無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「土日、連休の新聞には『印象操作』や『世論誘導』の記事が載る」「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を実行しても失業者は出ない」。こんなウソのような出来事や記事が、新聞、テレビの世界ではまかり通っている。とくに「TPPへの参加」に関して、メディアではあからさまに情報操作と捏造が繰り返されてきた。何しろ『朝日新聞』から『産経新聞』まで諸手を挙げて「TPPは平成の開国であり、日本は国を開くべきだ」との論調で一致し、各紙の個性や自負などみじんも感じられなかった。なぜTPPが無条件に「必要」なのか? なぜ、増税がいつの間に「決まったこと」にされているのか? 国民に概要すら知らせず、抽象的なスローガンによって政策を推進するやり方は「共産独裁国と何ら変わりがない」と著者は記す。それを宣伝・実行しているのがメディアだ。「1を取り上げて99を見せない」矛盾と傲慢を、いま最も鋭利な経済評論家がバッサリ。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年01月16日
財務相を筆頭とする官僚組織のポチと化したメディア・マスゴミの実態、また、アメリカに魂を売ってしまった霞が関官僚の実態が良く理解できる著作。
第1章は、民主主義の破壊者 で、本来、国民主権である民主主義を官僚、メディアがグルになって破壊する構図が述べられている。
第2章は、「平成の開国」のウソ 自...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月13日
主にTPPや消費税増税を通して、日本のマスコミ業界がいかに偏った報道、問題の矮小化、事実の隠蔽を行なっているかがわかる。
そしてずっと疑問なのが、こいつらが一体何のためにそれを行なっているかということだ。
そんなことしても自分たちだって痛い目を見るのは明らかなのに。それもわかってないかもしれんが...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月20日
ネットやテレビでお馴染みの経済評論家・三橋貴明氏によるメディア、官僚主導政治、政権与党、そして民主主義国家の主権者たる「日本国民」批判の書。
この書が上梓された当時の日本経済のことや、民主党の政権運営について、非常に不可解な報道が多かった印象がありますが(消費増税の既成事実化など)、メディアの情報操...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月05日
著者は、TPP参加、消費税増税という問題を、現在の日本が抱えるデフレという観点から反対している経済評論家である。メディアの報道姿勢、内容をその点から批判している内容になる。背景には、メディアと財務省の癒着を挙げているが、ではなぜ財務省やIMFは、経済成長では無く、緊縮財政による財政健全化をデフレ期の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月22日
「メディアの大罪」とは、また如何な内容であろうかという印象を持ちますが、メディアの問題点を主に追及しているわけではありません。
著者は、「TPP反対」、「消費税増税、デフレ状況下では反対」の立場から、昨年から現在に至るまで大問題となった(なっている)この2点に関して、何が問題か?さらには、及び、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月03日
新自由主義という思想に基づく、
構造改革といった事は間違っているし、
インフレ対策を今の日本ではタイミングがおかしい。
そうやって構造改革、増税を賛美するマスコミや評論家に
真っ向から戦いを挑んでいる。
そんな戦いを仕掛ける人達は、おいしい思いをした事がない、
30代から40代前半の人ばっかり。
こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月18日
最近のネットを中心とした著者の大活躍には瞠目するが、よくまあ次々と本を出せるものだとも感嘆した。
本書は「メディアの大罪」と名うっているが、その内容は著者が繰り返し主張している「反TPP」についての政治キャンペーンとも思えるものである。
「メディア」についての言及はごく一部であることに別に違和...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月10日
TPPや消費税増税について新聞やテレビが抽象論ばかりを述べて一斉に賛成していることに対し、著者は具体的にデータに基づき反論を述べています。
どちらが正しい主張をしているかは、明らかです。
にもかかわらず、この正しい主張は大手マスメディアには掲載されません。TPPに関しては、関税が撤廃されれば農家は厳...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。