すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
共感できる内容ばかりだった。
自分も子供を持つ気がないDINKSで、30代のいまは子どもの延長で実家に顔を出しているけど、これから先40代50代になったらどんなテンションで実家に顔を出せばいいのか、的なぼやきに激しく首肯した。
また、正論パンチを繰り出してしまうけど、自分もそこまでしっかりしているわけじゃないところとか、働いたお金で余計なものを買ってしまうムーブとか、シゴデキになりたいのに社会の歯車として機能しているかすら怪しいところとか、被るところがたくさんあってどんどん読めた。
30代の特に子を持つ予定のないOLにかなりおすすめの一冊でした。 -
Posted by ブクログ
清かな物語でした。
清か‥‥本書に何度も出てくるこの言葉、まさしく本書を一言で表すならば、清か。
あることをきっかけに絵を描く気力が失われ、2年間休学している美大生の真。
従兄弟の凛太郎に誘われて、襖絵の修復作業に取り掛かることになり、自分自身を見つめ直していく。
油画科に進んだ真は復元模写の仕事をしていた父のことを認められずにいたが、自分が修復作業に関わるうちに絵画に対しても父に対しても認識を変えていく様子に胸が熱くなります。
そして、自分の存在そのものに自信を取り戻していく姿がもう‥‥(T-T)
さらに、修復する絵には欠けた部分が多く、そこには何が描かれていたのか、作者の気持ちになって、仲 -
Posted by ブクログ
『ビリギャル2』を読み、何度も胸が熱くなり、思わず涙がこぼれました。
坪田塾の物語は、単なる受験成功の話ではなく、「人は信じてもらえることで、ここまで変われるのか」ということを深く教えてくれる一冊だと感じました。
特に心に残ったのは、「夢を叶えるために必要なのは、才能よりも仲間である」というメッセージです。支えてくれる人、信じてくれる人、そして本気で向き合ってくれる存在がいることで、人は自分の限界を超えられるのだと強く感じました。
それはまさに、今の自分自身が実感していることでもあります。
この物語が実話に基づいているという点にも、深い感動を覚えました。机上の理論ではなく、実際に人の人生を -
Posted by ブクログ
ネタバレどのお話も読んでいると、果たして自分は「普通」なんだろうかと不安になってきて、他人事とは全く思えずざわざわして落ち着かなくなる。
今回の収録作品では特に、自己保身にまつわる『嘘の道』と『良夫婦』の、ふとした時に思い出しそうな後味の悪さのダブルパンチが効いた。
最後の最後に急ハンドルを切った感(おかみさんは自分でなくていいんかい)のある表題作は、コミカルにも読める。ただ、最後まで新おかみさんの自我が疎かになっていて、大円団のはずがやっぱりどこか薄気味悪く感じてしまう。
読む人によって受ける印象が違いそうなので、今村作品について誰かと語らってみたい今日この頃。 -
Posted by ブクログ
『「明日へ、また明日へ、また明日へ、」』
シェイクスピアといえば正直
映画『恋におちたシェイクスピア』
コニー・ウィリス著『ブラックアウト/オール・クリア』
野田秀樹著の戯曲諸々
井上涼作詞作曲『オフィーリア、まだまだ』
あたりで間接的に触れたことがあるだけで、何も分からないまま、不意の思いつきでこちらの本を手に取った。
プロローグでシェイクスピアについて「誰もが14歳の気持ちになってしまう恐るべき力を持つ」と書かれているので、安心して、ものすごく素直に読むことができた。
喜怒哀楽や善悪や美醜、それに愛憎。この世界を作る何もかもを、うねり満ち溢れ迸る力そのものを、膨大な言葉に移し変えて遺し
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