ジョークは、人間が生きて行く上での薬にもなれば、毒にもなる取り扱い注意のものだ。
「ユーモアと心」では、ユーモアの中で人を笑い者にするものが多い。ポイントは優越感を抱かせるだった。誰も自分がかわいいからなあ。
「分かっちゃいるけどやめられない」のが「笑いとセックス」だった。ユーモアは
...続きを読む、異性に対して自分をよく見せる道具になる。人間がいる限りなくなることのない笑いの1つだ。
「ジョークと文化」では、ユーモアがうさ晴らしの手段になる場合として、反体制的なジョークを取り上げている。押さえつけられているとユーモアを言いたくなるようだ。
ソビエト時代のロシアの地下で広まったジョークを取り上げている。
政事をネタにしたジョークのコンテストの開催が発表された。
第3位 懲役10年と全財産没収
第2位 独房監禁15年
第1位 禁固25年
ジョーク1つ言う自由もない社会だったのがよく分かる。
自由がないと言えば、やりたい放題の権力者が支配する中国だ。2013年、習近平主席をあのくまのプーさんに似ているとやゆするネタが広まった。2018年には中国政府はくまのプーさんの最新作を上演禁止にした。
器の小ささがよく分かる。権力者は笑われてなんぼと思わないとやっていけないよ。アメリカの大統領がいい例だ。
ユーモアは、良いこともあれば悪いこともあるので、使い方には注意だな。