【感想・ネタバレ】義弟 壊れるほどに愛されてのレビュー

あらすじ

優秀な上に美形、完璧な義弟・春陽をずっと嫌っていた百合。彼から離れたいがために同僚と恋仲になるが……「貴女を絶対に手に入れる」春陽の怒気を帯びた瞳に射竦められ、荒っぽい口づけと激しい愛撫に為す術もない。身体の奥深くまで肉塊で支配され、だらしなく喘いで。しかしふと、垣間見たのは、彼の泣き出しそうな表情――。義弟に心ごと囚われる淫靡な禁断の執愛。

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ネタバレ 購入済み

なるほど?

作家さん買いです。

序盤には若干引くところもありましたが、なんて言うか色々な疑問はすべて終盤でスッキリ解決したのでよかったです。
こんな甘くねーよ!という声もあるかとは思いますが、お話ですからな!
変な輩が読んで勘違いしないことを祈ります。

当て馬くんがとにかく残念な人でちょっと笑っちゃいました
はあそうなんだ、みたいな。

主人公カップルがいろんな苦しみから自由になって、幸せになるといいなぁと思います。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ #ダーク

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

義理の弟・春陽は、容姿端麗で頭脳明晰、まさに完璧な男。
けれどヒロイン・百合にとっては、息が詰まるほど苦手な存在だった。
彼から距離を置くために職場の同僚と恋人関係になるも、その一線を越えた瞬間から春陽の執着が静かに、そして確実に狂い始める──。

血の繋がらない義姉弟の関係を軸に、抑えつけていた愛情と独占欲が解放されていく流れが非常にドラマティック。
序盤は圧迫感のある空気が続くものの、やがて過去の誤解や家族の歪んだ絆が少しずつ解かれ、愛情が暴力的な執着から“共存”へと変化していく過程が丁寧に描かれていました。
義弟という設定の禁忌さと、そこに潜む愛の真実性。
その境界を巧みに往復する展開は、昼ドラ的な劇的さを持ちながらも心理描写が繊細で惹き込まれました。

ヒーロー・春陽はまさに「壊れるほどに愛してしまった」男。完全無欠に見えて、実は愛を得ることを知らず、渇いた心のままヒロインを支配しようとしてしまう。対するヒロイン・百合は、優しさと恐れの狭間で葛藤しながらも、自分の意思で向き合う強さを獲得していく。その過程に“解放”の物語としての美しさがありました。
家族の呪縛や社会的な体面を越え、ようやく「自分たちの愛の形」を掴む終盤には、少し歪んでいても確かに本物の情熱を感じます。

エピローグの描写にはぞくりとする怖さと余韻が残りますが、それこそがこの作品の魅力。綺麗ごとでは終わらない“壊れた愛”の余熱が最後まで胸に残る一作でした。

0
2025年10月15日

ネタバレ 購入済み

ヒーローが

好きな作家さん。
ヒーローがヤバイです。
でも、ヒロインが納得なら、いいのかな。
と、思っていましたが、終盤を読んで、
これはアウトでしょ。
思っていた以上にヤバイ奴でした。
まぁ、お祖母さんは酷いけど。

#ダーク

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2025年09月05日

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