大野和基のレビュー一覧
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人工知能と格差を主題にインタビューしたもの。ダイアモンド、ハラリ、コーエンがよかった。
民主主義は、人類が直面している難題を処理する能力を失いつつある。テクノロジーの進展によって経済や社会が変化するスピードが加速しているため、有権者も政治家も、世界で何が起きているのか、将来どうなるのかを理解することができなくなっているため(ハラリ)。
テクノロジーが多くの格差をもたらし、多くの人が取り残された。テクノロジーの直接の恩恵を受けている人の生産性は向上したが、その範囲は限られている(ダニエル・コーエン)。
ベーシックインカムは、何が不可欠でいくら必要なのかを決めるのが難しく、コンセンサスを得ることができない。また、すべての国は貿易でつながっており、発展途上国は単純労働に依存しているが、他国の労働者に払うべきかという問題もある(ハラリ)。 -
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アルクのサイト(GOTCHA!)で、この方のコラムを読んで、興味を持ちました。書いてあることは、そのコラムとほぼ同じでしたが、もっと細かく網羅されていて、でもしゅるしゅるーっと読めてしんどくなくて良かった。通勤時などの空いた時間に気軽に読む本としておすすめします。
著者の言う「英語圏の人が書いたものをテキストにした方がいい」というのは、実際に私もつくづくそう思います。
文法ですら、英語圏の人が英語学習者用に英語で書いたものの方がはるかに私には分かりやすいです。
特に時制。私の学生時代の時制の教え方はひどかった。日本語の発想がベースになった教えられ方で、まったく意味不明でした。今の子たちは違う方法で教えられていると信じたいです。(知らないけど)
仕事で毎回ちょっとしたしょーもない連絡文書を書くだけでも英英辞書でニュアンスの違いやフォーマル度を調べまくりなので、もっと早い段階で、この本が言っているようなことが重要だと知っていればなぁ、とすごく思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレクルーグマンで、言っていることはクルーグマンだから変わんないんだけど、なんかインフレターゲットというか、健全なインフレってのが何を意味するのかやっとわかった。クルーグマンのすごいところは、(だめなところも多分おんなじなんだろうけど)経済の成長ということを疑わないところ。普通にうまくやってれば経済というのは未来になればよくなる。なぜなら生産性が上がるから。ってところ。ここは動かない。インフレーションによって現金の価値が下がるということは経済の縮小を意味することはない(彼にとっては)なぜなら健全な経済であれば成長する。ということは、4%のインフレをターゲットにすると、経済活動のうちの4%(+成長部分)は新しい産業やセクターによって入れ替えられるということ。その入れ替えによって世の中がよくなるっていうことだと思う。
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Posted by ブクログ
ノーベル経済学賞を受賞した、ポール・クルーグマン氏の著書。大変、分かりやすかったです。アベノミクスに対しては満足げな感じです。デフレよりも、インフレの方が良いと言う点が、根底にあります。そして、継続的に実施するという政府の姿勢と、財政緊縮でなく、金融緩和が大切だという。消費増税もいけないとのこと。
デフレの方が、手持ちの現金の価値も上がるし、資源も安くなると思ってきましたが、適度なインフレも雇用への貢献や金利低下による政府債務の削減に貢献すると知りました。結局、デフレでもインフレでも、きちんとした政策を取り、実施する仕組みが必要かなと感じました。中途半端が一番駄目ですね。
他にも、アメリカのシェールガス革命や、中国、ブラジル、EUについても少しずつ触れています。平時でない時には、学者出身の人が日銀などのブレーンになるべきだと言うのは、官僚出身の人が多く頂点についてきたことを考えると新鮮でした。