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道化師の退場
心があるふりをして生きる僕が、証明したいのは母の無実。 はじまりは孤高の女性作家殺人事件―― 死に臨む探偵が、最後に挑む難題とは? 追及は悲劇を呼び、ついに驚愕のラストが!? 『麻倉玲一は信頼できない語り手』著者の野心作! 往年の名優桜崎真吾は、数々の事件を解決し、探偵としても名を馳せていた――。 膵臓癌で余命半年の彼を、青年永山櫻登が訪ねる。前年夏、作家来宮萠子が渋谷区松濤の自宅で刺殺された。 凶器の指紋により容疑者とされた櫻登の母春佳は、「わたしに責任がある」と言い遺して自殺。無実を信じる櫻登は、桜崎に真相究明の助けを求めたのだ。 だが、追及の先に浮かび上がったものとは!? -
マジックパッシュ 鉄道模型好きな貧乏氷河期おっさんが美少女剣道刑事と不本意ながら事件を解決しちゃう話
鬱にハマって窮地の氷河期真っ只中おっさん・鷺沢を救ってしまった女刑事佐々木。しかしそのおっさんは子ども食堂を経営する凄腕女性ハッカー・四十八願(よいなら)など鉄道模型好きのクセ強の腕利きを束ねる模型サークルリーダーだった。その佐々木にもちこまれる巨大組織関連の不可解事件の数々。佐々木は先輩刑事石田とおっさんと共に巨大組織とタブーとテクノロジーの事件に立ち向かう。 1目撃者はイージス艦? 2狙撃者は陸上自衛隊? 3殺人者は鉄道会社? 4証言者は自衛隊統合指揮システム? 5被害者は日本国民? 6誘拐犯は航空自衛隊次期戦闘機? 7暴行犯は高度警備ロボット? 8模倣犯は情報収集衛星? -
マジックパッシュ2 鉄道模型好きな貧乏氷河期おっさんが美少女剣道刑事と不本意ながら事件を解決しちゃう話
鬱にハマって窮地の氷河期真っ只中おっさん・鷺沢を救ってしまった女刑事佐々木。しかしそのおっさんは子ども食堂を経営する凄腕女性ハッカー・四十八願(よいなら)など鉄道模型好きのクセ強の腕利きを束ねる模型サークルリーダーだった。その佐々木にもちこまれる巨大組織関連の不可解事件の数々。佐々木は先輩刑事石田とおっさんと共に巨大組織とタブーとテクノロジーの事件に立ち向かう。 9容疑者は防空識別圏? 10警察官は鉄道マニア? 11逮捕者は国家元首? 11.1『マジックパッシュ』最終章直前スペシャル! 12殺人者は希死念慮? 13真犯人は政府クラウド? -
笑う執行人 女検事・秋月さやか
六本木のクラブのVIPルームで撲殺された死体は、鋭利な刃物で鼻がすっぱりと削がれていた。殺されたのは、青年実業家の在日韓国人三世だった。異様な殺人は、連続殺人となった。その頃、東京地検特捜部に28歳の若さで配属された秋月さやかは、”無理筋”の仕事に戸惑っていた。大物代議士の不正献金事件の証拠がつかめず、立件が難しくなってきていたのだ。それにも拘わらず捜査を急ぐ特捜部。正義を掲げて秋月は孤立していく。いつしか結びつく二つの事件。その背景には日本社会の腐敗した組織構造があった。捜査一課のベテラン刑事・神代と、財務省出身の美男子弁護士・朝比奈と新米検事・秋月は事件の真相に迫るー。科警研所属の医師・白鳥奈津子も登場。著者渾身の社会派ミステリー。 -
新婚(ハネムーン)恐怖殺人旅行
新婚旅行+恐怖殺人、絡み合う二重のストーリーに隠された異色のトリック! 新婚夫婦の初夜の儀式を参列者が見守るという、奇想天外な結婚式が福島・磐城母子温泉のホテルで行われた。同じ頃、東京でモグリの外貨金融業を営む外人夫妻が陰惨な姿で殺された。被害者夫妻の悪虐ぶりには怨みを持つ者が多く、犯人割り出しは難航が予想された。同時進行する二重のストーリーの交点に隠された異色のトリックとは……!? 長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
近鉄特急アーバンライナー殺人旅行
列車ジャック事件の直前に失踪した江戸川警部……その行動の真意は? 暴力団・土井組が麻薬取引のために五億円の現金を大阪に運ぼうとしている。鉄道警察隊の江戸川と尾瀬は、厚生省の麻薬取締官とともに新幹線に乗り込んだ。組員の大黒と吉田を尾け、密売人もろとも逮捕するのが任務だった。だが、大黒らが名古屋で新幹線を降り、近鉄特急〈アーバンライナー〉に乗り換えた時、江戸川は急病と称して、行方をくらましてしまう。やがて列車ジャック事件が起きて、尾瀬は孤軍奮闘の捜査を強いられることになるのだが……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
トワイライトエクスプレス殺人旅行
寝台列車の個室で起きた密室殺人! だが捜査陣を待ち受けていたのは第二、第三の殺人事件だった 大阪発札幌行きの超豪華寝台列車の個室で、徳田財閥の御曹司・義明とその婚約者が殺された。死因は毒殺、しかも部屋は密室だった。美人ハコ師・瓜生姉妹を追って同列車に警乗中だった鉄道警察隊・江戸川警部と尾瀬刑事は、ただちに捜査にあたるが、当初徳田の婚約者だと思われていた被害者の女性が、別人であることが判明、事件は混迷の状況を迎えてしまった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
欧風客車(サロンエクスプレス)殺人旅行
偶然同じ個室に乗りあわせた容疑者の兄弟たち……そのアリバイ・トリックを見破れるか ゴールデンウィークの初日、逗子と軽井沢を結ぶJR自慢のリゾート列車欧風客車〈そよかぜ〉は、満員の客を乗せて逗子駅を出発した。同じころ、鎌倉御成町でモグリの金融業を営む老女が何者かに連れ去られ、死体で発見されるという事件が起きた。偶然、容疑者の兄弟たちと同じ欧風客車の客室に乗り合わせた大学助教授・御調哲司は、持ち前の推理力で彼らが主張するアリバイを崩していく……。長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
京都殺人事件
枯山水で囲まれた古寺で起こった“開かれた密室殺人”に挑む高校生の推理 夏休みに京都を訪れた高校生・佐野進は、ふとした好奇心から、ホテルで見かけた挙動不審の男を尾行した。男は観光コースをはずれ、虎安寺の六角堂の中に入りこむが、進が一瞬目を離した隙に何者かに殺されてしまう。はからずも第一発見者となったうえに、殺人容疑をかけられた進は、自らの容疑をはらすため行動を開始。だがそのために、事件は思わぬ方向へ……。中篇ミステリを3作品収録。 *京都殺人事件 *雪の密室殺人事件 *死を呼ぶ将棋の駒 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
新特急スーパーひたち殺人旅行
1億円の身代金の行方は!? ハイテク列車を駆使して行われる誘拐殺人事件 元伯爵の血筋を引く姉小路家の令嬢が誘拐された。付添いの運転手を殺害したうえで拉致するという凶悪な犯行だった。犯人の目的は1億円の現金。その受け渡し方法は、常磐自動車道を北上する車の自動車電話に、並走する常磐線特急列車〈スーパーひたち〉から指示するという突飛なものだった。犯人は〈スーパーひたち〉に乗っている!? 茨城県警捜査本部から急報を受けた鉄道警察隊・江戸川警部は、尾瀬刑事とともに車内捜索を開始する。だがその直後、尾瀬までが「不審な人物を尾行する」と無線連絡を残したまま失踪してしまった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
巴里・ローマ休日殺人事件
海外旅行の先々で起こる謎の殺人事件……解決の糸口は帰国しなければ見つからない!? 若き宝石商・京林哲夫の自邸の金庫から、時価四億円もの宝石類が消失した。趣味のゴルフ仲間とともにヨーロッパ旅行の打ち合わせを行った直後のことだった。哲夫は顧問弁護士の小桜美樹に調査を託して、予定通りパリへ発つが、同行した友人・白子純一がゴルフ場で刺殺され、その内妻も全裸で殺されてしまう。殺人容疑は、状況から哲夫に向けられるのだが……。長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
L特急踊り子3号殺人旅行
同一列車内で起こった連続殺人事件に挑む、鉄道警察隊・江戸川警部の活躍! 通勤客で満席の〈湘南ライナー2号〉から、女の殺し屋が失踪した。仲間の男たちは、女が車内に残した秘密書類を回収すべく、折り返しL特急〈踊り子3号〉となった列車内をくまなく捜しまわるが発見できず、列車は伊豆急下田駅に着いてしまった。だが、そこで発見されたのは、失踪した女の得意技・毒針で殺された仲間の死体。しかもそれは、連続して起きる殺人事件の幕開けにすぎなかった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
冬虫夏草の惨劇
死体なき殺人事件? 失踪した恋人の行方に影を落とす謎の秘薬・冬虫夏草とは 若き薬学者・皆川洪志が、漢方の秘薬といわれる怪草・冬虫夏草を採取するために、蔵王へ出かけたまま消息を絶った。皆川のマンションに残されていたのは、他人名義の預金通帳。しかもその通帳には一千万もの不明な金が入金されていた。皆川の身を案じた婚約者の桂木由美子は、蔵王で知り合った医師・佐々木哲彦に、皆川捜索の協力を求める。だが、その矢先、失踪の鍵を握っていると思われた人物が、顔一面に冬虫夏草を生やした姿で惨殺された。手掛かりを失った由美子らは、皆川を捜して再び蔵王へ発つが、そこでは第二の殺人が……。謎の連続殺人に挑む長篇本格ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
魔戦呪縛島
暴力団幹部の相次ぐ失踪事件……そして南海の孤島で進められていた陰謀とは 政財界の揉め事を闇から闇へと葬る男、久坂史郎。彼は、日本最大級の広域暴力団・祐天連合会の総長である兵頭伸一郎宅に呼び出されていた。彼の話では、腕の立つ幹部が二十数人、行方を絶っており、組織間の抗争という事実はなく、官憲、つまり警察の仕業ではないかという。だが、警察が組織潰しを実行に移したとして、こんな姑息な方法をとるだろうか? 不審に思いつつも久坂は、部下として従えているサヤカ、神月竜二と共に、警察内部の調査を開始する。すると浮かび上がってきたのは、若き自衛隊幹部の不審な事故死であり、キナ臭い政治団体の存在だった……。既刊『闇を狩る者』の続編となる長編バイオレンス・サスペンス。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。 -
闇を狩る者
兄の冤罪を晴らすため動き出した青年は、政治的な思惑が蠢く陰謀に巻き込まれてしまう 警視庁の優秀な警部補・神月修一がある日突然、身元不明の女のアパートで心中事件を起こした。当局の知らせで現場に駆けつけた修一の弟・竜二は、ベッドに全裸で横たわる二人の男女を見つめ、男がまぎれもなく兄の修一であることを確認した。悲嘆にくれる竜二に向かって、当局の捜査官は事件の隠蔽を指示した。それはなぜなのか? 警察大学校の幹部候補生でもある竜二は、尊敬する兄の死に疑問を抱き、独自に調査を開始する。そんな時、久坂史郎と名のる謎の男が、竜二の前に忽然と姿を現した。彼は何者か。そして彼の目的は……。長編バイオレンス・サスペンス。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。 -
孤狼よ!遠き残照に哭け
深夜の埠頭から始まった暗闘……次々と起きる要人暗殺事件の背景にあるものは!? 東北南部の小横浜と呼ばれる工業港で、深夜、殺人傷害事件が起こった。地元暴力団・交竜会のチンピラ三人が、いとも簡単に、正体不明の男に殺られてしまった。現行犯逮捕された男は、警察へ連行されたが黙秘権を行使。帰宅就寝していた署長が真夜中にもかかわらず駆けつけ、署内には奇妙な緊迫した空気が充満していた。偶然にもこの事件を目撃した地元紙の記者が速報記事を書いたが、なぜか翌日の新聞に載らなかった。殺人者の正体と奇怪な行動とは? 事件の謎を追ううちに判明する、政治闘争と血縁の因縁。三十数年前のブラジル移民の間になにが起きたのか……。長編バイオレンス・サスペンス。 ●石津嵐(いしづ・あらし) 1938年、福島県いわき市生まれ。日大中退後、手塚治虫に師事し、虫プロダクションの文芸課長として日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の脚本を担当して以来、数多くの作品に携わる。旺文社の雑誌『中一時代』から『中三時代』などにジュブナイルを発表後、豊田有恒からの依頼による『宇宙戦艦ヤマト』の小説化で本格的に作家活動へ。SF、サスペンス小説など著作多数。 -
JR横浜線殺人旅行
高層ホテルからの転落事故現場、血痕は残っていたが死体は忽然と消えていた! 横浜・磯子のホテルで、宿泊客の転落事故が起きた。警乗のため磯子駅にいた鉄道警察隊・江戸川は、事故を目撃していたOLの通報でホテルへ向かう。だが、何故か死体は現場から消失、事件は謎めいた幕開けとなった。その後の調査で、消えた女性客には多額の保険がかけられていたことが判明、事件は単純な保険金殺人かと思われた。ところがその矢先、第二の殺人が……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
伊豆天城幻の殺人旅行
天城峠の南北で、はからずも別個の殺人事件に巻き込まれた江戸川と尾瀬 天城峠に近い河津七滝温泉で、警察庁鉄道警察特捜隊・江戸川警部の知人である浅尾が殺された。何者かに命を狙われる浅尾に警護を依頼され、伊豆へ同行して来た江戸川の目前の出来事だった。一方、峠を隔てた修善寺でも江戸川の部下・尾瀬刑事が殺人事件に遭遇、同行の女性が殺される。偶然の一致なのか、何者かの作為なのか……。事件の謎と殺害のトリックに威信を賭けて挑む江戸川と尾瀬の活躍を描く。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
ハイパーサルーンかもめ殺人旅行
女子高生の誘拐事件が発生! 港に浮んだ死体に捺された焼印が意味するものは 東京の女子高生・黒岩すみれと小宮良子が、長崎行特急〈かもめ17号〉で目撃されたのを最後に失踪した。芝居好きの彼女らが、贔屓の劇団の公演を追いかけて家出した直後の事だった。鉄道警察隊の江戸川は、すみれの母・和江の願いを受け1人長崎へ飛ぶものの、彼を待っていたのは良子の死体だった。しかもその躰には謎の焼印が。すみれの生命の危機を知り、懸命の捜査を行う江戸川。だが、それもむなしく第二の殺人が起きてしまう……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
香港・マカオ休日殺人事件
〈さくら山岳会〉の会員が次々と変死……東京とマカオをつなぐ符号とは!? フリーライターの水晶寺が婚約者・金剛緑らとともに参加した香港・マカオ旅行中、同行の真珠輝久が殺された。真珠は、直前に起きた2件の遭難事故、変死事件の被害者らと同じ〈さくら山岳会〉の会員。しかも、真珠の殺害現場は変死事件と同酷似したホテルの密室だった。被害者らと親交のあった緑の兄・強は、姿なき殺人者の影に怯えるが、その過去には衝撃の事実が……。本格長篇推理。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
瀬戸大橋マリンライナー殺人旅行
美人ハコ師の瓜生明美が誘拐された!? 足跡を追う江戸川を待ち受けていたものは 美人スリ姉妹の妹、瓜生明美が誘拐された。鉄道警察特捜隊の江戸川警部は、明美の姉・美也子らとともに、その足跡を追って、四国へと出発。だが、瀬戸大橋を経由して瀬戸内海に浮かぶ〈別荘島〉に到着した彼らを待ち受けていたのは、恐るべき連続殺人事件だった。密室状態の浴室で、明美の友人が殺害され、続いて別荘の関係者までもが殺されたのだ。否応なく巻きこまれた難事件、江戸川に解決の途はあるのか……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
寝台特急北斗星殺人旅行
運輸大臣宅に脅迫電話……視察を中止せねば青函トンネルごと爆破する!? 青函トンネルを爆破する……何者かの脅迫電話にも拘わらず、〈北斗星1号〉による石和田運輸大臣の北海道視察旅行が強行された。鉄道警察隊・江戸川警部は秘命を帯び、トンネルや列車内をくまなく捜査するものの、不審な物は何も発見できずにいた。だが、安堵も束の間、警戒厳重なはずの列車内で大臣秘書が殺されたことから、再び緊張は高まった。爆発予告地点の青函トンネルへ驀進する〈北斗星1号〉を待つものは何か……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
寝台特急富士(ロビー・カー)殺人旅行
鉄道警察隊の面前で盗まれた機密とは……脅迫電話、そして次々と起こる殺人事件の謎 寝台特急〈富士〉のロビー・カーで、次期総裁候補・竹山幹事長の財布が盗まれた。警乗中の鉄道警察特捜隊・江戸川警部が、直後に外国籍のスリ4人組を逮捕したものの、彼らはすでに贓品をどこかに匿した後だった。総裁選を左右する機密メモをも同時に盗られた竹山は、江戸川らに徹底捜査を命ずる。だが、メモの行方は杳として知れぬまま、容疑者たちが次々と殺され、事件は謎めいた展開となってしまう……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
寝台特急あさかぜ1号殺人旅行
殺害の動機は被害者の女にかけられた一億円の保険金か!? 病身の兄を養い、健気に働くOL・立花芳枝が殺された。鉄道警察官・江戸川警部のもとへ、殺人を予期して助けを求めてきた直後のことだった。犯人の狙いは芳枝にかけられた一億円の保険金。だが受取人は、外出も不可能な病弱の兄・邦夫。浮かびあがる容疑者も次々と殺害され、事件は不可解な謎を呼ぶ。任務の枠を越えて事件を追う江戸川は、その鍵が事件当夜勤務乗車した〈あさかぜ1号〉にあることに気づくが……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
湘南モノレール誘拐事件
モノレール事故のさなか、米国重要機密の入った革鞄を取り違えてしまう 友人同士で小旅行を楽しんでいた五人の男女が、たまたま遭遇した湘南モノレールの事故直後、忽然と失踪した。彼らの身を案じる家族と恋人は、ひとり生還した大江の証言から、残る四人が個別に拉致されたことを知り、独自に捜索を開始する。だが、残された手掛りを辿るうち、事件の背後に隠された米国大統領選挙に絡む大掛りな陰謀が明らかになってきた……。異色のパズル・ミステリ長編。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
火と水の踊り
大学生の妹が一通の手紙を残して消えた……性と幻想の異色サスペンス 女子大生・広瀬早苗が突如失踪した。アパートに謎めいたカードと数葉の卑猥な写真を残して……。妹の身を案じた姉の静子は、遺留品を手掛りに早苗の行方を捜し始める。だが、犯人の淫らな罠に飛び込んだ静子が見たものは……。媚薬を打たれ、裸で囚われた静子に残された脱出の方法は!? ミステリ/サスペンス短編集。 *赤い地下劇場 *拳銃と爪 *内弟子異聞 *肌の波紋 *甘い夏 *深夜の白猫 *火と水の踊り ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
神の昏き密室
神の暴走か、悪魔の降臨か? 生命の倫理を揺さぶる医学ミステリ 戦場のような救急医療センターから移ってきた医師・刈村健司は、東目黒厚生病院の医療方針に驚いた。老人の末期医療でその名が知られているこの病院では、蘇生処置は一切施さず、医師は患者を静かに看取るのみである。だがその一方、謎の多い施設でもあった。院長の天童しか立ち入ることが許されぬ「祈りの部屋」という霊安室があった。亡くなった患者は必ずその部屋へ運び込まれ、一定時間を過ごす。内部で院長によって死体に施される謎の儀式とは……。長編医療ミステリ。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。 -
ホワイト・パウダー
次々に変死を遂げる入院患者……彼らの爪の奥からは白い粉末が発見された 東京の臨海厚生病院で諸角製薬の重役・重光晃三が突然死する。その遺体の爪の奥深くから白い粉末が発見される。だがこれはカフダールと呼ばれる咳止めの薬だった。同じ頃、臨海厚生病院の美人薬剤師・水月美樹子はフノメールという下剤をカフダールに改竄した大量の処方箋の存在に気がつく。誰かがカフダールを外部に横流ししている? 何のために? そして入院患者の死との関係は? 二つの事件の裏側に組織的犯罪の匂いを嗅ぎとった美樹子は、院内を調べ始めた直後、何者かに襲われる……。長編医療ミステリ。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。 -
ひとり
死んだはずの親友がわたしの中で生きている……? 中学2年の夏、桃子は親友のすみれと旅行をしていたが、乗っていたバスが崖下へ転落、桃子以外の全員が亡くなった。それから18年後、かつての悲劇をトラウマとして引きずりながら生きてきた桃子の周囲で、独り暮らしの女性を狙った連続殺人事件が発生。奇妙なことに、遺体の側には「ひとり」と書かれた不気味な紙が置かれていた……。 生と死で別たれても続くふたりの友情を描く、長編ホラー・サスペンス小説。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『夫以外』(実業之日本社文庫)、『帰郷 三世代警察医物語』(光文社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。 -
ユアボイス
忘れられるはずがない……二年前に何者かに殺された、最愛の恋人と同じ声 二十三歳の美術教師・岡里菜は、初めて受け持った中学校で耳にするはずのない声を聞く。二年前、何者かに殺された里菜の恋人と同じ声。その声の持ち主である男子生徒・五十嵐薫は、ある不思議な能力を持っていた。ふたりは絵画を通じて、次第に教師と生徒という壁を越えて心を通わせていく。やがて里菜は、薫の特殊能力を使って、かつての殺人事件の解明に挑む……。 さまざまな世代の男女の揺れ動く心を、丁寧にすくい上げたサスペンス・ミステリーの傑作。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『夫以外』(実業之日本社文庫)、『帰郷 三世代警察医物語』(光文社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。 -
ポケットは犯罪のために 武蔵野クライムストーリー
そのとき俺の頭にちょっとしたことがかすめた。待てよ、その手があるかってな。だから今、こうしてここでベンチに座ってるんだ。ほら、これだよ。この原稿。俺がかっぱらったやつの小説さ。お前、読みたいって、いってたろ。そんなに長い物じゃないから、お前も今、目を通して見ろよ。そしたら、俺がどうしてこんな恰好してるか、分かるからさ。(「やがて駅前のベンチで」より) 雑誌『メフィスト』に掲載された6本の短篇小説をつなぎ合わせ、ひとつの物語として構成した連作ミステリ。 *ポケットは犯罪のために *J・サーバーを読んでいた男 *フライヤーを追え *薔薇一輪 *函に入ったサルトル *五つのR ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。 -
殺しも鯖もMで始まる
土を掘り返すと中から現れた謎の空間。そこに男の死体があり、地面にはダイイングメッセージと思われる謎の言葉が残されていた。「サバ」……あまりに異常な事態に地元警察は混乱するが、やがて男の身許は割れた。浅草の寄席芸人、魚屋黒妖斎という奇術師だ。はたしてこの事件は、殺人か事故か。管轄のD署の加藤刑事がその弟子筋に聞き込み捜査をしていると、葬儀社を名乗る若い男が現れる。樫村ダニエル小助。不思議な日本語を操る風変わりなこの青年が、まさかこの難事件を解決するとは誰も予想していなかった……。長篇ミステリ。 ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。 -
石の中の蜘蛛
事故の後遺症によって人並みはずれた聴覚を獲得してしまった男・立花誠一。彼は自分を轢き殺そうとした相手をつきとめようと決意する。どうやら賃貸マンションの前の住人である、正体不明の女と何か関係しているらしい。部屋には住人の癖が音として刻まれている。彼女の残した「音の記憶」を頼りに、立花はその痕跡を執念深く追跡していく……。「聴覚」をテーマにした異色の長篇ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作品。 ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。 -
錆びたブルー
一年前、人を殺した“私”は、ホームレスから名前を買い、車で生活を続けている。神の声に従い、夢の中で再び人を殺した“私”。気づくとそばには見知らぬ女が。女は“私”の元恋人で、“私”の名は三沢文也だと言う。“私”は一体誰なのか? でも大丈夫。 第六感覚を持つ“私”には、神の万能の眼を通して何でも見えるのだから。頭の中で子供の声が「殺せ」と言う。新たな殺人。目の前には赤い残像と、錆びたブルー……。幻惑と驚愕に包まれた異色の長篇ミステリ。 ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ) 小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。 -
東京カジノ・パラダイス のるかそるか
俺の名は宇津木研次。ちょいとくすぶってはいるが、これでもベガス根城のれっきとしたギャンブラー。そんな俺に「東京カジノ構想の抵抗勢力をあぶり出せ」という依頼が舞い込んだ。金は使い放題、あっちこっちのカジノで派手に遊びまわって来いってんだから嬉しいねえ。韓国のカンウォンドウや東京のアングラ・カジノでギャンブル&酒池肉林。賭け事は二流でも女に関しては超一流の俺、行く先々で美女をたらし込んでは情報収集。ところが……。見えざる敵が俺の命を狙い始めた。おいおい、そんな話聞いてねえよ。どうやら日本だけじゃなく、韓国、北朝鮮、アメリカ入り乱れてのとんでもない陰謀に巻き込まれちまったらしい……。痛快長篇セクシー・ギャンブル・アクション。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
百首町秘戯殺人事件
百首町(ひゃっくびちょう)。その昔、南総里見氏が北条の軍勢に討ち滅ぼされ家臣百人の首が刎ねられたという房総の山中にある寂れた町である。この地で今から三十五年前に一つの火事があった。旧家の別荘が焼け、兄と妹が焼死。現在は忘れ去られたこの小事件が、テレビ局を舞台にした災厄の発端となる……。タレント教授の室岡日出夫が大学の校舎屋上から転落、死亡。遺書はなく自殺の動機もない。捜査の過程で、彼が芸能レポーターから強請られていたことがわかる。美人ニュースキャスター・北見優子との不倫スキャンダルだ。ところが、直後に芸能レポーターは行方不明となり、事件は意外な展開を見せる……。長編本格ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
遊人無頼
「無頼の遊び人」と呼ばれる男・北島夏樹は、情婦でありパートナーでもある五人の美女とともに、日夜、裏ビジネスに励んでいる。世はまさに平成不況の真っ只中。今夜も世界的な商社・大昭物産をクビになった、真面目しか取り柄のない中間管理職が、女占い師にすがってきた。高額の報酬で引き受けた北島夏樹は、五人の美女を操り、ターゲットである大昭物産の専務を陥落させるべく、あらゆる色仕掛けのテクニックを駆使して専務に迫っていく。異色の長篇ピカレスクロマン。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
百億の女
高村建設の会長秘書・波島秀三は、ある日会長である高村大二郎から深夜、自宅に呼び出された。高村は、自らの寿命があと1~3ヵ月であることを知り、秀三に自分の隠し子・球子を探すよう秀三に命じる。手掛かりはただひとつ、球子の尻にあるクローバー型の痣だけだという。他に子供のない高村の個人資産は100億円以上。早急に球子を見つけなければ遺産を相続する人間はいないのだ。必死に球子を探す秀三の前に謎の美女が現れ、球子を知っていると言うが……。長篇ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
萩・秋吉台殺人事件
東南アジアへ出張したはずの父が、山口県秋吉台で焼死体で発見された。汚職事件の中心人物として地検に追われる代議士秘書の覚悟の自殺か。捜査陣をはじめ誰もがそう判断したが、父の出張前の言動から“父は殺された”と確信する娘の華村江利子は、その死の真相を探るため父の足跡を辿って古都・萩を訪れた。だが、江利子をマークする尾行者の影……。白いカルスト台地を血に染め、事件の焦点はやがて意外な人物を浮かび上がらせた! 長篇ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
痴態
警視庁特別捜査班チーフ・山崎警部は、まもなく十五年目の時効を迎える未解決の事件に苛立っていた。秋村弁護士が暴力団員の前川に刺殺され、アタッシェ・ケースを奪われた事件だった。時効を一ヶ月と六日後に控えたある日、被害者の娘・弥生が現れた。以前、特捜班に助力し、難事件を解決したことのある霊能者・北里青州の協力を取り付け、亡き父の無念を晴らしたいという……。既刊『情炎』の続編となる長篇ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
千曲川殺人事件
銀座の高級クラブの女・片品桐子が、信州は千曲川で水死体となって発見された。現場の状況から警察は自殺として処理するが、桐子の妹である麻子はその死に疑問を抱く。そんな時、死んだはずの桐子から武田紬の反物が麻子に送りつけられてきた。麻子は独自の調査を開始し、姉の影を追って紬の工房を訪ねるが、そこでは紬糸の染色家・島岡一生が何者かによって殴殺されていた……。長篇ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。