人物評伝作品一覧

  • 三浦綾子 電子全集 丘の上の邂逅
    4.0
    没後9年後に刊行された読者に人生への気づきを教える宝物エッセイ集。 長い闘病生活、夫・光世氏と結婚してからの一生、人生の出会いが人をつくるという哲学・・・。著者の人柄と信仰そのままに、温かく真摯な視点で語られるエッセイ集。よりよい人生への気づきメッセージ。2012年著者の生誕90周年を記念して発刊された書籍の電子化。 小学館 創業90周年記念企画。 「三浦綾子電子全集」付録として、亡くなる前年(1998年)6月13日、三浦綾子記念文学館オープニングセレモニーで挨拶する綾子の写真、2012年9月11日、「三浦綾子電子全集」の記者発表会で挨拶する夫・光世氏の写真、綾子が小学校4年の時に書いた詩を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 愛と信仰に生きる
    -
    「愛と信仰」に生きた著者の未収録の誠実エッセイ集。 「三浦との愛を、原稿用紙十五枚に書いてほしいと編集者から電話があった時、わたしは『十五枚じゃ短すぎますね』と笑った。冗談のつもりだったが電話を切ってから、ほんとうに枚数が少ないと私は思った。」(「信仰で結ばれた愛」)。生い立ち、闘病生活、夫・光世氏のことなどを中心に、愛と信仰に生きた著者からのメッセージ。 「三浦綾子電子全集」付録として、知人牧師の自費出版本へ寄せたエッセイを収録!
  • 三浦綾子 電子全集 私にとって書くということ
    4.5
    作家としてものを書く姿勢、自作に寄せる思いなどを綴ったエッセイ集。 「私は精一杯力をこめて書いた。その災難に死んで行った人のことを思い、後に残された人の辛さを思い、時には声を詰まらせながら口述した。筆記する三浦も涙をぬぐいながら筆記した。」(「小説『泥流地帯』を回顧して」)。自作を書き終わっての感想などを綴った「作品と私」、小説のタネ、登場人物の名前など執筆時の裏話などを綴った「私にとって書くということ」、文学者論などを集めたエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「戦後六十年と企画展」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 命ある限り
    4.0
    『氷点』当選から約10年間の愛を育み、病と闘い、信仰に生きた作家の軌跡を描いた自伝的小説。 1964年『氷点』で新聞の懸賞小説に当選し、旭川で雑貨店を営む一人の主婦の生活は激変した。授賞式、夫の退職、取材旅行、予期せぬ来訪者たち、秘書のこと、弟の死、新しい教会堂の設立など、文筆生活に入って約10年間のさまざまなできごとを通し、愛を育み、病と闘い、信仰に生きた作家の軌跡を描いた自伝的小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、病気との共存について語った一文を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 言葉の花束―愛といのちの792章
    4.0
    読者の実人生を支え、慰め、励ますであろう言葉の数々を著作から集めた語録集。 「今の君にぼくが贈るのは、<われわれ人間はすべて、弱さと過ちからつくられている。われわれの愚かさを許し合おう。これが自然の第一の掟である>という言葉です。この言葉を、真剣に考えてください。」(「帰りこぬ風」)。著者の全小説・随筆(約90冊)の中から人生への慰め、励ます長めの言葉を選んで構成された語録集。読者一人ひとりがどこかでフィットする心に響く言葉が満載。 「三浦綾子電子全集」付録として、工藤正廣氏(三浦綾子記念文学館副館長・北海道大学名誉教授)のエッセイ「魂の結納」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 忘れてならぬもの
    3.3
    さまざまな新聞や雑誌に掲載されたエッセイの中から選び抜かれた珠玉の21編。 「対話が成立しないのは、必ず自分の立場に固執し、耳をふさぎ、頑迷になっている人間たちに多いに違いない。つまり、おのが立場にしがみついて、動きの取れなくなった不自由な人間が対話を失うのだ。」(「対話し得るものは誰か」)。『氷点』『塩狩峠』などの作品が生まれた背景や執筆の動機、夫・光世氏や家族のこと、出会った人々への感銘など、著者の初期のころのエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「韓国旅行を終えて」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 遺された言葉
    4.0
    妻から夫への感謝の言葉を中心に、著者没後に編まれた心打たれる遺された言葉の数々。 本が出るたびに、必ず執筆を支えてくれた夫・光世氏に献辞を添えた署名本を贈呈したという著者。それらの言葉を集めた「妻から夫へ 遺された言葉」を中心に、出会った人の心に残る言葉を集めた「忘れ得ぬ人 忘れえぬ言葉」、単行本未収録の小説やエッセイを集めた「初めての小説 遺されたエッセイ」を収録した慈愛に満ちた作品集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「大学生との座談会」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 ひかりと愛といのち
    -
    さまざまな苦難を乗り越え、ひたむきに生きる著者からの力強いエッセイ集。 「わたしたちはけっして、今日のこの日が、自分の一生にとって、絶対なくてはならぬ日だなどと思いはしない。あってもなくてもいいような、時には忘れてしまいたいような一日として、今日の日を使い捨てていることが多い。」(「命の使い捨てをやめよう」)。人との出会いと別れ、病気との闘い、聖書について、夫との生活など、ひたむきな生き方を綴ったエッセイ集。タイトルの「ひかりと愛といのち」は、北海道・旭川市にある三浦綾子記念文学館のテーマでもある。 「三浦綾子電子全集」付録として、「三浦綾子 没後一周年追悼講演会」の取材記事を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 さまざまな愛のかたち
    -
    半生を振り返りながら、若い人へ生きること、愛することを熱く語った自伝的メッセージ集。 「どんなに頭が悪くても、どんなに体が虚弱でも、足がなくても手がなくても、耳が聞こえなくても、口がきけなくても、目が見えなくても、(中略)神にとって、廃物的存在の人間は一人もいない。みんな何らかの尊い使命が与えられているのです」(「第二章 生きる」)。敗戦後の自暴自棄の生活、繰り返す闘病生活、そして信仰・・・。波瀾万丈の体験から生きること、愛することを熱く語った自伝的メッセージ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、幸福な結婚というと思い出すあるひと組の夫婦のことを記したエッセイを収録!
  • 三浦綾子 電子全集 新しき鍵―結婚について考える
    -
    半生を共に歩む夫・三浦光世氏の生い立ちを綴りながら、嫁ぐ前の若い女性に宛てた手紙形式でやさしく語りかけるエッセイ。 「結婚生活には、思いがけない(中略)ことがある。(中略)苦しさやなにかを乗り越えていくと、いろんな不思議なよいことがたくさん発見できていく。そういうところで、やっぱり結婚生活って無限にすごいことだなと(後略)」(巻末対談)。夫・三浦光世氏の生い立ちを綴りながら、貧しさについて、美について、罪について、赦しについて、愛について、そして結婚についてを、嫁ぐ前の若い女性に宛てた手紙形式でやさしく語りかける好エッセイ。光世氏の伝記としても読むことができる。巻末には、綾子・光世夫妻の結婚36年の対談も掲載。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による結婚生活について記したエッセイ「新婚旅行」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 母
    4.2
    『蟹工船』の著者・小林多喜二の母・セツの波乱に富んだ生涯を描いた伝記小説。 秋田の貧しい家に生まれたセキは、農家の小林家に嫁ぐが、長男の死を機に北海道小樽に一家で渡り、パン屋を経営する。伯父の援助で進学した次男の多喜二は、卒業後、銀行に勤め、家計を支えるようになるが、反国家権力の小説により、何度か投獄され、そしてついには・・・。 プロレタリア文学で後生に名を残した『蟹工船』の著者・小林多喜二と、その母・セツの波乱に富んだ生涯を描いた伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、「母」を元にした舞台上演への寄稿文、夫・三浦光世氏による「創作秘話」、愛用のパーキンソン病患者用の椅子写真を収録!
  • 古代史 キーパーソンたちの意外な「その後」
    -
    聖徳太子といえば、憲法十七条を制定し、仏教興隆に尽力した、日本人なら誰もが知っている有名人だ。しかし、彼の政治活動期間は驚くほど短く、その晩年は謎に包まれている。彼は表舞台から身を引いた15年後に亡くなっているのだが、その死も病死説・心中説・暗殺説とさまざまである。また、太子の死後「大化の改新」で活躍した中臣鎌足も、暗殺説がささやかれているのだ。日本古代史に登場する人々は、その活躍期間は大きく取り上げられているものの、「その後」が記録に残されていることは少ない。わずかに残された史料から彼らの痕跡を探し出し、想像を働かせるところに古代史のおもしろさがある。本書では古代史のキーパーソンたちにスポットをあて、彼らの知られざる「その後」を追ってみた。権力に翻弄された人、自分の信念を貫いた人などの、教科書には載ることのない意外な姿から古代史の魅力を感じれば、もっと歴史が知りたくなることだろう。

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  • 日露戦争・あの人の「その後」 東郷平八郎、秋山兄弟から敵将ステッセルまで
    5.0
    日露戦争開戦100年にあたる今年。日露戦争は、小説の世界だけではなく、テレビや雑誌など、様々なメディアで取り上げられ、ちょっとしたブームになっている。その中で、必ず取り上げられるのが英雄たちの軌跡。東郷平八郎の決断、児玉源太郎の鬼謀、秋山真之の洞察力など、大国ロシアを相手に一歩も譲らず、日本に勝利をもたらした男たちの活躍は、現代に生きる私たちに大いなる勇気と感動を与えてくれる。ところが「その後、彼らは一体どうなったの?」と聞かれると、意外と答えに困る人も多いはず。本書は、だれでも知っている名将から外交交渉を行った外交官まで、英雄たちの「その後」を大紹介。「秋山真之は宗教にはまった?」「旅順要塞司令官のステッセルは、茶の行商人になった?」など、英雄たちがたどった意外なエピソードが目白押し。「えーっ? この人こうなったの!?」と思わず唸ってしまう話が満載の歴史雑学読本。

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  • 三浦綾子 電子全集 草のうた
    4.5
    生きること、死ぬこととは何か、三浦綾子の原点を描く幼少期の自伝的小説。 1922(大正11)年、7人きょうだいの次女として旭川で生まれた綾子は、生来体が弱く臆病な子供だった。のちに綾子を献身的に支える前川正の妹・美喜子に誘われ、教会のクリスマスに参加したが、教会よりも寺に興味を持ち、禅寺の日曜学校に通うようになる。5年生になり、異性への憧れにも目覚めた綾子は、ふたつの人の死に遭遇するが、悲しいという感情の不確かさを思い、死や大人になることについて考えるようになる。三浦綾子の原点である幼少期(小学校6年生まで)を綴った自伝的小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」と、3歳ころの写真を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり
    3.4
    日本初のドライ・クリーニング店「白洋舎」を創業した五十嵐健治の骨太な波乱に満ちた生涯を描く伝記小説。 家の事情で、幼いころ生母と別れ、養子となり、一攫千金を夢見て16歳で家を飛び出す五十嵐健治。さまざまな仕事に就いては、投げ出すという奔放を繰り返す中で、キリスト教に目覚める。紆余曲折を経て、三越百貨店の宮中係となり、そして、日本で初めてのドライ・クリーニング店「白洋舎」を創業した五十嵐健治の波乱に富み、しかし骨太な一生を、一人語りで綴った伝記小説。網羅的ではあるが、明治・大正・昭和の主要な出来事が紹介され、一種の近現代史にもなっている。 「三浦綾子電子全集」付録として、白洋舎発行の雑誌に寄稿した本書を書き終えた感想と、『氷点』の当選祝いに五十嵐健治氏から贈られた真珠のネックレス写真 を収録!

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  • 異才の改革者 渡辺崋山 自らの信念をいかに貫くか
    3.0
    幕末に活躍した人物の中でも、ひときわ異彩を放つ渡辺崋山。「遠近法」を取り入れて、日本美術史に新境地を開拓した画家として有名な彼だが、実はれっきとした大名家の家老である。1万2千石の小藩ながら、東海の田原藩の経営再建に尽力し、農政家を招いて領民の生活安定に心を砕き続けた。その手腕は、天保の大飢饉でも領民に餓死者を出さず、幕府から唯一表彰を受けたことからも分かる。崋山の才能は、それだけに止まらない。江戸藩邸では、高野長英や小関三英など、蘭学者との交流を通じて西洋の新知識まで蓄えた。まさに多才にして「異才の改革者」だったのである。更にその視野は日本を越えて世界にまで向けられたが、幕府の海防政策を批判した容疑で「蛮社の獄」に連座し、49歳で自刃に追い込まれてしまう。幕末初期の改革者だった崋山は、いかに守旧派と闘い、自らの信念を貫き通したのか? 時代の先駆者の生涯に学ぶ一冊。

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  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)
    3.5
    虚飾のない、血のかよった人間味溢れる「ちいろば先生」こと榎本保郎牧師の姿を描く、伝記小説。 貧しい家庭に育ち、家の手伝いをしながらも、中学に合格し、積極的な活動をしていた榎本保郎。しかし満州から復員してから、虚無に陥り、生きる目的を失ってしまう。苦労して同志社大学神学部の聴講生になったものの、自殺騒動を起こしてしまうのだ。徐々に落ち着きを取り戻し、神学部にも復学し、神への献身を決意するのだが・・・。 自らをイエスの乗り物、小さいロバに擬し、生涯を伝道に捧げた榎本康郎牧師の壮絶な生と死を綴った伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、主人公・榎本保郎の弟・栄次氏が新潟の高校校長になったときの三浦綾子のお祝いの言葉を収録!

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  • 明治人の姿(小学館101新書)
    4.2
    名著『武士の娘』から明治人の美徳を読む 激動の明治時代を生きた女、杉本鉞子(えつこ)(1872―1950)。戊辰戦争で賊軍と呼ばれた長岡藩の筆頭家老の娘として生まれた彼女は、13歳での婚約、渡米、二女の出産、夫の死などを経て、アメリカで自伝的エッセイ『A Daughter of the Samurai』を著した。その本はたちまち大きな反響を呼び、世界7か国で翻訳され、日本でも『武士の娘』として出版された。 武家の躾、男の覚悟、女の道、夫婦の絆、親の看取り――名著に活き活きと描かれた「明治人の美徳」を、鉞子と同じ長岡出身の櫻井よしこ氏が読み解く。

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  • 三浦綾子 電子全集 岩に立つ
    3.7
    実在の市井の人物をモデルに、気骨あふれる半生を描いた痛快長編。 著者が、私心のないその生き方に関心を持ち、実在の市井の人物・鈴木新吉を主人公にして、小説を書いた。「七年の歳月をかけ祈りをこめて描く初の書下ろし」(初版・帯より)。 著者夫妻がはじめて持った小さな二階建ての家を建てたクリスチャンの棟梁は、気骨あふれる痛快な男だった。著者には珍しく、男っぽい語り口で綴った貴重な一作。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が文庫情報誌『講談社文庫 IN POCKET』に載せたエッセイを収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)
    4.1
    精神の自由と情熱をつらぬいた茶聖・千利休の半生記を描いた歴史長編。 三好長慶を異母兄に持つお稲は、武力の強さにあこがれ、茶の湯の天才である夫・利休を軽んじていた。利休はそれでも家族を大切にしていたが、能の天才・宮王三郎の妻女・おりきに出会い、激しく心を奪われてしまう・・・。 利休の、反権力的な堺町人文化の一頂点でもある茶の湯の道を極めていく縦軸と、おりきへの激しい思いを横軸に、戦国時代を描いた歴史長編。精神の自由と情熱をつらぬく強さを持った男の半生記でもある。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が裏千家茶道の機関誌である月刊茶道誌『月刊淡交』に寄稿したエッセイ、著者の手によるぐい呑み写真を収録!

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  • 幕末維新を「本当に」動かした10人(小学館101新書)
    3.5
    幕末維新、激動の時代を生きた10人を語る! 260年続いた徳川の世が瓦解しはじめる。その時、各地で新しいリーダーが産声をあげた。列強の圧力をはねのけ、いかにあらたな「日本」をつくりあげていくのか。倒幕から明治維新、激動の時代に生き、人びとの先頭に立って世の中を動かした「志士」たち。坂本龍馬のような下級藩士から有力旗本だった小栗上野介、農民から武士となった近藤勇や土方歳三など、幕末維新を「本当に」動かした10人の活躍を、NHK『その時歴史が動いた』のキャスターを務めた松平定知氏の視点で捉える! 目次 第1章 坂本龍馬 薩長を結びつけた発想 第2章 高杉晋作 維新への扉をひらいた行動 第3章 小栗上野介 近代工業化を推し進めた信念 第4章 近藤勇と土方歳三 義に殉じた士の矜持 第5章 大村益次郎 近代的軍隊を組織した村医者の戦略 第6章 榎本武揚 国際法を駆使した交渉力 第7章 篤姫と和宮 家を救った御台所の意地 第8章 岡倉天心 東洋の美を再発見した探求心

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  • 三浦綾子 電子全集 われ弱ければ-矢嶋楫子伝
    4.0
    時代の常識を超えて新しい女性の創造に命を燃やした女子学院初代院長・矢嶋楫子(やじま・かじこ)の生涯 厳しい明治の世にあって、結婚、出産、離婚、そして郷里・熊本から上京し、教師の道を歩みながら妻子ある人の子を産んだ矢嶋楫子・・・。日本キリスト教婦人矯風会を結成し、禁酒、禁煙、廃娼運動を広く行う一方、女子学院の初代院長となる。愛と情熱のおもむくままに生きた新しい女性・矢嶋楫子93年の生涯を、著者が思いを込めて綴った伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、矢嶋楫子や女子学院、矯風会関連の写真と、「道南オリーブの会ニュース」発足10周年記念号に三浦綾子が寄せた文章「信仰の自治」を収録! 2013年に矢嶋楫子 生誕180周年。

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  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(上)
    4.2
    女性が人間らしく生きるとは?ガラシャ夫人を通して語りかける著者初の歴史小説。 明智光秀の娘・玉子は、織田信長の命により、16歳で細川忠興に嫁いだ。戦乱の世の常の政略結婚で、多くの女性がそれを運命として疑うことをしなかった中、玉子は、女たちが道具のように扱われることに、耐えられぬ思いを抱いていた。人間としての自我にめざめていた玉子(後のガラシャ夫人)を通して、女性が人間らしく生きることの意味を問う著者初の歴史小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、『信徒の友』に掲載された著者談話「細川ガラシャ夫人を書き終えて」、西教寺住職の説明を受ける著者写真を収録!

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  • 大江戸快人怪人録 人物でたどる痛快江戸時代史(小学館101新書)
    3.0
    快人・怪人の人生でたどる痛快江戸時代史! 江戸初期、己の頭脳と権勢欲のすべてを傾け、徳川政権260年のマスタープランを構築した稀代の俊英がいた。「黒衣の宰相」と呼ばれた怪僧、金地院崇伝である。それから約100年後の元禄期、豪商の妻・石川おかちは、質素倹約を命じる5代将軍綱吉の行列を、贅美の限りを尽くして見物と洒落込む。さらに100年後の江戸後期、江戸市中のありとあらゆる噂話をかき集め、ひとネタ96文で売りさばき続けた男、藤岡屋由蔵の姿があった。 戦国の遺風が色濃く残る江戸初期から、庶民文化が絢爛と花開いた江戸中期、そして動乱の幕末まで、あるいは欲得にまみれ、あるいは強大な権力を笑い飛ばし、またあるいは信義に殉じた、ひと癖もふた癖もある快人・怪人の数々。その痛快なる人生を追って、江戸時代の裏面史をたどる! 江戸文化歴史検定の受検にも役立つ「江戸検新書」シリーズ、第4弾登場。

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  • 倫敦から来た近代スポーツの伝道師 お雇い外国人F.W.ストレンジの活躍(小学館101新書)
    -
    日本に近代スポーツを広めたお雇い外国人! 明治初期、日本の近代化を一気に推進させる原動力になったのは、欧米から来日した各分野の専門家たち-お雇い外国人-である。スポーツの世界では、英語教師として明治8年に来日したイギリス人F.W.ストレンジが、日本初のスポーツ紹介書を出版し、スポーツマンシップを説き、運動会を開催してこれを各地に普及させ、さらに「部活」のシステムを作りあげた。 当時の学生たちは日本の発展のために寝食を忘れて勉学に励み、運動どころではなかった。しかしストレンジは、スポーツを楽しむことで培われる健全な肉体と精神こそが、日本を背負う人材の育成に不可欠であると考え、逆境の中で粘り強くボートや陸上競技などを学生に教え続けたのである。 スポーツを通じて日本の近代化に大きく貢献し、今も多くの日本人が楽しんでいる運動会や部活の基盤を築きあげた、日本近代スポーツの父と呼ばれているお雇い外国人の奮闘ぶりを活写する。

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  • 上海ララバイ
    -
    「私は、一瞬ともいえるあいだに見せた母の強いけはいにたじろいだ。そして、自分と母とのあいだにピンと張られた糸が、巨大な指の爪先にビンとはじかれたような幻想におちいった――」母と私がはじめて会ったのは高校卒業の直前だった。新聞の上海特派員だった父は私の誕生前に腸チフスで死に、母は祖父・村松梢風の意志で、祖父の籍に入れられた私を残して他家へ嫁いだのだ……。不安定な思いを抱きながら母とともに、幼児期を過ごした千駄ヶ谷の家を探し、上海を訪ねる自伝的長篇。
  • 星の王子とわたし
    -
    「『星の王子さま』は、ただの作家の作ではない。航空士といたいけな王子とが、一週間そこそこ、人間の大地を遍歴する記録ではあっても、つまるところは、人心の純真さを失わぬおとなの眼に映じた社会批判の書である」(はしがきより)。サン・テグジュペリの謎に包まれた一生を解き明かし、かつて子供だったことを忘れがちなおとなのために書かれた原作のより深い意味を探って、曇りない目で物事の本質を直視する童心のありようを、愛情ゆたかに訴えかけるファン必読の名エッセイ。
  • 高岡英夫の本には書けない裏話「マルクロ武蔵論」
    -
    1巻550円 (税込)
    実は、武蔵は、ゆるゆるにゆるみ切った、ものすごくふざけた人間だった・・・。「真面目かつプッツン論理」。究極的に凄まじい業績を達成する人間は、必ずこれら二つの次元を兼ね備えているという。従来の武蔵像からはまったく想像もつかないような、根底からのパラダイム・シフト。武蔵の本当の強さの中身をおもしろ、おかしくユーモアを交えて解説した武蔵論。

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  • マザーテレサへの旅路
    -
    ボランティアとしてインドのマザー・テレサのもとを訪れた著者が、そこで出会った人々と自らの体験を交え、スラム街にて幾多の命を救い、人々に愛をふりまいたマザー・テレサの人生と、そこから学ぶ人間の生き方を描く。限りない尊敬の念と共感をもって書き上げた、「現代の聖女」の肖像。

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  • <実説>  諸葛孔明 ある天才軍師の生涯
    3.7
    『三国志』の中で、天才軍師として華々しく登場する諸葛孔明。ライバル仲達とは本当に戦ったのか? などフィクションを取り除き、真実の生涯に迫る著者会心の力作!

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  • 相性
    3.8
    三浦友和が半生を振り返った大ベストセラー。 結婚30年、俳優40年、人生60年。俳優・三浦友和による初めての自伝的「人生論」。山口百恵との結婚、家族の絆、演じるという仕事。夫として、父親として、俳優として、少年時代から、還暦までの半生を振り返った大反響ベストセラーの待望の文庫版を電子化。夫婦とは何か、家族とは何か、仕事とは何か。さりげなくも独特な三浦流の人生哲学が満載。文庫版だけの最新特別インタビューも収録。「私は、素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できたといえる。出会いから30数年倖せに暮らせているのだから、たぶん勘違いではなさそうだ。私たち夫婦は本当に喧嘩をしたことがない。共に喧嘩で引きずる空気感が嫌いなのと、喧嘩をして初めて深くわかり合えるなどという説を、はなから信用していないからだと思う。夫婦喧嘩は犬も喰わないのだ。」(まえがきより)
  • 中国英傑に学ぶ 男の後半生
    -
    1巻530円 (税込)
    定年後や第二の人生の過ごし方など、人生の後半生の生き方への関心が高まっている。ところで現代の日本人にとって、後半生とは単に人生八十年の折り返し地点である四十歳以降ではない。むしろ人生の転機を迎えたその時からだというのが著者の見解である。一度きりの人生を悔いなく送るために、我々は後半生をいかに生きるべきか。中国の英傑二十四人それぞれの後半生の考察を通し、そのヒントを提示しようというのが本書の試みだ。例えばお家騒動で国を追われ、十九年に及ぶ亡命生活の後、転機を逃さず六十二歳で見事王位に就いた重耳という人物。現代の感覚でいえば、八十過ぎの年齢にあたるそうだ。重耳の生涯を思えば、四十、五十など洟垂れ小僧であり、定年だリストラだと嘆くのはやめ、勝負はこれからだと新たな目標を持って人生に挑戦してほしいとエールを送る。他にも劉邦や司馬遷など、人生を諦めなかった男たちに読者も勇気づけられることだろう。

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  • F1走る魂
    3.5
    1987年4月10日、“地上最大の自動車レース”F1グランプリ第一戦はブラジルで開催された。中嶋悟はこのレースで日本人初のF1ドライバーとしてデビューした。中嶋悟のレースに賭けた人生を中心に、圧倒的な強さのホンダ・エンジン勢と迎え撃つドライバーたちの熱き“レーシング・スピリット”を生き生きと描いた力作。頂点へと駆け上がっていくセナをはじめ、プロスト、ピケ、マンセルら天才たちを得て、F1が最も耀いていた季節の記憶がよみがえる。
  • 美智子さまの恋文
    3.0
    私の大切な仕事として、家庭を作ることから始めさせて頂けましたらと存じます――。日本中が沸いたご成婚の陰で、24歳の美智子妃が認めた手紙があった。そこに吐露された懊悩と決意、そして秘めた希望とは。昭和から平成にかけての皇室の変貌を、民間から初の皇妃となった女性の心中を軸に描く。天皇のご学友が見た宮中裏面史。

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  • 歴史読本2013年10月号電子特別版「特集 華族 近代日本を彩った名家の実像」
    -
    歴史愛好家のみならず、学生やサラリーマン、教育者にも読まれる歴史雑誌。明治・大正・昭和を彩った華族の基礎知識や歴史、教育、家柄やふところ事情など、当時の姿を追う。旧華族への特別インタビューも掲載!
  • 歴史読本2013年9月号電子特別版「特集 戦国武将の後継者」
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    歴史愛好家のみならず、学生やサラリーマン、教育者にも読まれる歴史雑誌。今回は、戦国名門20家の成功と失敗を大特集。また、世界遺産登録記念として、富士山と日本人の歴史を考察します。再挑戦へ向けた鎌倉の魅力解説も必見です!(史跡マップ付き)
  • 歴史読本2013年7月号電子特別版「特集 山本覚馬 会津近代化の先駆者」
    -
    歴史愛好家のみならず、学生やサラリーマン、教育者にも読まれる歴史雑誌。今回は、江戸末期に並外れた先見性と行動力を発揮し、会津の近代化に大きく貢献した山本覚馬を特集。また第2特集では、新撰組の結成150周年を記念して、新撰組誕生の軌跡を紹介する。
  • 高山右近 キリシタン大名
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    天文21年(1552年)、摂津の国高山に生まれた高山右近。世は、信長、秀吉、家康と、めまぐるしく勝者が変わる下克上の戦国時代。そのなかで右近は、若くして父ダリオ飛騨守から領主としての地位を護り受けて、時の権力者に対しても、領民に対してもキリシタン大名として誠実さを貫きとおした。切支丹迫害がはじまり各地に追放されながらも、キリシタン大名右近の武将としての力量と人望に時代の権力者たちは恐れを抱いた。ついに家康によってマニラに追放された右近の生涯を、感動的に記した歴史物語。

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  • 二十六の十字架
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    人は、侮辱され虐げられても、心の自由や魂の輝きを保つことができるのだろうか。400年前の日本の歴史の中で、このように生きた人々がいた。時の権力者豊臣秀吉によってキリスト教迫害を受けて、信仰に命を賭けて、長崎の西坂の丘に散った26人のキリシタンたち。その中には、12歳、13歳の少年たちもいた。彼らは神をたたえながら明るく喜んで死んでいった。殉教に至るまで彼らを突き動かしていったものは何か、と時代を貫いて輝き続ける魂の自由はどこからくるのだろうか。

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  • Steve Jobs Keynote History
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    2011年8月、アップルのスティーブ・ジョブズCEOがその職を辞して取締役会の会長に就任すると発表された。本書は、カリスマ的経営者として異彩を放った同氏がアップルと歩んできた道やその経営哲学を、初代Macintoshが発表された1984年からiCloudを発表した2011年までの主要なキーノートスピーチの内容とともにまとめた一冊です。※本書は「MacPeople 2011年11月号」付録の電子書籍版です。

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  • おんな今も昔も史 お市の方から与謝野晶子まで
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    1巻520円 (税込)
    ちょっと疲れぎみな男たちを尻目に、元気に活躍する現代の女たち。しかし歴史をひもとけば、いつの時代も女性は強かった。あくなき生命力、男たちを支えた勇気と優しさ。歴史はむしろ、女が築いてきたのでは、と思えるほどである。本書でとりあげるのは、乱世に散った戦国一の美女・お市の方から、愛に生き、ロマンに生きたみだれ髪の君・与謝野晶子まで、とかく歴史に埋もれがちな女たちの面白エピソード58話。歴史を見る眼が変わる一冊である。

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  • 悪党諸君
    -
    「あなたの話を聞いて今、堅気やっています」――あの永さんが、日本全国の刑務所を訪ね歩いた慰問講演集。前代未聞、塀の中の懲りない面々に、笑いあり、涙ありの迷(?)説法の連続ライブ。女子刑務所ではオカマを論じ、倶利迦羅紋紋の前で長生きと健康法を説く。人権スレスレ、でもなぜか面白くて、温かい。シャバでは絶対聞けません。
  • 欲情の作法
    3.5
    「二兎しか追わぬもの一兎も得ず」「親近感を抱かせる褒め言葉のコツ」「相手の本音を探るさり気ない行動」「勝負下着の効果のほど」などなど、14の斬新な恋愛作法を紹介。男と女の根源的な 違いを理解すれば恋愛はもっとうまくいく、と力説する著者が医者としての目、自らの体験を駆使して綴る、いまだかつてない実践的恋愛&セックス入門講座。
  • 極道な月
    3.8
    極道の娘に生まれ、覚醒剤、暴力、セックスに明け暮れた十代。収監された鑑別所の窓から見た月はあまりに遠く、現実は少女に対し容赦なかった。出所後もさらなる薬と肉欲の快楽に身をまかせ、初めて愛した男との生活も破綻。過去と決別するため、彼女が自らに科した想像を絶する試練とは…。35年間の凄絶な半生を赤裸々に綴った問題の私小説。
  • フルムーンベイビー
    1.0
    極道の娘に生まれ、覚醒剤、暴力、セックスに明け暮れ全身に刺青を入れた著者が、13年ぶりのセックスで身篭った。37歳、最後のチャンスかもしれない。病院や区役所で奇異の目に晒されながらも、未婚の母として生きる決意を固めた。身重でも、稼がなければ小さな命に未来はない。愛と苦悩に満ちた十月十日を赤裸々に綴る問題の私小説。
  • 16歳だった 私の援助交際記
    3.5
    「私の価格は最低5万円、最高25万円」。わずか1年半の間で100人近い男性とホテルに行き、500万円以上を手にする。彼女が援助交際を始めたのは、ただ、お金をもらう代わりに自分の存在を認めてもらいたかっただけだった―。両親とのすれ違い、幼い頃のレイプ、拒食症に苛まれる日々。10年経って綴った元名門女子高生の胸の内とは。
  • Street 元援交少女だった私から
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    私はずっと寂しかった―。十六歳の時に援助交際を始めた著者が、その後の苦しみの果てに出会った若者たち。「かわいい」と言われたくて風俗嬢になったユリコ。中三で人を刺し少年院に入ったゴウキ。リストカットがやめられないショウコ。かつての自分の姿と重ね合わせながら、彼らの苦悩に寄り添い追い続けた、切なさ溢れるノンフィクション。
  • 極道の姐さんに学ぶ素敵な男の育て方
    4.0
    常に危険と隣り合わせのヤクザを献身的に支える姐さんは、組織の存亡を大きく左右することもある。携帯電話への連絡は極力控える、男に負い目を与えない、時には仕事に口を出す……。亭主の労をねぎらい、若い衆を一人前のヤクザに育てあげる使命を受けた姐さんから、男を伸ばす秘訣を学ぶ! 大ベストセラー「ヤクザに学ぶ」シリーズ、姐さん版。
  • 実伝 黒田官兵衛
    3.0
    秀吉の天下取りを支え、関ヶ原の合戦に最後の野望を賭した名軍師・黒田官兵衛。彼は乱世に何を考え、どのように生きたのか。文庫オリジナルの特別対談も収録。官兵衛の魅力と実像を浮かび上がらせる決定版。
  • 江戸藩主の通知表
    -
    1巻510円 (税込)
    最高得点の名君は誰?意外に低評価の殿様は?将軍、藩主、家老に至るまで、徳川300年の歴史を彩った歴代200人を10点満点で採点。(採点例)徳川家光は日本の産業発展を阻害した→3点!豊臣家衰亡を決定づけた加藤清正→5点!お江は嫉妬深いヒステリーだった!→6点!伊達政宗の派手好みで東北が発展!→8点!上杉鷹山は完全無欠の名君→10点!

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  • 上杉鷹山と細井平洲 人心をつかむリーダーの条件
    -
    見事に復興となった米沢の地で平洲と鷹山は再会をはたした。二人とも無言で頭を下げ、目には涙があふれている。もはや師弟の間に言葉はいらなかった。崩壊寸前の米沢藩をたてなおした藩主・上杉鷹山。その苦しい藩政改革を陰で支えたのは師・細井平洲の教えだった。かの吉田松陰や西郷隆盛を感動させたという細井平洲の思想とは?師弟の温かいふれあいを通してその真髄にせまる。

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  • 戦国10大合戦の謎(愛蔵版)
    4.0
    1巻510円 (税込)
    戦国時代の特徴的な合戦を10取り上げ、武将たちがどのように深謀遠慮をめぐらせ、どのように決断したのかを描き出す。さらに、従来の通説の誤りを、史料をもとに指摘する。例えば、有名な「桶狭間の戦い」では、上洛を目指す今川義元が谷底で休憩しているところを、織田信長が急襲したとされている。しかし、義元が上洛しようとしていたことを示す史料はないし、谷底で休憩したというのも桶狭間という名前に引きずられた史料の誤読による。「大坂の陣」は徳川家康が豊臣家を滅亡させる戦いだったとされているが、実は、家康は豊臣家存続の道を残していた。その他、興味深い事実が満載。武将たちの真の姿が浮き上がってくる。

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  • 太平洋の果実 第1部 石原裕次郎のもとで
    3.0
    【電子オリジナル編集版】石原裕次郎の下で育ち、青春を過ごした“チャー坊”が、裕次郎へのオマージュと映画製作に賭けた青春。本作は、そんな著者が裕次郎の死直後より、裕次郎へ宛てて書き始めた手紙形式のエッセイである。大学生時代に、裕次郎に誘われるがままに飛び込んだ石原プロ。しかし、やむをえぬ離脱。不安を抱えながらも、勝新太郎、阿久悠、矢沢永吉など輝く才能たちとの出会いを通して映画プロデューサーとして成長していく。そして、いつでも青年を支えていたのは、ほかならぬ裕次郎の存在であった……。スクリーンの向こう側の裕次郎との初めての出会いから、別れまでをつづりつつ裕次郎への思いを込めた一冊。映画にとりつかれた男たちの人生哀歓が、読む人すべての心を熱くする感動作。 ※本作は『太平洋の果実 石原裕次郎の遺したもの』(小学館文庫)を改題・再編集したものです

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  • 日露戦争の人物がよくわかる本 あの名将・愚将の意外な「その後」
    -
    明治維新を経て近代化への道を歩む日本が遭遇した最大の危機、それが日露戦争であった。強大な軍事力を誇るロシア帝国を相手に、東洋のちっぽけな島国が奇跡的な勝利を収めることができた背景には、東郷平八郎や秋山好古・真之兄弟をはじめとする名将たちの活躍があった。本書は日露戦争で活躍した人物を有名・無名問わず、その功績と戦後の足跡をたどるもの。あまり言及されることのないロシア側の軍人や同時代を生きた文化人、作家についても取り上げ、日露戦争という時代を様々な角度から楽しむことができる。

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  • 中国覇者列伝 興亡に学ぶ実力者の条件
    -
    1巻510円 (税込)
    周王朝の弱体化と共に群小各国が割拠した春秋時代。権謀術数が横行する動乱の世に、興亡をくり広げた八人の覇者たち。彼らはいかにして人心をつかみ、乱世を制したか。「鼎の軽重を問う」た楚の荘王、呉王と越王の宿命の対決「臥薪嘗胆」、絶世の美女西施の故事「顰に効う」など、当時の故事・列伝を交えながら、中国古典の魅力を満載した一書。

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  • 日本を、信じる
    4.0
    「この歳になっても、肉は食べるし、お酒は飲む。徹夜で原稿も書く」瀬戸内寂聴さんと、「どうしてもっと早く日本国籍を取ることを考えなかったのか」というドナルド・キーンさんの対談集です。ともに九十歳を迎える(当時)二人が、今日までの出来事を顧みながら、まずは3・11東日本大震災の被災地に足を運んで感じることが出来た日本人の底力、そして残された人たちの生きる意味について話し合います。対談は3年前の2012年に行われましたが、復興が遅々としている2015年の現在に読んでも、胸に突き刺さる発言がたくさんあります。さらに平泉・中尊寺に見られる日本の美、一方で失なわれてゆく美しい風景や日本人らしい心、『源氏物語』『おくのほそ道』など古典文学の素晴らしさ、太平洋戦争・ソ連崩壊など二人が選ぶ人生の三大事件、さらに自らの老いと死について縦横に語り合います。
  • 本田宗一郎 男の幸福論
    3.0
    今なぜ本田宗一郎なのか改めて「男の幸せ」を問う。“世界のHONDA”を築きながらも、「好きなことをやってきただけ」という男本田宗一郎。周囲を明るくする底抜けの陽気さとそこはかとなく感じさせる人間的魅力の秘密とは何か。

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  • 「三国志」の覇者 司馬仲達
    3.0
    宿敵・諸葛孔明を倒し、王朝“晉”の礎を築き上げた屈指の軍略家・司馬仲達。人に恨まれてでも勝利をつかみ取る非情なる寝業師ぶりから、あまり人気もなく悪役視されてきたが、最終的に人生の覇者となったその生き様には、現代に生きる我々にも通じる重要な行動哲学を見ることができる。目的完遂のためには手段を選ばなかったこの男の人間像から、混迷の時代を制する者の条件を問う。
  • 釣られたら恥ずかしい ネットのデマ150★いったん流れたデマは修正されずネットで広まる★真相やネタ元を辿る★貴方は既にダマされている
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 釣られたら恥ずかしいネットのデマ150 ふなっしーの正体が流出! 小保方さんの実験ノートがヒドい! ツノの生えたゴキブリが出現! おっぱいを3つにした女! インターネットには、毎日のように目を疑うような写真や噂が流れ、 SNSをとおして広く拡散されていきます。 その9割はたんにコラージュ画像だったり、 根も葉もないデタラメですが、いったん流れたデマは、 その後も修正されずにネットに広まっていき、 信じこんでしまう人を生み出し続けます。   本書は、そんなネットのデマを集めて、 真相やネタ元をかたっぱしから明かしていきます。 その数は全部で150本以上。 もしかして、あなたもすでにダマされているのかも? ・ふなっしーの中の人の写真が流出 ・本田がレーシック失敗で目に異常が ・アヒルちゃんと温泉に入る鶴竜 ・急激に老けたNHKアナウンサー ・小保方さんの実験ノートが凄い ・修道女たちが「SEXしたい!」とおっぱい全開で抗議 ・FNS歌謡祭でAKB48が口パク疑惑 ・世界一豪快な自撮り画像 ・美しすぎて怖い女装男子たち ・ソフトバンクのお父さんが犬が死亡 ・超巨大ネコ ・おっぱいを3つに増やした女 ・関東にツノの生えたゴキブリが ・おにぎりを握りちょいと詰めて♪ ■ 目次 巻頭カラー Part1 あの有名人もデモの標的に! Part2 日本の衝撃事件 Part3 世界仰天ニュース Part4 歴史をイジったデマ Part5 古くから伝わる定番デマ Part6 自然・生物系のデマ Part7 昔からよく聞くあの雑学もデモ
  • ヤバい悪グッズ★驚きの効果全て実証済み★使えばどうなる?★裏モノJAPAN別冊
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヤバい悪グッズ最新版 悪いグッズ。 悪い手口。 悪いサービス。 世の中には“悪”で溢れている。 表向きは“善”のフリをして。 不届きな連中にダマされないためにも、その全貌を知っておくべきだろう。 ・コーヒーお代わり無料のあのドーナツ屋でこのカップを置いておくと ・アルコールに数的垂らせば気を失うように眠ってしまう ・メールでも打っているように見えて、実はしっかり盗撮中 ・中国で大問題になったカンニングにはこのイヤホンが使われていた ・料金後払いシステムに目を付けた吉野家食い逃げ犯 ・大胆すぎる引ったくり! 信号待ちの車の助手席バッグが危ない ・夏休み最終日だというのにガキが宿題をやらない理由 ■目次 1章 悪グッズ 他人のバッグにすぽっとかぶせてそのまま持ち去る! 古いロッカーの合鍵は現場で複製される たった1本のカギで対応する錠前はすべて開く! 電車の運転席に忍び込める鉄ちゃん垂涎のカギ 万引き防止タグが反応しなければ盗られ放題ではないのか 薄っぺらいバールでロッカーがこじ開けられている 自動販売機のカネはこいつで抜き取られている 自転車カギも南京錠も粉々に破壊する スリ犯は2つのカッターを使い分けてポケットの財布を奪う 車の窓が一瞬でガチャン! マンションのドアが数秒で開く電動ピックガン 紙を切るようにぶ厚いガラスがスルスルと 100円ライターが、窓ガラスを焼き破る強力なガスバーナーに わずか1分で窓ガラスを焼き破る スタバでパソコンを立ち上げて…。それ、簡単にハッキングされますよ わずか15秒でネットバンキングのパスワードもイチコロ アイフォンからパソコンに同期したメールやLINEが全部筒抜け 北国の灯油ドロボウはタンクにこいつを突っ込む 引ったくり犯御用達の小型ハイパワースクーター パチンコ羽根モノ油ゴト師の髪に塗られているのは? 中国人窃盗団がガスを噴射して逃げ去った ただのモデルガンが本物の発泡音を出せば… 失明する光量の2倍のライトを照射! 素手の数倍のパンチ力で殴られればノックアウト必至 あくまで防犯に使うべし。武器に見えない偽装武器 ハチ退治スプレーがおとがめなしの護身用グッズに 離れた相手の気を失わせるテーザー銃がなぜか通販に 他多数 2章 悪の手口 3章 悪イイサービス
  • 新説 「三国志」の虚構と真実
    3.0
    1巻495円 (税込)
    ■あなたの知っている「三国志」はもう古い!? [曹操]“袁紹の部下”で、袁紹の真似ばかりだった? [劉備]人望があったのは、一線級の軍才があったから? [孫策]急拡大できたのは父の威光ではなく、袁術の配下だったから? [周喩]孫策とは政治的な関係で、当初は袁術の配下? [呂布]董卓を殺した理由も出身地にあった? [袁術]実は「最も天下に近かった男」?? ■本書『新説 三国志の虚構と真実』の特徴 三国志研究家の満田剛氏が、「三国志演義」と「歴史書」で評価が違う英雄たちを解説しつつ、 最新の歴史研究からわかった、これまでとは違う“新しい”人物像も紹介します。 「KOEI三国志」や「三國無双」などのゲームや『横山三国志』『蒼天航路』などの漫画で一通り三国志を知り、“さらにもう一歩深く知りたい”と思っている人にお勧めです。 ■例えば、曹操は意外とヘタレだった!? 曹操は、かつては善人・劉備を苦しめる極悪人でしたが、『蒼天航路』などによって評価が万能型ヒーローに変わってきました。 このように時代と視点によって、人物評価には変わっていくものです。 しかしこの“万能超人”という曹操像も、勝者として都合よく歴史を塗り替えた部分でもあります。 昔からライバルとされてきた袁紹ですが、実際には曹操は袁紹にとってはライバルというほどの存在ではなく、長く“使いっ走りの部下”でした。 ビジョンのあった袁紹に比べて、曹操はあまりに場当たり的で結局袁紹の真似ばかりでした。 また、天下統一を目指し、それに反対した荀イクを自殺させた冷徹なダークヒーローとも言われますが、実際には逆で、赤壁に敗れるとすぐに天下を諦めて荀イクを呆れさせています。 ■著者略歴 満田剛(みつだ・たかし) 1973年、秋田県横手市に生まれる。中国・三国時代の史学史を専攻。2001年、創価大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。創価大学文学部・創価高等学校地歴公民科非常勤講師を経て、現在、公益財団法人東洋哲学研究所委嘱研究員。 東京富士美術館「大三国志展」では学術アドバイザーとして監修を担当。人文学博士。著書に『三国志―正史と小説の狭間』『三国志赤壁伝説』(白帝社)、『三国志 最強武将Top45』(ユナイテッド・ブックス)など。監修に『大三国志展カタログ』(東京富士美術館)、『図解 三国志 群雄勢力 マップ』(インフォレスト)。 ■目次 魏の章 蜀の章 呉の章 後漢の章
  • 20世紀最高のスポーツマンはだれか(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 野球界最大のスーパースター、ベーブ・ルースをしのいで“20世紀最高のスポーツマン”と称される男がいる。フットボール、メジャーリーグで活躍しオリンピックで金メダル獲得というジム・ソープの波瀾万丈の人生録。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 懐しき文士たち 戦後篇
    -
    昭和二十年八月十五日、天皇の玉音放送によって戦争は終結、「戦後」が始まった。二十一歳の若さで三島由紀夫が颯爽と登場し、新風を文壇に吹きこむ一方では、文豪幸田露伴が八十一年の生涯を静かに閉じた。『近代文学』の創刊、昭和十九年を最後に中止されていた芥川賞・直木賞も昭和二十四年には復活、伊藤整のチャタレイ裁判、川端康成がノーベル賞受賞にあたって語ったこと等、戦後の文壇を彩った作家と文学の全貌を、興味深いエピソードで描き出す、生きた戦後文壇史。
  • 中村天風と植芝盛平 氣の確立
    3.8
    唯一、氣の奥義を伝えられた筆者がタブーを破り初めて明かす師の実像。生々しい秘話により、伝えられなかった氣の実践法が解説される。堂々たる成功の哲学。マイナスをプラスに転じ運を呼び込む生き方。 (以下、「プロローグ」より) 「本書は、師たちとの思い出と、私が授けられた無限ともいえる有用な教えを書き綴ったものである。それはもしかすると、読者が伝聞した、従来の人物像とはかけ離れた師の姿だと思われるかもしれない。もちろん、信じるもよし、信じないもよし。はっきりしているのは、私の書くことにはわずかばかりの嘘もないということだ。それは、師たちが本当に伝えたかったこと――心と身体の関係と、それが生み出す素晴らしい力、人間の無限の可能性を生かすということ――であり、読者の人生をより素晴らしい方向へと導いていく力になることだろう」 ※本書は1999年1月に東洋経済新報社より刊行された『中村天風と植芝盛平 氣の確立』を電子書籍化したものです。

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  • 森繁自伝
    -
    ライターを知らないソ連兵に春画を売って食いつないだ終戦直後の新京――略奪と暴行と殺戮のこの街から一人の役者が誕生した。「人に嘘はついても、もう二度と自分の心には嘘はつくまい」と決意を胸に、役者への道を邁進し人生を切り拓いた昭和芸能史の華、森繁久彌ならではのユーモア溢れる自画像。終戦直後の日本、人々――人々はどうやって立ち直り、力を取り戻していったのか、軽妙洒脱の裏に悲哀を漂わせる筆致で描かれた森繁サンの素顔。

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  • ボーイフレンド
    3.5
    三谷幸喜、岩井俊二、内村光良、金城武、宮崎駿、原田宗典、岡田浩暉、大多亮、赤井英和、安西水丸、中村正人、袴田吉彦、小林武史、つんく、小田和正。なぜ、この男たちが素敵なのか。恋愛の神様こと、カリスマ脚本家・北川悦吏子が、会って、話して、握手して、ツッこんで、ツッこまれて、ホメちぎった…だけに終わった(?)スーパー・ミーハー・エッセイ集。
  • 実伝 直江兼続
    -
    上杉謙信から「義」の精神を受け継いだ直江兼続とは、どのような人物だったのか。編者をはじめ、福本日南・坂口安吾・海音寺潮五郎ら歴史作家たちが捉えた兼続像をめぐり、文武兼備の知将の人間的魅力を探る。
  • 孤独の研究
    3.0
    人生の最高の友であり、最大の敵でもある孤独とのつき合い方とは? お金で孤独を買ったピュリツァー。34年間1万7千ページの日記を生涯の唯一の道連れとした大学教授アミエル。深い孤独から後世に残る偉大な作品を創造したニーチェ。自分の音楽の完成のためにステージを去り、録音スタジオにこもったピアニスト、グールド……など。古今東西9人の人物に〔孤独〕の生き方を探る、本格派人生論。

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  • 英雄の心理学 時代が求める新しいヒーロー・ヒロインたち
    -
    楠正成は、負けを知りながら戦う日本型マゾヒズムの美学の代表的英雄。女性の「性」をフルに使い時の権力に接近した淀君は、素晴らしい王子様に依存することで自分の幸福を願う「シンデレラ・コンプレックス」を持っていた、等々。時代によって移り変わるヒーローやヒロインたちの行動を心理学的に分析。英雄不在の時代に、人々が求める新しい英雄のスタイルを探る。

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  • 犬も歩けば
    -
    「犬も歩けば棒に当たる」の正しい解釈は? 辞書を調べてみて驚いたその理由とは……。ことわざ一つをとっても考えをめぐらせれば世界は無限にひろがっていく。日々の暮らしや創作活動の中でふと立ち止まった瞬間に、作家は何を考え思うのか。「想像力の寄り道」を、エスプリに満ちた筆致で綴ったエッセイ集。疲れた頭をいやしたい方、必読。
  • 歴史と人物でわかる華麗なる朝鮮王朝
    3.3
    歴代王の波乱の人生からユニークな衣装や髪型のルール、特権階級・両班の日常まで、韓流時代劇を観る際に誰もが疑問に思う朝鮮王朝の制度やしきたりをわかりやすく解説。この一冊で韓流時代劇が100倍楽しめる。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 天の釘 ――現代パチンコをつくった男正村竹一
    -
    現代パチンコの基礎となる「正村ゲージ」を開発・普及し『パチンコの神様』と称えられる稀代の発明家・正村竹一の生涯。「みんなで仲よう使やええがや」現代パチンコの疾走は、このひと言から始まった。現代パチンコ産業のルーツを探る。

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  • 「孫子」を読む 自分に克ち、人生に勝つための行動哲学
    4.0
    「彼を知り己を知れば、百戦して殆からず」――兵法書の超ロングセラー『孫子』。その著書は不遇な生涯を送り、人生の裏も表も知り尽くした人物という。だからこそ、その書は、単なる兵法技術のノウハウだけでなく、人間に対する深い洞察に満ちた人生哲学として、今日でも強く人をひきつける。本書は、天才兵法家の生涯を振り返りつつ、『孫子』の魅力をあますところなく語る。

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  • 私の途中下車人生
    3.8
    終戦の日も時刻表通り走り続けていた汽車の記憶、月曜朝に夜行列車で帰っては出社した会社員時代、車窓から見たフィヨルドの絶景――。紀行作家・宮脇俊三が語る、味わい深い鉄道人生と旅への想いにふれる。
  • 父・宮脇俊三への旅
    3.8
    父が「一人で旅に出る」ことは、「会社に行く」のと同じようなものだった――。その死によって「紀行作家の父」に向き合った娘が、父として、また紀行作家としての宮脇俊三をしなやかに綴る、心にしみるエッセイ。
  • 武将の言葉 決断力が身に付く180のヒント
    5.0
    織田信長、上杉謙信、武田信玄、小早川隆景――。戦国武将たちが伝え残してきた言葉には、本質を見抜く力が宿っている。ビジネスに人生に、明日を拓く決断のヒントを知り、ピンチをチャンスに変える知恵を学ぶ一冊!
  • なぜ、彼らは一流のアスリートになれたのか? 四柱推命・九星気学で完全解明!
    -
    一流人は、気質・素質・環境(経験)の3つからなる「原性」に合った職業についています。本書では、原性を探るツールとして統計学でもある九星気学と四柱推命を使用。1300人の分析を行った著者がわかりやすく解説します。自分の好きなアスリートを選び、楽しみながら彼らの性質を知ってください。きっと、彼らが一流と呼ばれる理由に納得できると思います。
  • 歴史上のカリスマリーダーに悪人が多い理由
    -
    「暴君」「独裁者」と称される悪人達。彼らはどのようにしてその地位を勝ち取ったのか? 本書では古今東西の「暴君」や「独裁者」の中から男女13名を厳選。歴史的背景や文化的背景と照らし合わせながら、悪人たちの素顔を紐解いていく。
  • 毎日がテレビの日
    -
    カリスマ脚本家・北川悦吏子。「愛していると言ってくれ」から「ロング バケーション」に至るまでの、とっても忙しく、美しい日々(?)を綴ったエッセイ集。
  • 日本の歴史 おもしろ英雄伝
    4.0
    聖徳太子の正体は? 紫式部の好物は? 信長は本能寺で死んでいない!? 児童書の人気作家が英雄50人のおもしろ逸話を紹介。 歴史学習にも最適。
  • 歴史を動かしたすごい日本人
    -
    吉宗から吉田茂まで。日本史で最も重要な幕末、明治維新、近代。 知識だけにとどまらず子どもたちの興味を引き出す、英雄50人の心に残るエピソード。
  • 泣ける!日本史 古代~戦国時代~幕末 思わず心が熱くなる深イイ20話
    3.0
    日本史は血と汗と涙で彩られている……のだが、これを信じる人は少ない。日本史は年号・事件の暗記ばかりで、面白くもなんともないと思っている人が多いようだが、実は違うのだ。血と汗と涙であふれている。「血」から考えてみる。いきなり殺伐とした感じになるが、日本史は古代においては、皇位を巡る争いで奸計・裏切りなどの凄惨な場面が現出していた。中世、群雄たちが繰り広げた合戦も、近世に入っての織田信長の一向宗に対する戦いも、江戸期に入っての徳川対豊臣家残党との戦いも、幕末の幕府対倒幕派の戦いも、すべてその都度血しぶきがあがっていた。血が時代を進めてきたといってもいい。次いで「汗」だが、聖徳太子建立の法隆寺文化、桓武天皇の平安遷都、徳川家康による江戸開府などがある。民間では伊能忠敬の日本沿海與地図の作成、世界初の麻酔手術に成功した華岡青洲の例もある。みな、その時代の汗の結晶だ。そして「涙」だが、日本史で涙について語られることはほとんどない。ところが、歴史はそこに生きた人たちが織り成してきたものだから、当然、悲運にくれた涙があり、あるいは感激にむせんだ涙があったはずだ。涙が歴史を大きく動かしたことだってあるはずである。だが、教科書にこの涙についてはまったく出てこない。それゆえ、本書は日本史の涙の部分を取り上げてみた。嫁姑の確執を乗り越え、徳川家存続のために手を携えた天璋院と和宮。盟友の石田光成との義によって、負け戦の関ヶ原にあえて赴いた大谷吉継など、ただ暗記するだけの授業では登場しないこうした人々の力があって歴史が動いてきたのである。泣ける日本史…あるいはこれが本当の日本史ではないかと思っている。(「はじめに」より)

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  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代
    4.0
    19世紀後半、ロマン主義全盛の時代を生きた作曲家メンデルスゾーンと作家アンデルセン。生まれも容貌もまるで正反対の二人を結びつけたのは、奇跡の声を持つ歌姫だった。三者三様の想いを胸に秘め、創作活動に没頭する彼らを待ち受ける過酷な運命とは……。『結婚行進曲』や『醜いあひるの子』など、不朽の名作を生み出した芸術家たちの知られざる一面に、『怖い絵』シリーズの著者が迫る。
  • 冒険者カストロ
    4.2
    1959年、32歳の若さでキューバ革命を成功させ、アメリカの喉元に刃をつきつけたフィデル・カストロ。いまなお権力を保持する彼の指導力とカリスマ性はどこからきているのか。生い立ちから革命に目覚めた学生時代、シエラ・マエストラ山中のゲリラとしての生活と戦い、盟友チェ・ゲバラとの確執と決裂、さらに最近の動向までを追い、稀代の革命家の実像に迫る渾身のノンフィクション。
  • 中村修二の反乱
    4.0
    「青色LED」の開発において、赤崎勇・天野浩の両名と共に、2014年のノーベル物理学賞の受賞が決まった中村修二。日本中が喜びに沸く中で、中村は受賞決定後の記者会見の場で、研究を続ける原動力は「アンガ-(怒り)」と言った。中村が言う「怒り」とはいったい何なのか? 中村修二の原点を追ったノンフィクションが、ノーベル賞受賞直後の中村本人へのインタビューも加え、文庫版として復活。 ※「赤崎」氏の「崎」は山偏に竒「たつさき」の表記です。 ◆中村修二(なかむら・しゅうじ) 1954年愛媛県生まれ。 徳島大学工学部電子工学科卒業後、同大学院で修士号を取得。 79年徳島県阿南市の蛍光体メーカー・日亜化学工業株式会社に入社。開発課に配属され、半導体の研究に携わる。 93年11月、20世紀中には不可能と言われていた「高光度青色発光ダイオード(青色LED)」の実用製品化を世界で初めて実現。 94年徳島大学大学院博士号取得。 99年同社を退社し、2000年2月よりカリフォルニア大学サンタバーバラ校・材料物性工学部教授に就任。同年12月、日亜化学工業から青色LED特許に関する企業秘密漏洩の疑いで、ノースカロライナ州東部連邦地方裁判所に訴えられる。これに対して、01年8月、東京地裁に特許権の帰属などを求めて同社を提訴。05年和解。 2014年ノーベル物理学賞受賞。 ◆畠山憲司(はたけやま・けんじ) 1954年岡山県生まれ。 中央大学法学部卒業後、通信社、出版社を経て、90年畠山けんじ事務所を設立。著書に『ポケモン・ストーリー上・下』(角川文庫)、『踊るコンテンツ・ビジネスの未来』(小学館)、『クワタとユーミン』(サンマーク出版)、『鹿鳴館を創った男』(河出書房新社)など。
  • 新島八重 おんなの戦い
    値引きあり
    3.3
    会津藩士の家に生まれ、戊辰戦争では大砲の指揮も執った山本八重は、京都でモダン・レディーに変身、運命的に出会った同志社の新島襄と結婚する。自立した女として颯爽と時代を駆け抜けたその生涯をたどる。
  • デヴィッド・ボウイの生涯
    -
    緊急出版。デヴィッド・ボウイ総論。至上のロックスター、デヴィッド・ボウイの人生、音楽、詞、方法論など、その全貌を明らかにする人物評論。遺作に込められたボウイのラストメッセージとは何か?
  • 芸術家たちの生涯
    -
    古今東西の大芸術家、三十一人の人生を検証する芸術家人物評伝。彼らがいかにして作品を創造したかに迫り、鑑賞者はその美をどうとらえるべきか解説する美術評論集。会田誠など現代作家から、ウォーホル、岡本太郎、ダリ、棟方志功、シャガール、ピカソ、上村松園、ゴッホ、ルノワール、モネ、レンブラントをへて、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチなどルネッサンスの作家までをたどり、通読するとおのずと美の変遷史が把握される「読む美術史」。芸術作品の見方がぐっと深まる目からウロコの書。
  • 小説家という生き方
    -
    人はいかにして小説家になるか、をさぐる画期的な作家論。村上龍、村上春樹らの現代作家から、団鬼六、三島由紀夫、川上宗薫、川端康成、江戸川乱歩をへて、泉鏡花、夏目漱石、森鴎外まで。平成から明治へ時間をさかのぼりながら、新しい角度から日本の大作家たちの生き様を検討していきます。あわせて、これを読まずに死んだらせっかく生まれてきた甲斐が半減するという珠玉の小説作品を厳選し、実体験に基づき愛をもって解説。既成の文学評価を根底からくつがえし、あなたの読書体験を次の次元へと誘う禁断の文芸評論。
  • 11月生まれについて
    -
    11月生まれの人物論。1日1話。ハーシェル、ヴェーゲナー、マーガレット・ミッチェル、マルティン・ルター、カーネギー、ブルース・リー、手塚治虫、泉鏡花、野口英世など、11月誕生の30人の人物評論。人気ブログの元となった、より深く詳しいオリジナル原稿版。11月生まれの人生の秘密がいま明らかに。シリーズ完結。全巻目次、総索引付き。

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  • 10月生まれについて
    -
    10月生まれの人物論。1日1話。ガンディー、ディドロ、ヴァイニング夫人、ボーア、ジョン・レノン、ニーチェ、ワイルド、リタ・ヘイワース、ベルクソン、ランボー、ピカソ、リキテンスタイン、ビル・ゲイツ、ハレー、ルルーシュ、川久保玲、三浦雄一郎、会田誠、織田作之助など、10月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元になった、より詳しく深いオリジナル原稿版。10月生まれの生きる意味を問う。

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  • 9月生まれについて
    -
    9月生まれの人物論。1日1話。ジミー・コナーズ、シェーンベルク、アガサ・クリスティ、ツイッギー、H・G・ウェルズ、アンナ・カリーナ、ブルース・スプリングスティーン、ジェロラモ・カルダーノ、フォークナー、ハイデガー、メリメ、マーク・ボラン、梶原一騎、棟方志功、長友佑都、矢沢永吉、緒方貞子、正岡子規など、9月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元になった、より詳しく深いオリジナル原稿版。9月生まれの人生がわかる。

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  • なぜ日本人は落合博満が嫌いか?
    値引きあり
    3.7
    選手としても監督としても実績は抜群なのに、落合博満への評価は低すぎるのではないか。落合流の超合理主義こそ、今日本人が参考にすべきリーダー像ではないか。無類の野球好きのテリー伊藤が鋭く突っ込む。
  • 8月生まれについて
    -
    8月生まれの人物論。1日1話。アン・クライン、ルイ・アームストロング、モーパッサン、トーベ・ヤンソン、ブラヴァツキー夫人、マドンナ、ヘルタ・ミュラー、ココ・シャネル、ビアズリー、キース・ムーン、ブローデル、バーンスタイン、アポリネール、ゲーテ、マイケル・ジャクソン、モンテッソーリ、宮本常一、新渡戸稲造、高杉晋作、宮沢賢治、井上陽水など、8月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元になった、より詳しく深いオリジナル原稿版。8月生まれの人生とは何か?

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  • 7月生まれについて
    -
    7月生まれの人物論。1日1話。ヘッセ、カフカ、コクトー、フリーダ・カーロ、シャガール、ロックフェラー、プルースト、アルマーニ、レンブラント、リチャード・ブランソン、ナム・ジュン・パイク、ヘミングウェイ、チャンドラー、ジャクリーン・ケネディ、J・K・ローリング、明石家さんま、細野晴臣、黒沢清、谷崎潤一郎など、7月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元になった、より詳しく深いオリジナル原稿版。7月生まれが生まれてきた意味をさぐる。

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  • 6月生まれについて
    -
    6月生まれの人物論。1日1話。マリリン・モンロー、ギンズバーグ、アンジェリーナ・ジョリー、リヒャルト・シュトラウス、チェ・ゲバラ、ポール・マッカートニー、ライプニッツ、ジェフ・ベック、エマ・ゴールドマン、サン=テグジュペリ、青木雄二、本田圭佑、太宰治、本宮ひろ志、佐野洋子など、6月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元になった、より詳しく深いオリジナル原稿版。6月生まれの宿命を解明する。

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  • 5月生まれについて
    -
    5月生まれの人物論。1日1話。フロイト、クリシュナムルティ、ロバート・オーウェン、ロバート・フリップ、エンヤ、ホー・チ・ミン、バルザック、サハロフ、コナン・ドイル、マーガレット・フラー、エマーソン、ベニー・グッドマン、ホイットマン、中島敦、西東三鬼、澁澤龍彦、美空ひばりなど、5月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元になった、より長く詳しいオリジナル原稿版。5月生まれの人生を解き明かす。

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  • 4月生まれについて
    -
    4月生まれの人物論。1日1話。ブッダ、ボードレール、ピュリツァー、ティンバーゲン、ベケット、ダ・ヴィンチ、チャップリン、ミロ、カント、チャイコフスキー、ウィトゲンシュタイン、ランボルギーニ、デューク・エリントン、ガウス、忌野清志郎、吉田拓郎、小林秀雄など、4月生まれが勢ぞろい。人気ブログの元となったオリジナル原稿版。4月生まれの存在意義が、いま明らかに!

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  • 3月生まれについて
    -
    3月生まれの人物論。1日1話。ミリアム・マケバ、ミケランジェロ、ラヴェル、ルパート・マードック、ニジンスキー、アインシュタイン、スティーブ・マックイーン、グロリア・スタイネム、エリカ・ジョング、ゴッホ、芥川龍之介、高村光太郎、横光利一、丸山眞男、黒澤明、小林克也、大島渚など、3月生まれが勢ぞろい。人気ブログのオリジナル・ロング原稿版。3月生まれの才能が、いま明らかに!

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  • 2月生まれについて
    -
    2月生まれについての人物評論。2月1日から29日まで1日1話。トリュフォー、エジソン、ダーウィン、マッケンロー、バッジョ、スティーブ・ジョブズ、ルドルフ・シュタイナー、ラモス瑠偉、村上龍、桑田佳祐、赤川次郎など2月生まれが勢ぞろい。2月生まれの意外な顔が明らかに。人気ブログの元となったオリジナル原稿版。2月生まれの教科書。

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