あらすじ
「僕は医師から余命一年と言われているから、結婚までは持たないと思う。」
ある日、オークリッジ伯爵家の養子の少女エディスのもとに、グランヴェル侯爵家の長男ライオネルとの縁談が舞い込んできた。
本来この縁談はエディスの義姉のダリアに持ち掛けられたものだったが、余命も少なく病弱な見た目のライオネルを見たダリアが両親に懇願し、自分の身代わりとしてエディスを縁談相手に仕立て上げたものだった。
義姉のダリアも義父母の叔父夫婦も、誰もライオネルの回復を信じていない。
そんな中で、エディスだけが誠実な性格のライオネルの回復を信じ、婚約者として彼を献身的に支え始める。
すると徐々に奇跡的な回復をみせる彼は元の美しい姿を取り戻し始め、エディスのことをすっかり溺愛するようになり……?
一つの余命宣告から始まる二人のハッピーエンドラブストーリー、ここに開幕!
※電子書籍には特典として瑪々子先生書き下ろしSSが収録されています。
感情タグBEST3
余命宣告された公爵令息の婚約者になった心優しいヒロイン。義両親と義姉に虐げられながらも清らかな心のまま婚約者に尽くします。特に大きな問題もなくただただ穏やかに時間は過ぎます。それだけのお話です。
余命宣告を受けるほど重病だったヒーロー。
なんの病気だったのかもわかりませんが、医者も匙を投げるほどだったのに
献身的に世話するだけで治るものか?と思っていたら
ヒロインは本人も知らない聖女の末裔だったという。
最初から二人良い感じで微笑ましかったけれど、特に問題もないままさらさらと話がすすみ、
ヒーローの病気も完治して結婚して侯爵家の雰囲気も良くなり良かった良かったで話が終わる。
悪くないけど盛り上がりには欠けるかな。
淡々と読めるけど
虐げられていた心の美しいヒロインに特別な能力があって、嫁がされた先のヒーローの心と身体を癒しハッピーエンド…障害もなく、ただただ穏やかで、優しいヒロインに絆されたヒーローの話…何となく物足りなさが残る…
平和でした
作家さん買いです。
しかしきっともうこの作家さんのフォローは外そうと思った作品でした。
平和です。何も起きない。
イヤそれなりに起きるのですが、とにかく平和。
とにかくセリフが多くて、どれもこれも中学英語の教科書っぽい言い回しで、なんていうか平和すぎてちょっと読み疲れました。
もう大丈夫ですと言いたくなる健康へのありがたみを表する言葉の多さに若干げんなりしました。
健康は大事だ。言葉にするのも大事。
しかし言葉を重ねすぎである。
おなかいっぱいでした。
ハッピーエンド
タイトル通り義姉の代わりに余命一年のヒーローの婚約者となりヒーロー宅で生活をすることになるヒロイン。婚約者でありながら薬師としてヒーローの看病などをしつつ距離を縮めていきます。ラストはきちんと結婚まで描かれており1巻完結で良かったです。ただ王道ストーリーなので先が予想できるのも事実です。