作品一覧

  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること
    3.0
    1巻880円 (税込)
    ●遺伝子学・宇宙科学・AI……科学は人類を何処へと誘うか? ●最新科学の研究がもたらす「新たな人類の進化」とは? ●8名の科学の権威が語る、ポスト・ヒューマン世界の展望! ピンポイントでゲノム情報を改変する「クリスパー・キャス9」でノーベル化学賞を受賞したジェニファー・ダウドナ氏や、「人生200年時代」の到来をうたうデビッド・A・シンクレア氏など、一昔前ならSFの世界だったような事象が、いま現実の世界で実現されようとしている。しかし、科学の発展がもたらす「人類の新たな進化」には、大きな思想的・哲学的問題が立ちはだかる。古来より不変の自然の理を超え、人為的に達成される進化を、人類はどのように認識すべきか。そもそも、ヒトが現代の「知性のあるヒト」になったのは必然か、偶然か――。世界の科学者8名が語る、これからの進化論と、ポスト・ヒューマン世界の展望。
  • なぜあの人のジョークは面白いのか?―進化論で読み解くユーモアの科学
    3.5
    ユーモアは最強の生存戦略であり、笑いは最強の武器である。 人を魅了し、人間関係を円滑にし、いかなる苦難をも「笑い飛ばす」力が、ユーモアにはある。 笑いたいという欲求は世界共通であり、あらゆる人たちが笑う。 しかし、ものすごくウケるジョークがあれば、まったくウケないジョークもある。 何を言っても面白く聞こえる人もいるのに、何を言ってもつまらなく聞こえる人もいる。 本書では、大昔から伝わる古びないジョークや、 鋭いウィットに富んだ政治や社会を風刺する現代のジョークまで、 100以上の傑作ジョークを紹介しつつ、 エディンバラ大学の進化生物学研究所教授が、 「間違いと不調和の解消」という、進化がもたらした「笑い」の本質に迫る。 ・笑いはなぜ、どのように誕生したのか? ・笑いは何の役に立っているのか? ・なぜ芸人はモテるのか? ・面白い人は知能が高いのか? ・なぜ笑いは伝染するのか? ・文化によるユーモアの違いとは? ・ユダヤ人のユーモアセンスの由来とは? あなたのジョークを洗練させ、あなたを人気者にする(かもしれない) ユーモアセンスを磨くための必読書! 「ジョナサン・シルバータウンはユーモアの進化についての、滅法面白い、博識で抱腹絶倒の作品を書いた」 ーーフィオーナ・キャップ(シドニー・モーニング・ポスト) 「本書でジョナサン・シルバータウンは、世界で最も古いジョークを数多く紹介し、最新の科学で解説する。また、文化によるユーモアの違いや類似性も明らかにする……知的な作品である」 ーーロス・フィッツジェラルド(スペクター・オーストラリア) 「面白い本だ。男も女も、みんな本書を楽しめるだろう」 ーーサンデータイムズ

ユーザーレビュー

  • なぜあの人のジョークは面白いのか?―進化論で読み解くユーモアの科学

    Posted by ブクログ

    笑いがおきる仕組みを解説するだけではなく、笑いを哲学・進化論的に考えて、なぜ笑いが世の中に必要だったかを解説しているのが楽しかった。
    笑いへの捉え方が少し変わった気がする。

    0
    2021年06月06日
  • なぜあの人のジョークは面白いのか?―進化論で読み解くユーモアの科学

    Posted by ブクログ

    ジョークは、人間が生きて行く上での薬にもなれば、毒にもなる取り扱い注意のものだ。




    「ユーモアと心」では、ユーモアの中で人を笑い者にするものが多い。ポイントは優越感を抱かせるだった。誰も自分がかわいいからなあ。




    「分かっちゃいるけどやめられない」のが「笑いとセックス」だった。ユーモアは、異性に対して自分をよく見せる道具になる。人間がいる限りなくなることのない笑いの1つだ。



    「ジョークと文化」では、ユーモアがうさ晴らしの手段になる場合として、反体制的なジョークを取り上げている。押さえつけられているとユーモアを言いたくなるようだ。




    ソビエト時代のロシアの地下で広まったジ

    0
    2021年05月16日
  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること

    Posted by ブクログ

    主に生物学に対するトピックをまとめた書。生物を専門とする人向けというよりは、専門ではない人間が生物のトレンドを知る際に有用な書という印象。
    クリスパー・キャス9により任意のゲノムの編集が可能になった今、その将来の展望について語ってくれる(倫理というよりは生物よりの視点)。
    また、進化論についても新しい視座を与えてくれる。生物は環境によって大枠を決定されていて、多様性は細部の偶発的な変異によるものと唱えるコケル氏と、環境への適応方法は多数あり、その適応方法が多様性を生んでいるという主張のロソス氏の対比は面白かったが、ロソス氏の意見に対するコケル氏の反論を聞きたかったところ。

    0
    2024年09月11日
  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること

    Posted by ブクログ

    進化する未来にあたり
    科学者たちの考察や
    なにを動かしているのかを垣間見ることができる。

    でも、自分にとって
    何が有用なのか、知識を得てこの先へ進みたい
    といったことは
    本書では達成することは非常に難しい内容である。

    研究者たちの向くレールを知らないということは
    彼らの理解につながらないし
    紡いでいくこともできない。

    この「紡いでいく」という点で
    社会に役に立っていくことができるであろう著書。

    紡いでいくということは
    科学者のバトンをつなげていけることだから

    0
    2024年02月17日
  • なぜあの人のジョークは面白いのか?―進化論で読み解くユーモアの科学

    Posted by ブクログ

    結局書名の問いの答えはよく分からなかった。翻訳物なので当たり前だけれど、ジョークの例が外国仕様なので、頭では理解できるけれど、面白さがあまり伝わらず残念。

    0
    2023年05月06日

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