大野和基のレビュー一覧

  • つながり過ぎた世界の先に

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    パンデミックの途中に購入した本。ジャケ買いのようなものだった。難解な内容のインタビューの翻訳ということだからか、文章が短く、砂を喰むような感覚が終止抜けなかった。デリダがハイデガーの弟子だとか、歴史が現代に繋がっている感じもしたが、途中、そんなの喋っていいのか?というほどご自分の多岐に渡る活動の自慢?が出てくるところを見ると著者は大丈夫かな?と不安になった。人間、そんなに色々な事に取り組めないよ、と。

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    2025年07月03日
  • アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃

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    トランプが大統領選で勝利する前に書かれた本だが、今の状況を理解するのにとても役に立つかな?

    と言っても、今や、毎日のように新たな行動、言行があるので、こういう本を読まなくても、十分、分かってしまうわけだが。

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    2025年05月28日
  • 時間・自己・幻想 東洋哲学と新実在論の出会い

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    本書は時間・自己・幻想という3つのテーマを置いて、「新実在論」を唱えるドイツの天災哲学者、マルクス・ガブリエル氏と作家で国際ジャーナリストの大野和基氏の対談形式から生まれた書籍である。哲学という響きからは理解が難しく、近寄り難い雰囲気が漂ってくるが、ガブリエル氏の様々な出来事や事例を挙げて明快な解答をしていく内容はわかりやすく、読みやすいものとなっている。とは言えベースは哲学であるから、ある程度頭をクリアにした状態(特に起きたばかり、朝の時間帯)で読む事を勧める。
    今回はその様なガブリエル氏の主張の中に西洋哲学だけではなく、「東洋哲学」が深く影響している点を詳しく説明している。とは言っても東洋

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    2025年05月25日
  • 時間・自己・幻想 東洋哲学と新実在論の出会い

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    今をときめくマルクス・ガブリエル氏の新著ということで購入。対談方式のため、氏のこれまでの本の中では読みやすいのだろうと思うが、まだまだ自分には氏が考える「新・実在論」を理解しきれていない。
    それでも、本書を通じて、分析に重きを置く西洋思想、心身の統合を重んじる東洋思想、それを融合させた思想を、これからの人間は考えていかなければならないということはぼんやり理解できた。特に、「瞑想」が大脳皮質の活動をむしろ低下させて、心身の働きを活性化させる点が東洋の伝統的な宗教の特徴という指摘は面白かった。

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    2025年05月07日
  • アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃

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    世界中の超一流の識者達のインタビューをまとめた新書が900円なんてディスカウントすぎる。
    めちゃくちゃ濃い内容だった。
    中でも印象的だったのがイアン・ブレマー氏とユヴァル・ノア・ハラリー氏。
    イアン氏は去年8月にこの本が刊行された段階で今の状況をほとんど言い当てている。すごいな。
    ユヴァル氏は視点が他と違う上に怖いくらい意見が鋭い。ぐうの音も出ない感じ。

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    2025年02月13日
  • アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃

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    戦後80年。民主主義も意味が分からなくなってきた今、アメリカを起点としてヤバくなってきたと感じさせる一冊

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    2024年12月06日
  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること

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    主に生物学に対するトピックをまとめた書。生物を専門とする人向けというよりは、専門ではない人間が生物のトレンドを知る際に有用な書という印象。
    クリスパー・キャス9により任意のゲノムの編集が可能になった今、その将来の展望について語ってくれる(倫理というよりは生物よりの視点)。
    また、進化論についても新しい視座を与えてくれる。生物は環境によって大枠を決定されていて、多様性は細部の偶発的な変異によるものと唱えるコケル氏と、環境への適応方法は多数あり、その適応方法が多様性を生んでいるという主張のロソス氏の対比は面白かったが、ロソス氏の意見に対するコケル氏の反論を聞きたかったところ。

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    2024年09月11日
  • 未来を語る人(インターナショナル新書)

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    知者が未来を語る本。新型コロナに関しては、後知恵でコメントを見てしまうので役に立たないが、パンデミックは新型コロナだけではなく、今後も起こり得るだろうなと思い起こしたり。それと、基本的には、各識者の著書をベースとした主張概論のためダイアモンドやセドラチェクなどは既に慣れた内容。ケイト・レイワースのドーナツ経済学は初見ながら、既存の概念を上手く例えただけ、という気がする。

    ー 私が感じるフラストレーションの一つは、我々は自分の直感に決断を導かせることがあまりにも多いということです。ここで明言しますが、直感的なレベルで言うと私は原子力発電を怖いと思います。確かに一九七九年にスリーマイル島原子力発

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    2024年09月07日
  • コロナ後の世界

    購入済み

    うーん

    もはやコロナ後ではあるが読み返した。さすがダイヤモンドの見解にはうなづいてばかり。対談本はいいんですよ

    #タメになる

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    2024年07月28日
  • わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学

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    難しく、理解しきれていないところも多いのですが、「家族」や「宗教」に関する説明が興味深かったです。

    他の本を読んで、この本に戻ってきて、というのを繰り返していくのが良さそう,と思いました。

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    2024年06月01日
  • わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学

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    Audibleにて。
    イグノーベル賞にあった惹かれ合う者同士の心拍や発汗の同期は、Zoomによる関わりでも起こりうるのだろうか?著者は、「他者を知るには相手の匂いを感じる必要がある」と述べる。五感(六感も含む)で知ろうとするからこそ同期は生じるのだろうか。
    実感としてはそちらのほうが強いな。電話のカウンセリングが一番抵抗感が強いのは 、分からないことが増えるからだしな。

    「他者の社会的な仮面を超えた所に人間性を見る必要がある」
     →これも我ー汝につながっていくものかな。自分ごとのように他者を考える…利他のためではなく、それが人間の幸福にとって必然だからそうする。社会的望ましさゆえでなく、そう

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    2024年05月02日
  • 民主主義の危機 AI・戦争・災害・パンデミック――世界の知性が語る地球規模の未来予測

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    2024年の年初にユーラシアグループが発出した「2024年10大リスク」のトップが「米国の敵は米国」というのが衝撃的であった。米国の分裂具合がどの程度にものか気になり、この本を手に取ってみた。
    この本は米国の分裂にフォーカスした内容ではないが、イアン・ブレマー氏以外の方々も米国の分裂状況についてコメントしており、想像以上であった。

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    2024年04月14日
  • 民主主義の危機 AI・戦争・災害・パンデミック――世界の知性が語る地球規模の未来予測

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    7人の世界のオピニオンリーダーとの対話の記録。1:7の対話だし、時期も微妙に異なるのでそれぞれの内容は独立したものと考えた方がよさそう。皆さん、民主主義の危機、権威主義国家の台頭、ポピュリスト政治の蔓延などに危機意識を持っておられるようです。あんまりいい解決策が出ているわけではありませんが、この本を契機に彼らの代表的著作を読んでみるのもいいかもしれません。

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    2024年03月24日
  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること

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    進化する未来にあたり
    科学者たちの考察や
    なにを動かしているのかを垣間見ることができる。

    でも、自分にとって
    何が有用なのか、知識を得てこの先へ進みたい
    といったことは
    本書では達成することは非常に難しい内容である。

    研究者たちの向くレールを知らないということは
    彼らの理解につながらないし
    紡いでいくこともできない。

    この「紡いでいく」という点で
    社会に役に立っていくことができるであろう著書。

    紡いでいくということは
    科学者のバトンをつなげていけることだから

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    2024年02月17日
  • 英語の品格(インターナショナル新書)

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    外国人から「お前の名前は?」と突然聞かれたら、日本語がよくわからない外国人だなと思いますが、日本語をそこそこ理解出来てるのに終始こんな感じだと、品がない人だなと感じるに違いありません。
    英語での会話も同様です。特に、ビジネスなどのフォーマルなシーンでは注意すべきです。
    本書は、今流行りのグロービッシュ(簡単な単語だけでとにかく通じればいい)では、下手をすると大事な顧客や人間関係さえ壊しかねない危険性を指摘しています。
    ってことで、日本人が間違いやすい言葉(suspect とdoubtでは真逆の意味になる)、差別を避けるポリコレ言葉、下品言葉の代替語(damn→darn、bullshit→gar

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    2024年01月08日
  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    ミラーワールドについてわかり易く説明。
    私の頭では理解し難いが、素晴らしい世界だと実感。
    総じて、楽感的なのは共感できる。

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    2023年12月27日
  • 未来を語る人(インターナショナル新書)

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    <目次>
    はじめに
    第1章ジャレド・ダイアモンドいま人類が直面する危機
    第2章ブランコ・ミラノビッチ2つの資本主義が世界を覆う
    第3章ケイト・レオワース世界中の人をドーナツの中に入れる
    第4章トーマス・セドラチェック倫理と経済、どちらが先か
    第5章レバッカ・ヘンダーソン資本主義を再構築する
    第6章ミノーシュ・シャフィク社会契約をつくり出す
    第7章アンドリュー・マカフィー資本主義は脱炭素化する
    第8章ジェイソン・ムーア生命の網のなかの資本主義
    あとがき

    機関紙”kotoba”(集英社)の2021冬~2022秋まで8回
    のインタビュー記事の完全版。大野氏のインタビュー。

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    2023年10月24日
  • ウクライナ危機後の世界

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    ウクライナ危機後の世界
    以前読んだウクライナ紛争とは別の論考で非常に興味深い論考でした。
    特に印象深いのはこのウクライナ紛争が民主主義の衰退を表している、コロナとウクライナ紛争による脱グローバリゼーション
    、世界的インフレなど今問題になっていることが取り上げれている。また国際政治情勢も非常に理解できます。
    ただ、一つ驚きが結構日本を美化しているのはちょっと驚いてます。
    ここにかかれている今後起きる問題を日本の政治家や日本人がどれだけ理解しているかが心配です。
    ここにあげられている方はかなり有名なので、興味ある方は読むことを薦めます。
    私はジャックアタリの本は結構すきです。

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    2023年09月14日
  • つながり過ぎた世界の先に

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    日本人のインタビューアによる、マルクス・ガブリエルのインタビュー。audibleで聴く。

    ウィルス学者が統治してはいけない、力を持っていけない、というのは、本当に良い意見であると思う。日本のコロナ対策は、専門家チームをまとめる尾身会長がかなりの発言権を持ってしまった。そのことが、東京オリンピックを史上初の無観客によるオリンピックにしてしまった。このときに、日本にマルクス・ガブリエルのような人が、専門家チームの意見が力を持つような状況に声をあげて議論をしていけば、無観客を避けられたかもしれない。そういったことを考えてしまう。

    トルコをEUに加盟させないのは、EUの最大の過ちという。なるほど。

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    2023年09月11日
  • わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学

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    わかりあえない他者と生きることを主義、考え方について突き詰めたわかりづかくはない哲学の本だったなぁと思います。マルクスガブリエルは好きで何冊か読んでおり、倫理資本主義という考え方もすごくいいなと思っています。一方で、マザーテレサはもっと人生を楽しむべきだった。彼女はそうではなかったと思うという話が出てきましたが、それは本人に聞いてみないとわからないのではないかなぁと思いました。作中断言されることが間々出てきますが、私はこれが解です。というよりもものごとはコインのように裏表があり、シーソーのように絶えず揺れ動いていて時代や環境や感情によってあらゆるものは常に変化しているのかなと思います。そうであ

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    2023年08月25日