すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
・気分を変える隙間を作る。
・信じなければ作るものも嘘になるから、自分がやる企画は誰よりも自分自身が信じることにしている。
・私が考えるクリエイティブディレクターとは、企業の人生までをもデザインし、未来のビジョンを見かける人のこと。
・不思議に思うからストーリーは生まれる。人がいろんなことを不思議に思わなくなったらストーリーは生まれない。
・自分がどんなものを作っても、いつの時代にどう見られるかで、作品の価値は変わっていく。長くいろんな人の想いや願い事が入っていって、誰かの手に渡っていったら、自ずと本物になっていく。
だからこそ、その為にも、作り手である私たちは、初めから本当の気持ちで -
Posted by ブクログ
シリーズ3作目、一番切ない展開だった。
本文中で問いかけられる。「犯人は探偵の敵なのか」。ミステリーの根幹が揺らぐような問いかけ。この問いかけが、ラストに効く。
過去2作以上に「邸」の構造が複雑で、ロジックも複雑、見取り図を何度も何度も見直しながら読み進めなくてはならず、サラッと読めるタイプの作品ではないが、一層、読みごたえを感じた。
そして、最後のトリックの鮮やかさ!
続編が楽しみでならない。
ちなみに、巻末には作者と綾辻行人さんの対談が収録されていたが、これがまたおもしろい!作者のデビュー作である『屍人荘の殺人』の創作エピソードには驚かされた。「才能」の一言で片付けては、産みの苦し -
Posted by ブクログ
主人公菖蒲の30代北京駐妻物語。
彼女の無敵感がすごい。夫になんでも買ってもらっているし、もちろん家事はしないし、遊びに全力投球!
その自信はどこからくるのかと思うが、本人も全くメタ認知ができていないわけではなく、どこでなら勝てるのか分かってやっている。無敵でいられるためのポジション選びは抜かりないく、潔いので気持ちが良い。
北京の異国情緒をあらゆる場面で感じられるのも良い。
インフルエンサーでいうところの妹尾さんに似た歯に衣着せぬ物言い。
本当は大事じゃないことに悩んだり、迷ったりしている自分って、大人なふりをしているだけなんじゃないかと気づかせてくれる一冊。
生命力が強い女って最高 -
匿名
ネタバレ 購入済み激動
国が滅ぶということは幾つかのアイデンティティを失うということであり、王の立場としてその決断を下すことはいかばかりか。
それを慮ることができる騰はだからこそ格好良いと思えますね。 -
Posted by ブクログ
昔はいろんなことに挑戦してたし周りにもそういう人がたくさんいたのに、この前みんなで会った時に自分含めみんな安定を求め始めていて、退屈な人生になってるなぁと感じた
内容的にはありきたりな本だけど確かに流されてるなぁと気づけて良かった
安定=幸せという洗脳から逃れるためには環境を変える(移動する、引っ越しする、インプットの質を変える)ことで選択肢を広げることが大事
会社を辞めることが人生最高の戦略、など結構断定的な主張が多くて完全には同意しかねるけど、
働く時間も人も場所も選べない、が本当に自分の人生にとっていいものなのか
自分はどんなキャラクターでいたいか
どんな情報に触れるべきか
など自 -
購入済み
ああ怖い
悪党は飽くまで悪党で
それでいて、普通の人が突如殺人者に変わる。
犯人とその動機が明かされると
まるで実在の事件のような気になってしまう。
やはりクリスティの小説は、
人物描写が素晴らしい。