クレヨン王国　茶色の学校　ＰＡＲＴ１

605円 (税込)
3pt

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4.0

3件

アトピー性皮膚炎に苦しむ6年生の玉絵（たまえ）は、若いおじの桂（けい）さんと海辺の温泉へ治療湯治にいきました。そこは、オチバクライという土の神さまと、ホルトダヌキという人間そっくりに化けるタヌキの伝説の里でした。ある日、犬に化けたホルトダヌキにみちびかれてクレヨン王国に入った玉絵は、オチバクライととんでもない約束をしてしまいます。

●こんにちは。わたし、「おたま」こと、柴野玉絵（しばのたまえ）です。いまのわたしのだいいちの親友は、アトピーちゃん。この子とは、早くバイバイしたい！せめてすこしでもおとなしくしてもらおうと「ムジナの湯」で湯治しているの。いなかの海辺の温泉じゃたいくつだろうって？とんでもない。このあいだは、わたしそっくりに化ける、伝説のホルトダヌキとお友だちしちゃった。そんな「お話」みたいなことって、ほんとにあるんだね。しかも、彼はまた現れる予感がする。なんか、おたま、わくわくしちゃうね！

クレヨン王国　茶色の学校　ＰＡＲＴ１のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

＃笑える＃胸キュン＃ハッピー

Posted by ブクログ 2010年09月10日

この本が出版される少し前、茶色クレヨンを思わせる風貌の方とすれ違いました。
嬉しくて福永令三さんに手紙を出しました。
そうすると、もうすぐ茶色クレヨンが登場する本が出るのです、とお返事をいただいたのです。
その偶然が何とも幸せで、手にできるまでがとても楽しみでした。

Posted by ブクログ 2011年06月18日

発刊された当時、中学生だったわたしは母親への手紙の中で語られる主人公の学校についての言葉にものすごく共感したんだよなあ。

ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月06日

アトピー性皮膚炎に苦しむ女の子が湯治に行く話。湯治のために１ヶ月学校を休めたり、混浴なのでおじさんも入ってきてふざけながら女の子の体を見にきたり、時代を感じる。
表紙のホルトダヌキの絵が可愛い。

学校は刑務所みたいなもの。仕方なく過ごしているが、1人の人間として本当なら早く働きたい。みんなそう思っ...続きを読む