無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「Most Likely to Succeed」を視聴して「High Tech High」のことは多少知っていた。海外にはこんな学校もあるのかと感銘を受けつつ、現場に戻ると今までの自分の仕事に戻っていた。理想郷のような存在だった。映画では語られていない部分が多く、特に5章の『「評価」を変えれば子どもも変わる』は、何度も読み返して今の現場に転用したい。あとがに書かれていた「教育は人生のための準備してではなく、人生そのものである」というデューイの言葉で締め括られており、「学校とは」「学びとは」改めてを考えさせてる一冊。目の前の子どもたちの学びを一番に考え、職員室、学校、保護者、地域とどう折り合いをつけていくかを模索していきたい。無理だとあきらめず、ワクワクしながら探究していきたい。
Posted by ブクログ
「探究」について知見を得るために手に取った一冊。
アメリカのチャータースクールであるハイ・テック・ハイでは「誰もが、人種や性別や、性的な意識や、身体的、もしくは認知能力にかかわらず、同じように価値ある人間だと感じることができること」という「公正」の実現を大切に教育活動が行われいる。その哲学は、決してぶれない。その「公正」を実現するために、授業ではルールに基づいた「批評」が行われていた。ここでいう「批評」は「審判」や「非難」ではなく、プロジェクトの質をあげるための「度重なる修正・見直し」である。
「批評」のプロセスを支える3要素
①優しく、具体的で、助けになる批評を行う
②コンテンツに対しては厳しく、人には優しく
③自分も話し、人も話せるようにし、すべての人の「声」が受け取られるようにする
そうすることで、物事を粘り強く、深く見ようとする目を育み、自分たちの未来を創っていくことにつながるのである。
作中には、「人の才能は天然資源と同じで探さないと見つからないし、表層に転がっているものではなく、才能が現れる状況を作り出すことが教育の役割であり、それぞれの個性に合わせた教育が必要」(ケン・ロビンソン卿)という言葉も紹介されており、心に留めたい一節になりました。
Posted by ブクログ
「結論から言うと」とか「大事なポイント一つだけ」といった言い方が嫌いである。昨今のビジネス現場では失敗しないような賢しさが求められ、短く言い切る方がデキるように見えるらしい。その結果、SNSやYoutubeにはいっちょ噛みの評論家コメントが溢れている。後知恵の正解主義、それらの根源は学校教育にあるだろう。
確かに日本の教育は、海外に比べても教わる知識量は群を抜いて多い。でもオイラが子どもの頃に習った知識は今や覚えていないし、えんどう豆がツタンカーメンの墓から発見されたのは嘘で鎌倉幕府は1192年に成立したわけではない。過去には○だったことが今では✕になるわけだから、価値観や常識だって変わっていくのが当たり前である。でも教育だけが変わっていないのだ。
探究学習はPBLとも呼ばれ、大学で教えていたときにはいくつかの講座も担当した。学内に閉じずに地域に繋がり、課題点を自分たちで見出していくといった内容は理想的だ。でも大学に進学している時点で、ある程度親の所得や教養といった知的資本に恵まれているわけで、こういった教育は偏差値の先ではなく、初等教育から取り入れるべきだろう。
世の中には答えのない事象の方が多いし、面白い。そして挑戦し失敗した人間には寛容だったり謙虚だったり、優しい社会を形成する上で重要な資質が身につくだろう。自分は失敗したくないけど失敗した人間は袋叩きするような、ポイズンな世の中を変えていくのは教育しかないのではないか。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用