すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
一言メモ、食事は、人生の、あの時間のしおり
お腹いっぱいになる内容のボリュームで、満足。事件の実行者と、同じ境遇で生きてきた人物、2人のそれぞれの立場から描かれた2部構成で、読みやすい。
食べ物がいくつか出てきて、読んだあとも、その食べ物や飲み物が、“あの時”のことだと印象づけてくれる。
自分のための事件が、星のためでもある事件となっていく…暁はどのタイミングから、星に好意を抱いて、事件を起こすことに対する強力な心の支えになったのか、読み返し。
暁の高校の先生が、団体でも教育者として勤めていて(おそらく、そうなんだと)、宗教の身近さが怖い。
まだ読書歴が浅浅の身分だからわからないけど、文学賞 -
Posted by ブクログ
※オーディブルで聴了
今回も静緒は格好よかった。自分の伝手や人脈、アイデアを駆使して仕事に邁進していく姿は爽快極まりなかった。自分の提案を形にしていくって本当に大変なことだし気力も体力も必要な中、頑張って奮闘している姿に元気をもらった。
今回の作品の中でよかったのは、ヤクザの愛人の珠理の話と桝家のお母様のお話だった。世の中の生きづらい人の視点や気持ちを偏りなく書いてくれていると感じたので嫌な気持ちにはならなかった。
この作中で出てくる人が自分の周りにもいてくれたら、良いのになと感じることもあった。
今回は、登場が少なかったが金宮寺のビシッとバシッと言う姿が好きなので次巻はもう少し登場回数が多 -
Posted by ブクログ
暇とは何かこう考えていくんだよー、で終わるのかと思っていたら結論もちゃんとあって、しかも納得できた。
読んでいく中で特に環世界の話は印象的だった。
時間や空間も人や動物で違う。太陽は太陽として捉えていない。人間でなかったらと思うと、それこそ当時生物?になってみないと分からない、真面目に行けるところまで行こうとしたら強力なサリエンシーになりそうだ。
勉強ってなんだろう?と時々考えることがあった。習ったことが全て自分の生活に役立つのか?違うよなという思いがあった。
本書は暇にどう対応して行ったら良いか、という筆者の問題定義に共感して読み始めた。
結論で第二形態の「人間を楽しむために」「勉強する -
Posted by ブクログ
ネタバレ共感に次ぐ共感。
健康であることは死活問題なのだ。こう書くとそれは誰にとっても同じことであるはずなのだが、虚弱にとってはより切実な問題なのである。そして著者の終電さんは虚弱であることをこの年齢で受け入れて努力されていて素晴らしい。
私は自分が虚弱であることを認められたのが中年になってから。それを受け入れられるまで、自分のことは怠け者であり努力のできない女であり、面倒くさがりであると思っていた。そして自分を責めることしかできなかった。そもそもの課題が己の体がもって生まれた体力と、体力に伴う気力の充実度合いによるのだとある日気づいてからは、この体質も含めて私なのだとやっと自分の人生に合点がいった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ精神的に追い詰められ、犯行に及ぶ選択しか出来なかった女性の苦悩を感じ辛くなった。厳しい環境で死を選ばず、これだけ耐えて生きてきたのだから、事件が起こる前にどうにか助けてあげられなかったのか、、、。
「嘘をつくことに慣れる」ことは、嘘をついてしまう環境に追いやられ、それが日常的に普通のこととなってしまうことだと思う。そんな人はこの世の中たくさんいると思う。ほとんどの人は嘘をつきたくてついている訳じゃないはず。本人にそのつもりは無くても嘘を強要してくる人は一定数いる。そんな人間から自ら距離を置く行動が出来れば良いが、出来ないのであれば、周囲にいる人が距離を置けるように助けてあげるべき。
母親が -
Posted by ブクログ
久しぶりに、懐かしい感覚で読めた小説です
主人公へ共感しながら、悪人への憎悪、ズルい奴への不快感、犯罪者への恐怖、浮つく恋心と、若かりし頃に、小説が一番に面白いんだって気持ちで本を読んでいた頃を思い出しました
たぶん読者の中で、千人に一人の「ふたり」を読んでいない者ですが、小説として、読み飽きずに最後まで読めました
プロの作家として、読める作品にするための、話の間や、予期しない展開、演出される状況は、すべて昔ながらの良さを感じました、それは懐かしい醤油ラーメンのようで、お家で食べるときにはハムがのっていた決まりきった良さでした 食べ慣れた味わいに、鮮度は関係なく、書店に併設されたCDショップの
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