作品一覧

  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること
    3.0
    1巻880円 (税込)
    ●遺伝子学・宇宙科学・AI……科学は人類を何処へと誘うか? ●最新科学の研究がもたらす「新たな人類の進化」とは? ●8名の科学の権威が語る、ポスト・ヒューマン世界の展望! ピンポイントでゲノム情報を改変する「クリスパー・キャス9」でノーベル化学賞を受賞したジェニファー・ダウドナ氏や、「人生200年時代」の到来をうたうデビッド・A・シンクレア氏など、一昔前ならSFの世界だったような事象が、いま現実の世界で実現されようとしている。しかし、科学の発展がもたらす「人類の新たな進化」には、大きな思想的・哲学的問題が立ちはだかる。古来より不変の自然の理を超え、人為的に達成される進化を、人類はどのように認識すべきか。そもそも、ヒトが現代の「知性のあるヒト」になったのは必然か、偶然か――。世界の科学者8名が語る、これからの進化論と、ポスト・ヒューマン世界の展望。
  • 生命進化の物理法則
    4.0
    生物の形や行動はすべて物理法則に支配され、決められていることを明らかにする画期的な科学本。DNAや細胞などのミクロから動物の生態、人間と地球外生命までを科学で解き明かす。
  • 生命進化の物理法則

    Posted by ブクログ

    前半退屈すぎて読むのやめるところだった。特にP = F / Aという圧力の法則をもちだして、「モグラの体は見事に地中生活に適応している!動物の体の構造は物理法則に支配される!」みたいな話。P = F / Aが関係するのどこやねんと。爪のことを言ってるのか?結論ありきで物理の話をねじ込んでるようにしか見えない。
    そもそも地中を掘る哺乳類がどれだけいるか知ってるのだろうか。ガチでそういう話するなら、ハダカデバネズミやミーアキャットやプレーリードッグやウォンバットやカモノハシやツチブタの体を比較して、「彼らがすむ土はこういう性質だから掘るのにこういう手のかたちが適していて…」的な話までもっていってほ

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    2023年08月23日
  • 生命進化の物理法則

    Posted by ブクログ

    生物の進化は完全なランダムでなく、物理法則の制約の中で進化してきた、というもの。確かな足が3本や5本の生物はいない。そう考えてみるとよく言われる遺伝子以上で生まれた個体が環境に適応し生き延びて進化した、という話は無理があると思えてきた。
    本書では、物理法則から生物を考えると地球外の生命体も同じような法則で生まれているのではないかと言う。夢のある話だ。
    他には水や炭素、窒素の世界ではなく、他の物質に支えられた生物もいるのではないかという考察は興味深い。深海魚や極寒の生物を見れば可能性はあるように思えてくる。

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    2023年06月08日
  • 生命進化の物理法則

    Posted by ブクログ

    生命が無限のパターンから淘汰/進化によって現在に至ったと思っていたが、多様性はあるもの物理法則によってパターンがかなり限定されていたという話。宇宙レベルで拡張すると仮にどこかで生物が存在したとして、それが突拍子の無いものではなく、地球上の生物とかなり類似点がある(=物理法則に制約される)ことが想像できる。生物学と物理学の融合によって研究が進んでいることに心が躍らされる。

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    2020年12月13日
  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること

    Posted by ブクログ

    主に生物学に対するトピックをまとめた書。生物を専門とする人向けというよりは、専門ではない人間が生物のトレンドを知る際に有用な書という印象。
    クリスパー・キャス9により任意のゲノムの編集が可能になった今、その将来の展望について語ってくれる(倫理というよりは生物よりの視点)。
    また、進化論についても新しい視座を与えてくれる。生物は環境によって大枠を決定されていて、多様性は細部の偶発的な変異によるものと唱えるコケル氏と、環境への適応方法は多数あり、その適応方法が多様性を生んでいるという主張のロソス氏の対比は面白かったが、ロソス氏の意見に対するコケル氏の反論を聞きたかったところ。

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    2024年09月11日
  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること

    Posted by ブクログ

    進化する未来にあたり
    科学者たちの考察や
    なにを動かしているのかを垣間見ることができる。

    でも、自分にとって
    何が有用なのか、知識を得てこの先へ進みたい
    といったことは
    本書では達成することは非常に難しい内容である。

    研究者たちの向くレールを知らないということは
    彼らの理解につながらないし
    紡いでいくこともできない。

    この「紡いでいく」という点で
    社会に役に立っていくことができるであろう著書。

    紡いでいくということは
    科学者のバトンをつなげていけることだから

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    2024年02月17日

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