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  • 14歳のためのシェイクスピア
    3.7
    最高におもしろい「今」のエンタメとしてシェイクスピア沼にハマる、 気鋭の演出家による新時代の入門書! 【糸井重里さん、齋藤孝さん推薦!】 シェイクスピアが、隣にいる!――糸井重里氏 教養×エンタメ!こんな入門書を待っていた。――齋藤孝氏 『鎌倉殿の13人』も『ライオン・キング』も『ウエストサイド・ストーリー』も元を辿れば、この男。 何がすごいのか? なぜこんなに読まれているのか? 「ことば」に驚き、ストーリーをたのしみ、声に出し身体を使って、さらには自分で演出もして、 史上最も有名な劇作家の「おもしろさ」を全身で体感! シェイクスピアちょっと読んでみたいけど「難しそう」「とっつきづらい」、そんなすべての人に送る、最高にたのしい入門書! 【目次】 前説:What’s シェイクスピア? シェイクスピアはどんな人?/ヒトゴロシ、イロイロを生きた人/激動の時代を生きた人/作品は、未来から託されたメッセージ!? 第一幕:ことばの時間 ことば、ことば、ことば/野蛮でヤバいことば/「好き!」があふれ出ることば/人を行動させることば/「ああ、ロミオ」にぜんぶつまっている/作品の中で意味が変わっていくことば/本質をヒトコトで突くことば/人類共通の「問い」を投げかける/もしもあなたがシェイクスピアだったら? 第二幕:ストーリーの時間 演劇の設計図を読んでみよう/誰もが楽しめる「未完」の物語/シェイクスピア作品の「型」/シェイクスピアはパクリの名人!?/テーマを加えるパターン―『オセロー』/違う話を組み合わせるパターン―『ヴェニスの商人』/キャラ強めにするパターン―『ハムレット』/あり得ない設定にするパターン―『リア王』/なぜアクの強いキャラばかりなのか/シェイクスピアのストーリーは大規模世界モデル? 第三幕:PLAY の時間 この世界は舞台、主役は自分!/『リア王』のことばを読んでみよう/息を吸うタイミングを意識しよう/自由に呼吸のタイミングを決めてみよう/身体も一緒に動かしてみよう/『夏の夜の夢』はロマンティックだけど同時に……/感情を「遊んでみる」/コンフォートゾーンを抜け出す 第四幕:演出の時間 演出とは、「もう一つの地球」をつくること/シェイクスピアとおしゃべりする/遊びながら読む/推しポイントを見つける/めちゃくちゃ残酷な『タイタス・アンドロニカス』/なぜこの作品を上演するのか?―取り上げる動機/どう読んでいこうか?―作品の読み込みかた その1/この作品のテーマは何か?―作品の読み込みかた その2/未来への問いを見出す―作品の読み込みかた その3/「もしも」を使って、脳内キャスティングを楽しもう!/「稽古」で、ことばに声を与える/どんな「場所」が似合うだろうか?/あらゆる場所が舞台になる/さあ、あなたの出番です! 第五幕:タイムトラベルの時間 いい/悪いがわからない時代/船で世界がつながった時代/シェイクスピア、誕生/薔薇戦争はスターウォーズ!?/シェイクスピア流ヒット戦略/プロパガンダ? でも本当は……/歴史劇は推しキャラを見つけよう!/シェイクスピアの二つの顔/光と影が混在するロンドン/空白の8年間とシェイクスピア流「成り上がり方」/人間のかっこよさを描いたルネッサンス時代/歴史を知り、明日へ向かう 課外授業:翻訳の時間 シェイクスピア全作品を訳した松岡和子さんに、 翻訳のおもしろさを聞いてみよう! 原文、直訳、翻訳はどう違う?/一語だけ直した「トゥモロー・スピーチ」/『ハムレット』のあのセリフをどう訳す?/日本語訳を英語に逆訳すると……/シェイクスピアは何でもあり/女性のセリフをどう翻訳するか/シェイクスピアの「広報担当」/AIジュリエットに相談!?/常にチャレンジするシェイクスピア 付録:シェイクスピア年表/主要キャラ図鑑/おすすめ作品チャート

ユーザーレビュー

  • 14歳のためのシェイクスピア

    Posted by ブクログ

    大学生の頃、英文学を専攻し、卒論のテーマにシェークスピアの作品を選びました。旅行先の書店でたまたま見つけて、購入しました。本書は6つの章に分かれていますが、面白かったのは、「翻訳の時間」です。ここでは著者と翻訳家の松岡和子さんの対談が掲載されています。その中で、大学で、作品の原文、直訳、翻訳の3つを並べて、感想を書いてもらうという授業をしているとか、「マクベス」の、1623年に出版された本の原文を発見したことで、翻訳の一部を変えたという話があり、興味深く読むことができました。また、時間を作って、シェークスピアの作品を読みたいと思いました。シェークスピアが好きな人におすすめです。

    0
    2025年09月23日
  • 14歳のためのシェイクスピア

    Posted by ブクログ

    タイトルは14歳だが、ある程度
    シェイクスピアを読んだオトナの読者にも得るものあり。
    舞台で観たいと思った。

    0
    2024年12月22日
  • 14歳のためのシェイクスピア

    Posted by ブクログ

    シェイクスピアの入門書としてはもってこいですね。中学生に向けて書かれているので、誰でもとてもわかりやすくユーモアに描かれてます。そして、読みやすいです。
    シェイクスピアについてもっともっと知りたくなる本でした。
    何度も読んでシェイクスピアについて知りたくなりました。

    0
    2024年11月24日
  • 14歳のためのシェイクスピア

    Posted by ブクログ

    14歳の時の、自分はまさしく、シェイクスピアにハマっていた頃でした。人間の性を描いている、その言葉郡に魅了されていたのを、今までも覚えています。
    この本を読んで、またシェイクスピアを読みたくなりました。紹介されていた松岡和子さん訳の、全33巻を購入して、ワクワクしたいと思っています。
    14歳の皆さんも、ぜひ手にとってくださいね。

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    2024年11月12日
  • 14歳のためのシェイクスピア

    Posted by ブクログ

    14歳の少年少女を視野の中心に据え、シェイクスピアの楽しみ方へと導いてくれる本。もちろん大人が読んだってオッケーです。
    「ことば」「物語」「PLAY」「演出」「タイムトラベル」の5章構成、そして課外に「翻訳」。
    得意なことが定まっていなくても、誰でもどれかひとつは「これちょっとやってみたいかも」「自分にはこれが向いてるかな」と思えそうな入門書になっているところがステキ。

    悲劇は「全員死ぬ」、喜劇は「結婚してハッピー!」だいたいこれです、というざっくりにもほどがある説明。いや、いいです面白いのでまあ、どんどん行っちゃって。
    リチャード3世にぶつけられまくる「絶望して死ね!」パンチラインが強すぎ

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    2025年09月16日

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