ころころさんのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済みすごかった
作家さん買いです。
タイトルからざまあ系のお話かと思ったら、もうなんていうか深すぎてびっくり。
一気に読んでしまって寝不足になり、2回めを読んだ今もまた寝不足になりそうです。
トラウマが及ぼす影響が生々しく描かれ、私は被害体験を有する女性の精神障害の方の支援をしていた時期があり、その利用者のみんなを思い出しながら読みました。
あってはならないことが、普通にある世の中。
おそろしすぎることだけれど、その世を私たちは生きているのだと痛感させられました。
ニンゲンとして生きていくには失ってはいけないことがなんと多いのか。
しみじみと感じさせられる、いいお話でした。
ただ、校閲の人は一体ナニ -
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ネタバレ 購入済み不器用すぎてもはやびっくり
目についたので購入。
時戻りものはやり直し人生をどう生きるか画策するのがおもしろくて好きです。
今作もヒロインが色々と努力して、1度めとは違う結末に向かって行くけれど、その過程で夫だった人が実は全然違う性格だったと分かったり、兄妹の2人に好かれて子どものように取り合いをされたりと困惑しながら奮闘するシーンが多くてとてもおもしろかったです。
全部がうまくおさまってよかった一方で、敵の王太子がヤバすぎてびっくり。
倒せてよかったと本当に思いました…。
楽しかったけど、読み終えたら疲れてたので星は4つにしました。
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ネタバレ 購入済み
さすがレモン先生
作家さん買いです。
とってもおもしろかったです!
レモン先生らしく、随所にくすっと笑ってしまう仕掛けがあって、登場人物の気持ちに寄り添う表現が素晴らしい作品でした。
終盤、いろんな人の視点で描かれるのがもうたまらなく好きです。
ルイス…!(ムンクになる)というシーンもあれば、シャノンー!!(ムンクになる)シーンもあり、しかし笑ってしまうところも満載で、一気に読んでしまって寝不足ですw
特にシャノンが予知をするシーンは表現がみずみずしくてこっちまで切なく、胸が潰れそうな気持ちになりました。ルイスが童貞喪失するシーンの本人の落胆ぶりやら色々もよく伝わりました。
とにかくおもしろかったです。 -
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購入済み
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ネタバレ 購入済み
おおう…!
作家さん買いです。
お話はとてもとてもよくて、もう大絶賛しかないのですが、このお話の校正者さんは一体どういうおつもりだったのでしょうか。眠かったの?こんな素敵なお話なのに?
すっごい誤字というか誤植というか、とにかくそういうのがけっこうな数あって、校閲者の私には我慢なりませんでした。
内容はとっても切なくて、終盤に種明かしが色々ありますが、そこに行くまでがヒヤヒヤの連続。
主人公2人の肩をつかんでゆすりたい気持ちになりました。
言葉を尽くすということの大切さを痛感しました。
何度も読み返したいお話です。 -
ネタバレ 購入済み
巳年にふさわしいお話
作家さん買いです。
私は百足とかゲジゲジとかとにかく虫がどぅわいきらいなので、ところどころ「ウヒィ」となりながら読みました。
蛇が主人公で、すごく切なくて優しい物語です。
蛇のおなかが体に巻きつくのってどんな気分なのかしら、と愛犬を愛でつつ想像したりして、とてもおもしろかったです。
紗夜と時雨の間にある穏やかな愛とは別に、時雨が抱く渇望のような感情の描写がとってもよかったです。
最終盤ではスカッとするところもあって大満足。
この2人の子孫のお話とかも読めたらいいな。
次の作品もものすごく楽しみです!
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購入済み
ネタバレ 購入済みわーお、と声が出ました
作家さん買いです。
ですが、今回はちょっと期待外れ感がありまして残念でした。
あと、校正がちゃんと仕事できてないところを何ヶ所か発見してメラっとしました(私は校閲おばちゃん)。
ゲームの中のヒロインが大暴走するのはよくありますが、この勘違いさんはなかなかすごかったです。
終盤の夜会のシーンでは痴女扱いされててお気の毒にすらなりましたが、乙女ゲームって、何だろうね…と私の心の菅原文太が呟く勢い。
オレリアがハッピーなラストでよかったけど、ラストのターンがオレリアじゃないというのが新鮮ではありました。
今後買い続けるか考えさせられる作品でした。 -
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購入済み
ネタバレ 購入済み終わってしもうた…!
作家さん買いです。
おもしろかった…!そして終わってしまった…!
ヴェルディが切ない最期だったけど、レーガの力の保ち方がえげつなさすぎてもうなんていうかざまあごらんなさいという気持ちになった終盤でした。
いろいろな人の沢山の思いがあって、巨悪が倒されるというのは何度読んでも清々しいです。
マチバリ先生の伏線回収は毎回鳥肌ものですが、今回も鳥肌たちまくりでした。
ラストはアイゼンと結婚できそうだったし、よかったねぇ、というおばちゃんの気持ちで読み終えました。
しかしちょっと寂しい…。
次の作品も楽しみです! -
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ネタバレ 購入済み
最高以外に言葉なし
作家さん買いです。
冒頭にアリステアが出てきた時にもうすでにテンションMAXになり、一気に読み終えました。
素晴らしい!
愛が溢れている!
クレイン先生に一生ついて行きます…!(迷惑)
という気持ちでいっぱいになりました。
審判者として生まれたメルヴィンが、最初は愛も何も理解できてないところから人間らしくなるプロセスも素晴らしかった。
感覚でしか生きていないのにとっても優しい。
もう神さまじゃない?
彼を変えたコーディも素晴らしくて、切なさや傷つきも沢山抱えながらそれと同じくらいに愛を沢山抱えていて、いずれ世界を救うことになるとか、もう人間やっててよかったと思いました。
コーディにはなれ -
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ネタバレ 購入済み悪役がとにかくすごく性格悪い
作家さん買いです。
タイトルに偽りなし。ものすごくアデルが死にたがるので、序盤はフィーも気が気じゃなかろうな、とハラハラしました。
でも本当に死にたい人ってひょいと死のうとするのが怖いんですよね。そこがすごくうまく描かれていて、精神保健福祉領域で働いていた頃を懐かしく思い出せました。
今回も虐げられすぎる悲しいヒロインでしたが、本当に悪役がどうした!?頭大丈夫?!と聞きたくなる性格のわるさでもはやびっくり。
ティナでしたっけ、彼女はどうやって育ったらああなるんだ。
虚弱で我慢が多くてもあんな風にならんでしょ普通(虚弱で生きてる女)。
でもああいう仕上がりになる人もたまにいちゃうのも理解で -
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購入済み
ネタバレ 購入済みすごい大逆転ぶり
作家さん買いです。イラストレーターさん買いでもあります。
ものすごい大逆転ぶりに看板に偽りなし!としみじみしました。
クロエの実家側の人々の性格が悪すぎてびっくり。
どうやってそだったらこんなことになるんだよ、と砂を吐く気持ちになりました。
ひどすぎてもはや笑える。
クロエのまっすぐさと若干の卑屈さは好ましくて、共感するところが多かったです。
グレンも超素敵でした。
いいやつすぎる。
女性の社会進出には、どの世界でも障害が多くてげんなりですが、時代はいつも女が作ってきたという言葉もあります。
これからも女性であることを誇らしく生きていこうという気持ちにしてくれる作品でした。
イラスト -
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ネタバレ 購入済み
たのしく切ないよいお話
たまたま見つけて買ってみましたら大当たりでした。
とってもよいお話で、すっごく切ないところももどかしいところもありまくり、時々シュローカ目線が入るので「ぬおおおお」という気持ちにもなりましたが、とにかく好みでした。
ラージャの執念がおそろしゅうございました。
急に変わってしまったようにも思えるけど、色々あってのあの展開ですもんね。
なんとも言えない展開でしたが、シュローカのブレなさが素敵でした。
この先の2人がどうなっていくのか楽しみでもあり、読めないのが寂しくもあります。
とっても楽しい気持ちで読み終われました。
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ネタバレ 購入済み
すっごくよかった!
初めて読む作家さんでしたが、ものすごくよかったです!
ミストとコゼットの切ない心情も共感の嵐だったし、魔法の世界も理不尽というか「は?」ということがなくてすんなり受け入れられたし、とにかくとってもよかったです。
一気読みしたので寝不足です。
コゼットの魔術は2回目にも少し引き継がれていたのでしょうね。
記憶がない状態から思い出していくミストの描写が見事でした。
泣きましたし、終盤の「お願いですから生きてください」というコゼットの心情も笑えました。
幸せで切なくて、とてつもなく素敵なお話でした。
次回作も楽しみです! -
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購入済み
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おお、そうかそうか
そうきたか、という気持ちで終わりました。
作家さん買いなのですが、久々に現代モノを読んだのでそうかこういうテンションかそうかそうかと思いながら読みました。
少し展開が早いかな、と思うところもあるものの、晃生の若干のストーカーっぷりとか自信のなさとかが好ましく、実央の職業人としての配慮はとても好ましかったです。
だめんず免疫がつきすぎて頭がそっちに傾きやすすぎるきらいはありますが、普通にええ子じゃのぅ、と思いながら読みました。
ちょっと短絡的だったり描かれてないことが多かったのが気にはなりました。あと文字校正が仕事してない箇所がちらほらあってイラっとしました同業者。
読むものがない、とい -
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ネタバレ 購入済み
待ってました!
作家さん買いです。
染色事業を行う家を守ろうと奔走するアニエスがとても好ましく、
一途に名前を勘違いしちゃったままアニエスを思い続けたセイランも大変よい。
これまで夜這い相手を間違えちゃったお話のヒーローが1番好きでしたが、セイランも大変よかった。
私は染織りを趣味にしていた時期があるので、そこもあって登場人物の気持ちに親しみが持ちやすかったのもよかったです。奥が深くておもしろい染色。
もっと流行ればいいのになぁ。
この物語の後日談とかも読んでみたいなぁ、きっとすごくワクワクすると思います。
次の作品も超楽しみです! -
ネタバレ 購入済み
長うございましたな…
前巻も購入したので続き読み。
終わったと思ったのにまだあるのか、ということに砂を吐きそうな気持ちになっています。
もういいかな…という気持ちが9割です。
とりあえずいろんなことが解決してよかったけども、オリヴィエはやはり最後までご病気で恐ろしかったです。
清々しいまでに性格が悪いと思ったけどもはや病気のレベルでした。
リュシーがオリヴィエの処刑に色々考えるところはリアリティがあってよかったです。
これでるんるんしちゃってたらおそろしい子…!と思っていたと思います。
とりあえずお疲れ様でした。
頑張れたら最終巻を読みます。