よみもの - 講談社 - 講談社青い鳥文庫作品一覧
-
3.0マート=ブランカ、ストンストン。まゆみにサードにアラエッサ。 パッパカ、ヌラリン、タナムシ教授。ルカとモニカとカメレオン。 クレヨン王国の登場人物たちって、あれからどうなったんだろう? 32の短編で人々のその後をお見せします! クレヨン王国には、有名な人の話やおもしろい話をまとめておく習慣があることを知ってましたか? 10年ごとに「こぼればなし」という本が作られるのです。その中から、これまでいろいろなクレヨン王国の物語に登場した人々の「その後」の話を32編集めました。すべて4ページでまとめられた「四枚童話」という趣向と共にお楽しみください。
-
4.0ペットにするイヌ・ネコを月へもちかえる、ペット生産マシンの実験をする――三日月さまの命令で、三日ぼうずは、ルンルンちゃんをつれて田舎村にひそんでいたのでした。 マシンが生産したカエルの毒で、たおれてしまったモニカとストンストン。ふたりを助けるために、ルカたちは、奇襲作戦を立てます……。 ペット生産マシン「ジッタマポンポン」に、カタカナの文字を入れると……オニが出るか、ジャが出るか? ●白ウサギにまたがり、左右の耳をにぎってたづなのようにあやつる。すがたを見られたくないときは、ガマガエルに灰色の雲をもくもくとはきださせる――。満月さま、かっこいい!! でも、満月さまは、どんなにたのんでみても、三日月のわしには、ウサギもガマガエルも貸してはくださらない。 だから三日ぼうずよ、なんとしても月世界にはいない、イヌとネコをクレヨン王国からつれてきておくれ。お月見の晩には、左にイヌ、右にネコをしたがえて、満月さまの館にごきげんうかがいにいく。そのとき、「三日月さま、すてき!」といわせたいのじゃ。
-
3.5平和なクレヨン王国に、最近めずらしいペットがつぎつぎに出現。田舎村に異変があることをつきとめた内閣は、超能力少女のモニカと、マラソンがとくいなルカを派遣します。 カタカナばかりのなぞの文、あやしいミミズク……。そんなときにあらわれた、子ウサギ。ルカたちは、ルンルンちゃんと名づけます……。 なぞのカタカナの広告文字を解読せよ! いま、田舎村にある危機をすくえるのは、だれ? ●ぼくたち、ニワトリのアラエッサと子ブタのストンストン。通称、だじゃれのアラ=ストコンビ。ここだけの話だけど、ぼくたち、いま、大金持ちをめざして努力中なんだ。田舎村で、新種のペットを見つけて、高いねだんで売ろうってわけ。 田舎村には、深編み笠をかぶった大男やUFOが出るといううわさがあるけど、へいきへいき。いつものとおり、主役は、ぼくたちさ。――のつもりが、今回の主役は、かわいい子ウサギのルンルンちゃんみたい。事件のなぞを解くカギはルンルンちゃんにある――と、ぼくたちはにらんだ。ルンルンちゃん、キミは、なにもの?
-
3.0
-
4.0アトピー性皮膚炎に苦しむ6年生の玉絵(たまえ)は、若いおじの桂(けい)さんと海辺の温泉へ治療湯治にいきました。 そこは、オチバクライという土の神さまと、ホルトダヌキという人間そっくりに化けるタヌキの伝説の里でした。ある日、犬に化けたホルトダヌキにみちびかれてクレヨン王国に入った玉絵は、オチバクライととんでもない約束をしてしまいます。 ●こんにちは。わたし、「おたま」こと、柴野玉絵(しばのたまえ)です。いまのわたしのだいいちの親友は、アトピーちゃん。この子とは、早くバイバイしたい! せめてすこしでもおとなしくしてもらおうと「ムジナの湯」で湯治しているの。いなかの海辺の温泉じゃたいくつだろうって? とんでもない。このあいだは、わたしそっくりに化ける、伝説のホルトダヌキとお友だちしちゃった。そんな「お話」みたいなことって、ほんとにあるんだね。しかも、彼はまた現れる予感がする。なんか、おたま、わくわくしちゃうね!
-
4.0ちょっとよわむしな4年生の男の子、建。テレビ局につとめる美人の叔母、明石ちゃん。テレビ番組「幽霊村探検」の取材で、二人は、鉄びん・ろうそく・蚊とりブタなどをもって、ふしぎなことがおこるといううわさの山中へ。三日月が山の端にかかるころ、草原がさわさわと鳴って……。二人が見た幽霊の正体は? ●いやはや、おどろきました。たいせつな戦没者慰霊祭のときに、元気な美人と、気のやさしい男の子が、わが王国にまぎれこんできたんですから。 あっ、失礼。わたしは、九〇四(クレヨーン)大学名誉教授・尾野菜田成馬仁馬仁(おのなだなるまにまに)。やさしくたのしいはずのクレヨン王国の中にも、魔界があるのです。王国からまよい出た悪霊たちと出会ったかれらは、よくたたかいました。2人がどんなふうにたたかったのか、お話をきいてくださるかな。
-
-
-
4.0
-
3.0
-
4.2「春はあけぼの」が有名な「枕草子」。その作者の清少納言は、宮中で働くことにあこがれていました。夢が現実になったとき、喜びと同時に、不安もいっぱいありました。持ち前の能力を発揮して、次第に頼りにされるようになりますが、悪口を言われたり、いじめにあったり、いいことばかりではありません。その宮廷生活の中で、さまざまなできごとや、自分の考えを書きとめた日記が「枕草子」です。「枕草子」の中から、「春はあけぼの」はもちろん、今読んでも共感できる部分を選び、わかりやすい現代語訳に。自分らしく生きようとした清少納言の宮廷生活の光と影を織り交ぜて描きます。古典に親しむ初めの一歩として、おすすめの一冊!
-
4.0水道のじゃ口をひねるとき、あなたは、その水が、どこから運ばれてくるか、考えたことがありますか? 人間は、川の恵みを利用してきました。川からくんだ水を飲み、水田を作り、船で移動したり荷物を運んだりしてきました。もう一方で人間は、川との戦いを続けてきました。大雨に対しては、土手を築いたり土のうをつんだりしてそなえました。 やがて人々は、洪水をさけるため、コンクリートの堤防を作り、上流にダムを作るようになりました。ところが、洪水はなくならないのです……。なぜでしょうか? 世界のなかでも、急流として知られる日本の川。 自然と人間の間にはどのような歴史があるのでしょうか? そして、川と、これからどのように付き合っていくのがよいのでしょうか。 サンケイ児童出版文化賞を受賞した、ロングセラー作品を新装版で。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ゲームよりも、SFよりもおもしろい、クレヨン王国へのパスポート! 公式ガイドブック「クレヨン王国シリーズ」。既刊の40冊から、ゆかいで個性的なキャラクターが大集合! ーーわがままな王妃(おうひ)から、にげだしたゴールデン国王(こくおう)。わるいくせをなおして、りっぱになりすぎたシルバー王妃(おうひ)。変人(へんじん)の代名詞(だいめいし)、キラップ女史(じょし)。「お笑(わら)いのコンビ」のアラエッサとストンストン。とんでもない三日月(みかづき)さま。たのしいストーリーでつづられたクレヨン王国(おうこく)には、いろどりあざやかで元気(げんき)なキャラクターがいっぱい。 心(こころ)がくだけそうになるほどのかなしみをかかえたり、とりかえしのつかないミスをしたヒーローやヒロインたちが、ふと入(はい)りこむクレヨン王国(おうこく)――。ゴールデン国王(こくおう)は、人間(にんげん)をいとおしみ、心(こころ)の傷(きず)がいえるまで、かれらにアドベンチャーの旅(たび)をさせます。……キラキラとかがやく宝石(ほうせき)のような、また音楽的(おんがくてき)でさえある「クレヨン王国(おうこく)シリーズ」に出(で)てくる、たくさんのキャラクターたちは、たのしいばかりでなく、読者(どくしゃ)のひとりひとりなのです。既刊(きかん)のシリーズ40さつから、おもなキャラクターのエピソードをピックアップして構成(こうせい)した、スペシャル版(ばん)をおとどけします。
-
-一度足を踏み入れたら二度と戻れないという「時のはざま」で、ヒアリとアブルは、慧を見つける。そこに、黒魔法をあやつるアレンが! やっとの思いで「時のはざま」を抜け出し、診療所にもどったものの、おばあちゃんの姿がない。黒魔道書の力で見た映像によれば、どうやら魔法界へ連れ去られたらしい。 しゃべるコウモリを撃退したヒアリは、慧の様子がおかしいことに気づく。魔法のこと、今起こっていることを知っているような口ぶり。そのうえ、慧がアブルのママや、菊音さんに触れると、青い電流が走り、元の姿にもどったのだ。いったいどうなっているの?…… 謎は深まるが、時間がない。 ヒアリは、慧、アブルとともに、魔法界にある「黒の塔」を目指す。合流した親友のエリーによれば、魔法界のマスターや、ヒアリのパパも「黒の塔」に連れて行かれたという。奇妙なその塔の中で、はたしてヒアリはおばあちゃんたちを見つけることができるの? そして……慧の身に、またしても危険が迫る! どうする? ヒアリ!
-
-大好評シリーズ第6弾! ティアラが配っている「なりたい自分になれる魔法のドリンク」にはまっていた人たちは、みんな別人のように無気力になってしまった。怪しいクマに襲われて以来、ほとんど寝たきりのおばあちゃんのことも、ヒアリは心配でならない。 そこに現れた親友のエリーは、ヒアリの父親に、あるものを託されて、人間界にやってきたのだった。エリーによれば、魔法力が落ちるだけでなく、魔法使いが次々と姿を消しているという。 ヒアリとエリーは、魔法のドリンクの謎をつきとめるため、ティアラのあとを追う。そこで明らかになる、魔法のドリンクを人間に飲ませる目的とは? いよいよ、ヒアリの、「魔法界を救う者」としての戦いが始まった――。
-
4.0小学5年生のユキがいつものようにピアノ教室から帰宅するために列車に乗ったところ、切符を持っていないという理由で途中の駅で降ろされてしまう。 車掌さんによると、その列車は「特別列車」で、普段使っている定期券では乗車していられないのだという。 こうしてりんご畑の真ん中にある名もない駅に取り残されてしまったユキに、発車する間際の列車の窓から声がかかった。 紅さんと了さんの姉弟が「メリィさんのところへ行け」と紙つぶてにした地図を投げてよこしたのだった。 ユキは仕方なく旅行代理店だというそこへ行ってみることにする。 それがとほうもない旅の始まりになるとも知らずに……。
-
-