が年々核兵器関連予算を拡大していること。劣化ウラン弾による被曝の後遺症に悩まされながらも、何の補償も与えられないどころかその声すら無視される帰還兵たちの存在。戦争勃発以降、イラクで増え続けるがん患者や先天性障害児。そして唯一の被爆国として、広島・長崎を中心に反核メッセージを世界に発信し続けながらも、原発輸出に力を入れ続けてきた日本。それらの現実を、著者は丹念に取材しながら、「核」とはいったい何を指すのか、その根本からを考え直すべきだと訴える。  文庫化にあたり、原発事故を経た現在の視点で、著者が新たなメッセージを加筆。いまこそ日本人が読むべき、真実のルポ。
  • もしもし、生きてていいですか?
    1.0
    『NEWS ZERO』や『朝日新聞』で大きく報道された、24時間いつでも自殺志願者からの相談電話を受ける篠原鋭一住職の活動とメッセージを収めた渾身の一冊。現代の日本で自殺者が増え続けるのはなぜか、篠原住職が命の救済活動を始めた動機とは、そして篠原住職が出会ってきた自殺志願者達の叫びとは。「私と友達になろう」「人生は各駅停車でいいんだよ。」生きることに迷い、疲れた人の心へ届けたい、救いのメッセージ。

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  • もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル
    3.0
    本書は、人為災害に遭遇した際に命を守る行動について、わかりやすいイラストとともに解説するマニュアルです。 テロ対策と聞けば、警察や自衛隊などが関わる特殊な分野としてのイメージがありますが、世界各地で発生しているテロをみると、巻き込まれるのは多くの一般市民です。すなわち、私たちひとり一人に密接に関係するリスクなのです。 一方、いまの日本では「一般市民ができるテロ対策」についてはほとんど普及しておらず、テロに対して無防備ともいえる状況です。また、防犯のみならず、防災、防衛、化学、救命…などじつに多くの分野が関わるものでもあります。 本書では、一般市民としての心構えや対処法など、テロから命を守るために「何ができるか」のヒントをまとめています。 まえがき 第1章 日本はテロに強い国か? 第2章 問われるのは、一人ひとりの心構え 第3章 テロはあらゆる手段で行われる 第4章 命を守る行動 コラム 世界の民間防衛 おわりに <著者プロフィール> 志方俊之(しかた としゆき) 軍事アナリスト、帝京大学名誉教授。防衛大学校本科卒、京都大学大学院博士課程修了。防衛大学校幹事、陸上自衛隊北部方面総監、内閣府中央防災会議専門委員や東京都防災担当参与、防衛大臣補佐官も務めた。 武田信彦(たけだ のぶひこ) 安全インストラクター。慶應大学在学中に国際的な犯罪防止NPOの活動に参加し、東京都内の繁華街を中心に街頭パトロールを実施。現在は地域住民やPTAへのパトロールアドバイス、防犯リーダー育成、児童・生徒向けの安全教室など、全国で安全に関する講演やセミナーの講師を多数務めるほか、TV、メディア等で防犯・安全対策の専門家として活躍。 小泉 悠(こいずみ ゆう) (財)未来工学研究所研究員。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務を経た後、外務省国際情報統括官組織で専門分析員を務め、現職。主な研究テーマはロシアの軍改革や軍需産業政策、核軍縮・核戦略など。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル』(2016年8月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • モデルルームをじっくり見る人ほど「欠陥マンション」をつかみやすい
    -
    ほとんどのマンションには欠陥がある! <問題>次のうち、マンションの「欠陥」を簡単に見抜けるのは? 1、物件ホームページ 2、カタログ 3、折り込みチラシ マンションの「欠陥」は、 「工事」「間取り」「共用施設」など「建物の欠陥」だけでも様々です。 しかも、「駐車場」「修繕積立金」「コンシェルジュ」など マンションに住み始めてから気付く「欠陥」も数多くあります。 本書では、 モデルルームをじっくり見ているだけではわからない、 それらの欠陥を簡単に見抜く方法を紹介。 また、既に住んでいるマンションではどうすればいいのか?  その対処法も示します。 冒頭の問題の答えは、1~3のどれも有効! 詳しくは本書で解説しています。 これからマンションを買う人だけでなく 既にマンションを買って住んでいる人にとっても 問題の芽を摘むのに役立つ すべてのマンション住民必読の書です。 【ご注意】.※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 物乞いビジネス~作られた欠損少女~
    -
    貧困にあえぐ子たちが、売られた先で金のため、焼印をつけられ手足をもがれ家畜以下の扱いに! 地獄を生きる子どもたちの悲惨な現実――!! 「生きぬいて」強制物乞い! 金目当て殺人!! 逃げ場を失った力なき子どもたちを蝕むインドの闇社会! 「マッチ売りの少女」実母に売春を強要された娘が、絶望の果てに見つけたものとは……!? 「クリスマスキャロル」亡者たちが指し示す過去と未来。すべてを失った冷血女が最後に選ぶ道は……!? 「僕の愛したママ~ベラ・レンツィ~」ある美しい女の周囲では失踪事件が多発。裏には恐るべき真実が隠されていた……!?
  • モラハラ夫と離婚したい!
    -
    表向きは堅気で真面目で誠実だが、いったん家に入ると、息子よりも自分を優先してくれないと「面白くねー!」の自己チュー夫。そんな自分勝手で退屈で野蛮な夫にあるきっかけで妻がブチ切れる表題作ほか、婚活中に紹介された誠実そうな男の難アリな事情「評判のいい人」、31歳になった瞬間、彼氏を年上女に略奪され、公私ともに絶不調な女の悲劇を描いた「31歳の厄年」、距離感ゼロのマンションの住人にMK5(マジでキレる5秒前)! 「笑顔の裏側」、ヒキニートになってしまった優等生だった兄への不満投稿「花咲く日まで」、生真面目な夫に女の影!? ジャケットから出てきたマトリョーシカに投稿者は!? 「あけてもあけても」以上、6作品収録。
  • モラハラ夫はSNS中毒(分冊版) 【第1話】
    3.5
    「あの人、今日もSNSにべったり…」専業主婦の愛子は、娘の真奈と夫の弘文とそれなりに安定した生活を送っていた。ところが弘文はSNSに夢中で家事も育児も愛子に丸投げ。ある日、真奈の画像がSNSがバズると執拗に撮影を迫るようになってしまう。夫の承認欲求はとこまでエスカレートするのか…!? ※この作品は「comic RiSky(リスキー) Vol.10」に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • モラハラ婚 ~夫に洗脳されていた私~(分冊版) 【第1話】
    完結
    3.3
    ふとした時の言葉や行動に少し違和感を感じながらも、みんなに祝福され、優しく紳士的な夫と結ばれた女性、たかえ。 しかし、結婚したら夫は少しずつ変わってしまった――。 無視、暴言、束縛。 「暴力をふるわれていないから大丈夫、私は愛されているから…」とくり返し思う、たかえの結婚生活行方は――!?
  • 「モンスター新聞」が日本を滅ぼす メディア閻魔帳
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    いまや「モンスター」は親だけではない。数々の信じられないウソや偏向報道で日本を腐す大手マスコミの「モンスター」ぶりを暴く!大手マスコミの“赤い御三家”と、それにしたがう地方新聞やテレビの報道番組。その実態をつつみかくさず明らかにする。歴史の真実を知らない日テレ、未熟な大人をもち上げるTBS、大軍拡に快哉を送った『朝日』、「原発はやめろ!」は馬鹿の大合唱、古舘伊知郎の真っ赤な嘘、基地と市民と『朝日新聞』……日本を意図的に貶める「モンスター新聞」の“功績”によって、現代の日本はますます外国から信用を失い、日本人は自国に対する誇りを失っている。それを食いとめるために、今回も超辛口名物コラムニストがこれらメディアを一刀両断する。

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  • モンスターな女たち
    完結
    4.0
    「なんで私の悩みを知ってるの!?」「あるあるすぎて超コワい!」と、連載開始時から大反響!! 早乙女家の3姉妹…がまん強くてお人好しの長女・松乃(既婚・子どもあり)、マイペースでクールな次女・竹乃(未婚)、ちゃっかり&しっかり者の三女・梅乃(バツイチ)。 小さな不満はありつつも、フツーな毎日を過ごす3姉妹に、思わぬ“モンスター”が襲いかかる…! 強引なママ友、イビリやのお局様、清純ヅラ後輩女子… あなたのまわりにもいるかもしれない!? “モンスター”たちと闘う3姉妹の物語!
  • モンスターペアレントの正体
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある日突然やってくる「保護者」からの苦情。対応に追われ、疲弊していく教師たち…。教育現場で、家庭で、何かが崩れている。モンスターペアレントと呼ばれるクレーマーが何故生まれたのか? 対応はどうすればよいのか? モンスターペアレント出現の本質に迫る一冊。
  • 問題提起シリーズ ともだち
    完結
    -
    読めば絶対、勇気をくれる本 ずっとそばにいるよ キミは私の一生の宝もの― 大切な仲間でもあり、でも時にケンカしちゃったりもする。それがともだち。友だち関係に、立ち止まったとき、きっとあなたに勇気をくれる一冊。 読んだ後はきっと不思議と心が軽くなり、前向きになれる話を集めました! 収録作品 いじめ-はじまりの時- 五十嵐かおる こっちむいて!みい子 おのえりこ 窓をあけたら 笹木一二三 正反対ガールズトーク あずき友里 私は、人じゃないですか? 泉道亜紀 あしたの居場所 ときわ藍
  • 役員は懲りごり 【単話売】
    完結
    -
    話の流れで仕方なく引き受けてしまったPTA役員。手伝うわ、なんて言ってた人もいざとなったら逃げ回って…。私ばっかり頑張るのはもうたくさん!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 野菜の裏側―本当に安全でおいしい野菜の選び方
    4.2
    65万部『食品の裏側』『スーパーの裏側』に続く第3弾。農薬使用の実態(キュウリは約50回等)から、農薬より怖い肥料の問題(有機野菜が本当は一番危ない)まで告発。野菜を食べるとガンになる? 【主な内容】 第1章 20歳の姉の死と「自然栽培」との出会い 第2章 日本の野菜がダメになった理由――「農薬」と「肥料」の使用実態 第3章 野菜を食べるとガンになる?――「硝酸性窒素」は大問題 第4章 「腐敗実験」からわかる生命力のある野菜、ない野菜 第5章 土には本来、「すごい力」がある 第6章 「頭で考える食べ方」から「五感で選ぶ食べ方」へ 第7章 医者にもクスリにも頼らない! 自然と調和する生き方 特別付録 本当に安全でおいしい野菜の選び方
  • 優しいサヨクの復活
    3.0
    戦後の政治的経緯を振り返ると、いまこそサヨクの価値を見直すときが来たと思う。確かにサヨクは主流派にはならないかもしれないが、おかしいと思うことに声を上げてこそ存在価値がある。四十年ぶりに市民が戦争反対や憲法擁護を叫ぶようになったことには、大きな意味がある。……(第1章より抜粋)「戦争法案」ともいわれた平和安全法制をめぐって大きな反対運動が巻き起こった日本。なかでも学生たちを中心としたデモ活動は、日本社会に強いインパクトを与えた。彼らの素朴な感性が、国家を変えていく力になる、とかつて『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビューした作家は語る。暴走する日本政治、ないがしろにされる憲法……そんな時代だからこそ、一見周回遅れにも思えるサヨクが真の価値を発揮する。戦後日本において右と左の対立軸はどこにあり、それがどうねじれてしまったのか。日本国憲法を守り抜かねばならないほんとうの理由は何か。さらには厄介な隣国・中国との付き合い方から転換期を迎える資本主義の未来までを、評論家にも、政治家にも語りえない豊かな想像力を駆使して本書は描き出していく。本来ありうべき「もう一つの談話」までも収録した、現代を代表する作家による渾身の一作。

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  • やさしさの宝石箱
    完結
    5.0
    全1巻550円 (税込)
    兵庫県西宮――この街で千津子(ちづこ)と恭介(きょうすけ)の結婚生活は始まった。温かい人たちに囲まれ、ずっと幸せな毎日が続くと思っていた。待望の妊娠がわかり、2人して喜び合ったのもつかの間……。震度7、阪神大震災の激震が2人を襲った――!! 深い愛に包まれる表題作を含む、実話に基づいた2作品を収録! 本当にあった感動ラブストーリー!
  • ヤミ川崎~もがきの境界線~ (1)
    完結
    4.0
    母のネグレクトにより常に腹を空かせていたショウは、兄とともに人を襲って弁当を奪うことを覚える。富裕層が住むタワーマンションが建ち並ぶ一方、工業地帯の片隅で、ヤミに染まらなければ生き延びられない残酷な弱肉強食の日常も存在する。そこは、スラム“川崎”。成長とともに凶悪化していくショウの行く先は――!?
  • 闇金の悲劇 【単話売】
    完結
    -
    実家を守るための借金が、雪だるま式にふくらんで……。夫にはこんなこと、相談できない! でもお金は必要で…どうすればいいの!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 闇都市伝説1 ブラック・サイト
    -
    ネットで噂の禁断サイト。そこはあなたの心の奥の欲望を必ず満たしてくれるという。ただし、“注意事項”を破った時は……!? 禁断のダークネス・スリラー!!
  • 闇に沈む泣き声(単話版)
    -
    「ここしかないの 私たち母子が生きていけるのは」シングルマザーの律子が借りたボロアパートには、口うるさい老婆にガラの悪い夫婦、無愛想な男、ヒステリックな浪人生と難ありな住人ばかり! 果たして息子・カケルと安心して暮らせる日はくるのか…? ※この作品は「comic RiSky(リスキー) Vol.9」に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • 闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~ (1)
    -
    デザイン会社に勤める真希は、仕事帰りに虐待にあって瀕死状態の子猫を見つける。急いで動物病院に駆け込むが、そこにいたのは仲間たちと動物愛護団体を立ち上げ、動物たちの命を救う活動をしている、真希が勤める会社の社長だった。動物好きなのに、過去のトラウマからさわるとじんましんが出る体質の真希は、克服するために過去と向き合いながら愛護団体の活動に参加することを決意する。
  • 闇の中の子供たち~1988年巣鴨子供置き去り事件~(単話版)
    完結
    -
    戸籍のない子供たちを残して母はどこへ──? 学校に行っていればすでに中学生の長男に3人の子供の世話を押し付けて男の元で遊び呆ける母親。子供たちは出生届が出されてないために、学校にも行けず、その存在をひた隠しにされていた。残された兄妹たち、大人が不在の無秩序な家にたむろする少年たち。彼らが起こしたあまりにも悲惨な事件とは──? 1988年、東京都巣鴨で実際にあった事件を漫画化した問題作!! ※この作品は『ストーリーな女たち ブラック Vol.6』に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • 闇のボランティア~得したい・認められたい・施したい~
    完結
    -
    熱心にボランティアを行うママ友に影響され、幼稚園のクラスをあげて子供たちへの支援活動を行うことに。でも、ママ友は届けに行く時に遊園地に寄ったりグルメツアーをしたり、何かがおかしい?【闇のボランティア~私がみんなを救ってあげる~(暁龍)】。 保険料が払えずに保険証が使えなくなったシングルマザーに差し伸べられた手…それは「保険証貸し」という違法行為だった…。【私達の助け合い~ワープアママの黒いマニュアル~(神崎ゆりか)】。 義父の介護に力を貸してくれるボランティアの女性。しかし、彼女が家に出入りするようになったから何かが狂い始めた!【彼女の好意~承認欲求ボランティア~(三谷三枝子)】。 他者のため、見返りを求めず尽くす女たち。しかしその胸の底に闇が潜んでいたら…?歪んだ心理を覗くオムニバス3選を収録。 ※本作は描きおろし作品及び「家庭サスペンス」等に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
  • 有害化学物質の話
    -
    いま子どもたちが手にしている各種のプラスチック製品をはじめ、居間や食卓、トイレやお風呂まで、私たちが想像する以上に生活の身近なところに、有害な化学物質があふれています。最近の母親とその子どもたちの研究から、胎児や乳幼児などは化学物質への感受性が高く、ぜん息やアレルギー、運動面や精神面の発達への障害が危惧されています。二十数年間、こうした問題の最前線を追いかけてきた記者が、地球の生態系と人間の健康を脅かす有害化学物質の現在と真実を、生き生きと描き出す。

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  • 遊撃的マスコミ論 オピニオン・ジャーナリズムの構造
    -
    マスメディアが伝えるニュースには、虚報(事実無根の報道)、歪報(事実を歪めた報道。事実を誇大に伝える「誇報」と矮小化して伝える「矮報」に分類できる)、誤報(記者の軽率によって生じる報道)、禍報(不作為の歪報)、無報(何らかの事情で報道されないこと。意識的な黙殺と自主規制によるものがある)、削報(矮報と無報に近いが、ある部分にかぎって外部からの圧力、自己検閲によって記事を故意に削除すること)、猥報(エログロ・スキャンダリズム)がある──本書は1974年に刊行された書籍だが、2012年の今日、総崩れ状態にあるマスメディアの状況が、実は当時も今もまったく変わっていないことを浮き彫りにする。著者は政治学者・丸山真男の実弟。今回の電子化にあたり、著者の論壇デビュー論文「ジャーナリストと戦争責任」(単行本未収録)を収録。今日に通じる鋭いメディア批判に加えて、国会議員当選直後の石原慎太郎の人物論と評価、そして天皇論も興味深い。立読み版は→http://urx.nu/1BTX

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  • 夕焼け色の恋 【単話売】
    完結
    -
    男女が集団生活する高齢者ホーム。そこでは恋が芽生えることも…!? でも家族の反対、病気や世間体…etc! 「老いらくの恋」には障害が多くて!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 夕やけこやけ、帰り道
    完結
    -
    妙に若い“おばーちゃん”と知り合う。  好奇心に駆られて家庭の事情を根ほり葉ほり聞き出すと、あらあらとんでもないことが!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 歪んだ子育て
    完結
    -
    夫の急な転勤で会社が用意してくれたマンションに引っ越してきた主婦・原嶋安純(はらじまあずみ)。我が子と同年代の子供も多く、なじめそうな感じ。けれども、子供たちは首から防犯ベルをぶらさげ、塾や習い事などタイムスケジュールも親たちに管理されていて…。隣の赤池さんの子供に影響されて、長男が塾にいきたがったのだけれど、大丈夫!? いき過ぎた子育てに警笛を鳴らす表題作のほか、他力本願すぎるシングルマザーのゆく末を描いた「誰かが何とかしてくれる」、成功に溺れたキャリアウーマンの悲劇を描いた「女のヒゲ」、二世帯同居で嫁と姑の味付けの好みの戦いを描いた「いい塩梅」、老女を訪ねてきた引きこもり男性が織りなす奇妙な事件を描いた「会いたい!!」など、現代社会の不可思議さを描いた5作品を収録。
  • 雪がふる
    -
    1巻220円 (税込)
    登場人物団体等はすべて架空の物語です。 山また山に囲まれた寒村で修は育まれた。中学を卒業すると同時に就職のために上京した。ある日、修は就職先の先輩職人に引かれ歓楽街に足を運んだ。純粋な修は歓楽街の華やかさに目を奪われた。酒の味さえ知らない修だったが、歓楽街で酒の味を覚えた。歓楽街で酒を飲んでは正体を失い誰彼の見境なく争うようになった。子供の時から野山を駆け回っていた修だった。修は誰よりも偉丈夫で強かった。そんな修は歓楽街を治める『浅田組』の親分浅田に見込まれた。修は浅田組の構成員になった。十九才の時だった。それ以来二十数年…いやそれ以上、歓楽街で飯を喰らっていた。いまでは歓楽街の暴れ熊、坂田の修、修と仲間からも敵対する他の組の連中からもひと目(もく)もふた目も置かれ恐れられた。そんな修の目の裏にふっと故郷の空が浮かんだ……
  • 豊かさの条件
    3.6
    効率と競争の追求によって泥沼の不況から抜け出そうとする日本社会。だが、リストラ、失業、長時間労働、年金破綻など、暮らしの不安はますます募るばかりだ。子どもの世界も閉塞をきわめている。大好評の前著『豊かさとは何か』から14年。著者が取りくんできたNGO活動の経験をふまえて、真に豊かな社会とは何かを改めて考える。

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  • 夢うばわれても 拉致と人生
    3.8
    NHKBSで放送中の人物ドキュメント番組「100年インタビュー」で語られた、拉致被害者であり、現在翻訳家・新潟産業大学専任講師として活躍する蓮池薫さんの言葉を単行本化したもの。大学3年の夏休み、帰省中の柏崎の海岸で、突然拉致という国家的な犯罪に巻き込まれた。本書の語りは、その現場から始まる。拉致の瞬間の様子から、沖に向かうボートから見えた柏崎の夜景。船酔いしながらたどりついた北朝鮮で感じた絶望感。その後、言葉を勉強することを決意。招待所とはいえ、極寒のなか、乏しい食料と燃料に苦しい生活をしいられた。しかし、キムチづくりの苦労や日本食が恋しくて手作りした納豆で腹痛を起こしたことなどを笑い話として懐かしく語る。一時帰国が決まったときの葛藤、帰国後、自活をするために挑戦した翻訳家への道など、蓮池さんの不屈の心が伝わります。いまだ解決しない拉致問題を、忘れないでほしいと願いをこめて発刊します。

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  • 夢子ちゃん
    4.3
    『俺はまだ本気出してないだけ』で40オヤジの悲哀を描いた青野春秋氏の最新作は、アラサー女子と公衆電話の切なすぎる物語。 14年間の引きこもり生活にピリオドを打ち、生まれ変わるために旅に出た“松田夢子 28歳”は、たぶんどこにでもいる女の子だった……。周囲との繋がりを断ち、自分だけの世界で生きることを決めた日までは。その時から、あっという間に14年が過ぎていた。束縛されない、傷つかない、顔色をうかがわない。自分の部屋という温室の中での自由な暮らしは楽しかった。でも、不安という暗闇とはいつも隣り合わせ。だからだろうか、いつの間にか少しだけ薬の力を借りなければ生きられない女の子になっていた。 誰に非難されたわけではない。ひとりきりの生活が寂しかったわけでもない。 ただ、外の空気を吸いたかっただけ。誰かと話をしてみたくなっただけ。 外に出れば何かが変わるかもしれない。 誰かと繋がれば、薬を必要とする私から生まれ変われるかもしれない……。 だから、彼女は旅に出た。小銭と大事な薬を握りしめて。 「大丈夫、きっと私は生まれ変われる。」
  • 夢のお値段 【単話売】
    完結
    -
    子どもが大好きな、あの人気番組に出演のチャンス!? テレビに出てみんなに自慢できるのなら…そのためには少しぐらいのズルだってするわ!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 養護施設を追われた子ども~ナオの物語~ 1
    完結
    -
    全4巻132円 (税込)
    お前は汚い! お父さんとあんなことして!! お前は汚れものだ。 一生治らない!! 実の父親から、おぞましい性的虐待を受け母親から罵倒され続ける。 そんな悪夢の毎日が頭を掠めるとき8歳の少女は息ができなくなる。 由志摩家に引き取られた当初は夜も眠れず過呼吸の発作に苦しむナオだったが里親家庭で、初めて人の愛情に触れクラスの友達と心を通わせることを知る。 やっと訪れた人間的な日々。 ところが、そんな平穏をぶち壊すかのように悪魔のような父が、ナオの前に姿を現す… 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が描く里親シリーズ第2弾!
  • 養護施設を追われた子ども~のどかの物語~ 1
    完結
    -
    全4巻132円 (税込)
    先生、助けてください。お父さんに殴られています。お母さんにも殴られてます。毎日、痛いです。 見捨てられたSOS!10歳の女児にとって“鬼”が君臨する家はこの世の地獄だった!! 畑山のどかは小学4年生。異常に厳格な父・健一と健一にひたすら付き従う母・佳恵の元で育てられていた。 兄や姉と比べて学歴や仕事にコンプレックスを抱える健一は自らの鬱憤を晴らすかのようにのどかの成績が下がると手を上げた。時には冷水を浴びせるなど“躾”は苛烈なものだったが、怒りの矛先が自分に向かうことを恐れる佳恵は、ただ娘が痛めつけられるのを見ているだけだった。 健一の暴力はエスカレートの一途を辿り、思い余ったのどかは学校の担任教師・新田に窮状を打ち明ける手紙を書くが…。 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が描く里親シリーズ第5弾!
  • 養護施設を追われた子ども~ひまりの物語~ 1
    完結
    2.0
    全4巻132円 (税込)
    もう我慢できない!! あいついらなくね!? 里親家庭の子どもたちの間で不協和音!? 実の親から虐待され、 由志摩家に引き取られてきた 7人兄弟末っ子の4歳児、 ひまりは、特殊な感受性や拘りを持ち 他の子どもたちとは、明らかに違っていた。 お絵かき用に貰ったクレヨンで至るところに落書きする。 書斎の本を手当たり次第引っ張り出す。 パソコンのデータを勝手にリセットする…など、 家中を混乱に陥れるも本人は屈託のない様子。 そんな奇行続きのひまりに満子は目が離せず 他の子どもたちは不満を募らせる。 そんな中、由志摩家一のやんちゃ坊主、秀が ひまりの追い出しを企てるが… 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた 著者が描く里親シリーズ第8弾!
  • 養護施設を追われた子ども~ゆうまの物語~ 1
    完結
    -
    全4巻132円 (税込)
    うちでは引き取れないのよ。 二度と来ないでちょうだい!! 気の置けない本当の家族と一緒に暮らしたい。 それだけなのに…!! 佐藤ゆうまは小学4年生。 両親が離婚し、母と二人で暮らしていたが 母が再婚し、義理の父と同居することになった。 新しい父、洋介は28歳の役者志望の青年で、 オーディションを受けながら アルバイトで暮らしていたところ ゆうまの母、真美子と恋仲になった。 仕事も不安定で、真美子に頼りっぱなしの洋介に懐かないゆうま。 ゆうまの心には大好きだった実の父の姿があった。 こいつさえいなけりゃ… そのうち、洋介はゆうまのことが疎ましくなり キツくあたり手を上げるようになる。 事の顛末を再婚し新しい家族と暮らす 実の父に話したところ 一緒に暮らそうと持ちかけられるが…
  • 養護施設を追われた子ども~ゆりの物語~ 1
    完結
    -
    全4巻132円 (税込)
    お母さん、お腹すいたよ。 早く帰ってきて…! 玄関にはびっしり粘着テープ。 酷暑の中、電気の途絶えた暗い部屋で 監禁された姉妹の悲痛な叫びが響く…! 高坂ゆりは小学1年生。 病気の母・幸代と幼い弟ゆうたの3人で アパートで暮らしている。 幸代は高校を卒業してすぐにデキ婚した後、離婚。 女手ひとつで子供を養おうとするが 仕事は長続きせず、職場を転々とした挙句、 うつ病を発症、ゴミ屋敷と化した部屋で 二人の子供を放置して寝込んでいた。 母子の窮状にNPO法人から 派遣されてきた世話好きの 中年ボランティア牧田フキエが知恵を授け 幸代に生活保護と児童扶養手当の受給手続きをさせる。 ところが、受給日、 通帳を見て目を輝かせた幸代は 支給金で自分の服を買ってしまう…! 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた 著者が描く里親シリーズ第6弾!
  • 養護施設を追われた少女
    完結
    -
    全1巻440円 (税込)
    お母さん、ごめんなさい…。 フライパンで殴打されても ダンボール箱に閉じ込められても 9歳の少女は、母の愛がほしかった…。 愛人と同棲中の実母が 里親家庭から娘を連れ戻したのは 奴隷のようにこき使うことが目的だった。 部屋の外から釘を打ちつけたゴミ屋敷に監禁された天音。 トイレでの排泄も許されず、異臭漂うブルーシートの部屋で 血を吐いても、顔が歪んでも 愛人に去られた腹いせに荒れ狂う母の暴力は終わらない。 血を分けた我が子に 人間はここまで残酷になれるのか…? 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が 満を持して描く児童虐待の闇!
  • 幼稚園から不登校の私が、大学生になるまで(分冊版) 【第1話】
    完結
    4.7
    学校にいかないことは悪いこと? 幼稚園を中退し、小学校・中学校・高校に行かなかったものの、一念発起して大検を受検し、大学に進学するまでを「不登校児本人」が描くコミックエッセイ。 不登校児の日常生活とは? 親の心境とは? 学校に行かなくて良かったこと、悪かったことは…? 不登校児から見たさまざまな事象をご紹介!
  • 酔うと化け物になる父がつらい
    完結
    4.6
    「夜寝ていると、めちゃくちゃに顔を撫でられて起こされる。それが人生最初の記憶……」 幼い頃から、父の酒癖の悪さに振り回されていた著者。中学生になる頃には母が自殺。それでも酒をやめようとしない父との暮らしに、著者はいつしか自分の心を見失ってしまい…。圧倒的な反響を呼んだ家族崩壊ノンフィクションコミック。読後涙が止まらない全11話に、その後の描きおろしを収録。家族について悩んだことのあるすべての人に読んでほしい傑作。
  • 横田めぐみさんたちを取り戻すのは今しかない
    5.0
    1巻1,400円 (税込)
    金正恩政権は、第二次安倍政権の経済制裁が効いて外貨の枯渇で苦しんでいるうえ、独裁者の未熟さも重なって弱体化している。そこで北朝鮮は、外貨不足を補い、また経済制裁を解除してもらうべく、対日接近を開始。2014年3月に両国の局長級協議を始め、5月にストックホルムで開かれた日朝協議では「拉致被害者について再調査する」と約束した。もっとも、著者の経験則によれば、北朝鮮は必ずウソをついて誤魔化してくる。3年後に韓国で新北政権が誕生するまでの時間稼ぎかもしれない。実際、北朝鮮は再調査について、拉致被害者の安否情報を欠いた初回報告を行いたいと日本政府に打診していたことが判明。当然、日本政府はそれを毅然と突き返し、制裁延長を決めた。拉致被害者たちを取り戻す勝機は遠のいたのか――。だが、著者は断言する。「めぐみさんたちの確実な生存情報を我々は持っており、奪還のチャンスは今しかない」と。その根拠と成算とは?

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  • 横取り系キラキラ女子に天罰を!
    -
    SNSではインフルエンサー、仕事もバリバリこなす憧れの先輩は有能な部下の手柄を横取りし、SNSフォロワーを買う偽装キラキラ女子だった!? 表題作ほか、娘の男も寝盗る鬼畜な母を描いた「毒母」、自称・悲劇のヒロイン女子へのギャフン劇「運がないの!!」、面倒な仕事は先輩まかせの困った新型・困った後輩社員「楽して生きなきゃ!?」、アラカンの母のカバンから潤滑液!? 娘の複雑な心境を描いた「60歳の初恋」以上5作収録。
  • 「吉田調書」を読み解く 朝日誤報事件と現場の真実
    4.4
    福島第一原発の吉田昌郎所長が、「政府事故調」の聴取に答えた記録「吉田調書」。それを独占入手した朝日新聞が、「所長命令に違反、所員の9割が撤退」と大々的に報じたのは、2014年5月20日のこと。だが、それはあまりにおかしな記事だった。吉田氏本人や現場の人々に取材して『死の淵を見た男』を上梓した著者は、「誤報だ」と声を上げる。すると朝日新聞は「法的措置を検討する」と抗議。以後、両者の闘いは続いてきた。しかし8月、各紙が「吉田調書」を入手して「命令違反なし」と報道。さらに9月11日に政府が「吉田調書」全文を公開するにおよび、遂に朝日新聞は社長の謝罪会見と、編集幹部の退陣に追い込まれたのであった。本書では、誤報事件の核心に何があったのかを当事者である著者自身が徹底追及。さらに、膨大かつ専門的な「吉田調書」の重要部分を読み解き、「全員撤退問題」から「官邸・東電本店と現場の対決」「津波対策」まで、真実をすべて解き明かす! 第一章:朝日新聞の「吉田調書」報道/第二章:謝罪会見/第三章:全電源喪失/第四章:ベントの死闘/第五章:海水注入をめぐる攻防/第六章:部下たちへの感動/第七章:“東日本壊滅”の真実/第八章:「全員撤退」問題の決着/第九章:現場は何と闘ったのか/第十章:津波対策と新聞報道/第十一章:吉田調書が残した教訓
  • 吉野マリ初期傑作読み切り集 禁断ラブ(1)
    完結
    2.3
    全4巻550円 (税込)
    「ドメスティック・バイオレンス」――愛する人が最大の"敵"になる!! あなたは、愛を囁きながらあたしを殴る。傷つける。DVの痛みと愛を描く衝撃作!! 普段は物静かだけれど、ささいなことで怒り出す彼・リュウジ。一途にリュウジを愛する美羽。ふたりの愛の行方は――!? ※この商品は、単行本「籠の鳥」に収録された内容と同じものです。ご注意ください。
  • 吉野マリ初期傑作読み切り集 純愛ラブ(1)
    完結
    -
    全5巻550円 (税込)
    佐理は転入早々、昔からの想い人、はとこの和臣に告白。でもやんわり拒否され大ショック! おまけに瑞樹という和臣の親友(男)も和臣に恋してるみたい!! 性格が太陽と月みたいに正反対の美形2人のあいだで佐理の心は揺れて……!? 奇妙な三角関係の行方は? 吉野マリ記念すべき初単行本。 ※この商品は、単行本「太陽と月のあいだで」に収録された内容と同じものです。ご注意ください。
  • 酔っ払い小姑が悩みの種 【単話売】
    完結
    -
    昼間からビールを飲んだり酔っぱらって騒いだり……義姉の尻拭いをする私に、文句を言うだけじゃなく、こんな酷いことまでするなんて!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 澱んだ水 ~処女妻は腐敗する~
    -
    「薄汚い! あたしは泥の人形!!」まるで人形のように美しく、周囲から良妻と絶賛される保奈美。けれども、保奈美には内に燻る欲望があった! 夫婦の行き違いの悲劇を描いた表題作「澱んだ水 ~処女妻は腐敗する~」のほか、虐待の記憶を描いた「サイレントノイズ」、地味女の玉の輿婚の秘密を描いた「女狐」、恐ろしい婚家で身動きが取れなくなる新妻の恐怖を描いた「霧雨の向こうに」を収録!
  • 澱んだ水 ~処女妻は腐敗する~(単話版)
    -
    まるで人形のように美しく、周囲から良妻と絶賛される保奈美。理想の男性とも言える夫の深い愛情を受けて何不自由のない暮らしをしていた。そんな中、義母からも子供の誕生を暗に急かされるが、実は結婚して6年、一度も夫に抱かれてないという誰にも言えない事実が──。なぜ夫は私を求めてくれないの? 夫婦の行き違いが生んだ悲劇とは? ※この作品は、『ストーリーな女たち ブラックVol.35』に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • 読売クオータリー・国際協力・現場は綱渡りの連続
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    特集「PKO20年」の掲載論文。自衛隊のPKO(国連平和維持活動)参加は、武器の使用をめぐり、国の内側と世界の標準的な考え方で大きな違いがあります。防衛方面を専門とする筆者が、現場での現状を報告しながら、日本のPKOはどうあるべきか、論じます。 目次例:▽議論なき南スーダン派遣▽人間の盾になれ▽「難民支援」は表向き▽「国際標準」と自衛隊規定との深くて大きな溝

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  • 読売クオータリー・尖閣諸島防衛 「対中抑止力」強化のシナリオ
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    表面的な衝突ばかりが目につく尖閣諸島問題ですが、水面に見えるのはほんの一部。わが国の領土が武力で侵攻された場合、日本はそれに対応できる法体制、防衛態勢を持っているのか。そのような事態を未然に防ぐためにしておくべきことは何か。防衛問題の専門記者が、現場から国全体までを広く、深く見渡し、真に議論すべきポイントを指摘します。 目次例:▽中国の侵攻作戦に対処▽海上保安庁と警察、自衛隊の共同作戦▽法的な矛盾など課題も多い▽二つの抑止力の構築を急げ

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  • 読売クオータリー選集2014年秋号1 ・関東大震災の記憶を首都防災に生かす 堀井宏悦
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    今後30年以内に首都直下地震が発生する確率は30%という。関東大震災から91年経った今も、木造住宅密集地や超高層マンションの建設ラッシュなど、首都防災の課題は山積している。折しも、大震災の犠牲者を悼んで建てられた都慰霊堂の耐震補強工事が始まり、収蔵庫から当時の惨状を示す絵画の発見もあった。都慰霊堂を活用し、震災の記憶を今に生かす必要を指摘する。
  • 読売クオータリー・体制変革の途上で迷路に入り込んだ「アラブの春」
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    2010年暮れから翌年にかけて起こった中東での民主化要求運動「アラブの春」は、チュニジア、エジプトの長期独裁政治を数ヶ月で崩壊に追い込むなど、大きな流れを生み出しました。しかし、改革の流れは一直線には進まず、過去のしがらみや複雑な国際情勢に関係者は翻弄されています。中東世界の取材経験豊富な記者が、ポイントを抑えて具体的に解説します。 目次例:▽独裁者に従順だった人々の目覚め▽シリア情勢の前に沈黙する国際社会▽揺れるイラン=シリア枢軸▽アサド大統領に対する誤った期待

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  • 寄り道だらけの探し物 【単話売】
    完結
    -
    探し物をしてるはずが、ついつい脱線…。思い出に浸ったり、細かいゴミが気になってつい掃除をしちゃったり。果てしない発掘作業に終わりはくるの!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 夜に誘われて 【単話売】
    完結
    -
    失業したうえに、アパートも追い出され…友人の家に居候。不幸ばかりが続いた私にもようやく恋の予感が…でも、それだけじゃなく? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 4回結婚した女~間違った愛情~
    -
    男に頼らないでは生きていけないシングルマザー綾乃。いつも夫には「重い」と言われて離婚すること3度。中学生の娘には「もうお父さんはいなくていい」と言われているにも関わらず、「今度は大丈夫。ママを愛してくれる人だから」と4度目の結婚に踏み切る。しかし、4人目の夫の愛情は恐ろしいまでの歪みを孕んでいて──? バッドエンドなのに爽快! 女たちの嫉妬と憎悪渦巻くオリジナルストーリー5作!!
  • 四大公害病 水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害
    -
    四大公害病とは、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害を指す。工場廃液、煤煙などにより痙攣、激痛、発作など厳しい障害をもたらした。当初、企業は工場との関係を否定。だが医師・研究者らが原因を究明し、1960年代末以降、患者が各地で提訴。70年代半ばまでに次々と勝利した。本書は高度成長の「影」である公害病の全貌を明らかにする。同時に、21世紀の今なお続く“認定”をめぐる国と被害者間との訴訟・齟齬も追う。
  • ラジオ福島の300日
    4.0
    すべての、被災した県民と、共にあるために――東日本大震災発災から350時間14分の、自ら収入を断つことに他ならないCMカット連続生放送。 社の存続さえ危ぶまれるなか、ラジオ福島はインターネットとの連動型災害放送で県内外、海外へも声を届け、多大な支持を集めた。 放射能への不安を胸底にかかえながら、誰に何をどう伝えるべきかに苦悩し奔走して、ラジオの新たな地平を示した、 社員55人、中継車2台の小さな放送局の、2011年3日11日から1年間の闘い。
  • ラスト・ピース 【単話売】
    完結
    -
    仕事あり、お金あり、自由あり…だから「結婚しない」私は幸せ。そう思っていたけれど、私の人生には何かが足りないかも…最後のピースはどこにあるの!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • リアル30’s “生きづらさ”を理解するために
    3.7
    バブル経済崩壊以降の「失われた20年」に青春時代を過ごし、就職時に氷河期だった30代たちが今何を考え、何を求めているか。そして彼らが生きる世界は今どうなっているのか――本書は、記者たちのそんな疑問と関心から生まれた新聞連載の単行本化である。 30’sが置かれた状況と2012年の日本社会の実相を多くの人と共有するために、この連載と本書は生まれた。連載にあわせて解説したツイッターアカウントにも反響が次々と寄せられ、その視点を記事や取材に反映させた。本書にも収めたツイートの数々は、30’sの叫びであり、それだけで一つのノンフィクションとなっている。 「今、この社会で30歳として働いてみたいですか。昔と同じ生き方で幸せになれるでしょうか」。本書は、記者たちがあらゆる世代にそう問いかけ、考えようと試みた取材の記録である。
  • リウーを待ちながら 超合本版
    完結
    5.0
    全1巻2,277円 (税込)
    美しい地方都市で感染症のアウトブレイクが発生。封鎖された街の中で人々は病に冒され次々と死んでいく。さらに差別やSNSによる風評被害にも晒され、自警団のような輩も現れる。 細菌と人間の悪意、二つの災禍の中で、主人公の医師・玉木涼穂は絶望的な闘いを強いられる。 親しい者たちの死、自身に迫る死。日常に「死」があふれる世界で人々はいかに生き、いかに愛するのか。カミュの『ペスト』にインスパイアされた物語は、いまだからこそ深く共感できるでことでしょう。
  • 理解できない女たち~私の周りの怖いママ友~
    完結
    4.0
    鈴木蘭子という学年違いの綺麗なママと友達に。ぼっちだったのが不思議なくらい魅力的な人…だったけど、付き合っていくうちに違和感が。可憐なスズランの花・葉・根は全てに毒があるというけれど…この人の中身も――? 『スズランママ』 スイミング教室の待ち時間、ママ友たちとのおしゃべりが辛い。自分の体型や収入を馬鹿にしているのがみえみえで…。苦痛だけど"ぼっち"の怖さを知っているから抜けられない。そんな中、糖尿病予防のために運動を始め、待ち時間を一人で過ごすようになり――。 『ぼっちママ』 夫の実家の人気料理店で働いてることが知られてしまった。ローンもあり大儲けしているわけではないのに、気軽にお金を借りにくるパチンコ狂いのママにうんざり。大変さを理解してくれていたはずのママ友も、借金の申し込みをしてくるようになり――。 『おねだりママ』<原題:友達をなくす一番の近道> 理解不能な非常識ママ友たちを描く、横嶋やよい傑作3選!
  • 離婚させて!!
    完結
    2.7
    お見合いで知り合ったその人は、甘いマスクで、一流大出、素敵な夢を持っていて、私もその夢の手伝いがしたいと結婚を決めた。なのに、いざ結婚してみれば夫は仕事もしないSEXとギャンブル中毒のダメ人間だった!!
  • 理不尽な虐待~「ボク」と呼ばれる「私」~
    完結
    -
    「母は私を女の子として認めてくれなかった!!」地元の名門一家に生まれた「和紀(わき)」は、母に「かずのり」と呼ばれ、「男の子」であることを強いられた。少しでも「女の子」を出すと、テストで100点を取れないと、友達の家に遊びに行くと、殴る蹴るの暴力を受け、心身ともに傷つけられて育った。その後、白血病、パニック障害などの病に苦しむが、母の「あの時死ねばよかった」の言葉で、これまで押さえつけていたものが爆発して──? 家族や社会から虐げられた読者の壮絶な体験を漫画化した5作を収録!!
  • 理不尽のみかた 1巻
    4.0
    1巻570円 (税込)
    検察審査会の事務官・縁(えん)は、理不尽だと訴えてくる「お客」から怒りをぶつけられる毎日。そんな日々も、夫から勝手に別れを告げられた過去も、流して呑み込んできた。が、ある日、隣に日本オタクのイギリス人が越してきて、何かが変わり始める…! 笑いあり、涙ありで、心のデトックスができる!と評判の、非リア充たちのヒューマン・コメディ。
  • リベンジ~整形依存×過食症デブ女×虐待の遺伝子~1
    -
    誰にも言えない過去と現在に苛まれるヒロインたちの切実な悩みとその絶望、そして明日につながる希望を描き出した、くろあめ初の傑作集!!――整形して幸せを手に入れた主婦。しかし産まれた娘は昔の自分の姿形そっくりで…自らの保身のため娘を葬ろうと決意するが、果たしてその結末は…/仕事のストレスに振り回されたキャリアウーマン。どんどん生活が不摂生になり、まさかの体重オーバー!!一念発起してダイエットに励むが周囲からは冷ややかな目で見られ、やがては孤立を向かえてしまい…?/親を亡くしてしまい祖母の元で暮らすようになった孫娘。しかし祖母は痴呆症を患っていて、信頼していた唯一の兄からも見捨てられてしまう。孤独に染まった孫娘の心は徐々にどす黒い闇に染まっていき…/――※この作品集には「常識ゼロの女たち~整形妻・パパ活女・崩壊家族~」「壮絶!依存症地獄の女たち~ブランド狂い、過食症、SNS中毒」「でき損ないの母性~虐待児童の私が見た生き地獄~」「セックスレスは罪ですか?~不倫依存症のゲス人妻たち~」に収録された作品が収められています。重複購入にお気を付けください。
  • 倫理21
    4.0
    子供の犯罪は親の責任なのか? 戦争責任とは? そして、未来に対するわれわれの責任とは? 生活の中の具体的な問題を徹底的に問うことによって、新しい思想を構想する。
  • ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態
    3.4
    悪臭のする不衛生な「ゴミ屋敷」で、他者の介入を拒否し、物に埋もれながら暮らす人々が増えている。彼らの多くは、実は「セルフ・ネグレクト」の状態にある。セルフ・ネグレクト(自己放任)とは、自分の生活に極度に無関心となり、著しく生活環境と健康状態が悪化する状態のことで、やがては孤立死に至る。毎年2万人に上る孤立死の約8割は、このセルフ・ネグレクトが要因とも言われている。彼らはなぜ自らの人生を「放棄」し、ゆるやかな死を選ぶのか。少子高齢化、家族崩壊、高齢者虐待などを背景に急増する、現代の病理に迫る画期的な書。
  • ルポ「中国製品」の闇
    3.5
    いまや「中国」と無縁で経済活動を営むことは難しい。消費者も、さまざまな形で「中国製品」を購入している。それが日本の現実だ。しかし、その背後には、生産する中国の「無秩序」と、輸入する日本の「無責任」という図式がある……。著者は「義歯」という入り口から、中国製品をめぐる問題に切り込む。発がん性物質の検出が報告され、現地では健康被害が訴えられている「中国産」義歯を、日本は厳格な安全検査を行なうことなく、単なる雑貨物として輸入しているのだ。中国の現場を取材し、日本の医療の実態を調査して浮かび上がった「闇構造」とは? 迫真のルポルタージュ!【目次】はじめに/第一章 義歯とギョーザ/第二章 中国産義歯による健康被害の実態/第三章 日本の歯科医療を蝕む「安全神話」/第四章 技術権威主義からの脱却/おわりに
  • 歴史認識を問い直す 靖国、慰安婦、領土問題
    3.4
    日中・日韓関係は国境や領土を巡り、刻々と状況を変えてきた。最新の情勢を解説しながら、安倍政権への期待と懸念に触れ日本の進むべき道を提案する一冊。
  • レッド・ステイツの真実 アメリカの知られざる実像に迫る
    4.3
    1巻880円 (税込)
    アメリカの「素顔」にビックリ仰天! アメリカ人のナント62%が「悪魔」は実在すると信じています。そして、ダーウィンの「進化論」を信じているアメリカ人はたった39%しかいません。どうして、アメリカ人は「環境保護」に熱心ではないのでしょうか? 「死刑執行」がダントツに多い州は? 「イラク派兵」に正義はあった、とするその根拠とは? 「中絶」「死刑」「銃規制」「同性愛」などの諸問題でアメリカ国内が真っ二つに分かれてしまう理由とは? 〈レッド・ステイツの真実〉を知れば、全てがすっきりと分かります。

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  • レビューに振り回される女たち~お客様は何様ですか?~
    完結
    -
    やっと持てた大切な自分の料理店。レビュー一つで簡単に店の評価が変わってしまう時代。やりたい放題のママ客たちと常連さんの板挟み…。一体どこまで我慢すればいいの――!? 【お客様は何様ですか?~悪い評価で潰してあげる~(原題:お客様はカミサマじゃない)】 食事の提供=ビジネスで挨拶なんて不要派の妻と、食事に関わるもの全てに感謝を示すために「いただきます」と言いたい夫。正反対で価値観の合わない二人。早く子供がほしいが夫は乗り気じゃなくて…。 【いただきますが言えない女~幸せ渇望クレーマー~(原題:いただきますが言えない女)】 気をつけてはいるけどベビーカーだと周囲が気になる…。その様子を悩み過ぎだと呆れる、強引だけど優しくて頼もしい先輩ママ。一緒に遊んだ帰りの電車、ベビーカーで押しのけながら乗り込む彼女。傍若無人な行動の数々に車内の空気は次第に悪くなり…。 【ベビーカーの憂鬱】 非常識な女たちと振り回される人々の顛末を描いた、ヨシダ有希傑作3選! ※本作は雑誌「家庭サスペンス」「嫁と姑DX」等に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
  • レベル7――福島原発事故、隠された真実
    3.6
    震災直後から、東京電力や政府におもねることなく原発事故の真実を報じ、国民の絶大な支持を得た東京新聞。本書はその東京新聞の大反響連載「レベル7」を大幅に加筆して単行本化。「高さ15メートル超の津波」「大量の放射性物質漏出」「全電源喪失」など、すべての危機がかつて一度は警告されながら、東電や政府によって握り潰されてきたという衝撃の新事実を、執念の独自取材によって明らかにする。電子書籍版特別編として、SPEEDIの公表が遅れた真相に迫るスクープを掲載!
  • 恋愛戦略家
    完結
    4.0
    恋愛成就に必要なもの? それは、きっと先を見据えた上手なかけ引き――。 社内の便利屋で、お人好しの先輩・津川(つがわ)の意外な一面を知った松実(まつみ)は!? みんなの盛り上げ役に徹する詠美(えいみ)。そんな彼女を認めてくれたのは、彼氏ではなく…。など、こんな恋が始まるなら、罠にハマるのも悪くない!! ドラマティックなオトナのリアルラブストーリー集!「恋愛戦略家」、「キミにだけ秘密」、「ふたり暮らし」、「彼の好きなヒト」の全4編収録。
  • 恋愛難民~「大人の合コン」物語~
    3.0
    今、密かに流行中の「大人の合コン」。それは、「結婚はしたいけれど、相手を妥協したくない。だから恋ができない」―そんな「恋愛難民」たちが集う場所が「合コン」でもある。なぜ、大人たちは合コンに走るのか? 著者自ら参加した数々の合コン体験を元に、実在の男女をモデルに描くルポルタージュ・ノベル!

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  • 老会話
    3.7
    1巻1,056円 (税込)
    「老会話」は家庭を円満にし、高齢者に対するビジネスチャンスも広がる! 『口のきき方』(新潮新書)でベストセラーの著者が贈る「お年寄りとの円滑なコミュニケーション技法」。 【主な内容】 序章 英会話より老会話の時代がやってきた/第一章 あなたと家族の心を元気にする老会話/第二章 こう話そう、こう接してみよう、あなたの街での老会話/第三章 この老会話でビジネスチャンスを広げよう!
  • 老人に冷たい国・日本~「貧困と社会的孤立」の現実~
    3.0
    「孤立死」「餓死」という言葉に象徴されるように、昨今、孤立や貧困をめぐる問題が日本の社会問題の一つになっている。近年では高齢者がひとりで亡くなったまま何日も発見されないという事態も相次いでいる。この日本で、いま、いったい何が起きているのだろうか。NHK『無縁社会』『老人漂流社会』に協力・出演した著者が、30年の研究データをもとに、〈高齢者3000万人時代〉に必要な視点と、問題解決へのシナリオを示す。
  • 老人漂流社会
    3.9
    2013年1月に放送されて大反響を呼んだ「NHKスペシャル」の書籍化。病院や介護施設をたらい回され「死に場所」を持てない男性、自宅を失った高齢者の「終の住処」と化した三畳一間の宿泊所、自分も周りも気づかずホームレスになってしまった認知症の高齢者など、超高齢社会に住む我々が目を背けてはならない現実を徹底取材。自分の居場所を自分で選べずに「漂流」してしまう現状に警鐘を鳴らしつつ、「奇跡の共同住宅」という希望の光も示すノンフィクション。【「はじめに」より】この本では、番組では伝えきれなかった「自らの老後を、自らで選ぶ」ということの難しさと大切さについて、詳しく伝えようと試みている。(中略)自らの老後と向き合うとき、どうすれば「自分らしい“終の住処”」を見つけ出せるのか、現実的な目線で老後の選択肢を提示したい、と思ったためだ――。
  • 「老人優先経済」で日本が破綻 大新聞が書かない、この国を支配しているモンスターの正体!
    3.7
    1巻1,466円 (税込)
    アベノミクスは、高齢者の感情を無理やり奮い立たせるだけのバイアグラ!? 政権を維持するために借金を若者世代に先送り……これが真の民主主義国家といえるのか? 朝日新聞・AERAで過激な記事を書き続けている名物経済記者が、自分の会社では書けなかったことを勇気をもって綴った一冊。 「国債バブル」と「老人優先経済」の実情を知り、これ以上騙されるな!!
  • ろくぶんのいち ~ぼくたちの格差~(1)
    完結
    5.0
    全2巻550円 (税込)
    サッカー部に所属する中学3年生の百田は、部活にも学校にも姿を見せなくなったライバル・鳥屋の居所を捜していた。彼はクラスメイトの女子・黒木と下校している時に、リサイクル置き場がある家の前で佇む鳥屋を見つける。鳥屋は、一度は捨てたボロボロのスパイクを取りに戻っていた。彼は家が困窮していて学校にこれなくなっていたのだ。そこに家の中から美しい女性が現れて3人を中に招き入れる。彼女は無料塾の塾長だった…。
  • 路地裏の資本主義
    3.6
    もっとも広く世界で採用された資本主義だが、今や穏健で理想的なシステムというより、格差を拡大させながら、地球規模で迷走し始めた暴力的な収奪システムに変貌しつつあると言えよう。資本主義は何処へ行こうとしているのか。それとも、資本主義に代わりうる経済システムが構想されるのか。実業家・大学教授・文筆家としての顔だけではなく、今年から喫茶店店主としての顔も持つ著者が、商店街や路地裏を歩きながら、身近な経済を通してわたしたち現代社会の問題点と将来のあり方を考察していく。コラムニスト・小田嶋隆氏も「縁の結び目が金の繋ぎ目! 路地裏経済の再生を考える快著」と絶賛! 平川克美(ひらかわ・かつみ)1950年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。リナックスカフェ代表のほか、声と語りのダウンロードサイト「ラジオデイズ」代表も務める。2011年より立教大学大学院特任教授。主な著書に『グローバリズムという病』『小商いのすすめ』ほか。
  • ロハスな生活 【単話売】
    完結
    -
    流行り物が大好きな義母。ロハスの講習に行ってから掃除も食事もなんでも自分の価値観を押しつけてきて…こんな生活もううんざり!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
  • 論語と「やせ我慢」 日本人にとって公共心とは何か
    -
    サッカー元日本代表監督・岡田武史氏推薦!「“おもてなし”の原点がここにある。現役官僚による画期的な公共論。」――現役キャリア官僚が、「公とは何か」をその本質から論じあげた新しい日本(人)論。「やせ我慢」という福沢諭吉の言葉を手がかりに、小林秀雄、山本七平、吉本隆明らの言説を紹介しながら、公共性を「善きつながりを創り出す性質」と再定義。日本人が長らくつちかってきた公共心は、「日本ブランド」となりうること、その源流は論語にあること、論語は日本人の心性を語った書であることを明らかにする。「公は私によって成り立つ」――世界でもっとも高いといわれる「日本人の公共心」を支えているのは何なのか?

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