amieさんのレビュー一覧
レビュアー
-
ネタバレ 購入済み
もう最高!
キャラクターや背景の美しさ、独特の世界観、重厚なストーリー、全て最高です。
この手の世界観が好きな方なら、ぜひ読んで頂きたい。
重厚一辺倒ではなく、魔剣の章などは現代的な言い回しやコミカルな要素もあり、それもまた魅力ですね。
BookLiveで多くの作品を読んできましたが、その中でも個人的に今もっともお気に入りの作品です。
なお、メインストーリーが一気に動き始めるのは4巻のラストからです。
惜しむらくは、掲載が月刊誌ということで、単行本の発売間隔が半年に1回というところ。
その分、1話/1巻あたりのボリュームは十分あるのですが、半年待つのはツライ…。
---初レビューから3年半経って追 -
購入済み
評価が難しい
これ、本題は何なんだろうか?
基本ノンフィクションであり、本人または誰かの体験談を元に書いている…、普通はそう思うだろう。
であれば、稚拙な絵も気にならず、重いテーマを扱っている良作と言える。
理解されづらい「特性」をマンガでわかりやすく紹介し、周囲が取るべき対処法も教えるという事ならば、非常に良い作品。
ただ、友人や元カレの存在が全て台無しにしている。
この2人の存在は、単なる低俗なゴシップもの。
仮にノンフィクションだとした場合、この2人の描写ができるはずもないし。
となると、「重いテーマを扱いつつ、読者の興味を惹かせるために敢えてゴシップネタを盛り込んでいる」ということなのか?
だ -
-
購入済み
良質
一言で言えば、「良質な異世界チートもの」。
チートものと言えば主人公キャラに一癖ある作品が多い中、本作の主人公は控えめ。
その点は新鮮。
物語も王道的ではあるが、比較的丁寧に話を進めており、その点も好感が持てる。
一方で、使い魔のポチが表に出すぎ感があり、少なくとも自分にはくどく感じられた。
これは人によって受け止め方が違うだろうけど、同人誌などにありがちな「作者の世界に入り込みすぎ(=子犬出しときゃかわいいし、ネタも面白いだろう?)」的なものを感じる。
後は絵。
基本的には丁寧に描かれているが、街や巨大モンスターなどで「大きさに矛盾」を感じることが多い。
おそらく描く人がそういうとこ -
-
無料版購入済み
なかなか良い
異世界ものの中ではちょっと毛色の違うタイプ。
丸太で戦うというのは新しい。
女神の使徒というのも、そのものズバリでは他に見たことがない。
絵はキレイでかわいいし(ただし、戦闘シーンの描写はダメ)、ストーリーの伏線的なものも多く、設定が練られていそう。
後はギャグ面。
これは読む人によって合う合わないがあるが、自分にとっては「ベストではないけれど、嫌いでもない」レベル。
一方で、原作をマンガ化した際の弊害だろうが、話を端折っているのか、展開に繋がりを欠く点がいくつか見られるのはマイナス。
1巻で言うと魔導大学のくだりとか。
(本編では前を通るだけだが、あとで魔導大学で魔法を授かったというく -
無料版購入済み
良い!!
無料で2話、さらに値引き有償で5話まで。
とりあえず、作品としては今のところすごく良い。
独特の深みのある世界観、典型的ボーイミーツガールでこの先が非常に気になる。
このワクワク・ドキドキ感は「メイドインアビス」や弐瓶勉の作品の世界観にも通じるものがあると思う。
これらの作品は言わずと知れた名作であり、それに匹敵する可能性があるという事。
絵はキャラにちょっとクセがあるものの、戦闘シーンなどの動きのある場面でもわかりやすく、また背景も丁寧に書き込んであり、非常に良い。
やはりこの手の作品は、丁寧な書き込みが重要。
ただし、例によってマイナーな媒体からの発売だからか、売り方に問題あり。
-
無料版購入済み
すがすがしいまでのチート
無料で3巻まで。
一言で言えば、「ザ・異世界転生チート」もの。
転生と言っても現代社会からではなく、魔王を倒した勇者が2000年後に転生するというもの。
この設定は新鮮だが、前例がないわけではない。
前世で孤独かつストイックだった勇者が、なぜか転生後は陽気な主人公キャラに代わっていたり、男性格っぽい描写だった魔王が美女になったりと細かい点では「???」の付く点も多い。
そのあたりの設定の甘さ、ご都合主義的な流れは気にはなるが、まあ本筋とは別の話。
異世界チートものの中でも上位に位置する「圧倒的強さの見せつけ」は読んでいてすがすがしく、この手の作品のテンプレ的展開ともいえる。
それだけでは -
-
これはいい
死神に育てられたチート少女が、劣勢の王国の軍隊に入って活躍するという話。
「魔法使い」とか「魔王」とかに育てられた少女がチート的強さと言う作品は他にもある。
一方で、「王国騎士団」と言った中世的なものではなく、「准尉・少尉~大将・元帥」まできっちり近代階級が定められている「近代軍隊」組織(火器は見られないが)に属しているというのは新鮮味十分。
実際、主人公だけは自由奔放で型破りな美少女だが、それ以外の登場人物は普通に「軍人」しており、相応のリアリティもある。
これに、主人公の出自や「育ての親」の死神、さらに同じく死神っぽい「帝国宰相」や敵対する帝国軍などが絡めば、まだまだ話が膨らみそう。
-
無料版購入済み
意外
作者が3人ともなんか怪しげな名前。
これ、最近多い韓国マンガに多いパターンで、本作もそれ系?と思ってました。
が、読んでみると非常にキレイな絵で、とても韓国系っぽくはない。
純粋な日本の女性マンガですね、これは。韓国っぽい名前と言って失礼しました。
ストーリーは「物語の悪役令嬢に比する女性が、物語の主人公たるヒロイン(実際はこっちの方が性悪)に復讐をする」という話。
これ自体は異世界ものの女性マンガではよくある話。
一方、実際の主人公は口が悪く、非常にさっぱりした性格で、これは見ていて気持ちいい。
そして見た目は美しい。
これはやや新鮮で、興味がわく展開。
ちょっと話の持って生き方が強 -
購入済み
うーん
無料で8話まで。
アホ王子と婚約していたが、婚約を破棄されて追放された元貴族の聖女の異世界物語。
まあ、世の中にゴマンとある展開だし、冒頭のくだりなどまさにテンプレ通りの流れ。
絵はそれなりにキレイなんだけど、何にしろ1話が短すぎる。
1話あたり12-15P程度なのであっという間に終わってしまう。
これでは話に深みを持たせることも到底無理だろう。
また、食べ物に妙に凝るところがあり、道中の食事の描写が結構詳しい。
ただ、この浅いストーリーでそんな要素まで詰め込もうとすると、本来のストーリーがぼやけてしまうだけではないかと思う。
結果として、肝心の本筋が淡々と進み、直ぐに追いかけたはずの -
-
-
無料版購入済み
懐かしさも感じる
元暗殺者のメイドが、一般社会に触れて変わっていくコメディ。
設定自体は突拍子もなく、古典的ともいえる。
展開自体は高橋留美子のコメディとも似たような感じであり、非現実的な日常ドタバタコメディと言う感じ。
また、暗殺者であるヒロインが「ソース」好きという設定は「伊賀野カバ丸」を彷彿とさせるようなもの。
主人公の家庭環境、ヒロインの高校への転入など、強引すぎる手法もまた古典的か。
ヒロインを始めとした各キャラの絵がキレイで、それが大きなポイント。
一方で、車を始めとした「背景画」はあまりうまくないようにも見える。
登場キャラに「悪い奴」がおらず、それがほっこりとした安心感を与え、読み続けたい -
無料版購入済み
懐かしい雰囲気
無料で2巻まで。
完結したのは2015年だが、連載開始は1998年(1997年末?)という非常に息の長い作品。
そのせいか、当初の描写はカセットテープやダイヤル式電話などが登場し、90年代前半のよう。
絵も線が太く、手書きで丁寧に描かれており、昭和~平成初期の雰囲気がある。
2巻途中までは話が淡々と進み、登場人物も非常に限定的。
それが2巻後半から急に登場人物が増え、話が膨らみ始める。
ヒロインの1人ハルも、当初はミステリアスな雰囲気で「カラスの化身?」とか思っていたがそんなことは無く、2巻あたりからはストーリーをリードする普通に明るいキャラに。
こう言う変化がちょっと大きく、若干の違和 -
無料版購入済み
少年ジャンプの異色作
ある意味「もっとも少年ジャンプらしくない」作品の1つだと思う。
絵やキャラクター自体は普通の少年マンガ。
ただし、背景となるストーリーは暗く・重く、おおよそ少年マンガレベルではない。
この重さは「鬼滅の刃」以上だと思う。
ただ、この練り上げられたストーリーはすごい。
今ではすっかり「鬼滅」に差を付けられた感があるが、初めて読んだ際の衝撃は鬼滅に勝るとも劣らない。
アニメの1期の出来も素晴らしかった。
が、本作の不幸は何といってもアニメ2期の出来。
なぜあんな作品を世に出してしまったのか?
アニメしか知らない人がいるとすれば、非常にもったいない話。
ぜひ原作で、脱出後の壮大な物語を読んで -
-
-
無料版購入済み
結構いい
どんな内容かと思ったら、ドタバタコメディでした。
この手の作品って、ギャグの内容が合う・合わないで評価は大きく変わる。
個人的にあまり好くなジャンルではないのだけど、これはなかなか良い。
ギャグが特に面白いという訳ではないが、登場人物たちが皆根がいい人たちで、見ていてほっこりできる。
それに、絵がかわいらしく、読みやすいのもいい。
ただ、内容的に大きなストーリーの深みというものが無く、1話または数話で完結のストーリーの積み上げ。
これが先に行った際に変化がなく飽きてこないかという不安はあるかな。
あと、深みが無い分「悪くはないけど、別に読む必要もないかも」と思ってしまうのもマイナス。 -
無料版購入済み
1巻だけではあるが
まだ無料で1巻を読んだだけで、深くこの作品を知ったわけではない。
が、これは「秀作」の予感がする。
原作は「小説家になろう」から来ているっぽい。
なろう系も玉石混交ではあるが、この作品は「雰囲気」がある。
ゲームの中の世界への転生、しかも「悪役」への転生と言うのは割とあるパターンではあるが、その先の描き方が非常に丁寧。
結果として「悪役転生」そのものより、「運命に抗う主人公」といった流れのストーリーになっている。
そして何より、絵が非常にキレイ。
鉛筆描きのようなタッチの絵で、キャラデザインもいい。
動きのあるシーンも文句無し。
この作品はこの絵でさらに昇華していると思う。
これは続き -
購入済み
かなりいい
これ、かなりいい作品。
系統としては「葬送のフリーレン」に近く、哀愁と温かみの感じられる物語。
飄々としすぎているフリーレンより、本作の方がより気持ちがこもっているとさえ言えるかもしれない。
1話1話、セリフの1つ1つに重みがあり、考えさせられる。
これ、かなりセリフを練って書いているんだろうな。
一方で、フリーレンの「一級魔法使い試験」のような、少年マンガらしい展開は本作にはない。
その結果、話が進めば進むほど、展開の変化が乏しくなってしまう感はある。
また、それもあってか2巻の中盤くらいから「主人公の毒気が抜けすぎて、普通の物語に」なってしまった感も感じる。
これらの問題を今後どう -
購入済み
なかなか
女版刑務所からの脱出、といった話。
これが通常の刑務所ではなく、オークションで囚人を奴隷のように売買するという要素も加わっている。
このおかげで話に深みが生じている一方で、設定としてはあまりにも安っぽい。
これ、日本を舞台にするからこれほどまでに安っぽく感じられるのだと思う。
絵は同じで良いので、舞台を海外の刑務所とかにしておけば、もっとスムーズに受け入れられただろうに。
この手の作品にしては、絵が抜群にキレイ。
こんな作品ではなく、他の普通の作品を描いているのを見たいと思うほど。
この絵の出来だけで、評価は1つ上がる。
主人公が強く、冷静で話の深みもありそう。
設定としては非常に陳腐で
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。