あらすじ
侯爵令嬢であるクレメンティーネは両親から疎まれ老子爵の後妻として嫁がされそうになるが、直前で隣国の公爵令息・ジスランとの縁談が舞い込む。しかしジスランは極度の女嫌いで会ってもくれない。そこでクレメンティーネは官吏登用試験を受け、事務官としてジスランの側に仕えることに。クレメンティーネの顔すら知らないジスランは「部下の事務官」であるクレメンティーネに徐々に惹かれていくが……。
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Posted by ブクログ
現代TLで有名な佐木ささめ先生のヒストリカル楽しみにしていましたෆ.*・゚
しかもイラストレーターさんが大好きななおやみか先生でジスラン様めちゃくちゃイケメンだしクレメンティーネは可愛らしくて最高でした⟡.*
最初はよくある政略結婚で王族という訳でもなく他国に嫁ぐというのが少し新鮮だなと思ったくらいだったのですが、会ったことないのに懐かしさや誰かに似ている既視感を感じている描写があって不思議に思っていたら、この政略結婚の背景には予想外に複雑で重い事情が隠されてて驚きでした:(っ'ヮ'c):
重苦しい本来の事情とは関係なく、会ってくれないなら自分から会いに行こうで始まった仕事の上司と部下という関係で距離を縮める2人がもどかしくもドキドキでした!特に、クレメンティーネへの恋心を自覚したジスランの猛攻が本当に甘くてきゅんが止まらず必死に勘違いしないように努めるクレメンティーネにじれきゅんでした( ᵒ̴̶̷᷄௰ᵒ̴̶̷᷅ )♡
本当のことを知れば...と女嫌いなジスランに事情を言えずに悩む中、勘違いが取り返しのつかないすれ違いをうんで涙するクレメンティーネが本当に切なくてうるうるでした(´;ω;`)
そもそもジスラン、興味無いにしてもあんなにシゴデキ超人なのに自分の婚約者候補の名前すら覚えてないって、、、笑 宰相閣下の胃痛も然りですね笑
仕事の上司と部下以上恋人未満な2人のジレもだが最っ高に好きです!!両思いなのに危うく引き離される寸前だった2人が晴れて夫婦になれて本当に良かったです(*ˊᵕˋ*)ෆ.*・゚
両思いあまあまな様子も後半たっぷり読めて大満足です!ちょっとSっ気ありつつ息を吐くように好きかわいいを繰り返すジスランと快楽によわよわで幸せいっぱいのクレメンティーネにニヨニヨが止まりませんでした(*´艸`)♡
書泉SSでは政略結婚裏事情のあの方々の会話が読めて良かったです⟡.*
色んな人達の思惑があって、拗れに拗れた2人の恋。
まあ、ジスランが、早い内に、会っておけば、ここまで拗れなかったんだろうけど。
ジスランの女運の悪さには、同情の余地はあるけれど。
でも、ヒロインが可哀想。
複雑な生い立ちの上に、愛されない家の養女。
2人が、幸せになって嬉しい。
陛下の想いや、行動が、かわいいなぁ。
いろいろな思いが絡み合って
作者様のヒロインは、しっかりと自分の足で立ち、困難にも立ち向かう魅力的な女性ばかりなので、読んでいて一緒に頑張り応援したくなります!
今回の作品は、いろいろな人の思いが絡み合って、人間関係も絡み合って、タイミングが違うとこうも違う結果になるのかと、面白い話でした。
スピンオフ作品作れそうなくらい、しっかりした世界観の作品でした。
よかったよかった
作家さん買いです。
女性のキャリアと愛の物語が好きなので、とってもおもしろく読めました。
ジスランの女嫌いの深刻さも、クレメンティーネの真っ当さの前では無力だった…。
ジスランが恋に落ちていくプロセスがとてもよかったし、行き違いすぎててクレメンティーネが泣くことになるシーンは切ないやらもどかしいやらでぬおおおおとなりました。
主人公たちの周囲の人達がみんないい人でよかったです。
わずらわしい人たちも清々しいほど頭悪くてざまあみやがれというラストで満足。
次の作品も楽しみです!
Posted by ブクログ
政略結婚で公爵家へやってきたヒロインだったが当の令息が大の女嫌いで実家にも帰って来ず顔合わせもできないでいる。悩むヒロインに礼拝先の司祭があるアドバイスを授けて…。
淑女だけど結構行動力があり芯が強く健気なヒロインです。
そんな彼女に女嫌いのヒーローもだんだん惹かれていくけれど、初めから拗れている二人の関係に周りが関わってどんどん拗れていってヒロインとなぜか宰相も不憫でした。
救世主の王太子妃が凛々しく素敵でした。また「反省!」の王太子の正座もおかしかったです。
そして思いがけない再会も素敵でした。
すごく面白かったです。
匿名
楽しく読めます
スレ違いすぎて、楽しく読めます。ヒロインがなかなか可哀想なのですが、ヒーローの女性嫌いも、同情すべきところもあるので、仕方ないのかと。周辺の人たちのお髪がかわいそうなことになったのではないかと推察しました。
特に醜悪な展開もなく、卑劣な人間もない。ちょっとおバカはいましたけど、二人の良いスパイスになった様で、何よりでした。