あらすじ
レティシアは少しずつ自信を取り戻し、アレックスたちと病院で貧しい人たちに回復魔法を施す日々を送っていた。
一方、サンドラとマクシミリアンは自分たちの地位を守ろうと新たな陰謀を練っていた……。
そうしたなか、レティシアは力を取り戻すことができるのか?
結婚から始まったレティシアとアレックスの愛の行方は――
感情タグBEST3
ふわりとした温かさ
落ち着くところへ落ち着いたという感じですね。
悪い人も出てくるけど、ひどい報復はなく、悪いことすると幸せにはなれない。
まあ甘いような気もしますが、主人公が幸せならそれでいいのです。
波瀾万丈を期待する人には、物足りないかもしれませんが、ほわっと幸せになりたい人にお勧めします。
あらすじにあるサンドラとマクシミリアンの陰謀って表現は大袈裟ですね。何をするんだろうと期待していて肩透かしでした。
それはそうと、ちょうどいい感じに話が終わってスッキリです。あれ以上は語らなくてもいいです。
よかったよかった
初めて読む作家さんでしたが、なかなかおもしろかったです。
マクシミリアンにはいろんな意味であんぐりしちゃったけれど、よいとkpろに落ち着けてよかったです。
レティシアがハッピーでよかった。
アレックスが清廉潔白すぎてちょっとヒヤヒヤしましたが、この先はのびのび暮らせるようでよかったです。
ほっとしました。
ほどよいユルさ
ありがちな設定が細かいあまり冗長になることなく、もう少し!と思えるまとまり方が良いです♪
現実乖離の世界の甘々だけど、もしかしたら現実でもこの位思い合える人と巡りあえるのかも…と淡い希望も持たせてくれる読後感を久しぶりに味わえました。
期待通りの展開でした。不倫をしていた二人が、案外と諦めよく自滅したので、些かあっさりだったかな。
ただ、運命の赤ちゃん、このまま孤児院に置いておくのですね。まぁ、貴族になったところで幸せかどうかは分かりませんが、平民を見下している風潮はなかなかなくならないでしょう。いくら王と宰相が頑張っても。無事に生きられると良いですね。